裏切りの花束をあなたに 第10話あらすじ&感想|暴かれた偽りの名前―父が掴んだ決定的な証拠

ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪

第10話では、ついにチュ・エラの“過去”が明らかになります。
彼女がどんな経緯で別人として生きてきたのか、そしてその裏でギョウルの父・ヒョンテが掴んだ衝撃の真実。
物語が一気に核心へと近づく回でした。

それでは第10話を一緒に見ていきましょう!

裏切りの花束をあなたに 第10話のあらすじ

オ・セヨン(イ・スラ)は、チュ・エラ(イ・チェヨン)に「ソ・テヤンを知っているか」と尋ねます。
しかしエラは冷静に「知らない」と答えました。
セヨンは「あなた、テヤンと一緒に写っていた写真を見たの」と問い詰めますが、
エラは「人違いです」と嘘をつき、真実を隠そうとします。

その後、セヨンは依頼していた探偵からエラの学生時代の証明写真を受け取ります。
それを見た瞬間、エラの脳裏にかつての記憶が蘇ります。

昔、酒場で働いていた“ある女性”がいました。
彼女の名前もまた「チュ・エラ」――。
家の借金を背負い、孤児院に自分を捨てた両親のために働いていた彼女に、
もう一人のエラ(現在のイ・チェヨン)がこう提案します。
「私があなたの借金を払ってあげる。その代わり、私があなたの名前で生きる。」

つまり現在のエラは、同名の他人になりすまし、新しい人生を手に入れた“別人”だったのです。

ついにエラの正体が明かされましたね。
この瞬間、彼女がどれだけの嘘で人生を築いてきたかを思うと震えました。

正体を知られたくないエラは焦り、セヨンが利用していた探偵事務所に直行。
「あなた、私のほうが大きな依頼人になるかもね」と囁き、
金で事務所を味方につけてしまいます。
セヨンが再びチャンミ(テヤン事件の鍵となる女性)を探そうとしても、
「もう調査は打ち切りです」と冷たく告げられるのでした。

真実を探そうとする人が潰され、嘘を守る人が勝ってしまう。
この構図があまりにもリアルで恐ろしく感じました。

一方その頃、ギョウルの父チョン・ヒョンテ(チェ・ジェソン)は、
娘の夫ユジン(ハン・ギウン)の会社を訪れ、「栄養剤を持ってきた」と言いながら様子を見に行きます。
ところがそこには、またしてもエラが同席していました。
慌てたユジンは取り繕いますが、ヒョンテの視線は鋭く二人を見つめます。

その時、ソファの下に落ちていた“女性のシャツのボタン”を見つけたヒョンテ。
嫌な予感が確信に変わります。
そして、娘のために真実を掴もうと再び二人を尾行し始めました。

父の静かな怒りが伝わる場面でした。
「見て見ぬふり」はもうできない――そんな決意を感じます。

ヒョンテが二人を尾行していることに気づいたエラは、
物陰から様子を伺いながら不敵な笑みを浮かべます。

その後、ヒョンテはギョウルを病院へ連れて行き、彼女の気管支の薬をもらいに薬局へ。
その間にギョウルはひとりで待っていましたが、視力がないために誤解され、
杖を探そうとした拍子に階段から落ちかけます。
間一髪、ヒョンテが駆けつけて助け出しました。

そのとき、ヒョンテは薬袋の中を見て違和感を覚えます。
彼が新しく受け取った薬の形が、ギョウルがいつも服用していた薬と違っていたのです。
「この薬、誰がいつも用意してたんだ?」と尋ねると、
ギョウルは「いつもエラさんが作ってくれたの」と答えます。

ヒョンテは家に戻り、薬を検査。
すると、ギョウルが飲んでいた“気管支の薬”の中に、
避妊薬が混ざっていたことが判明します。

ついに核心へ――。
あの優しい父が怒りで震える姿に、こちらの胸まで締めつけられました。

ヒョンテは激怒し、ユジンとエラのもとへ向かいます。
すべてを暴こうとするその目には、もう迷いはありませんでした。

「娘を守るためなら、どんな相手でも許さない」――
ヒョンテの覚悟に魂が震えました。

裏切りの花束をあなたに 第10話の感想まとめ

第10話は、長く続いた謎がいくつもつながった衝撃回でした。
エラが“別人の名前”で生きていたという真実は想像を超える展開。

嘘の上に築かれた人生は、どんなに輝いてもいつか崩れる。
その予兆が見え始めたように感じます。

そして、ギョウルの父ヒョンテが見つけた「薬の真実」。
ついに彼の手で、エラとユジンの悪行が暴かれようとしています。
優しさだけでは娘を守れない――そう気づいた父の決意が熱く心に響きました。

次回、第11話ではヒョンテの怒りがついに爆発しそうです。
そして、エラの“偽りの人生”がどんな形で崩れていくのか――見逃せません!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください