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クルミットです♪
前回まではホジュンやドジそれぞれが抱える葛藤が描かれてきましたが、今回の16話はまさに“熱さ”がテーマになっていたように感じます。自分の気持ちを貫き通そうとするダヒ、失意のドジを見て背中を押そうとするホジュン――みんなまだ若く、血がたぎるほど熱い想いを抱えているのですね。
それでは16話を一緒に見ていきましょう!
ホジュン 16話のあらすじ
ダヒは、身分を捨てて各地を転々としながらホジュンを探していました。女性が家の外に自由に出ることさえはばかられる時代に、ここまで必死になるのは相当な覚悟があってのこと。ついにサヌムにやって来た彼女は、ようやくホジュンの母・ソン氏と対面します。しかし、ソン氏はホジュンが“罪人として追われる立場”であることや、もう一度苦しい思いをさせたくないという気持ちから、ダヒを遠ざけようとするのです。
私としては、ソン氏の厳しい態度は息子を守りたい母心だと思うと胸が痛みました
ダヒのほうも、ホジュンを思う気持ちが強いからこそ、彼の足手まといになりたくないと考えます。一度は心を決めてサヌムに来たものの、ホジュンの生活を乱したくないという理由で去ろうとするダヒ。その姿は、愛する人を優先して自分を引く健気な女性そのものですね。
一方ドジは、自分が“内医院に入ることは永遠に無理なのでは”という言葉が頭を離れず、本を投げ捨ててしまうほど落ち込んでいました。しかし、そもそも勉強を始めたきっかけは母の期待と、イェジンに良いところを見せたいという想いが大きかったはず。それが今になって、自分のなかに燃え残る“本当の情熱”に気づくきっかけになったのかもしれません。
ある意味、ドジにとっては挫折こそが“本気になれる理由”を教えてくれる転機になったように感じました
そんなドジを見て、ホジュンは「自分もかつて身分のせいで苦しんだ」と共感しつつ、“もう一度立ち上がれ”と励まします。ホジュン自身は、新しい生活を始めるためサヌムにやって来て、仲間たちの意地悪や嫌がらせにも耐えてきましたが、どうしても理不尽な危険を招く行為には怒りを我慢できません。かつて荒んだ過去を持つホジュンですが、根っこの熱い性格は今も変わっていないようです。
私も、ホジュンが“不正には黙っていられない”あの真っすぐな態度に胸が熱くなりました
ただ、その強い気持ちを“医術”の道へきちんと注げるのか。まだホジュンは自分が確立したい生き方と、ダヒとの関係、そして逃亡者という立場に葛藤している印象がありました。家族を守りたいソン氏の思いと、ダヒの一途な愛が、ホジュンの将来にどう影響していくのか見守りたいところです。
ホジュン 16話の感想まとめ
今回は、登場人物それぞれが“まだまだ熱い情熱を秘めているんだ”ということを再認識させられる回でした。ダヒの決意、ドジの苦しみ、ホジュンの怒り――一見すると方向性は違うものの、“大切な何かを守りたい”という点では同じなのかもしれません。
若いからこそ真っ直ぐ突き進む姿には、「諦めずに努力すれば希望はきっとある」と勇気をもらいました
とはいえ、ドジもホジュンも、それぞれ自分が抱く情熱をどう“形”にしていくのかが課題です。挫折をきっかけに、さらに強い思いを育てるタイプもいれば、そこから立ち直れない人もいますよね。彼らにはぜひ、昔とは違う形でその熱さを医術の道に注いでほしいと願ってやみません。
次回は、ダヒが再びホジュンの前に姿を現せるのか、ドジが内医院を諦めるのか再起を図るのか、そしてホジュンが“怒り”ではなく“医術”でどこまで成長できるのか――見逃せない展開になりそうです。私も引き続き、彼らの熱いドラマをじっくり味わっていきたいと思います。
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