朝鮮弁護士カン・ハンス16話(最終回)結末 愛と復讐、そして新たな朝鮮の未来へ

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「朝鮮弁護士カン・ハンス」もついに最終回を迎えます。前回15話では、公主ヨンジュとジソンの“婚礼”を利用して元相(ウォンサン)ユ・ジェセを罠にはめる計画が進行。果たして、ハンスやヨンジュが望んだ“正義”はどのような形で実現されたのでしょうか。
それでは16話(最終回)のあらすじと結末をまとめてご紹介します!

朝鮮弁護士カン・ハンス 第16話あらすじ

婚礼の場が“元相を糾弾する場”へ
ヨンジュとジソンが準備した婚礼は、実は“元相ユ・ジェセの罪を暴く追及の場(追国場)”にするための作戦でした。たくさんの人が見守る中、公主が突然倒れ込み、その毒殺未遂の黒幕としてユ・ジェセが名指しされます。さらに、ハンスが父カン・オンジクの遺した書状(上訴文)を突き付けたことで、ユ・ジェセが先王の忠臣を陥れ、王まで操ろうとした事実が明るみに。

“息子”を守るため、ついに罪を認めるユ・ジェセ
決定打となったのは「ユ・ジェセが、息子ジソンを本気で愛している」というハンスの読み
もしユ・ジェセが最後までしらを切るなら、“公主毒殺”や“先王の側近暗殺”の罪をジソンへ押し付ける道もありました。しかし、ハンスは「これまでジソンを育ててきた父の愛情は本物」と見抜いており、結果としてユ・ジェセは自分の罪を認めざるを得なくなります。
王イフルは激怒し、“元相”であるユ・ジェセを即刻捕らえるよう命じました。

ヨンジュ、本当に毒を飲んでいた
ところが、ユ・ジェセは公主が本当に毒を飲んでいないのでは、と一縷の望みを持ってヨンジュのもとへ。しかし予想に反し、ヨンジュは命が危ぶまれるほどの本物の毒を飲んでいたのです。命を懸けた捨て身の行動に衝撃を受けるユ・ジェセ。最終的に王命によって彼は遠く流刑に処され、権力を奪われることに…。
息子ジソンが望んでいた“誇れる父”にはなれず、彼にすべてを否定されたユ・ジェセは、むなしくその場を後にしました。

復讐ではなく“新しい朝鮮”を選んだハンス
ハンスは妹ウンスや両親の無念を思えば、ユ・ジェセを死罪にしてもおかしくありませんでした。しかし、彼は復讐による“死”ではなく「ユ・ジェセが没落し、王が国や民を守る姿を見届けさせることこそ真の罰」と考え、あえてユ・ジェセの処刑を望みませんでした。この選択に王イフルも同意し、ユ・ジェセは流刑へ。
こうして「復讐の果て」にあるより大きな理想──“太平の世”をハンスは選んだのです。

まさかの悲劇?ヨンジュ死去の報せ
一方、捨て身の毒飲みによってヨンジュは重篤な状態に陥ります。薬の副作用で“未来永劫子を宿せないかもしれない”ばかりか、命も危険…。結局、ヨンジュが亡くなったという報せが流れ、ハンスはその場で力が抜けるように座り込み、涙を流しました。公主と過ごすはずだった未来が目の前で崩れ去る切なさが胸を打ちます。

2年後──“生きていた公主”と再会
それから2年。ハンスは科挙(過去)に合格し、清算(チョンサン)の県監になっていましたが、今もヨンジュの死を信じられず、彼女の行方を探し続けていました。
ところがヨンジュは“実は生きていた”のです。回復のために大量の薬を使った結果、子どもを宿せない体になった彼女は、大妃と相談のうえ宮廷を離れ、男性に身をやつして外知部(弁護士)のように働いていました。
そして、ハンスは噂で聞いた「隣の村に凄腕の外知部がいる」という話を頼りに訪れ、遂に3年ぶりの再会を果たします。

“最愛の人”と再び歩む未来
再会したふたりは激しく抱き合い、喜びを分かち合います。ヨンジュは「自分がハンスの夢を妨げると思い、あえて身を引いた」と告白しますが、ハンスは「俺の夢はいつでもおまえだ」と答え、もう離れないと誓います。
最後は、王イフル・ジソン・ハンス・ヨンジュが「新たな朝鮮の法典」を作り上げていく姿が描かれ、物語は幕を下ろしました。

朝鮮弁護士カン・ハンス16話(最終回)結末の感想まとめ

最終回では、ハンスとヨンジュ、そしてジソンが協力して元相ユ・ジェセを打倒する“ドキドキの大逆転”が描かれましたね。ヨンジュの捨て身の毒飲みや、上訴文に隠された真相など、最後までハラハラさせられる展開が続きました。
そのうえで、ハンスが「復讐」を越えて「より大きな理想」を選ぶ姿勢が胸に響いた方も多いのではないでしょうか。復讐のためならユ・ジェセを処刑しても良かったはずなのに、あえてそれをしなかったのは、朝鮮を真に豊かで平和な国に導くため。ヨンジュが命を懸けた行動と同じく、“自分以外の誰か”を思い、未来を創ろうとする意思が伝わってきました。

最後にヨンジュが生きていたという嬉しいサプライズもあり、本当に素敵な大団円でしたね!
ウ・ドファンさん(カン・ハンス役)の抜群の演技力と、キム・ジヨンさん(イ・ヨンジュ役)の可憐さと芯の強さが印象的だった今作。時代劇でありながら、現代の視点でも感情移入しやすいヒューマンドラマとして多くの視聴者を魅了しました。
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