韓国ドラマ-サイムダン-師任堂-あらすじ-1話-2話-3話-の想付きキャスト情報をネタばれありで!
キャスト情報など、最終回までの感想を全話配信します。
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クルミットです♪
現代と500年前とがリンクしながらストーリーが進んでいきます。
最初、サイムダンの美人画を描いているイ・ギョムの姿が出てきます。
その美人画が現代の美術史の勉強でサイムダンそっくりの非常勤講師ジユンが講義している場面に移ります。
500年前と現代が描かれた絵を通して繋がっている・・・そう思わせる場面です。
恵まれた生活と思われたジユンの生活が、あることで一気に崩れます。
余りに理不尽なことに、困り果てるジユン。しかし、その時ジユンにある出会いが
訪れます。不思議な縁で導かれ、ある絵を発見するジユン。
ここからジユンの不思議な体験が始まるのです。
いえ、本当は出会うべくして、すべての事は起こっているのかも・・・。
【サイムダン】ネタバレあり
サイムダン 色の日記 第1話
― 500年前 ―
中世の外国の城・・・。イタリア。外は夜。稲光と雷が轟いている。
楽団の調べ。パーティが催されている。
螺旋状の階段を食事を持って上るメイド。
ドアの前で開けてくれるように叫ぶ。
中にいる男は返事一つせず、髪を振り乱し、大きな窓から入る月明りと幾本の
灯した蝋燭だけで、何やら取りつかれたように絵を描いている。
一人の女性。美しい姿。彼の中にある女性の面影を紙に描いている。
彼の名はイ・ギョム(ウィソングン=宜城君)。
–現代–
大学の美術の講義。朝鮮初期の王族画家イ・ギョム。
彼の作品や作風、ギョムの生涯を講義するのはソ・ジユン。非常勤講師。
次にスライドに映る絵は、シン・サイムダンの絵。
講義を終えたジユンはどこかの家のトイレと格闘している。
どこ?自分の家?違うみたいです。
教授に昇格してもらうため、大学のミン・ジョンハク教授の家事など
身の回りのことまで10年もお世話している。
そんなジユンによやくミン教授(=ミン学部長)がアン・ギョン作「金剛山図」
の論文を書くように言われるジユン。
500年ぶりに見つかった正規の発見といわれる真作。
この論文を任されるということは
教授になるチャンスをもらえたということ。
ジユンはミン教授に感謝して、論文に取り組むことにする。
大学では解雇を撤回するように抗議デモが行われている。
先頭に立っているのは、ジユンの後輩のハン・サンヒョン。同じ非常勤講師だった。
ジユンはデモを横目に大学に入る。気持ちは論文の事でいっぱいだった。
ミン教授の大学の部屋。
奥の部屋には「金剛山図」。
ミン教授が鑑定して、真作として見つけたものだ。
調べを進めるが、ジユンは違和感を覚える。
自宅からの電話。親戚がもう集まっているとのことに慌てて帰る。
家では義母と息子、親戚が集まっていた。
ジユンの夫は韓国でも有名なファンドマネージャー。
独立後の投資会社も順調な様子。
今日は忙しくて顔を出せないという。
義母はとても優しく、ジユンとの仲もよさそうだ。
ジユンに教授になる前祝に、素敵なデスクをプレゼントする義母。
ジユンは嬉しくて、義母に喜びを伝える。
今が最高に幸せな瞬間。
ソン・ギャラリーの一室にソン・ギャラリーの館長のソン・ミギョンとミン教授。
アン・ギョン作の「金剛山図」は業界、政界、経済界でも注目の的。
ソン館長はミン教授に、本当にこの作品は1点だけなの?と問う。
ミン教授は、作品の信憑性を話す傍ら、ソン館長に自分の国宝級の作品を
見つけたことへの代価をお願いする。
ソン館長の夫はソンジングループの会長だが、大学の理事長もしている。
しかし、理事長としての業績は甚だ遺憾なものである。
ミン教授はこの後釜を狙っている様子。
金剛山図の発表を成功させることが、すべての望みに繋がるということだ。
自宅で金剛山図を調べるジユン。
調べれば調べるほどに、作品がアン・ギョンの時代と一致しない、筆遣い、墨の線など
真作とは思えない部分が多い。
自宅に夫あてに銀行から電話が入る。
余り、深く考えず、電話を切るジユン。
帰宅した夫に電話の事を伝える。夫はそのことに返事をしない。
しかし、何かしら夫の会社に問題が起こっている・・・?
ベッドに入る際、今度の日曜、ジユンがイタリアのボローニャに行くことを
伝えると、夫ミンソクは今更知ったのか、ジユンの会合に異を唱える。
ウンスの運動会がその日にあるからだ。
前もって話していたのに、今更頭を抱える夫に、ちょっと腹を立てるジユン。
一応、ジユンは運動会を親友に見に行ってほしいと事前に頼んでいる。
アン・ギョン作「金剛山図」の発見と意義と題された大きなスライドが壇上に
掲げてある会場。
たくさんの人がこの作品の発見に興味を持って、会場に訪れている。
そんな人たちの前で発表をするジユン。
金剛山図を発見に至った経緯を話すミン教授。
意気揚々と語る彼の姿を見つめる一人の青年。
ミン教授に大学を解雇された非常勤講師ハン・サンヒョンだ。
サンヒョンが徐に立ち上がり、ミン教授に質問する。
サンヒョンは発見された金剛山図が、どうしても真作とは思えない点を
指摘する。
この点はジユンも疑問に思っていたことと一致する。
サンヒョンはジユンにも質問する。
ミン教授の弟子としてではなく、学者として本当に真作だと思うかと・・・。
ジユンは疑問を指摘され、すぐに答えられず、
「よく分かりません。」と言ってしまった。
会場は、この一言で真作に疑惑が持ち上がったと大騒ぎになる。
ジユンはこのことで、折角の教授への道が危ぶまれる。
挽回するために、イタリアのボローニャでの学会にミン教授の助手として
出席する。
しかし、そこでミン教授の汚い手にまんまと引っ掛かり、その場で解雇されてしまう。
イタリアのボローニャで突然放り出されてしまったジユン。
町中を呆然と荷物を抱えて歩くジユン。
裏通りで路上で雑多なものを売っているところで、偶然一冊の日記を見つける。
そこからジユンはある古い邸宅に行き、自分そっくりの古い絵を見つける。
美人画である。イ・ギョムが描いていた絵である。
ジユンは美人画と日記を何かに導かれるように持ち帰るのだった。
サイムダン 色の日記 第2話
イタリアから帰国したジユンは、ミン教授の策略で大学を解雇される。
そこに加えて、夫ミンソクの会社も大変なことが起こっていた。
ミンソクが濡れ衣を着せられ、失踪。
ジユンは義母と息子の3人で今までとは一転、狭いアパートに移り住むのだった。
ジユンはその中で、持ち帰ったサイムダンの日記を調べるためにヘジュンに連絡する。
親友のヘジュンは古美術の修復を仕事にしている。
ヘジュンに美人画と日記を見せると、美人画がジユンにそっくりだと驚くヘジュン。
ヘジュンはこの美人画はサイムダンの肖像画だろうと言う。
日記は汚れが酷く、修復するのに時間がかかりそうだ。
しかし、その日記に「金剛山図」の文字が見て取れ、アン・ギョンの「金剛山図」
に関することが書かれていると直感するジユンとヘジョン。
ミン教授の発見した金剛山図が偽作であることを証明するために、ジユンは
日記と美人画を調べることを心に決める。
夜、ヘジョンから日記の一部が解読できたと連絡が入る。
–500年前 朝鮮–
少女のサイムダン。
サイムダンは、安堅(アン・ギョン)の金剛山図の絵を見たさに、他人の家の壁をよじ登り、
家に入り込む。(イ・ギョムのお世話になっている叔母の家
そこで、イ・ギョム(ウィソングン)とサイムダンは出会うのだった。
イ・ギョムはサイムダンの落とした画集(スケッチブック)をみて、驚く。
ギョムはサイムダンの家に金剛山図を持って訪ねる。
サイムダンの父シン・ミョンファはその絵を見て、サイムダンも呼びます。
見たくて仕方なかった金剛山図を見て感動するサイムダン。
ギョムはサイムダンの画集を返す。
色の出し方で悩んでいたサイムダンにギョムは色の調合の仕方を手ほどきする。
二人は絵を描くことが好きで、二人は色んな所に絵を描きに出かける。
距離が縮まり、お互い惹かれあうのに時間はかからなかった。
現代
ジユンは夫ミンソクと密かに落ち合うことになる。
そこで、なぜ姿を消さないといけなかったか理由を知る。
手がけていた投資がロシアのマフィアが絡んでいたため、追われるまでになってしまったのだ。
とにかく、今をどうするか二人は語り合い。帰る途中に事故にあいジユンは意識不明となる。
–500年前 朝鮮–
目を覚ますとジユンは韓服を着ていた。
どこかの家に入ると、皆が自分に向かって「お嬢様」と呼びかける。
ジユンはなぜか朝鮮時代のサイムダンとしてそこにいた。
戸惑うジユン。自分の子供たちと共にいる。
促されるままに家の門を進む。
どうやら父の命日が催されるために帰宅した様子。
自宅への途中大人のイ・ギョムとすれ違うが、サイムダンであるジユンは彼に
気が付かないでいた。
素通りされたギョムは傷ついたような表情を見せ、うつむく。
ジユンは家に入ると、そこにアン・ギョンの金剛山図を見て驚く。
その金剛山図にアン・ギョンの別名「池谷可度」の文字を見つけるジユン。
そこに、現代の夫のミンソクの声が耳に聞こえ、現代に戻るジユンだった。
–現代–
何ともないと夫ミンソクの言葉に耳を貸さず退院してしまうジユン。
別れ際に、夫に離婚届を手渡される。
へジョンから日記の内容が分かったと連絡が入る。
ヘジョンが電話で読んで聞かせる内容は、今自分が眠っていた間に体験してきた
ことと一致していることに驚くジユン。
へジョンと日記の内容を解明しようとするが、漢文は専門外のジユン。
知り合いを訪ね、解読を頼むがミン教授に逆らうことに恐れを抱き、
誰もジユンの手助けをしようとしてくれない。
そんな時、自宅のアパートに戻る途中、サンヒョンの姿を見つける。
そこで、近所の人に漢文を教えているサンヒョン。
ジユンは恐る恐るサンヒョンに日記の一部を読めるか聞いてみる。
サンヒョンは簡単に読み解いてくれた。
内容は自分が体験した不思議な夢の内容と一致していた。
–500年前 朝鮮時代–
大人のイ・ギョム。
どこかの妓楼にいた。女たちの体に筆で何かを描いている。
そこに彼の甥がやってくる。
ギョムの大叔母が今度こそギョムに結婚をさせようとしていた。
20年ぶりの江陵へ帰省したギョム。
サイムダンの母は父の命日で帰省しているサイムダンに絶対に知られないように
周りに口止めしています。
ギョムはサイムダンへの思いを未だに立ち切れずにいる。
なぜ、二人は一緒になれなかったのか・・・。
サイムダン 色の日記 第3話
500年前 –朝鮮時代—(サンヒョンの解読するサイムダンの日記)
まだ若いギョムとサイムダンの二人。
二人は山に登り、そこから見える景色を写生する。
ギョムはサイムダンにプロポーズする。
サイムダンは小さくうなずき、死ぬまでにはあの絵の金剛山に行ってみたいと
ギョムに言うのだった。
しかし、当時金剛山は女人禁止だった様子。夢が叶えられるか難しい
ギョムはそんなサイムダンに必ず行こうと約束する。
サイムダンとの婚姻申し込みの書を中宗に断られてしまい、自分で書いてサイムダンの
両親を訪ねる。
返事はすぐにはもらえず、後日答えると言われ、気落ちするギョム。
中宗はギョムの婚姻の書を断るが、どんな女人か気になり、密かに訪ねる。
そこで、ギョムにあげた金剛山図を模写する少女サイムダンに出会う。
本物の金剛山を見たことも登ったこともないから心がこもらないと愚痴るサイムダン。
なぜ女は金剛山に登れないのかというサイムダンに、中宗は
「いつか夢がかなうことを祈っている。」と楽しそうに答える。
そんなサイムダンを塀越しに除く男。
科挙をうけるといって何日も居座っているイ・ウォンスだった。
サイムダンの家に宿泊をする中宗。その家の主が、かって自分を守ってくれた
シン・ミョンファであることに気が付く。そして、一編の漢詩を残して立ち去る。
その詩を見たミョンファは、その詩を書いた旅人が中宗だと気が付き、後を追います。
遠くから、中宗に忠誠を誓うミョンファ。
中宗はその姿を遠目に見て、当時他にも自分を守ってくれた者を訪ねようと考えるのだった。
これが事件の発端になることをまだ誰も知らない。
サイムダンはギョムに一つの手作りの印章を渡す。
比翼の鳥になれますように・・・。
サイムダンの作った印章は片方の翼だけの鳥に作られたもの。
片翼の印章をギョムに作ってほしいと伝える。
サイムダンのギョムへの思いを込めた印章だった。
ギョムは、中宗にもらった貴重な明の墨と髪飾りをサイムダンに渡す。
サイムダンは墨の方に感激し、ギョムにキスをする。
髪飾りにはギョムが描きいれた花の絵があったのだ。こちらに感動してほしかったのです。
二人は金剛山図に二人の気持ちの詩を書き添え、比翼の鳥の印を押す。
そして、気持ちを確かめるように口づけする二人。
–現代—
サンヒョンに日記を翻訳してもらい解明していくジユン。
日記に書かれた内容から本物の金剛山図には、サイムダンとギョムの詩が書き添えてあることを知る。そして、そこには比翼の鳥の印があることも。
そのことから、サンヒョンとジユンはミン教授の金剛山図が偽作だと確信する。
家に帰り、ジユンは美人画にももしかしたら、この比翼の鳥の印があるかもと、
美人画を調べます。
すると、微かではあるが、比翼の鳥の印の後が見られた。
一方、ミン教授はジユンがサンヒョンと何やら金剛山に関係する何かをしていることを
知り、大学の自分の弟子を張りこませる。
サンヒョンはジユンの家に借金の取り立てに来た男たちに気が付きます。
家に踏み込み、ジユンと義母と息子が怯えるところに、サンヒョンは飛び込みます。
咄嗟に法律を持ち出し、警察への通報をいうと逃げ出す男たち。
義母がサンヒョンにジユンとの関係を尋ねると、サンヒョンは思わず
「彼氏です。」といい、義母に眉を顰められる始末だった。
ジユンの夫ミンソクは、真相を突き止めるために、自殺した友人の手紙を読み、ソンジングループの陰謀に気が付きます。
–500年前 朝鮮時代 –
サイムダンはギョムに写生でウンピョン寺を訪ねていた。
遠目に見ていたサイムダンは観音菩薩の絵を垣間見る。
お寺の僧に見せてほしいというが、そんなものはないと言われる。
しかし、サイムダンはその僧についていく。
すると、その寺の中で流民が苦しむ姿を目の当たりにします。
その流民が、紙を作っている姿も目にします。この紙こそが、高麗紙として
有名な高価な紙だった。
苦しむ流民の傍で、妓生を侍らせ、飲み騒ぐ両班。
その対照的な情景にサイムダンは不公平さを感じるのだった。
両班の中に、ミン・チヒョンがいた。
目の細い、抜け目のない雰囲気。
ここで作られる高麗紙の技法を手に入れようと企んでいた。
サイムダンはこの両班たちの姿を写生していた。
すると、流民の少女がサイムダンに近寄り、食べ物をせがむ。
少ししかもっていなかったため、先ほど見た観音菩薩を模写した自分の絵を少女に渡す。
その夜、ウンピョン寺での出来事を父に話す。
父はもう二度とウンピョン寺へ行かないようにと釘をさすのだった。
サイムダンはウンピョン寺を訪ねようと、食べ物などをたくさん持っていた。
ギョムにも一緒に行ってもらおうと侍女に手紙を託す。
しかし、侍女は手紙を持っていく途中、厠へ行きたくなり、知り合いの
ソクスンという居酒屋の娘にギョムへの手紙をお願いする。
ソクスンはギョムを遠目に見て恋い慕っていた。
ギョムに手紙を渡そうとするが、ギョムからサイムダンとの結婚の許しの返事か?
と聞き、嫉妬にサイムダンの手紙を渡さないで帰ってきてしまう。
サイムダン 色の日誌 第1-3話 感想
現代のジユンと500年前のサイムダン。
一人二役でイ・ヨンエさんが演じています。
他の俳優さんも現代と過去に出てきます。
現代のジユンの宿敵はミン教授。
夫の投資問題も、ソンジングループと関係している様子。
ジユンがギョムの絵とサイムダンの日記に出会う流れ。
美人画に引き寄せられるように出会うジユン。
全ては過去のサイムダンが引き合わせたのでしょうか。
そして過去のサイムダンとギョム。
結婚の約束もして、幸せそうな二人。
しかし、ウンピョン寺で見た貧富の差の縮図。
少しずつ何かしら彼らの運命が崩れていく予感。
果たして何が待ち受けているのか・・・・
予告を見ると、何か逃げ惑う様子のサイムダンにゾワゾワとします。
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