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クルミットです♪
ついに迎えた最終回。
権力も、血筋も、運命さえも翻弄され続けた物語が、どんな着地を迎えるのか――
正直、ハッピーエンドとは違うけれど、これ以上ないほど「この物語らしい終わり方」だと感じました。
それでは20話・最終回を一緒に見ていきましょう。
世子が消えた 最終回(20話)のあらすじ
脱獄した判尹とイギョムは、ミョンユンを人質に取り、
自分たちの計画に従うよう脅迫します。
その中でドソンは、
イゴンがなぜ王になろうとしなかったのか、
その理由がすべてミョンユンにあったことを知ります。
ドソンは、
イギョムの思惑に乗る“ふり”をすることを選択。
一方、主上ヘジョンは宮を離れ、
治療に専念する決断を下します。
その直後、
「イギョムがドソンと中殿を殺すつもりだ」
という情報が入り、
反正の動きは一気に加速します。
出陣式当日。
軍を率いていた兼司僕将が突如姿を消し、
イゴンは判尹を呼び出し、
毒を入れた茶を飲ませます。
解毒剤を見せ、
生きたければ
「兼司僕将がどこへ向かったか話せ」
と迫るイゴン。
その行き先が
大妃を殺すために宮へ向かった
と知ったサンロクは、
すべてを悟り、走り出します。
出陣式の直前、
ドソンは酒に毒を仕込み、
反正を阻止しようとしますが、
そこへイゴンが現れ、すべてを鎮圧。
しかしサンロクの姿が見えないことに気づき、
探しに向かったイゴンが見たのは――
大妃を庇い、剣に倒れたサンロクの姿でした。
サンロクは最期の力で、
「どうか大妃の命だけは…」
と懇願し、そのまま息を引き取ります。
イゴンは事態を収めるため、
「大妃は逆徒によって弑害された」
という形で事実を処理。
判尹とイギョムは正式に処刑されます。
その後、
大妃はイゴンに主上ヘジョンの解毒剤を託し、
ドソンと中殿は復位。
イゴンはここで、
連座制を廃止するという大きな改革を行い、
さらにドソンへ王位を譲ります。
そして――
イゴンは、ミョンユンのもとへ向かいます。
一方、大妃は無事に子を出産。
セジャ(イゴン)へ謝罪を伝えたのち、
静かにその生涯を終えます。
残された大妃の子は、
イゴンとミョンユンが引き取り、
二人は貧しい人々を治療しながら、
静かな暮らしを送っていました。
ラストシーン。
王位を再び譲るため、
イゴンを探しに来たドソンが
捕まえようとするも――
イゴンは笑って逃げ出します。
ここで、物語は幕を閉じます。
世子が消えた 最終回の感想まとめ
最終回を見終えてまず感じたのは、
このドラマは最初から最後まで
「王になる物語」ではなく
「王にならなかった男の物語」だったということです。
イゴンは、
権力を手にする資格も、能力も、覚悟もありました。
それでも最後に選んだのは、
王座ではなく、人としての自由と、
ミョンユンと生きる道。
すべてを得られる立場に立ったからこそ、手放すことを選んだ結末が胸に残ります。
ミョンユンもまた、
運命に翻弄される存在から、
運命を書き換える存在へと変わりました。
医官として人を救い、
母を失い、父を失いながらも、
それでも憎しみではなく「生き方」を選び続けた姿が印象的です。
サンロクと大妃の最期は、
決して美しいものではありませんでした。
けれど、
間違い続けた人生の中で、
最後に誰かを守ろうとした行動だけは、
確かに本物だったように思います。
そしてドソン。
王になることで守れるものもあれば、
王にならなければ守れないものもある。
彼とイゴンの対比は、
この物語の核心そのものでした。
誰が正しかったのかではなく、誰がどう生きたのかを問い続けるドラマだったと感じます。
20話を通して、
「世子が消えた」というタイトルの意味は、
単なる失踪ではなく、
“王になるはずだった生き方を捨てた”
その選択そのものだったのだと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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