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クルミットです♪
若き日のファン・ジニと貴族の青年キム・ウノ。純粋な恋心を抱く二人を、朝鮮王朝の厳しい身分制度という冷たい壁が容赦なく引き裂こうとしています。妓生という立場、そして両班という重い血筋。それぞれの親や師匠、大人たちの思惑が交錯する中で、二人の初恋はついに運命の雨夜を迎えます。純粋さゆえの情熱は、果たしてこの荒波を乗り越えられるのでしょうか。
それでは7話を一緒に見ていきましょう!
ファン・ジニ 7話のあらすじ
キム・ウノの母・ホ氏が、息子の相手が妓生であると突き止めました。彼女は教坊に乗り込み、ジニの頬を力任せに打ち据えます。激しい怒りは、当時の身分という絶対的な格差が持つ残酷さそのものでした。
息子の将来のためとはいえ、いきなり乗り込んできて平手打ちだなんて。見ていて本当に胸が痛くなりました。当時の格差って、言葉以上に暴力的なものだったんですね。
突然の出来事に愕然とするジニですが、ウノへの想いは揺らぎません。一方、教坊の行首ペンムはジニを冷徹に追い詰めます。芸に生きる妓生にとって、恋は芸の道を阻む毒であると断じ、「芸か、男か」という過酷な選択を迫ります。まだ幼さの残るジニにとって、その二つを天秤にかけることはあまりにも残酷な現実でした。
ウノは父キム・チャンパンに対し、ジニと結婚したいという意思を伝えます。当然、父は激怒します。貴族の両班が、賤民である妓生を正妻に迎えることなど、当時の社会では到底許されない行為でした。
世間知らずと言えばそれまでだけど、お父さんの前で怯まず自分の想いを口にするウノの勇気には驚かされました。でも、その先にはあまりにも険しい道しか見えません。
ウノは父によって物置小屋に監禁されます。食事も与えられず、ただジニを想って耐えるウノ。しかし、もともと体が弱かった彼は、心身ともに追い詰められていきます。教坊ではペンムがジニを厳しい稽古で縛り付け、恋心を力ずくで引き剥がそうと躍起になっていました。
ジニの母ヒョングムもまた、かつて楽士との恋に破れた自身の苦い過去を重ね、娘に「目を覚ましなさい」と涙ながらに説得を試みます。しかし、恋に燃え上がるジニの耳には、母の忠告は届きません。
親の経験則ほど、恋する若者にとって無力なものはないですね。わかっていても止まれないジニの気持ちが、痛いほど伝わってきます。
ついにウノは物置小屋から脱走します。雨が激しく降りしきる中、二人は約束の場所へと向かいました。すべてを捨てて二人で生きる決意をしたジニは、雨の中でウノを待ち続けます。しかし、限界を超えていたウノの体は、追ってきた家の者たちによって捕らえられ、引き戻されてしまいました。
あんな土砂降りの中、ジニが一人で待ちぼうけを食らっているシーンは本当に辛かったです。現代みたいに連絡手段があれば、こんな悲劇にはならなかったのに。
朝になり、びしょ濡れで教坊に戻ったジニを待ち受けていたのは、ペンムの冷たい視線でした。一方、高熱で意識を失ったウノ。その姿を見た母ホ氏は、すべての元凶がジニであると恨みをさらに深めていきます。自身の恋が周囲を傷つけ、自分自身をボロボロにしていくことに気づき始めたジニですが、それでもウノへの愛を捨てることはできません。彼女は、会えない運命を背負うことこそが自分の道なのだと悟り始めます。
物語の終盤、ジニは再び舞の稽古へと向かいます。しかし、かつての無邪気な瞳は消え、そこには深い悲しみを湛えた大人の表情がありました。彼女は初恋という大きな代償を払い、妓生としての孤独な階段を上り始めたのです。
雨の中で終わった初恋を見て思ったこと
一番胸が締め付けられたのは、やはり土砂降りの中でジニがウノを待ち続けるシーンです。ただ信じて待つことしかできない身分の低さと、雨の冷たさが重なって、ジニの絶望感が伝わってきました。あそこで約束を果たすことができなかったのが、二人の運命の決定的な分岐点になってしまいました。
ウノもただ弱いだけの青年ではなく、病を押して走ったその姿には、彼なりの必死な抵抗がありました。でも、それが結果的に彼自身の体を壊し、周囲の怒りを煽る火種になってしまったのは皮肉としか言いようがありません。ジニを想うがゆえにジニを苦しめるという状況は、見ていて本当にいたたまれませんでした。
そしてペンムの冷酷さも、見方を変えればジニを妓生として生き残らせるための荒療治だったのかもしれません。ただ、その教えがあまりにも過酷で、少女の心には深すぎる傷を残しました。ウノの病状がさらに悪化し、ジニがこの深い悲しみを舞にどう投影していくのか。純粋な恋が潰えた先に、本当の芸が始まるのだとすれば、あまりにも悲しい代償です。
ウノの病状がどうなるのか、そして教坊の中でジニがどのような変化を見せるのか。この先には、ただ二人で幸せになるという結末はもう存在しないのだという現実を、突きつけられた回でした。
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