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クルミットです♪
自分の進むべき道がはっきりと見えた人もいれば、まだ模索中の人もいて、今回の21話は“それぞれの人生が動き出す瞬間”があちこちで描かれていました。どんなに固く結ばれているように見える絆でも、いつかは離れなければならない瞬間が来ることもあるんですよね。そんな切なさがありつつも、新しい一歩を踏み出す期待感もあふれていて、観終わったあとに不思議と清々しさを覚えました。
それでは21話を一緒に見ていきましょう!
ホジュン 21話のあらすじ
ドジに想いを寄せるオ氏(ドジの母)は、ドジとイェジンの結婚を実現させたい一心で“無理やり他の相手との婚約を進める”という作戦に出ました。しかし、その強引なやり方に傷ついたのはイェジンでした。自分は“天涯孤独の身”だからといって、年齢も合わず外見にも難がある相手に“流されるまま嫁に出される”ような扱いをされるのが、どうしても許せなかったのです。
私はイェジンの“私だって自分の道を選びたい”という気持ちが痛いほど伝わってきました
イェジンは、いっそドジやオ氏と距離を置こうと決意し、「私、サムジョクデサ(旅の僧侶)のもとへ行きます」と告げます。そこで、当時は“不治の病”とされ恐れられていた“ダイフウショウ(現代でいうハンセン病)”の患者たちに寄り添い、その看護をする道を選んだのです。たとえ結婚しなくても、自分が生きる道は“医術に携わり、苦しむ人を救うこと”だという思いが何より大きかったのかもしれません。
一方、ホジュンは山奥で出会ったアンという人物から医術を学ぶ日々。いわゆる正規の医師でも有名人でもなく、ひたすら自分の信じる医術を探求する“奇人”です。そんなアンのもとで、ホジュンは“基礎の基礎”から学びなおし、より深い知識と技術を身につけようと奮闘していました。ときにはドジとイェジンの治療を横からのぞき見して研究することもあり、若い頃の“助け合いの精神”がそのまま“患者を助けたい”という強い意志に繋がっているようでした。
私自身、ホジュンの“かつての優しさ”が医術に向かう原動力になっているのだと感じました
また、長らく医局で苦労してきたイモグンや、もともと狩猟より賭博好きなクイルソなど、サヌムの仲間たちにも“その人なりの進む道”が見えてきた様子。人は必ず自分の居場所ややりたいことを見出す瞬間がくるのかもしれません。
最初は同じ屋根の下、疑似家族のように過ごしていたドジとイェジンは、とうとう別の道を歩み出しました。ホジュンは“水汲み雑用係”から抜け出して“一人前の医師”へ近づきつつあります。そしてドジ、イェジン、ホジュン、三人それぞれが“己の道”を確立しようとしているように見えました。
ホジュン 21話の感想まとめ
今回のエピソードでは、“それぞれの道へ進む決意”がはっきりと示された印象でした。好きな人と離れてしまうイェジンの切なさ、けれども“人を救うため”に医術を続けたいという熱意。ドジとオ氏の思惑が空回りしてしまう歯がゆさ。
私も「当人の気持ちと周囲の希望が噛み合わないことってあるよね…」と思わず自分の経験を思い出してしまいました
そして何より、ホジュンがどんどん“医術の世界”へ深く入り込んでいく様子が頼もしく映りました。かつては薬草の密売に関わるだけだった青年が、自分の手で患者を救うことを目指して学び続けているなんて、人生はわからないものですよね。これからもっと厳しい試練が待っていると思いますが、“過去の失敗”や“優しい心”が彼をさらに成長させてくれそうです。
次回は、イェジンの旅立ちとホジュンの修行、そしてドジがその中でどう変化していくかに注目したいと思います。それぞれが自分の道を歩み始めたからこそ、今後また運命的に交わる瞬間がやってくるのではないでしょうか。私もその再会(?)があるのかどうか、楽しみに見守りたいと思います。
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