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クルミットです♪
今回の「ホジュン」第53話は、医術の試験に挑むホジュンとドジの対比がとても印象的なエピソードでした。心構えや基礎力の差が、結果に如実に現れる様子が描かれています。天才肌のホジュンと、実力を持ちながらも焦りや嫉妬にとらわれるドジ。それぞれの姿から学べることが多く、とても見応えがありましたよ!
それでは53話を一緒に見ていきましょう!
ホジュン 53話のあらすじ
ホジュンとドジが挑むのは、内医院の医術試験。いよいよ科挙の場に臨むホジュンですが、出題された問題をサラリと読み込むと、あっという間に筆を走らせ始めます。日が高く昇るころにはあっさり答案を出し終えて、すでに試験会場を後にしてしまうほどの余裕ぶりでした。その堂々とした後ろ姿に、同じく試験に臨んでいたドジは悔しさを隠せません。審査を行っていた医師たちからも「見事だ」と絶賛されるホジュンに、ドジの嫉妬心は高まる一方です。
ホジュンが試験場から出て行くシーンには思わず鳥肌が立ちました。まるで試験の難易度なんて歯牙にもかけないような雰囲気があり、“準備された者”の強さを感じますよね。
合格発表の掲示が出されても、ホジュンはあえて見に行こうともせず、まるで「大丈夫」という自信があるかのよう。ドジはそんなホジュンを見て憤りを感じますが、一方で「今回は運が悪かった」「ホジュンという稀有な存在に当たってしまった」と自分に言い聞かせようとしている様子がうかがえます。しかし、運や偶然の問題ではなく「どれだけ準備をしてきたか」という根本的な差があるようでした。
一方、イムオゴンという人物は、真剣に勉強して試験に臨んでいたおかげで、たとえ抜きん出た才能がなくとも一次試験に合格できる喜びを噛みしめています。人それぞれ得意不得意がありますが、しっかりと準備しておけば実力を発揮できる例として、非常に分かりやすいキャラクターです。
イムオゴンの存在がこの物語のリアリティをさらに高めていると感じました。才能だけが全てではない、努力と地道な積み重ねこそが結果を生むというメッセージが伝わってきます。
ドジの場合、実力を磨くよりも早く功績を立てたい、出世したいという焦りが目立ちます。過去の失敗を振り返るよりも、むしろ周囲や条件のせいにしているようにも見えるのです。師匠であるユイテが何度も口にしていた「基本を忘れるな」という教えは、目先の野心や嫉妬でかき消されてしまったのでしょうか。
ここまでのドジの言動を見ていると、少しもったいないなと感じます。もともと実力はあるはずなのに、ホジュンへのライバル心ばかりが強すぎて、自分の良さや武器を活かしきれていない気がしますね。
こうしてホジュンは“備えあれば憂いなし”という言葉を体現するかのように、圧倒的な実力を示し、周囲の評価を手に入れました。ドジはこのまま突き放されてしまうのか、それとも心を入れ替えて本当に必要なことに向き合うのか。今後の展開が気になるところです。
ホジュン 53話の感想まとめ
第53話では、「準備」と「才能」、「努力」と「焦り」の対比がより鮮明に描かれていました。ホジュンは自分の実力を客観的に把握し、冷静かつ着実に積み上げてきた結果、堂々たる態度で試験に臨むことができたのだと思います。
長い人生の中ではホジュンのように自信をもって行動したいと思う瞬間があります。日頃から地道な努力を重ねていれば、いざというときにブレずに成果を出せるのだと改めて感じますね。
一方、ドジは本来なら優れた資質を持ちながらも、ホジュンへの対抗心と焦りでうまく実力を発揮できていないように見えました。自分が本当に足りていない部分を認め、誠実に努力を積み上げれば、再び活躍できる可能性があるのではないでしょうか。
次回は、ホジュンが合格後にどんな動きを見せるのか、ドジがこのまま落ち込んでしまうのか、それとも再起に向けて奮起するのかが見どころになりそうですね。私も引き続き楽しみに追いかけていきたいと思います♪
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