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前回8話では、ハンスが弱き者を救うため奮闘しながらも、“父を殺した仇”であるウォンサン(元相)ユ・ジェセへの復讐に手をかけ始めたところで終わりました。そして驚きの事実として、妹のウンスがウォンサンの側で生きているシーンが描かれましたね。9話では、そのウンスがなぜウォンサンに仕えているのか、背景がついに明かされます。それでは9話を一緒に見ていきましょう!
朝鮮弁護士カン・ハンス 9話のあらすじ
物語はウンスの過去を映し出す回想シーンから始まります。両親(ハンスの父と母)が“罪人”として死んだという汚名がついたため、嫁ぎ先から追い出されてしまったウンス。行き場を失った彼女が最後に頼ったのは、なんと“元相(ウォンサン)”ユ・ジェセでした。すべてを失っていたウンスに、ウォンサンは「復讐のためならどんなことでもする覚悟はあるか?」と問いかけ、ウンスはそれを受け入れたのです。
家も立場も失ったウンスがどれだけ追い詰められていたのか、胸が痛みます…。
現在に戻ると、ハンスはソウォンガクを離れる準備を進めています。自分の周りにはいつも事件が絶えず、ここに留まればヨンジュに迷惑がかかるかもしれないからです。さらに、まだ復讐が終わっていないという思いもあり、一時的にヨンジュと距離を置く決心を固めました。
一方、ハンスはウォンサンへ近づくため、王と面会する道を模索します。「重大な事件を解決できれば、王と対面し話をする機会を得られるはずだ」と考えたのです。しかし、思いのほか苦戦を強いられていたところへ、驚くべきことが起こります。なんと王自らがハンスを訪ねてきて、「友になろう」と持ちかけてきたのです。
王が直接やってくるなんて、まるで物語の転機を告げるようでワクワクしました!
王は兄を殺した容疑を掛けられている側近がいると言い、「そなたのやり方で真犯人を見つけてほしい」と依頼してきます。こうしてハンスは「王の依頼人」として事件を調査する立場に。ウォンサンに近づく手がかりが得られるかもしれないと期待を胸に動き出します。
一方ウンスは「王家が私たちの家族を滅ぼした」と信じており、兄のハンスが“王の味方”になってしまうことに苛立ちや哀しみを隠せません。彼女の言動から、ハンスの両親の死には王室が絡んでいると疑っていることがわかりますが、真相はまだ明らかにならないままです。
ハンスとウンスはお互いを知らずにすれ違っているのが切ないですよね…。
その頃、ハンスは王の依頼で権チョムジ(通称・権チョムジ)を殺した真犯人を探すべく、弟のクォン・ミョンウや遺族、関係者を追及。怪しい人物が複数浮上する中で、捜査を進めます。しかし立場の高い人々からは「外知部(弁護士)風情が何をわかる」と冷ややかな目を向けられ、厳しい道のりです。
また、ヨンジュは漢城府判尹(パンユン)ユ・ジソンと会い、彼が父(ウォンサン)に罪があることを感じ取りながらも、自分の手で責任をとりたいと努力していると知ります。ヨンジュにとってジソンは婚約者のような存在でしたが、ヨンジュは「もうあなたを気にしなくてもいい。私は他に大切なことがある」と、まるで別れを告げるような言葉を口にします。戸惑うジソンもまた、「父を倒すためなら俺を利用してくれていい」と訴え、ヨンジュを抱きしめるのでした。
ヨンジュとジソンの関係もどこか切なさが漂いますね…。
そして、ちょうどそのタイミングでヨンジュを訪ねようとしたハンスが二人の抱擁シーンを目撃してしまいます。動揺するハンスの姿を映しながら、9話は幕を下ろしました。ヨンジュの思惑やジソンの本心、そしてハンスの誤解や心情がどう動くのか、次回がますます気になる展開です。
ハンスが目撃したシーンは誤解を生みそうでハラハラします!
朝鮮弁護士カン・ハンス 9話までの感想まとめ
9話では、妹ウンスがウォンサンの元に身を置く理由が明らかになりました。
追い詰められた彼女にとって、ウォンサンの提案は“復讐”の道だったのでしょうが、今後ハンスと再会し、どんなドラマが生まれるのか期待と不安が入り混じります。
家族同士が敵対する可能性もあるのかと思うと胸が痛いです…。
また、王が直接ハンスのもとを訪れ、「友になろう」とまで言って事件捜査を依頼するくだりは非常にエキサイティングでした。ハンスの“外知部”としての実力を大きく認めていることがわかりますし、これによってウォンサンへ近づくルートが開けるのかもしれません。
そして、ヨンジュとジソンのギクシャクした関係や、ハンスが二人の抱擁を目撃してしまうシーンは、次回への布石として強烈なインパクトを残しました。ヨンジュの正体や真実を知ったとき、ハンスはどんな反応を示すのか──ラブラインやすれ違いも含めて、見逃せない展開が続きそうですね。
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