韓国ドラマ-幸せをくれる人-あらすじ-最終回(59話)-の想付きキャスト情報をネタばれありで!
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さあ最終回です。パク・ボゲは逆恨みからウニに会いに行きます。そしてウニと会った場所はおりしも橋の上。あのイム・シウォン父を橋の上から落としたあの運命の日。そういう忌まわしい因縁の場所。故郷の実際の場所ではないけれど、シチュエーションがこだわっています。認知症になってもパク・ボゲはパク・ボゲです。自分の欲望を満たすための行動しかとれない傲慢な人物です。ソクチンがどんなに苦しんでいるのかを分からない愚かな母親。さあ、最終回を楽しみましょう。
【幸せをくれる人】ネタバレあり
幸せをくれる人 第59話 最終回
パク・ボゲがウニを探していた。逆恨みした傲慢な思いだけを引きずり、ウニに復讐することだけを考えている。ウニはゴヌから電話で知らされていたので、橋の上でパク・ボゲに会った時は、然程驚きはしなかった。しかしパク・ボゲの勝手な言い分に、いい加減呆れ果て言い返す。最初は口汚く罵っていたかと思うと、今度はウニに情けを請うようなことを言い出すパク・ボゲ。その姿にウニは口惜しい思いばかり。ミスクに電話して迎えに来てもらうというと、護衛の人にパク・ボゲを連れていかせるのだった。ウニはその足で自分の店に行く。ギョンスンがウニの話を聞いてくれた。ウニのことを心から思っていってくれる言葉は、母のいないウニにとってとてもありがたかった。しかしウニの話を聞いたウナやゴヌ、ゴヌ父はそうではなかった。ウナはパク・ボゲがその場しのぎで誤魔化して罪を逃れる気だと懸念していた。そこにミスクから来てほしいと連絡がウニに入る。ウニはミスクの家に行く。パク・ボゲはあれから帰宅して疲れたのか眠っていた。ミスクはウニに、本当は自分が行きたかったけれど、母から目が離せないので貴女に来てもらいごめんなさいといい、家族を代表してウニに今までの事を謝罪する。ウニはそんなミスクの言葉をただ淡々と聞いていた。結婚前に伝えたかったというミスクの言葉にウニは頷くのだった。ミョンソンはジャギョンにミスクがウニに謝ったことを伝える。ジャギョンはミョンソンに感謝する。
ゴヌの家にジョンフンとデサンが訪れた。ゴヌ父も含めて男ばかり。ゴヌの結婚前にデサンに美味しい料理を頼み、男だけの飲み会をしようとゴヌ父が誘ったのだった。デサンの作ってくれたご馳走を前に、男だけで酒を片手に話しに花が咲く。ゴヌの結婚に便乗してジョンフンは自分もウナとの結婚を考えていたが、ゴヌ父に一決される。今年はダメだと言われてしまい、がっくりするジョンフン。ゴヌはゴヌ父を結婚させたらいいと提案、それはいい考えだとジョンフンは張り切るのだった。
パク・ボゲを交通事故の再捜査で認知症を確認すると刑事がやってきた。そして病院へ連れていこうとする。ミスクは認知症なのにと刑事へ懇願するが、それを確認する為に来てもらうんだと、抵抗するパク・ボゲを引きずるように連れていくのだった。
ウニとゴヌはソクチンに呼ばれ刑務所に会いに行く。ソクチンはウニとゴヌに結婚おめでとうと素直に伝える。ゴヌも素直にお礼を言う。そしてソクチンを何とかして理解したかったとも伝える。ゴヌはウニとソクチンだけにして出て行き、外で待つことにする。ソクチンはウニに話し始める。ウニの父を見つけた時、ウニに知らせようと考えたが、引き返せないと思ってしまった。ジャギョンとも別れるつもりだったが、いつしか罪を重ねていき、自分はどんどん歪んでしまったこと。ハユンへの気持ちも素直に語るソクチン。そこには本当の父としてハユンへの謝罪と後悔が現れていた。ウニに心からの謝罪を伝え、そのまま面会室から出て行ったソクチンの姿に涙が止まらないウニだった。ウニはソクチンの言葉に心に穴が開いたようだとゴヌに言うと、ゴヌはその穴は自分が埋めてあげるとウニに言う。これからの幸せで埋めてあげる。そういうゴヌにウニは心から感謝する。これからの新しい一歩をイム・シウォン父に心の中で知らせる。パク・ボゲの交通事故や監禁も再捜査で看護師やノ運転手の証言が認められたと知らせが入る。後は認知症検査で刑務所か病院かが決まるようだった。そのことにウナはゴヌ父から、ウニの結婚で全てを清算して新しく始めようと言われ、笑顔を見せるのだった。
ウニとゴヌの結婚式。何故かジャギョン母もおめかしして登場。ミョンソンと一緒に出席しているグァンスは母が自分たちの招待状をかってに持っていることに呆れ果てる。ミョンソンとグァンスはどうも招待状がなくて会場に入るのに苦労したようです。ウニは幸せにあふれる笑顔でゴヌの元に向かう。ゴヌも愛するウニをようやく妻として迎える喜びにあふれていた。ゴヌ父が二人の門出に言葉を述べる。結婚式は愛情と笑いに溢れた心温まるものだった。結婚式のその日にウニは取材を受けていた。ウニの店がフランチャイズで海外進出と成功を収めた秘訣を聞かれ、味と真心、そしてお客様の健康を考えていると話す。そばにはゴヌもいた。ウニらしいそして自身に満ちたウニの姿にゴヌは誇らしい思いだった。一方ミスクは兄ソクチンに面会に来ていたが、ソクチンはミスクに母の状況を聞かされるが、ミスクが弁護士に払うお金を、生活費に使えとアドバイスする。そしてミスクやジャギョンにここへは来るなと言う。幸せになるようにと兄らしく最後に声をかける。もう来ても会わないと言うソクチンだった。ジャギョンはその話をミスクから聞かされるが、自分はソクチンを待つと言うのだった。パク・ボゲは警察病院にいた。出された食事の味に文句を言うが、側にいる警察官は適当に聞き流す。その態度に少なからず腹を立てるパク・ボゲは、今度はソクチンやジャギョンとハユンを自慢する。そんなパク・ボゲの話をまともに聞くこともなく、早く食べろと注意する警官に、パク・ボゲは文句を言いながら一人狭い病室で食事を続けるのだった。
ウニとゴヌは新婚旅行に行く準備をしていた。ラブラブの二人。ハユンはお留守番だ。ゴヌ父とウナがハユンのお世話をする。ウナから一緒についていかないのと聞かれると、ハユンは大人顔負けのませた返事をする。ゴヌ父とウナはその返事に笑いだす。新婚旅行にでかける二人にハユンからの返事を伝えるゴヌ父。ハユンは、新婚旅行は兄妹を作りに行くんだと幼稚園で教えられたようです。いやいや中々の幼稚園教育ですね。顔を赤らめるウニ。ゴヌは結婚式でも父のスピーチを未だに根に持っているようで、ゴヌ父につい愚痴をこぼす。そんな家族の光景はとても幸せ溢れるものだった。
ミスクとジャギョンがソクチンの面会に来たが、その時、ソクチンが倒れたと看守が慌てていた。面会は出来ないと伝えられた二人。ソクチンは自殺を図ったのだった。病院に搬送されているソクチン。その病院には母パク・ボゲもいた。ソクチンが運ばれる姿に気が付いたパク・ボゲは、監視の警官を振り切ってソクチンのところへ行こうと暴れるのだった。
路上のベンチに何故かパク・ボゲが座っていた。カバンをしっかりと胸に抱いて、目の前を通り過ぎるカップルにチョルゴクへの道を尋ねる。その様子は明らかに普通とは違うためカップルは怯えて逃げていく。パク・ボゲはイム・シウォンが追いかけてくると怯えながらソクチンの名前を呼ぶ。病院のパジャマ姿のパク・ボゲ。路地の片隅でカバンを抱えて隠れるようにしていたパク・ボゲは清掃作業員に話しかけるが、行っていることがかみ合わない。作業員は訝しく多い警察に連絡する。ミスクは逃げ出した母を探していた。警察から身元不明者の連絡が入ると急いで警察に行くが、人違いと分かると気落ちして帰っていく。新婚旅行から戻ったゴヌとウニは幸せそうだった。帰ったウニに甘えるハユン。ウニも嬉しそうだった。一緒に寝ようとせがむハユン。病気した時を思い出すハユン。けれど二人には辛くても懐かしい思い出だった。そして寝ながらハユンはユリから聞いたことをウニに話す。パク・ボゲが今家にいないことを聞いたのだった。ウニはハユンにおばあさんは病気だから今は病院にいるのと伝える。ハユンがもう怯えないようにと。ウニはソクチンの自殺も聞かされて気持ちが少し暗かった。しかしゴヌがそんなウニを温かく諫めてくれるのだった。ウニはミスクに会いに行く。パク・ボゲが監視の目を盗んで逃げだしてからまだ見つかっていないからだ。ミスクは母の事は心配だが、母の犯した罪の罰を今受けているんだと思うと素直にウニに話す。その時、パク・ボゲが見つかったと警察から連絡が入る。ウニと一緒に警察に行くミスク。警察に行くと薄汚れた姿でかばんを抱きかかえたパク・ボゲの姿があった。ミスクが来ても誰か分からず、ソクチンとミスクに会いたいと呟くボゲ。カバンの中身はあの時盗んだお金だと本人は思っている。これでやっと裕福な暮らしが出来ると呟くパク・ボゲ。その姿に涙してウニに許してほしいと頼むミスク。余りの情けない姿のパク・ボゲに目を反らすウニだったが、到底許せるものではない。兎に角連れて帰るわとミスクを促すのだった。自業自得ではありますが、とことん悪い奴には制裁を加える韓国らしい展開ですね。家に着くとお風呂に入れてお世話するウニ。自分の体もまともに拭けない様子のパク・ボゲに、腹が立ちつい手を貸すウニ。こんな姿になりたかったの?と思わず涙しながら腹を立て聞いてしまう。しかしパク・ボゲはウニであることも勿論分からない。ウニの涙を拭いて泣かないでと言う。もうパク・ボゲの精神はソウルに来る前の記憶しか残っていないし、自分の事も出来ないほどの状況なのだった。ミスクが準備が出来たら病院へ行くわよと声をかける。パク・ボゲの症状が重度の認知症との結果に病院への収容が決まったのだ。パク・ボゲは故郷のチョルゴクに帰ると思っている様子だった。子供のようにミスクを見上げて頼るパク・ボゲの姿を後にして、ウニは家に帰るのだった。
ウナはジャギョンと会っていた。ウナはジャギョンに会社のイメージキャラクターの契約話を持ってきたのだった。驚くジャギョン。けれどニューヨークでこれから生活する予定だと話すジャギョン。ウナはそのジャギョンの姿を是非使いたいという話だった。独り立ちするジャギョンの姿を使いたいと言うウナの言葉に返事を保留するジャギョンだった。ジャギョンはミョンソンにNYへ行く前にソクチンへの手紙を託す。グァンスに頼んでもいいからとお願いする。グァンスがその手紙をミスクに言伝に来た。ミスクはソクチンに会いに行く。命を取り留めたがそんな行動をとった兄を思わず責めるミスク。母が逃げて見つかった話をすると、心配そうに涙する。そしてジャギョンからの手紙を郵送したから読んであげてと伝えるのだった。手紙を受け取ったソクチンはジャギョンの自分への思いが綴られた手紙に涙するのだった。
収監されているパク・ボゲは同室の患者にソクチンやハユン、ジャギョンの自慢話をする。しかしジャギョンの名前を聞かれるとどうしても思い出せない。同室の患者が自分の嫁も俳優だと嘯き、名前はキム・ジャギョンだと言うが、パク・ボゲはもうその名前を聞いても分からない。胸には枕をカバンだと思い込んでいるのか抱え込んでいる。突然雷鳴が聞こえると怯えてカバン事体を丸めて大声をあげ、側にいた患者を払いのけ突き飛ばす。そして見えないイム・シウォンの姿に怯えるのだった。
ウナが仕事を兼ねてNYへ行くため、ゴヌ父はジョンフンを一緒に行かせようと考えていることをウナに話す。ウニは一人では心配だったので安心する。そんなウニにゴヌ父は二人を見て、笑顔を絶やさないでくれと話す。ウニはゴヌとゴヌ父のお陰で父の事を知り、罪を暴くことが出来たことを感謝する。ゴヌの仕事も順調だった。家でウニとゴヌ、ハユン、ゴヌ父、ジョンフンとウナが楽しそうに話していた。それは家族のだんらんというものだった。そしてウニは妊娠していた。仕事を続けるウニだが悪阻で辛そうだった。先輩のミョンソンが心配してウニを気遣う。するとデサンの親戚に会いに行ったギョンスンが親戚からの意地悪に泣きそうな様子で見せに現れる。デサンは必死にギョンスンに謝る。ギョンスンは気にしていることを言われて辛かったのだ。そんな話の中、突然ミョンソンがお腹が痛いと言い出し、無事に女の子を出産する。
ミスクは兄ソクチンに面会に来ていた。前回よりは元気になった様子の姿に安心する。ジャギョンに手紙を書いたことを伝えるソクチン。ミスクはそんな兄の様子に安心するのだった。
ウニは娘ラニとハユンを連れてゴヌと4人で公園に来ていた。ラニを呼ぶとラニがウニの方に駆け寄る。ラニを追いかけてゴヌとハユンも自分に向かってくる。ウニは亡くなった父に語りかける。娘を産んだのよ、そしてこの3人が私に幸せをくれるの・・・・。ウニの戦いは終わったのだった。
幸せをくれる人 第59話最終回 感想
終わりましたね。ようやく・・・。長かった。でもなかなか見応えはありました。悪人は持ち上げて突き落とす韓国。まあこのドラマの悪人はあくまでパク・ボゲ。ソクチンも一緒になってあくどいことをしましたが、最終的に後悔して罪を償うことにしました。パク・ボゲは認知症になり、結局自分の罪を認識し償う機会を失ったままです。なんとも言えない結末です。一応それぞれがハッピーエンドを迎えますが、ゴヌ父が何やらいつになくTシャツをプレゼントされたりしている様子にゴヌ父も再婚するのかとやたらその場面が気になりました。まあ早くに奥様を失くされたのだからゴヌ父にも幸せをもたらしてあげないとね。このドラマはウニ役のイ・ユンジさんが「宮」で出てるのと、パク・ボゲ役のキム・ミギョンさんが結構あちこちのドラマに出ているのを見たことがあるくらいでした。ジャギョン母とゴヌ父もまあ知っていたかしら。他の俳優さんは見たことがなくて、期待していいのか本当に最初は分かりませんでしたが、ドラマ展開が早く結構最初に引き込まれていきました。最後までパク・ボゲは救われない終わり方でしたが、だからこそいいのかなと考えます。韓国らしいです。面白いドラマでした。
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