マウス-ある殺人者の系譜-28話-29話-30話-感想付きネタバレありで!

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ドクス殺人事件の現場近くから凶器が見つかりそこに服役囚・ジェシクのDNAが検出され過去に起きた殺人事件の真犯人もジェシクだと判明したり、バルムがジェシクを殺したり、ボンイがホンジュの元で働き始めるなか新たな事件が発生したり、色々あった前回。
そして今回、ヨハンが犯人として幕を閉じた連続殺人事件に関して衝撃の事実が判明し…。

【マウス-ある殺人者の系譜】(ネタバレあり)

28話

ボンイに情報提供の連絡をして来た少年・ゴナムが全身火傷を負う事故に遭い、捜査の中で肉屋の店主・ビョンテが怪しいと推理したバルムはビョンテの家にこっそり忍び込む。
するとそこでバルムはビョンテが今回の件と認知症のおばあさんが犯人と疑われている少し前の猫殺しの件の犯人だと知る。

ビョンテはゴナムが猫殺しの真犯人に気付いたことを知り、口封じのため殺そうとしたんでしょうね…

さらに家の中を調べたバルムはそこでビョンテが友人・スチョルと2人で過去に少女を焼き殺していたサイコパス殺人鬼だったことが判明するのだった。
ビョンテとその友人がサイコパスだと知ったバルムは2人を殺すことを決意する。
まずはビョンテを襲撃し、被害者が受けた苦しみと同じ苦痛を与えるように拷問するのだった。

目には目を歯には歯を、ですね…

バルムは事前にビョンテ殺しをスチョルの犯行に見せかけるよう偽装工作していて、それによりスチョルはビョンテ殺しの容疑者として警察に連行される。
スチョルは無実を主張するも、彼の疑いを晴らす証拠は無くそのまま逮捕されるのだった。
その後、バルムはボンイと会って話していた。
そこで2人は互いの気持ちを確かめ合いキスをした。
翌日、バルムの家にムチが訪ねて来る。
この日は今は亡きムチの兄・ムウォンの誕生日ということで、2人で飲みながらムチは兄との思い出などを話す。
そしてムチは「俺の弟になれ!」というとバルムは笑顔を見せ、2人は乾杯し酒を飲み明かすのだった。
翌日、バルムは自分の家にムチの兄・ムウォンがつけていたペンダントがあることを見つける。

ヨハンに殺されたムウォンのペンダントがあるはずないですもんね…

嫌な胸騒ぎがしたバルムがさらに自宅の棚の中を調べるとボンイの祖母のブローチが出て来る。
「なぜこれが俺の家に…?」
するとバルムの脳裏に記憶がフラッシュバックする。
そして動揺しながら庭に出たバルムは土を掘り起こすとそこには地下室につながる通路と階段が…。
地下室に降りたバルムはそこでこれまでヨハンの犯行だと思われていた連続殺人事件が自分の犯行だったという事実を知るのだった。

衝撃の展開…

29話

バルムはヨハンの犯行だと思われていた連続殺人事件が実は全て自分の犯行だったという事実を知り衝撃を受けた。

ヨハンの脳移植は関係無く、実はバルムは根っからのサイコパスだったんですね…

そんななかバルムの元にヨハンに襲われ意識不明でずっと入院していた友人・チグクの意識が戻ったという知らせが入る。
それを聞いたバルムは絶叫するのだった。

チグクを襲ったのもバルムですからね…。どうなってしまうのでしょう…

その後、ショックから意識が朦朧としながらチグクの病室へと向かうバルム。
するとチグクを襲った時の記憶が蘇って来る。
当時、刑務所を訪ねたバルムは刑務官のチグクと話していた。
そして収容者のシャワー室だった部屋でバルムはチグクを襲ったのだった…。

どうやら高校生の時からバルムは高慢ではないチグクにムカついていたようです…

そして時は戻り現在。
チグクの病室に到着したバルムはドキドキしながらチグクと対面する。
するとチグクはバルムを優しい表情で迎え入れる。
実はチグクは事件に関する記憶を失っていたのだった。

バルムは命拾いしましたね…

その後、バルムの中でボンイの祖母を殺した時の記憶、そしてムチの兄・ムウォンを殺した時の記憶が蘇って来る。
バルムは自分が愛するボンイに、そして兄のように慕うムチの家族を殺し辛い思いをさせていたという事実に深くショックを受けるのだった。
その後、バルムは地下室のドラム缶にあった少年・ハングクの遺体をせめてもの償いとして母親に返してあげようと思い地下室へ。
しかしそこにはドラム缶をはじめ荷物類が全て綺麗さっぱり無くなっていた。
リー博士の仕業だと考えたバルムは、急いでリー博士の元に向かいそのことを問い詰めるも、リー博士の仕業ではないことが判明する。

どうやらリー博士はバルムがヨハンの事件の真犯人だということも知らないようです…

一方、ムチはバルムと対面した時のチグクの様子がおかしかったことが気になっていた。
そしてチグクの病室を再度訪ね話を聞くことに。
そこでムチはチグクが実は記憶を失っておらず、何か隠しているのでは?と疑い始めるのだった。

チグクはバルムが犯人だと覚えていながら隠しているっぽいですね…

30話

バルムは1年前にヨハンに誘拐されたとされていた少年・ハングクの遺体を自宅の地下室で見つけるも、その遺体が何者かによってどこかに運ばれ行方不明に。
その後、ハングク母親の元を訪ねたバルム。
母親は行方不明の息子・ハングクを見つけるためにビラを配っていて、それを見たバルムが心を痛めるなか、ハングクの遺体が廃工場で発見されたとのニュースが舞い込む。
現場に急行したバルムは「一体誰がこんなところに…」と困惑する。

一体誰が遺体を運んだんでしょう…

同じく現場に駆けつけたムチは刑事としてハングクを救うことができなかったことに責任を感じ、「すまない…」と涙を流すのだった。
その後、自分の行なって来たことにショックを受け罪悪感と絶望を感じたバルムは拳銃で自殺しようとするも、何者かに背後から襲われ気絶する。
しばらくして目を覚ますと目の前にリー博士の姿が。
するとバルムは、ヨハンの犯行だと思われていた連続殺人事件が自分の仕業だったことを明かす。
それを聞いたリー博士は驚きながらも冷静に「まだ死んではダメだ。他のサイコパスを始末しろ。それが贖罪だ…」と告げる。
そしてバルムはヨハンの前頭葉が移植されたことで正常な感情を受け取ったことを知るのだった。

ヨハンはサイコパス・スヒョンの息子というだけで、本人はサイコパスでもなんでもなかったんですね…

一方、ハングクの遺体が見つかったことで、この事件の犯人とされているヨハンを批判する声が世間で再び高まっていた。
そしてボンイはホンジュがヨハンの息子を産み育てていることを知り衝撃を受けるのだった。

世間ではまだヨハンはサイコパス殺人鬼ですからね…

一方、仕事を終え帰宅したホンジュは子供の頃のことを回想していた。
実はホンジュは子供の頃、弟と家で留守番をしていたところ見知らぬ男に誘拐されていたのだった。
そんななか、ホンジュは幼い息子がベビーシッターから虐待されているのでは?と疑いはじめ、部屋にカメラを設置した。
翌日、ボンイは家に訪ねて来たホンジュにヨハンとの子を出産したことを問い詰め憤る。
「ヨハンに祖母を殺された私になぜ構うんですか!」
ボンイはそう言いホンジュを突き放し門前払いするのだった。
その様子を目撃したバルムは自分の周りのあらゆる人に辛い思いをさせていることを改めて痛感し心を痛める。
そして「連続殺人犯はヨハンではなく僕です…」と遺書を書きビルの屋上から身を投げようとするなか、ヨハンを死に追いやった時のことを思い返していた。
当時、ヨハンはバルムの殺人を止めるためにバルムを殺そうとしていた。
そこにムチが現れ、バルムを襲っていたヨハンを銃で撃ったのだ。
そしてバルムがビルの屋上から身を投げようとしたその時、携帯にチグクから「すぐに来てほしい」というメールが入り、バルムはひとまずチグクの病室へ。
するとチグクは「お前だろ?自首しろ…」と問いかける。

やはりチグクは記憶を失っていなかったんですね…

それを聞いたバルムはチグクを病室から立ち去る。
その頃、ムチはチグクへ話を聞こうと病院に来ていて、チグクが病室で死にかけていることを知り慌ててエントランスへ。
するとそこで病院から出ようとしているバルムを見つけ…。

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感想

ヨハンの犯行だと思われていた連続殺人事件が自分の犯行だったという事実が判明したり、それを知ったバルムは絶望から自暴自棄になったり、ムチもヨハンの事件がどうもおかしいと思い再調査し始めたり、今回も様々な展開があり、衝撃の連続で濃い内容でした。
ヨハンはサイコパス殺人鬼ではなかったんですね。
まさかの全てバルムの犯行だった、そしてヨハンの脳を移植されたことによりサイコパスが弱まり普通の人間になりはじめていたというまさかのどんでん返し展開に驚かされました。
殺人鬼の子どもを産んだと思っているホンジュ、そして祖母を殺したのがバルムだとは知らずホンジュとギクシャクしはじめたボンイの複雑な気持ちを描いた場面は観ていて辛いものがありましたね。
ムチもヨハンの事件について再調査していてバルムの犯行だと気付くのも時間の問題ですね…。
次回、どんな展開が待ち受けているのか楽しみです。

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