御史(オサ)とジョイのあらすじを感想付きで全話ネタバレで詳しく紹介!

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『御史(オサ)とジョイ』は、2021年11月8日からtvNで放送された韓国ドラマです。
朝鮮時代を舞台にしたコミカルなストーリーで、暗行御史(アメンオサ)として地方の不正を暴こうとする主人公イオンと、離婚を望むヒロインのジョイが、誤解や衝突を繰り返しながら事件解決に挑んでいく物語です。地方官の横暴や陰謀を暴くミステリー要素はもちろん、コメディやロマンスが絡み合い、軽快なテンポで進む展開が魅力となっています。従来の史劇(サグク)の枠に加え、コミカルな演出や突飛なシーンも随所に取り入れられ、視聴者を飽きさせません。朝鮮時代を背景としつつも、現代的な価値観を取り入れる“フュージョン史劇”の醍醐味が味わえるドラマです。主人公たちが繰り広げるドタバタの合間に、巧妙な陰謀や策略が潜んでいる点が大きな見どころで、多くの視聴者を熱狂させました♪
ここでは、『御史(オサ)とジョイ』の全体的なあらすじ・ネタバレ感想、そして注目すべき見どころを余すところなくご紹介していきます。
「暗行御史をめぐる陰謀」「離婚を勝ち取りたいヒロインの奮闘」、さらにはイオンとジョイのコミカルなやり取りなど、善悪が入り混じる欲望と愛情のドラマがどのような結末を迎えるのか。最終回に向けて高まっていく緊迫感と、二人が見せるロマンスの行方を、ぜひお楽しみください!

御史(オサ)とジョイ あらすじ

朝鮮王朝時代――王宮で何不自由なく暮らしていたイオン(オク・テギョン)は、ある日突然“暗行御史(あんこうぎょし)”に任命されます。暗行御史とは、王の密命を受けて地方の不正を密かに暴く特別な役職。ところがイオン本人は“美食と昼寝”を愛するお気楽なお坊ちゃん気質で、面倒事からはなるべく遠ざかりたいタイプでした。

嫌々ながらも暗行御史として出発したイオンは、道中で“離婚”を求める女性・ジョイ(キム・ヘユン)に出会います。ジョイは顔も知らない男性と結婚させられ、姑の厳しい束縛に耐えかねて離婚を目指す破天荒な女性。一歩間違えれば周囲から白い目で見られる行動を臆せず貫き、強く生きたいと願う彼女の姿は、当時の常識からするととても風変わりな存在でした。

はじめは衝突ばかりのイオンとジョイ。しかしひょんなことから地方で起きる怪事件に巻き込まれ、やむを得ず“凸凹コンビ”として捜査に乗り出すことに。中途半端なやる気のイオンと、自由奔放で型破りなジョイ。そんな正反対の二人は、どうやら“事件の背後”に潜む巨大な陰謀へと近づいていくようで――。

美味しい料理やコミカルな掛け合いを随所に散りばめつつ、浮かび上がる不正や暗殺の気配。そして“自分らしく生きたい”というジョイの願いと、“仕方なく始めた暗行御史”というイオンの立場が交錯する中、朝鮮の地方で何が起こるのか…? 笑いとスリルが詰まった、予測不能の旅路がいま始まります。

御史(オサ)とジョイ-各話あらすじ」はこちらから

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見どころポイント

本作の大きな見どころとなるのは、“暗行御史という秘密任務”を発端とするコミカルな捜査と、「女性が自らの人生を取り戻す」奮闘ぶりです。
イオン(オク・テギョン/2PM)は王命により突如暗行御史に任命され、地方で起こる事件の真相を暴くため旅に出ますが、そこで離婚を望むジョイ(キム・ヘユン)と出会います。最初はとにかく衝突ばかりですが、次第に“凸凹コンビ”として不可解な殺人や不正を捜査していく流れが面白く描かれています。離婚制度が限られていた朝鮮時代においてジョイが“夫と別れ、自立した人生を歩む”という選択は、一歩間違えば周囲の偏見を招きかねない突飛さを持っていますが、それがむしろ本作の大きなスパイスとなっているのです♪

さらに、本作には多様な世代の俳優陣が集結し、それぞれのキャラクターが信念や欲望をむき出しにしながら奮闘する点が魅力です。
イオンとジョイを取り巻く地方の役人たちや、“悪の権力”パク・スン一派の陰謀などが複雑に絡み合い、毎回ドタバタと笑わせてくれる反面、シリアスな場面では思わず息を呑む緊迫感もあります。どんなにコミカルな展開でも最後は「正義とは何か」「自分の人生を取り戻すことの尊さ」がテーマとして浮き彫りになるあたり、上質な“フュージョン史劇”として高く評価されています♪

キャスト・登場人物相関図

韓国ドラマ『御史(オサ)とジョイ』のキャスト&主な登場人物一覧です。

ラ・イオン


演者:オク・テギョン(2PM)
ホンムンガン(弘文館)の最年少官僚で、王命により突然“アメンオサ(暗行御史)”に任命された人物。美食と昼寝を愛する気ままな性格で、当初は乗り気ではなかったが、様々な事件に巻き込まれるうちに正義感を発揮し始める。ジョイと出会い、凸凹コンビを組んで数々の捜査に挑むことに。

キム・ジョイ


演者:キム・ヘユン
夫との結婚生活に嫌気がさし、“離婚”を目指す破天荒な女性。姑との対立を経て、自分らしい人生を取り戻そうと決意する。明るく行動力があり、イオンと合流してからは事件の捜査にも積極的に関わり、意外な才能を発揮。

クパル(グ・パル)


演者:チェ・テファン(クパル役)
最初は頼りないが、コミカルな掛け合いで雰囲気を和ませるムードメーカー。物語が進むにつれ、事件捜査にのめり込み、イオンと共に奮闘するシーンが増えていく。

クパル(グ・パル)


パク・ガンソプ(ユクチル役)


テレビ愛知様より引用

評価・レビュー

韓国ドラマ「御史(オサ)とジョイ」の評価レビュー&感想です。
ストーリーの良し悪し、出演者の演技力、物語の展開、脚本の面白さなどを総合的に評価しています。
もちろん、レビュー&感想の中にも作品に関するネタバレがありますのでご注意ください♪

ネタバレを表示する

「御史(オサ)とジョイ」は、朝鮮時代の史劇をベースにしながらも、コミカルでポップな演出を大きく取り入れた“フュージョン史劇”として楽しめる作品です。暗行御史(アメンオサ)というシリアスな設定と、離婚を求めるヒロインという現代的なテーマがぶつかり合うことで、テンポの良いストーリーが展開されました。

まず第一に注目したいのは、“食いしん坊”で気ままなイオンのキャラクター性です。暗行御史といえば、王命を受けて権力の腐敗を暴く重々しい存在というイメージが強いもの。しかし本作では、イオンが妙に抜けた性格で、仕事よりも食事を優先することもしばしば。こうした“らしくない”主人公像は、史劇の定型をうまく崩しており、視聴者をクスッと笑わせてくれます。

一方でヒロインのジョイは、**“自分の人生は自分で決めたい”**という強い意志を持つ女性として描かれます。離婚が難しかった時代にあって、姑からの理不尽な干渉に耐えかねたジョイが、あらゆる手段を使って自由を勝ち取ろうと奮闘する姿が印象的。朝鮮時代らしい“家制度”や“身分制度”にとらわれず、自分の生き方を模索していくエネルギッシュなキャラクターは、本作の大きな魅力だと感じました。

ストーリー面では、コメディ・ロマンス・ミステリーの要素が絶妙に融合しています。序盤は、イオンとジョイがドタバタ劇を繰り広げるコメディパートが多めですが、話が進むにつれ“暗行御史に関わる殺人事件”や“地方官の腐敗”などシリアスな問題が次々と浮上。コミカルな雰囲気が一転、命を狙われる緊迫したシーンや、陰謀が動き出す展開も多く登場します。そのギャップが視聴者を飽きさせず、一気に物語へ引き込んでくれました。

さらに、周辺キャラクターの個性も光っています。イオンをサポートするユクチル&グパルのコンビは、コミカル担当として愛嬌のある場面を提供してくれますし、姑や地方官たちが繰り広げるドラマは時に滑稽で、時に手に汗握るもの。また“悪役”として暗躍するパク・スン周辺の人物たちの野心がむき出しになっていく様子は、史劇らしい政治劇やスリル感をしっかり満たしていました。

何より、本作は“イオンとジョイ”という正反対な性格の主人公コンビが、互いを補い合いながら危機を乗り越え、少しずつ惹かれ合っていくプロセスを丁寧に描いている点が素晴らしいと思います。食を愛するイオンと、自立したいジョイの息の合ったやり取りは、ロマンスの爽やかさとコメディの軽快さを同時に味わえる最高の掛け合いでした。

最後まで観終わって感じるのは、本作が**“自由に生きること”や“正義を貫くこと”**を肯定的に描いているということ。時に身分制度や厳しい因習が彼らを阻むものの、彼らは諦めず、周囲と協力しながら一歩ずつ前に進んでいきます。その姿が、現代を生きる私たちにも“もう少し肩の力を抜いて、自分の信じる道を歩んでいこう”と思わせてくれるのではないでしょうか。

結果的に、「御史(オサ)とジョイ」は史劇ビギナーにもおすすめできるほど親しみやすく、コミカルでありながら謎解きの要素も備えた良作でした。最終的にはスカッとする結末を迎えつつ、イオンとジョイの未来への希望を大切に残してくれる点が心地よいです。笑いとときめき、そしてスリルを存分に楽しめる一作として、多くの方に観てほしいドラマだと思います。

作品概要・基本情報

作品名:『御史(オサ)とジョイ』(原題:어사와 조이 / 英題:Royal Secret Inspector & Joy)
放送局:tvN
放送期間:2021年11月8日〜2021年12月28日
放送時間:毎週月・火 22:30〜
話数:全16話
脚本:イ・ジェユン
演出:ユ・ジョンソン、ナム・ソンウ
制作:Studio Dragon、エヴァンストーリー
ジャンル:コメディ/ラブロマンス/史劇(フュージョン史劇)/ミステリー

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