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クルミットです♪
北方で猛威を振るうオンエキ(疫病)との闘いが続くなか、ホジュンたちは必死に治療法を探していました。わずかながら解決の糸口を見出したものの、発見が遅れてしまったことから多くの命が失われる結果に。思わず胸が痛むエピソードでしたね。また、ドジの帰還やペチョンスの動向など、人間模様もさらに複雑になってきています。
それでは93話を一緒に見ていきましょう!
ホジュン 93話のあらすじ
疫病が蔓延する地域へ派遣され、医師たちとともに対策に奔走するホジュン。最初はまったく歯が立たない状況でしたが、彼らは情報を整理しながら、少しでも治療の手掛かりをつかもうと必死に知恵を絞ります。そんななか、若い医女のチェソンがついに感染し、命を落としてしまいました。
チェソンは極度の恐怖から病を遠ざけようとしていましたが、その心情がかえって感染リスクを高めてしまったのかもしれません。恐怖が人を蝕むという事実が、あらためて胸に響きます。
チェソンの死にショックを受けながらも、ホジュンは同僚たちと協力して新しい治療法を模索。すると、ヒントをくれたのは“ドルセ”という男で、かつての経験から「梅(マシル)が効くかもしれない」という情報をもたらします。
試してみると、実際に梅の効果が確認され、治療に一定の成果が見られました。しかし、それが分かったのは大量の犠牲者を出したあと。「もっと早く気づいていれば…」という後悔の念がホジュンや医師たちを苦しめます。
私自身、たった数日の“遅れ”が多くの命を左右する重さに、言葉を失いました。まさに“タイミング”がいかに重要かを痛感させるエピソードでした。
一方、都に戻ってきたドジは、再びホジュンをライバル視する態度を露わにします。母オ氏の病を治してもらったことについてお礼を言うどころか、「自分は二度と負けない」という意地を見せるばかり。ホジュンが疫病を食い止めた手柄で評価を上げるなか、ドジは「運が悪かったのは自分だ」とばかりに、不満を募らせているようです。
ドジの母オ氏は、ホジュンへの感謝を見せていただけに、ドジも和解の方向へ進むかと期待していましたが、当の本人はまったく違う考えだったようですね。
そんななか、ペチョンスも依然としてホジュンの過去の罪を追及するタイミングを狙っていました。ところが、疫病対策が成功し、王からの評判が高まっている状況では、今すぐに行動を起こすのは得策ではないとも考えている模様。
実際、王は疫病対策に尽力したホジュンを高く評価し、誉れの言葉をかけます。周囲の人々が歓喜に沸く一方で、ペチョンスの表情には複雑な色が浮かびました。
罪は罪と断じる一方で、ホジュンの功績を無視できない――ペチョンスの揺れる心情が伝わってきました。
ホジュン 93話の感想まとめ
今回、梅(マシル)の処方で疫病に打ち勝つ糸口が見つかったのは喜ばしい反面、そこへ至るまでのタイミングが遅れたせいで多くの尊い命が失われてしまいました。医療の現場で“あと少し早く気づいていれば…”という後悔は痛切ですね。
医師としては成功といえるけれど、失われた命があまりにも大きい――やるせない思いに胸が痛みます。
また、ドジの態度からも分かるように、人間関係の軋轢はまだまだ続きそうです。ホジュンがどれだけ患者を救おうとも、ドジは“運”や“タイミング”を怨むばかり。結局、今回もすれ違いが解消されることはありませんでした。
さらに、ペチョンスの捜査がいつ動き出すかも気がかりな点です。疫病の治療で称賛を浴びたこのタイミングこそ、ホジュンにとって絶好の“出世”のチャンスにも思えますが、過去の罪が暴露されればすべてが台無しになりかねません。次回はその部分が一気に動きそうで、見逃せない展開が続きますね。
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