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クルミットです♪
前回までは、ホジュンやユドジ、イェジンたちがサヌムでそれぞれの事情を抱えながら、医術や人生について試行錯誤していましたね。今回の12話では、“どんな医師になるのか”というテーマが強く打ち出され、まさに医師としての“在り方”が問われる展開でした。自分が何のために医術を学び、どう行動すべきなのか――登場人物の心の声が痛切に響く回だったと思います。
それでは12話を一緒に見ていきましょう!
ホジュン 12話のあらすじ
物語は、ユドジが“内医院を目指すかどうか”で揺れ動くところから始まります。母のオ氏は“立派な医官”になって高位に就くことを強く望む一方で、父のユイテやサムジョクデサは“病に苦しむ人を大切に想う医師”になってほしいと願っているように見えます。ユドジ自身も本当は、父やサムジョクデサの言う“心ある医師”に憧れている節がありますが、母の期待を無視できないという葛藤が表面化しているのです。
さらに、ユドジは勉強を始める動機が“イェジンにいいところを見せたいから”という気持ちでもあったと気づかされます。ところが肝心のイェジンからは“愛の告白”を断られてしまい、どこか気まずい雰囲気に。そこへ追い打ちをかけるように“貴族(サデブ)たちによる身分差別発言”を耳にしてしまい、ユドジは怒りと虚しさで勉強にも集中できない状況に陥ってしまいます。
一方、ホジュンは着実に学びを進めているかと思いきや、実はまだまだ基礎的な部分でつまずくことも多い様子。そんなホジュンにイムオグンが「医師になるのは簡単じゃない、それも“優れた医師”になるには膨大な時間と努力が必要なんだ」と諭します。
私自身、この言葉を聞いたとき「どんなに才能があっても、積み上げる努力なしでは本物にはなれないんだな」と感じました
とはいえ、ホジュンにはもともと強い探求心と熱意があり、ユドジの持つ専門書を盗み見ながらも必死に知識を身につけようとする姿勢を見せています。何が何でも医術を学び、人を救いたいという思いが彼を突き動かしているようです。
そんな中、サムジョクデサはユドジに「いったい“どんな医師”になりたいのか」と問いかけます。母・オ氏が望む“内医院で官位を得る医師”という“何をするか”よりも、“病む人を救い、心に寄り添う医師”という“どんな医師か”が重要なのだというわけです。この“どんな”と“何”の違いこそが、12話で描かれた大きなテーマと言えそうですね。
ホジュン 12話の感想まとめ
ユドジの迷いや母・オ氏の願い、そしてユイテやサムジョクデサの想いなど、“医師という仕事をどう捉えるか”が細かく描かれた回でした。
私も「周りの期待に応えるために頑張る」と「自分が本当にやりたいことを貫く」の間で揺れる気持ち、痛いほどわかります
それでも、サムジョクデサやユイテの言葉を借りれば、何を目指すにしても“患者を思いやる心”が欠けては意味がありません。ユドジが抱える“父の認められたい気持ち”や“母の望む華々しい道”も否定はできませんが、そこに“本来の医術の目的”が置き去りにされてしまうと、形ばかりの医師になってしまいそうです。
また、ホジュンの「どんなに苦労しても学んでやる!」という意欲が、この先の大きな飛躍につながるだろうなと感じられました。心から医術を身につけたいと思っている分、ホジュンが学び取る“本質”はきっと深いものになるはず。今は未熟な面もありますが、こうした熱意が何よりの強みになるのではないでしょうか。
次回は、ユドジが本格的に“内医院試験”へ向かう様子や、ホジュンがさらに実践を通じて医術を学ぶ展開が予想されます。彼らがどんな決断を下し、どう成長していくのか、ますます目が離せませんね。
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