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クルミットです♪
第32話は、ここまでで最も“残酷”といってもいい回でした。
ジノがついに過去の全てを“自らの口で”明かした記者会見。
その内容はソラにとってあまりに悲しく、
視聴者にも大きな衝撃を与えるものでした。
そして最後には、
あの人物がジョインの会社に現れ――
物語が大きく動き出す予兆も。
それでは第32話を一緒に見ていきましょう!
スキャンダル〜白雪姫の逆襲 第32話のあらすじ
スターとして一気に人気が爆発したウジン(=ジノ/チェ・ウソク)。
しかし同時に、“過去の恋人を捨てた男”というスキャンダルが拡散し、
彼のキャリアは大崩壊の危機に陥ります。
そんな中、開かれた緊急記者会見。
ジョイン(ハン・チェヨン)が用意した“潔白を主張する文書”を破り捨て、
ジノは自ら真実を語り始めました。
「ここで皆さんに本当のことをお話しします。」
会場が静まり返る中、
ジノは淡々と、しかし重い声で告白します。
「ネットに書かれたことは……すべて事実です。」
さらに続けます。
「僕は両親に恵まれず、児童施設で育ちました。
そこで“妹のように思っていた女性”と恋に落ち、
結婚を約束しました。」
その“妹のような女性”がソラであることは、
誰が聞いても明らかでした。
しかしジノは、こう付け加えます。
「事故で記憶を失い……
そして、僕を救ってくださったのが文代表(ジョイン)でした。」
ジョインは涙を浮かべ、
ジュリョンは安堵の表情。
そしてジノは“決定的な一言”を口にします。
「そして……僕には、新しい人生を共に歩む女性がいます。
運良く、彼女と結婚することになりました。」
その“彼女”とはジュリョンのこと。
ソラには、まるで心臓をえぐられるような言葉でした。
この場面、ソラの気持ちを思うと胸が押しつぶされそうで、見ていられませんでした。
ジノはさらに、
自分を傷つける内容の暴露記事を書いたのがソラだと
世間に誤解されるのを分かった上で、こう言います。
「もし僕のせいで誰かが怒っているなら、
何度だって僕は罵倒されて構いません。
ただ……今の愛を失うわけにはいきません。」
まるでソラとの過去を全否定するような発言。
記者会場の端で、
その言葉を見つめながら涙をこぼすソラ。
声も出せないほどの衝撃。
ジノの“成功したい”“スターでいたい”という意志が、
ソラへの愛を押し流してしまった瞬間でした。
その頃、ジョインは
「さすが俳優ね。演技が上手いわ」
と満足げな笑みを浮かべます。
しかしその喜びは一瞬だけ。
会社のロビーに“あの男”が現れたのです。
ソラの父を診た病院の医師――ヨンシク。
彼は怒りに震える声で
テチャン(イ・ビョンジュン)に金を要求します。
「30億だ。
じゃないと……全部話すぞ。」
ジョインの顔が一気に青ざめます。
“父の死の真実”を知る唯一の人物。
彼の登場は、ジョイン夫婦にとって致命的な爆弾でした。
ヨンシクの登場で、物語が一気に復讐フェーズへ傾いたのを感じました。
スキャンダル〜白雪姫の逆襲 第32話の感想まとめ
第32話は、まさに“ソラの心が砕かれる回”でした。
ジノの告白は、表向きは“誠実な謝罪”に見えますが、
実際はソラを救うどころか突き落とすような内容。
彼がついた嘘の重さ、
そしてソラを切り捨てる冷たさがあまりにも痛くて、
見ていて自然と涙がこぼれそうでした。
ジュリョンの勝ち誇った表情も胸が刺さるようで、
この三角関係のすれ違いが本当に辛い。
しかし今回、もっとも重要だったのは
ヨンシクという“過去の鍵”が動き始めたこと。
ソラの復讐には欠かせない人物であり、
彼の証言が全ての真相をひっくり返す可能性があります。
第32話は、ソラにとって“どん底”。
でも、そのどん底からの反撃こそ、このドラマの醍醐味です。
次回、ソラはこの衝撃からどう立ち上がるのか?
ヨンシクはテチャンの脅しに屈するのか?
そしてジノの心は本当にジュリョンのものなのか?
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