江南ロマンストリート-あらすじ-27話-28話-感想付きネタバレありで!

韓国ドラマ-江南ロマンストリート-あらすじ-27話-28話-の想付きキャスト情報をネタばれありで!
キャスト情報など、最終回までの感想を全話配信します。


ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪
ハン・ソンジュンが弟でない事を知ったイ・ヒョヌは
元の計画通りに実行し始め、元の冷たいイ・ヒョヌに戻ってしまう・・・
そしてイ・ヒョヌは自分の正体をユン・マルジャに明かす!

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【江南ロマンストリート】ネタバレあり

27話

ハン・ソンジュンはハン・ジョンウンに電話を掛ける・・・
ハン・ソンジュン「姉さん、またイ・ヒョヌさんに会ったよ・・・姉さんあの人おかしいよ。何か変だよ。確かにニューヨークに帰るってウチの会社に投資までして行ったのに・・・今日の朝また帰って来た・・・理由は何だろう?姉さんには何の連絡も無かった?」
ハン・ジョンウン「無いわ・・・」
ハン・ソンジュン「あの人おかしいよ。俺達家族を弄んでるかのようだ」
ハン・ジョンウン「落ち着いて、私が聞いてみるから・・・何か理由がある筈よ・・・」

ハン・ジョンウンは急いでイ・ヒョヌの家に行って見る・・・
インターホンを押して「ヒョヌさん~」と何度も叫んでみるが何の応答も無かった・・・

それもその筈、イ・ヒョヌはユン・マルジャの病院に居たからだ・・・
ユン・マルジャ「アンタもしかしてあの運転士の息子・・・」
イ・ヒョヌ「蒔いた種を刈り取るという言葉があるでしょう?刈り取らないとでも思ったのですか?アンタだけ逃れられると?」
ユン・マルジャ「じゃあ、ユンジャもミジャも全部アンタが・・・赦して!赦して!あの時私も事情があって・・・クンジャが金をくれるって言うから・・・お願い赦して!」
イ・ヒョヌ「僕に出来る事何かありますか?アルコール中毒の運転士の事故で終わった話なのに?僕はただ悲しかったと伝えに来ただけですよ。残りの余生を十分に過ごして下さい」
とイ・ヒョヌは予め呼んでいた警察に引き渡し、その場を去るのだった・・・
警察「ユン・マルジャさん、署までご同行願います。不法手術、嘘の診断書の発行、不法リベート医薬品販売の容疑で告発されました」
つまり23年前のこの事件、クンジャが塾の経営者でイ・ヒョヌの父の塾の送迎バスの事故が車の故障による事故で自分の管理不行き届きになるのを恐れ、ユン・マルジャを使い血液中のアルコール濃度の結果を偽造し、イ・ヒョヌの父に責任を押し付け死に追いやった事件だったんですね~

ミンソン党に入ったハン・ソンフン・・・
記者会見を開き、ご満悦だ・・・
ハン・ソンシク「綺麗で正しい国を作る思いに胸が一杯で眠れませんでした。私を信じて任せてくださる党の皆さんに心からお礼を申し上げます。これからは全てを敬愛して尊敬する国民の皆様に委ねたいと思います。皆さんの品格に合う政治家はこの私、ハン・ソンシクしかおりません!と宣言いたします。全ての事はこのハンソンシクが全部やり遂げて見せます」

そして選挙運動の恒例、市場巡りをし、店の人々を固く握手を交わすハン・ソンシク・・・
こうしてハン・ソンシクは順調に政治家としての道を歩み始めるのだった・・・

一方、テレビを見ていた祖母ファン・ミオクはビックリする!
ハン・ソンシクがテレビに出ているではないか!
しかも、選挙のタスキを付けて!
ハン・ソンシクは頑張っていますが、選挙なんてそう簡単に行くんでしょうか?

そして、その妻カン・フェソクはムン・ジョンエと仲良くスーパーでショッピングをしていた・・・
そして様々食材を買い・・・お会計で
店員「78950ウォン(7895円)です」
ムン・ジョンエ「ちょっと待ってね・・・あら?どうしましょ。今日私財布を持って来なかったみたいだわ」
カバンを幾らごそごそしての財布は見つからない・・・
ムン・ジョンエ「今日は悪いけど、フェソク、アンタが代わりに払ってくれない?」
カン・フェソク「お義母様、どうしましょ?私も財布をもって来て無いみたいなんです・・・」
とカン・フェソクもカバンをごそごそするのだった・・・

こうして支払いが出来なかったムン・ジョンエとカン・フェソク
カン・フェソク「お義母様、済みません」
ムン・ジョンエ「若いんだからもっとしっかりしなさいよ、全く。どうして財布を持たないで買い物に来るの!」
カン・フェソク「お義母様、このカバンこの間スーパーに行った時持って行ったカバンだから、財布が入ってなかったんですよ。私が財布を入れないといけなかったのに・・・」
そしてそこにハン・ヒョンソプがやって来た・・・
カン・フェソク「お義父様、ここです」
ムン・ジョンエ「あなた、どうしたの?私は呼んでないわよ。ソンシクに電話したのに?」
カン・フェソク「お義母様、私がお義父様に電話したんです。済みません」
ハン・ヒョンソプ「ソンシクの奴は忙しいのに、どうやってここまで来るんだ?」
店員「全部合わせて15990ウォン(1599円)です」
そして結局ハン・ヒョンソプのカードで計算を済ませ・・・
姑ムン・ジョンエはまた嫁カン・フェソクに負けたのだった・・・
舅まで呼んで金を払わせる嫁、凄いですね~

昼間にハン・ソンフンの店に来たハン・ヒョンソプはまたあのお水の女が来ている事に腹を立て追い出す
それを見ていたハン・ソンフンは
ハン・ソンフン「父さん、僕は母さんが傷つくのはもう見たくありません。もし、さっきの人がソンジュンの本当の母親なら、母さんの為にも早くあの女の用件を聞いて解決した方が・・・これを母さんが知ったらどうするんですか?母さんはソンジュンを受け入れるのに10年掛かったんですよ。ソンジュンが7歳でこの家に来て17歳になって初めて私のソンジュンと抱きしめたのが初めてだったんです。なのにこれにまた火がついたら・・・」
しかし、それでもハン・ヒョンソプは何も語らなかった・・・
今でこそハン・ソンジュンは愛されていますが、愛人の子という苦しい対場だったんですね~

ユン・マルジャへの復讐を終えたイ・ヒョヌが自宅に戻ってくると
待っていたハン・ジョンウンが抱きついて来た・・・
ハン・ジョンウン「どうなってるの?何時帰って来たの?まさか忘れ物をしたから帰って来たわけじゃないでしょ?本当に帰って来たのよね?ヒョヌさん?帰って来てくれてありがとう。嬉しいわ。私もね、いい事があったの。お父さんが帰って来たの。韓国でずっと暮らすんだって」
しかし、イ・ヒョヌはハン・ジョンウンを引き離し
イ・ヒョヌ「まだ、未処理の物があるから、韓国に帰ってきただけだ。また直ぐアメリカに帰るから、帰ってくれ」
ハン・ジョンウンはイ・ヒョヌの態度にビックリする・・・
ハン・ジョンウン「ヒョヌさん?一体どうしたの?」
イ・ヒョヌ「帰ってくれ。俺が韓国に帰って来たとしても、俺達の間が変わることは無い」
ハン・ジョンウン「ちょっと待ってよ。何かあったの?」
イ・ヒョヌ「何も無かったよ。俺達別れた筈だろ?君が言っただろ?俺達は終わったと。一生呪って生きてやるって。一生呪って生きるといい。ここには来ないでくれ」
イ・ヒョヌはハン・ジョンウンを振って復讐一筋に行くようです・・・

一大決心をして会社に戻ってきたオドンヒだが・・・
キムPD「出て行け!会社は作家の遊び場か?」
オ・ドンヒ「済みません」
パク・ジンサン「オ・ドンヒ、お前は済みませんで済むと思ってるのか?俺達がお前が居ない間どれだけ辛かったか知ってるのか?」
ナ・ソヒ「コーヒーも私が淹れて、掃除もして」
ホン作家「もう、いいじゃない。会社来たんだから」
キムPD「なんで出てきたんだ?俺達を苦しめておいて」
そこにパン・ミジュがある女性を連れて入って来た・・・
パン・ミジュ「オドンヒさん、あなた何の用?」
キムPD「そちらの方は?」
パン・ミジュ「チェ・ジンギョン作家ご存知でしょ?ミニシリーズの『イカロスの翼』のシナリオを書いた方よ」
いきなり現れたチェ・ジンギョン作家にハン・ソンジュンは戸惑いを隠せない・・・
チェ・ジンギョン「申し訳ありませんが、私が一人でシナリオを書くという約束ではありませんでした?」
パン・ミジュ「殆ど一人で書かれるのと同じですわ。シナリオはオ・ドンヒが書きましたがそれを超える台本を書いて下さればいいですから」
オ・ドンヒ「私は自分のシナリオを売るとは言ってないわ」
パン・ミジュ「じゃあ、オドンヒが一人で書くと言うの?」
ハン・ソンジュン「パン常務、一体具体的にどうするって言うんだ?」
パン・ミジュ「我が社を少し助けて下さいな。パク監督は死んでもこの作品をやると言って聞かないし、ここにいるオ・ドンヒはまだ新人で、間に挟まれて困っているんです」
チェ・ジンギョン「それでこの新人と共同で執筆しろと仰るの?」
オ・ドンヒ「私もこの作品を誰かと一緒に書こうとは思ってません」
チェ・ジンギョン「なんですって!あなた幾つなの?あなたが幾つ作品を作ったというのよ!」
ハン・ソンジュン「パン常務、なんでこんな風にややこしくするんだ!これではチェ作家に対しても失礼だろ!」
パン・ミジュ「分かったわ。ではお二人に提案致します。チェ作家さん今回我が社を助けて下さったら、次の契約も我が社が致します。それとオドンヒ、あなたはシナリオを売らないと言ってるから、いいわ作家として迎えるわ。その代わり、あなたの才能をここで立証してから、放送局に持って行く事にするわ」
ハン・ソンジュン「どういう意味だ?」
パン・ミジュ「シナリオはオ・ドンヒの物を使うわ。ただし、そのシナリオを使って同じ台本を書いて、より上手く書けた方を放送局に持って行く事にしましょう」
ハン・ソンジュン「そんな無茶な事があるか?なんでそんな風にするんだ!」
パン・ミジュ「チェ作家には、申し訳ありません。しかし、こんな新人作家に負けるとは思えませんから、ご心配なさらなくて大丈夫ですわ。じゃ、後はオ・ドンヒの選択だけよ。あなたがここでやるなら、贔屓されてるって噂も消せると思うけど?どう?自信ないの?自信ないなら抜ければ?」
結局オ・ドンヒは乗せられる形で契約した・・・

ハン・ソンジュン「だからって、そんな提案呑んでどうするつもりだよ!」
オ・ドンヒ「ここでやらなかったら、怖くて逃げ出したと見られるじゃないの!」
ハン・ソンジュン「でも自分の作品を守らないと。世界の何処に自分の作品をかけて競争する奴が居るんだよ」
オ・ドンヒ「そうじゃなきゃ、私認められないじゃないの!もし、私が一人で書くって言ったら、パン常務がOK出すと思う?」
ハン・ソンジュン「それはそうだが、悔しいじゃないか」
オ・ドンヒ「悔しくても仕方ないわ。勝てばいいんだから。帰って。私今から書き始めるから」
オ・ドンヒが初めから書くと言って置けば作家競争もしなくて良かったのでは?
それにしてもベテラン作家と競争して勝てる見込みはあるのでしょうか~?

ハン・ソンジュンは怒ってパン・ミジュに電話を掛ける・・・
ハン・ソンジュン「君は作品をゲームか何かと勘違いしてるのか?作品は生きいるんだ。命があるんだ。一人で書いても足りないのに、一話毎に交代させながら書かす?」
パン・ミジュ「誰が交代で書くって?自信過剰も大した物ね。チェ作家は10年の経歴のある作家よ。ソンジュンさんはオ・ドンヒが一話でもチェ作家よりもいい作品が書けるとでも思ってるの?」
パン・ミジュ「パン・ミジュ!君は!」
パン・ミジュ「オドンヒが勝ってもチェ作家が勝っても、私達は良い台本を送れば良い訳だから、コンテンツ部が損をするのは一つも無いわ。だったらいいんじゃない?それに心配しなくてもいいんじゃない?オドンヒが良い作家なんだら、なら勝つんじゃない?いつもは携帯の電源を切ってる貴方がこうして電話をくれるなんて嬉しいわ。それじゃ」
もし、オ・ドンヒじゃなくて他の社員が作家だったらパン・ミジュはそこまでしたでしょうか?
やっぱり、オ・ドンヒにハン・ソンジュンを取られたのが尾を引いているみたいですね~

ハン・ソンシクは家族に政治補欠選挙に出ることを知られ、叱責を受ける・・・
ファン・ミオクもハン・ヒョンソプもムン・ジョンエも大反対だ
そして兄であるハン・ソンフンにも叱られる
ハン・ソンフン「俺が忠告しただろ?ミンソン党、ソンハン・グループに注意しろと。なのにミンソン党に入党するだけで足りず補欠選挙にも出るだって?お前、背後に誰がいる?誰の金ででるんだよ!」
ハン・ソンシク「キムヨンテ議員の推薦で出て、ソンハン・グループの後援を受けて出るんだ!心配するな!家族からは金を一ウォンたりとも貰うつもりは無いから」
ハン・ソンシク「お前、大変な事になるぞ!選挙期間中に何か事が起こったら、お前はすぐに社会から抹殺される、放送や弁護士しすら出来なくなるかも知れないんだぞ」
ハン・ソンシク「俺は兄さんの方が心配だよ。老いて白髪になるまでチキンを揚げてるつもりか?後で爺さんになって、子供に金の無い老人と馬鹿にされるのがオチなんだよ!兄さんは見てるだけにしろよ。そしたら俺が兄さんを代弁人にでもしてやるから!」
と兄の忠告も聞かないのであった・・・
大会社に入っても40過ぎると肩たたきに遭って自営業をする人って結構居るんですよね~

ハン・ジョンウンの父そしてハン・エリの元恋人であるリュ・ミョンジンから会おうといわれたハン・エリ
ハン・エリ「今更会おうだなんて!会ったら只じゃ置かないんだから!」
と言いながらめかし込んで出て行った・・・
何か言ってる事とやってる事が正反対なんですが・・・

慣れないヒールまで履いて、リュ・ミョンジンの方に真っ直ぐ?ふらふら?しながら勇ましく?歩いて行くハン・エリ・・・
リュ・ミョンジン「お前は今も美しいな・・・でも次に会うときは高いヒールは履くなよ」
ハン・エリ「次?フン!呆れた。なんで私が貴方と会うのよ。私がここに来たのは、貴方みたいな人に会いたいからでも、どう変わったのか知りたくてでもないのよ」
リュ・ミョンジン「この30年間、俺はエリがどうしてるのか知りたかった・・・」
ハン・エリ「私は貴方なんか知りたくも無かったわ!貴方がイタリアに行った後にも私は貴方の事考えもしなかったわ!夢にも見なかったわ!だから、これ以降私に連絡しないで、私の目の前に現れないで。私はこの為に来たのよ」

リュ・ミョンジン「今までの誤解を解こう・・・」
ハン・エリ「誤解?誤解なんて無いわ。一時の火遊びで恋愛してそして別れてそれで終わりよ。30年間も帰らない貴方を待って一生独身で生きてる女に見えて私が?」
リュ・ミョンジン「悪かったよ。」
ハン・エリ「いいえ、謝る必要は無いわ。今までの30年間私が傷つきでもした?虚しい人生を歩んだ?後ろ指でも差されるような事をした?私はちゃんと生きてきたわ。幸せで・・・だからこれ以降私の目の前に絶対に現れないで!もし、一瞬でも私を愛していたならそうして」
そしてリュ・ミョンジンを振り切って帰って行った・・・
しかし、リュ・ミョンジンは知らなかった・・・ハン・エリが見えないところで泣いている事を・・・
この二人どうして30年前に別れたんでしょうね~親の反対にあったから?
それとも音楽の為なんでしょうか?
この二人どうして30年前に別れたんでしょうね~親の反対にあったから?
それとも音楽の為なんでしょうか?

ハン・ソンジュンの会社に訪れた、イヒョヌ・・・
契約のチェックの為に来たのだ・・・
イ・ヒョヌ「ドラマ制作の方はどうですか?」
ハン・ソンジュン「お陰様で・・・もう直ぐ作家とも契約する予定です」
イ・ヒョヌ「今回の投資が上手く行けば、FGCグループに関する投資をもっと拡大する予定です」
パン・ミジュ「まあ、本当に?」
イ・ヒョヌ「勿論そこにハンソンジュン本部長がいて下さったらもっと有り難いですね・・・」
パン・ミジュ「今回の投資は成功しますわ。勿論その後もこの影響を受けるでしょう。正しい選択をなさいましたわ」
イ・ヒョヌ「私もそう考えています」

そんなイヒョヌが家に帰って来たとき
何とハン・ジョンウンがイ・ヒョヌの家で料理をしていた
イ・ヒョヌ「ここで何をしてるんだ?どうやって入って来た」
ハン・ジョンウン「忘れたの?恋人だったのに私が暗証番号も知らないと思ったの?貴方が帰って来たと分かったから入ったのよ」
イ・ヒョヌ「出て行けよ今すぐ!」
イ・ヒョヌはハン・ジョンウンの手を掴んで居間の方へ移動する・・・
イ・ヒョヌ「帰ってくれよ。お願いだから」
ハン・ジョンウン「じゃあ、私が納得いくように答えて。じゃないと受け入れられないわ。どうしていきなり帰ってきたのか?どうして、以前の様に対してくれないのか教えて!」
イ・ヒョヌ「ハン・ジョンウンさん君は馬鹿なのか?俺達別れただろ?」
ハン・ジョンウン「でも貴方はまた戻ってきたじゃない」
イ・ヒョヌ「だからってなにが変わるんだ?男と女が出会って別れる事もある。まだそれに未練を持って執着して付きまとうのか?」
ハン・ジョンウン「未練?執着?一体どうしたの?この間何があったの?私はヒョヌさんのいない一週間がまるで一年のように感じたわ・・・何があったのかは知らないけど、私にまで当たる事がないでしょ?」
イ・ヒョヌ「何かあった訳じゃない・・・もう、俺の心の中に君がいないだけだ・・・だから帰れよ」
ハン・ジョンウン「どうしてそんな事言えるの?じゃあ、今まで私はヒョヌさんの何だったの?遊んだの?」
イ・ヒョヌ「そうだよ。遊びだったんだよ。君と遊んだんだよ。これでいいだろ?」
「バシッ」とイ・ヒョヌの頬が鳴る・・・
ハン・ジョンウンが平手打ちしたからだ・・・ハン・ジョンウンは怒って泣きながら帰って行った・・・
なんでもない筈のイ・ヒョヌは思った以上に衝撃を受けていた・・・
もし、復讐が無かったらこの二人、意外と上手く行っていたのかも知れませんね~残念です~

一方ハン・ソンジュンは作家オ・ドンヒが気になり夜に部屋を訪ねてみると・・・
オ・ドンヒの部屋は真っ暗だった・・・
ハン・ソンジュン「ドラマも書かないで、もう寝てるのか?」
しかし、布団を引っかぶってるオドンヒの様子がおかしい・・・
布団の塊からすすり泣きが聞こえる・・・
ハン・ソンジュン「オドンヒ、大丈夫か?何処か具合が悪いのか?」
と無理矢理布団を引っぺがすハン・ソンジュン・・・
中から出てきたオ・ドンヒはベソを掻きながら・・・
オ・ドンヒ「私怖いの、出来そうに無いわ・・・どんなに考えても自信がないわ。チェ作家に全部書いてくださいって言った方がいいわ・・・私のシナリオ全部あげるわ~ㅠ ㅠ~」
と言ってまた布団の中にもぐるオ・ドンヒの布団をまた引っ剥がすハン・ソンジュン
オ・ドンヒ「あの人は10年のベテランよ私は初歩の作家。なのにそんな人にどうやって勝つのよ!最初から無理だったのよ!ㅠ ㅠ」
ハン・ソンジュン「君は全く!情けない奴だな」
オ・ドンヒ「そうよ!私は情けない奴よ!」
オ・ドンヒはパンミジュの前では啖呵を切ったものの
一人になると自信がなくなったみたいですね~

ハン・ソンジュンは泣いているオ・ドンヒを外に連れ出し自分の車に乗せる・・・
オ・ドンヒ「何処に連れて行くの?」
ハン・ソンジュン「何だよ、何処かに売られるかと思って怖いのか?こんな怖がりなベソベソ泣いてる女何処の誰が買うんだよ」
オ・ドンヒ「何処に行くのよ!駄目よ私水曜日までに台本書かないといけないのに・・・」
ハン・ソンジュン「書かないって言った癖に、チェ作家にシナリオ全部渡すっていって」
そして着いたところはパジュの大きな図書館だった・・・
韓国では多くの学生が勉強の為に使うので、割と夜遅くまで図書館が開いてるんですね~
パジュってソウルからは2時間ぐらいの距離ですね~

入ってみて本の多さにビックリするオ・ドンヒ・・・
オ・ドンヒ「わ~韓国にこんな所あったのね・・・」
ハン・ソンジュン「ここにあるの全部本に見えるのか?」
オ・ドンヒ「? じゃ、何に見えるってのよ」
ハン・ソンジュン「死の創作の苦しみとトラウマに勝った作家達の血と汗と涙の結晶だよ・・・」
そしてヘミングウェイの本を見つける・・・
ハン・ソンジュン「ヘミングウェイはこんな言葉を残したんだ。『文章を書くのに何かの秘訣は無い。只、作家が出来る事はタイプライターの前に座り血を流す事だ』最後の場面まで39回も書き直したそうだ」
そして村上春樹の本を見つけ・・・
ハン・ソンジュン「ハルキの本は好きか?ハルキは毎日午前3時に起きて午後の12時まで執筆生活を繰り返している・・・午後には文章を書く体力を養う為にジョギングと水泳を毎日してるんだ。どうだい?他の作家の話を聞いてみて・・・ここにある作家達全て執筆するのに苦しまなかった作家がいると思うか?こんな有名な人達も創作の苦痛を味わったのに、君は大丈夫だとでも思ったのか?」
オ・ドンヒ「誰が楽だと思って?ただ怖いのよ・・・悪口言われるかも知れないと思って」
ハン・ソンジュン「この作家達は怖いと思わなかったのか?自分が一度もいった事の無い道はいつも怖いものさ・・・だからと言って放棄したり後ろを振り返ったりすると、その道の果てにどんな美しい景色があるのか永遠に見られないんだ。今君がする事はその一歩を踏み出すことだよ。怖い?当然だ。でもそれを克服しないといけないんだ」
さすがコンテンツ部ですね~ハンソンジュン良い事言いますね~
本を見て作家の努力の結晶だなんて思っても見ませんでした~

オ・ドンヒ「私が上手く出来るかしら?」
ハン・ソンジュン「勿論だ」
オ・ドンヒ「もし、出来なかったら?」
ハン・ソンジュン「大きな事を言ってたわりにそんなもんか」
オ・ドンヒ「だって怖いんだもん」
ハン・ソンジュン「だったら、作家なんか辞めて俺のところに嫁に来いよ!」
オ・ドンヒ「なんですって?何言うのよ!いきなり!格好良い事言うから大人しく聞いてたのに何言うのよ!」
ハン・ソンジュン「だったら、死ぬ位書けよ!何メソメソ泣いてるんだよ!こんなのも書けないで絶望している作家が何人いると思ってるんだ!」
オ・ドンヒ「なんで大声出すのよ!私もストレス受けてるのよ!大声で叫んでやる!自分だって一行も書けない癖に!なんで私にだけ言うのよ!一回書いて御覧なさいよ!思い通りに行くかどうか。思い通りになるなら、私がここでこんな事してる筈ないでしょ!」
そんなオ・ドンヒをいきなり抱きしめるハン・ソンジュン
ハン・ソンジュン「だから、心の思う通りに書いてみろよ。君は上手く出来る。俺が付いてるじゃないか!君が怖がらないように、俺がずっと傍に居るから」
そしてキスしようとするハン・ソンジュンにオ・ドンヒは身を固くして、目を閉じる・・・
「あ痛っ!」ハン・ソンジュンはオドンヒに頭突きをかます・・・
ハン・ソンジュン「弁解しないで無条件に書く事!」
オ・ドンヒ「もう、何するのよ」
ハン・ソンジュン「ハハハ・・・こっちに来いよ俺の好きな本を見せてやるよ」
ハン・ソンジュンはドサクサにまぎれてオ・ドンヒにプロポーズまでしていますね~

そして本を朗読るハン・ソンジュン・・・
「僕は胸がドキドキして、月明かりの夜に妖精のように眠るその子を眺めていた・・・
僕達を囲んでいる星達は羊の群れのように静かに歩んでいる・・・
僕は思った。その多くの星達の中で一番綺麗で美しく光る星が
道を失い僕の肩に凭れて眠っている・・・」
ハン・ソンジュンは眠っているオ・ドンヒの手にそっと自分の手を重ねるのだった・・・
朗読している本の内容がハンソンジュンの心を表してるみたいですね~

パン・ガンジンはオ・ギブンに電話を掛ける・・・
オ・ギブン「もしもし?」
パン・ガンジン「母さん、ワシだよ。ガンジンだよ。漢方薬はちゃんと飲んだ?それで今、母さんの孫のオ・ドンヒの履歴書を見てるんだ」
オ・ギブン「何だって?」
パン・ガンジン「母さんにちっとも似てないね」
オ・ギブン「そんな事で電話を掛けて来たのかい?」
パン・ガンジン「母さん孫娘を立派に育てたね。作家先生として」
オ・ギブン「どういう意味さね」
パン・ガンジン「ウチの会社の事務補助だったのに、正式に作家契約をする事になったよ。ウチのパン常務が決済書類を持ってきたんだが、見てみると母さんの孫娘なんだよ。今度一度ウチに呼んで会ってみるよ。そしてこの契約書ワシがサインするよ。そうしたら、母さんも母さんの孫娘もワシが長く面倒を見てやれるからな」
このオ・ギブンとパン・ガンジンの関係って何なんでしょうね~

イ・ヒョヌはその夜一睡も出来なかった・・・
ジョム・ギョン「代表良く眠れなかったみたいですね・・・もしかしてハン・ジョンウンのお嬢さんの所為ですか?」
イ・ヒョヌ「言いたくないね」
ジョ・ムギョン「良くお休みにならないとこの記事を良い気分で見られませんよ。ハン・ソンシクは今日からです」
と新聞を渡す・・・

同じ頃チキン店の店の鍵を開けるハン・ソンフン・・・
そして、新聞を見てビックリする・・・
「ソンハングループの税金脱漏
常に仲の良かったH弁護士アドバイスで不法税金脱漏」
の見出しで新聞に出ていたからだ・・・
ハン・ソンフンが店の外に出ると記者がうろついてる・・・
ハン・ソンフンはこそっとハン・ソンシクに電話を掛け・・・
ハン・ソンフン「おい!お前今何処にいる?」
ハン・ソンシク「何処って事務所だよ。朝から顔出しに忙しくて腹ペコなんだ・・・兄さんチキンお願いするよ」
ハン・ソンフン「おい!お前今チキンどころじゃないぞ」
ハン・ソンシク「兄さん俺、店に下りて食べるよ。事務所に匂いが付くと嫌だから」
と電話を切ってしまった・・・
慌ててまた電話を掛けるが、時既に遅く
「兄さん!」との掛け声にハン・ソンシクに群がる記者達・・・
記者「ソンハン・グループに諮問して、税金を不正脱漏したのは事実ですか?」
記者「不法諮問で高益を得たH弁護士がハン・ソンシク弁護士ですか?」
記者「不法諮問の見返りに車を受け取ったのは事実ですか?」
慌ててハン・ソンフンは輪の中に入りハン・ソンシク記者から隠しながら脱出する・・・
何といきなり大変な事になりました~こういう問題って一度表に出ると大変です~

そしてハン・ソンジュンはハン・ソンフンから父に迷惑をかける女の電話番号を貰い呼び出しに応じる
女「ここよ。見違えるように大きくなったわね。格好良くなって」
そしてハン・ソンジュンは黙って金の入った封筒を渡す・・・
女「やっぱり若いから話しが早いわね」
ハン・ソンジュン「これで、私の父にはもう会わないで下さい」
女「私が何をしたってのかしら?」
ハン・ソンジュン「二度と現れないで下さい」
女「アンタ憎らしい事言うわね。アンタ私が誰か知ってる?」
ハン・ソンジュン「関心ないですね。只、私は父を守りたいだけです」
女「父を守りたい?ソンジュン、アンタ純粋ね、凄いわね一体子供にどういう教育をしたのかしら?アンタ本当に何の記憶も無いの?いいわ。お金くれたからアンタに重要な情報を教えてあげる。今のアンタの父親、本当の父親じゃないわ。アンタには孤児院で本当の父親だとして連れてきたんだけど、違うわ。あの人、子供を騙して・・・まあ、片方でも血縁でもあると思ってれば、アンタがこの間耐えて来られたでしょ?」
ハン・ソンジュン「今、何の話をしてるんですか?」
女「そして、最後に一つだけ・・・アンタの父さん、尊敬しない方がいいわ・・・尊敬するような人ではないわ」
ハン・ソンジュンの父が本当の父で無いってどういう事でしょうか?

28話

夢にうなされるハン・ソンジュン
幼い自分が川辺で泣きながら歩いてる・・・
そして夢から覚めはっと起き上がるハンソンジュン・・・寝汗でびっしょりだった・・・

ハン・ソンフンから電話が掛かって来る・・・
「新聞を片付けろ!父さん目に触れさせるな」
ハン・ソンジュンが新聞を片付けようとする時には既に時遅く、父ハン・ヒョンソプは新聞を見る・・・
ハン・ヒョンソプ「何だ?これは?」
ハン・ソンフンがハン・ソンシクを庇っている写真が写っていた・・・
大騒ぎになる家族・・・
大企業の脱税容疑に自分の子供がかかわってるとなると大騒ぎにもなりますよね~

カン・フェソクはハン・ソンシクに電話する・・・
カン・フェソク「あなた何処なの!」
ハン・ソンシク「何処って?事務所だよ。記者が囲んでいて外に出られないんだ。それで済まないんだが、下着を持ってきてくれ」
ハン・ソンフン「おい!お前!今下着なんか替えてる場合か!だからミンソン党とソンハン・グループに気をつけろとあれ程言ったのに!お前、検察の調査を受けないといけないんだぞ!」
ハン・ソンシク「そんな事言わないでくれ、兄さん、怖いよう~」

ハン・ソンジュンは会社にイ・ヒョヌが来た・・・
ハン・ソンジュン「出生の秘密ですか?」
イ・ヒョヌ「いけないかい?韓国人は皆好きだろ?出生の秘密が。それとアジアに輸出する為には必ず必要かと思うのだが?」
イ・ヒョヌはいきなりドラマに「出生の秘密」を入れろと注文をつけて来たのだ・・・
ハン・ソンジュン「これは無理な設定です」
イ・ヒョヌ「無理だって?」
ハン・ソンジュン「ええ、そうです。今回のドラマはロマンチック・コメディです」
イ・ヒョヌ「ええ、知ってますよ。入れるのは簡単でしょう?内容を少し変更すればいいだけじゃないか?」
ハン・ソンジュン「しかし、こちらも設定上譲歩できない部分があります。いきなり作家にそんな要求をしたら、作家が混乱します。作家の意図を害さないようにしながら、投資の効果が出るように作るのが実力ある製作者だと思います」
イ・ヒョヌ「私に教えようとしないで下さいよ」
ハン・ソンジュン「そういう意図でなくて、私達の方がイ代表より専門家なので信じてくださいという意味で申し上げたまでです」
イ・ヒョヌ「どういう意味かは分かります。しかし、今まで何の成果の出せずにいる状態では何としても黒字を出すようにするのがFGCコンテンツの為や投資した私にとっても良くありませんか?入れて下さい。出生の秘密を。でなければ私が直接作家に会います」
去っていくイ・ヒョヌをハン・ソンジュンは廊下で呼び止め
ハン・ソンジュン「どうしてですか?信じて任せると仰ったじゃありませんか?」
イ・ヒョヌ「勿論ですよ。信じるから投資したんですよ。しかし、一旦金が投入されたら心配が先に来るんですよ。私が干渉してると思いますか?」
ハン・ソンジュン「ええ、そうです」
イ・ヒョヌ「残念ですね。しかし、私の立場では投資に対する権利を行使してるだけですよ」
凄くもっともらしく言ってますけど、イ・ヒョヌはドラマを滅茶苦茶にしようと考えてるみたいですね~

作家オ・ドンヒは文章を書きながら、事務補助もすると言う二束のわらじを履いていた・・・
パク・サンジンにコーヒーを入れているオ・ドンヒに
ナ・ソヒ「この資料のプレゼンテーションの資料は出来たの?」
オ・ドンヒ「いえ、まだです」
ナ・ソヒ「急いでるのに、まだ作ってないってどういう事?」
オ・ドンヒ「今日中に作ります」
ナ・ソヒ「オ・ドンヒ、もっと早く仕事してよねFGCの新商品で忙しいの見えないの?」
そんな様子を見かねたハン・ソンジュン
ハン・ソンジュン「オ・ドンヒ、なんで出勤したんだ?家に帰って執筆するんだ」
ナ・ソヒ「本部長、こっちも忙しいんです」
ハン・ソンジュン「だが、オ・ドンヒは台本を書く作家なのに、こんな風にしてどうするつもりだ」
パン・ミジュ「私が出勤しなさいと言ったのよ。作家であり、何であり、オ・ドンヒはウチの社の事務補助なのは変わらないわ」
オドンヒは大変ですね~なんと、会社で台本を書く時間が無いんですから
パンミジュはここぞとばかり、苛めてます~

パン・ミジュ「出生の秘密入れましょう」
ハン・ソンジュン「あのドラマに出生の秘密なんて合うか?」
パン・ミジュ「じゃ、何?投資者の話しを無視する訳?やるしかないでしょ」
ハン・ソンジュン「作品がおかしくなるのを見たいのか?」
パン・ミジュ「おかしくならない程度にすればいいじゃない。それをするのが作家の能力と言う物じゃないの?」
ハン・ソンジュン「作家もある程度ストーリの中で自由に動けるようにしてやるべきだろ!16話のミニシリーズ、ロマンチック・コメディの何処に『出生の秘密』を入れるんだよ」
パン・ミジュ「出来るわ」
ハン・ソンジュン「君は今までそんな風に作品を作ってきたのか?」
パン・ミジュ「ソンジュンさん。オーバーに考えないである程度は妥協して。資金が動けば作品も作られるのよ」
ハン・ソンジュン「だが、今回のドラマの中に『出生の秘密』なんて入れられるかよ」
パン・ミジュ「視聴率が上がってお金儲けたらそれでいいじゃない!」
ハン・ソンジュン「パン常務!」
やっぱりパン・ミジュは経営者の娘だから、経営中心の考え方ですね~

そして、家に帰って来たオ・ドンヒはビックリする・・・
オ・ドンヒ「出生の秘密?」
ハン・ソンジュン「ああ、投資者が入れたいそうだ」
オ・ドンヒ「無理よ。考えた事も無いわ」
ハン・ソンジュン「俺もだ。オ・ドンヒこんな時だからこそ、動揺しないで冷静になるんだ。作家が他人のいう事に揺れるようになったら、辻褄が合わなくなる」
オ・ドンヒ「でも、投資者のいう事は聞かないと・・・私のような新人作家がどうやって・・・」
ハン・ソンジュン「俺がいるじゃないか?俺が君を守るって言っただろ?」
そしてハン・ソンジュンはオ・ドンヒを抱き寄せる・・・
ハン・ソンジュン「どうして今日はこんなに孤独に感じるのか分からないな・・・この世に君と俺の二人だけがいるような気がするよ・・・どうやっても君が書きたいように書けるようにしてやるよ・・・ちゃんと出来るだろ?」
新人作家のオドンヒにとって設定変更って至難の業ですね~

夜にジョムギョンがいるのを見たイ・ヒョヌ・・・
イ・ヒョヌ「もうしょっちゅうこの家に来なくてもいいよ。報告する事も無いだろ?父は23年前に亡くなって。弟もその時に死んだ。俺にはもう、残っているものは一つも無い・・・早くこの復讐を終えて、アメリカに帰ってパーティーでもするつもりだよ」
ジョ・ムギョン「最近お酒を飲みすぎではありませんか?」
イ・ヒョヌ「俺が最近、楽しみがないから」
ジョ・ムギョン「それでもハン・ソンシクの報告は聞いてください」
イ・ヒョヌ「ああ、そうだな」
ジョ・ムギョン「自分の事務所に2日閉じ込められています」
イ・ヒョヌ「ハハハ・・・できるだけ早く処理してくれよ。初めから、金、権力、名誉に女を好きな奴で・・・仕掛けをしながらも興味を削がれる奴だったよ」
ジョ・ムギョン「ハン・ソンジュンはどうされますか?」
イ・ヒョヌ「俺は最近ドラマを書いているんだ。ハン・ソンジュンとドラマを書いてるんだ。一番面白いよ。これは俺がやるから、ハン・ソンシクの問題を早く処理してくれよ」
ジョ・ムギョン「今日、ハン・ジョンウンのお嬢さんから連絡がありました。コーヒーショップを売りに出すようです」
イ・ヒョヌ「勝手にするといい」
ジョ・ムギョン「多分何処か遠くに旅に行くようですね」
イ・ヒョヌ「関心ないよ。寝るよ。もう、帰ってくれ・・・」

ハン・ジョンウンは荷を詰め込みリュックを背負い、母親に別れを告げ去って行った・・・が
いきなり方向転換しイ・ヒョヌの家の前に行き
「せいぜい長生きする事ね!恋人をこんな風に捨てるなんて!それでも4ヶ月付き合って
情をあげて愛もあげて体も・・・どちらにしろ全部上げたとたんに心変わりしたワケ!私を弄んだワケ!
アンタなんて二度と会わない!私と遊んだだぁ?アンタだけ遊んだの?私も遊んでやったのよ!
あ~良く遊んだわ!サンキューグッバイよ!この悪い男!」
とそこら辺の物を蹴っていた・・・
イ・ヒョヌは建物の中からこっそりと見ていますね~
どんな思いで聞いてるんでしょうね~

リュ・ミョンジンはハンエリの自宅(マンション)の外でカセットテープを掛け・・・
♪窓を開けてくれ
僕の愛しい君よ~
君の夢を見たよ~
僕の心はいつも君の方に向いていた
祈りで歌で君を見られなくても僕の心は一つだった~
天から降りてきた君を愛してる~
天使の蕾のような~君を~♪
天から水の入ったペットボトル、ゴミが降ってきた・・・それをかわしながら歌い続けるリュ・ミョンジン・・・
そしておまけに警察が
警察「不審者の通報が入りました。署にご同行ねがいます」
リュ・ミョンジン「エリ~また明日も来るからな~」
こうしてリュ・ミョンジンはパトカーに乗って行った・・・
ゴミはともかく水の入ったペットボトルは当たると死ぬんじゃ・・・

ハン・ジウンはふて腐れながら家で問題集を解いている・・・
ソ・ヘジュ「何で勉強しているの。イヤなら止めれば?私が何時勉強しろと言ったの?」
ハン・ジウン「だから引越ししようよ」
ソ・ヘジュ「引越しが容易く出来ると思って?アンタが心の平安を取り戻せばいいじゃない」
ハン・ジウン「心の平安が取り戻せないから、言ってるんだよ」
ソ・ヘジュ「どうしてよ。ここに本当の母さんがいるのに。アンタが前の母親に囚われてるからでしょ。イヤなら止めたらいいわ」
ハン・ジウン「一度息子なら永遠の息子だって毎日僕に言うんだよ」
ソ・ヘジュ「だからってどうして私に腹いせするの?アイン、勉強したくなかったら、遣らなくてもいいわ」
アイン「叔母さんに叱られるわ」
ソ・ヘジュ「呆れた。アンタ誰の娘よ。叔母さんの娘なの?」
そうしてるとチャンスからでんわが掛かってきた・・・
ハン・チャンス「豆茹がいてくれないの?」
そしてソ・ヘジュは鍋に豆を一個入れて茹がくのだった・・・
茹がいた豆を皿に入れて持って行くと・・・
ハン・チャンス「うわっ、これ生じゃないか。ちゃんと茹がいてよ」
ソ・ヘジュ「アンタ、イタリアの歌集を買って来い、加湿器に水入れろ!風呂をはれ、豆茹がけ。アンタは母さんを女中扱いするわけ?」
ハン・チャンス「僕の母さんは全部してくれたんだ」
ソ・ヘジュ「じゃあ、アンタの母さんが帰って来たらしてもらえばいいでしょ?」
ハン・チャンス「何言ってるんだよ。一度母さんなら永遠に母さんだろ?」
ソ・ヘジュ「何だって?」
ハン・チャンス「この歌詞全部覚えないといけないから、水一杯持って来て」
腹が立ったソ・ヘジュは声を張り上げ
ソ・ヘジュ「今家に叔母さんはいない!勉強したくない奴は勉強するな!手足のある奴は自分で水入れて飲め!分かったか!」
と怒鳴っていたソ・ヘジュだが・・・
カン・フェソクがチャンスのピアノを安く買う為にソ・ヘジュの親の遺品の鏡台を売ってしまったのだ!
そしてピアノの代わりに鏡台を引き取りに業者が来た・・・
ソ・ヘジュ「駄目よ!これは親の遺品だから駄目よ」
業者「駄目ですよ。ピアノを安くする代わりに鏡台を売るって契約したんだから」
と泣き喚くソ・ヘジュを無視して鏡台を持って行ってしまった・・・
そして泣きながら夫に電話するソヘジュだった・・・
ソ・ヘジュもカン・フェソクにやられっぱなしのようですね~

ハンソンシクはハン・ソンフンとソ・ヘジュが電話してる内容を聞き
ミンソン党とソンハングループの癒着関係をジンソン日報に流したしたのが自分の兄と知ってしまい大喧嘩になる!

オ・ドンヒはパン・ガンジン会長に呼び出さていた・・・
パン・ガンジン「今日契約書にサインすると聞いて会って見たくて呼びだした・・・君のお祖母さんがオ・ギブンさんだろ?」
オ・ドンヒ「どうして私の祖母の事を?」
パン・ガンジン「君のお祖母さんの作った料理を食べて育ったんだ」
オ・ドンヒ「そうだったんですか?初めて聞きました」
パン・ガンジン「君が孫娘なら、ワシにとっては姪だな?伯父さんと思ってくれていいぞワハハハ・・・で、ご両親は亡くなったと聞いたが?」
オ・ドンヒ「ええ、幼い頃に亡くしました。それで祖母が私を育ててくれました」
パン・ガンジン「写真より実物がいいね。やっぱりお祖母さんに一つも似てない。それなのに、何処かで見た顔なんだが・・・」
オ・ドンヒ「祖母が母親に似てるといつも言ってました」
パン・ガンジン「そうか?」
オ・ドンヒ「もしかして、私の両親ともお知り合いですか?」
パン・ガンジン「それがワシにも分からんのだ。ワシが知ってる人で合っているのか?そうでないのかだ。我が社の作家になった事を心からお祝いするよ」

社長室から戻ったオ・ドンヒはパンミジュ常務に呼び出される
パン・ミジュ「ハン本部長はは何故、出勤してないの。」
オ・ドンヒ「どうして私に聞くんですか?出生の秘密絶対に入れないといけないんですか?その為に本部長が苦労してます。そういうの嫌いなの常務の方が良くご存じでしょ?
パンミジュ「オ・ドンヒはどう思ってるの?」
オ・ドンヒ「私は本当に必要なら入れますが、視聴率の為に無理に入れるのは反対です。理由があるべきでしょ。そうするしかない理由よ」
パン・ミジュ「あなた偉大になったものね。ご自分が偉大な作家になったかのように指図までして。良く聞きなさい。投資が切れたらハン本部長は切られるわ。そうならない為にもあなたも良く考えることね」

オ・ギブンはパン・ガンジンの家に賄い婦として行くことにする・・・
パンガンジンは大喜びだ・・・
パン・ガンジン「母さんがいるから、何かあの頃に帰ったようだ・・・」
オ・ギブン「昔の話しはよしてくれんかね・・・」
パン・ガンジン「何故?カンホ兄を思いだすから?カンホ兄は死んだ事は知ってるだろう?どうして知ってるのかな?」
オ・ギブン「新聞に出ていただろう?ボート事故で・・・」
パン・ガンジン「あ~そうだったな。ところでカンホ兄の葬式にも来なかっただろ?」
オ・ギブン「言っただろう?忙しくて行けなかったと・・・」
パン・ガンジン「ワシより、カンホ兄をより可愛がっていた癖に。ウチの老婆と母さんが二人してカンホ兄ばかり可愛がっていたじゃないか?ワシはいつも爪弾きで」
オ・ギブン「私が何時そんな事を・・・それに自分の母親に向かって老婆とは何かね。そんな風に言うなら、私はここにはもう来ないさね」
パン・ガンジン「母さん、母さんも他に目的があって来たように見えるんだが?」
オ・ギブン「私に何の目的があるのかね?」
パン・ガンジン「ワシが何度も電話をしたり、訪ねていくから、避ければ誤解を受けるから、なら近くで見守ろう。そう思って来たんじゃないかね?」
オ・ギブン「な、何だって?」
パン・ガンジン「ウチの行方不明の母に会いたくて来たのかね?まあ、いい。ウチの奥さんも死んでいないし、母さんが来てくれて嬉しいよ。ワハハハ・・・」
何かこの二人の会話おかしいですね~普通に再開を喜ぶのとは少し違うようですね~

オ・ドンヒは家に帰り心配になってハン・ソンジュンの部屋をノックするが居ない・・・
ムン・ジョンエは自分に断りも無くハン・ソンジュンに会いに来たオ・ドンヒを良く思わず
「あなた、そこで何してるの。何でソンジュンの部屋をノックしているの。まだ会社から帰ってないわ。ウチが今どういう状態か分かってるでしょ!少しは気を遣いなさい!年が幾つなの!全く!」

投資者からは出生の秘密を入れろと無理難題を言われ、パンミジュからは詰られ、ムンジョンエにも邪魔扱いされてたオ・ドンヒは屋上で一人涙を流していた・・・

その頃ハン・ソンジュンはイ・ヒョヌの家に行っていた・・・
ハン・ソンジュン「この原作を制作社と放送局側が気に入ったのは、新鮮な部分なんです。その長所を崩すわけには行きません」
イ・ヒョヌ「ハン・ソンジュンさんは嫌いですか?君にもあるじゃないか?出生の秘密」
ハン・ソンジュン「何を仰りたいのですか?」
イ・ヒョヌ「私は同じ孤児院同士話が通じると思ったのに。一人の男が二人の息子を産んで酷い死を迎えるんだ。そのお陰で息子は唯一の血縁で生死も分からない弟を20年間以上探し迷うんだ。二人の内の一人はもう一人を探し迷うのに幾ら探しても見つからない。もう一人が一緒に探していたなら、早くに解決する問題だったのに・・・これ、ドラマチックじゃないかい?」
ハン・ソンジュン「イ代表、個人的な問題は私も同情いたしますが、こんな形の強要は凄く不愉快です」
イ・ヒョヌ「私が言ったでしょ。投資者の心理。金を出したんだから、その結果は良くないといけないと。だから、私が世界の投資会社を運営していけるんじゃないですか?礼儀正しく誠実な人だと思ってましたが、意外ですね。公私の区別が出来ず、屋上の義妹を作家にして」
ハン・ソンジュン「義妹だから、作家した訳じゃありません。シナリオを読んだら分かると思いますが?」
イ・ヒョヌ「その程度の能力を持った作家は幾らでもいるでしょ。それよりも個人の感情が先立ってるような気がしますが?しかも、投資者の家をアポも取らずに訪ねてきて、根拠も資料も無しに抗議するとはね。自分の子供しか見えない父親の元で躾も無く大人になって、遠慮と言うのを知らないみたいですね。」
ハン・ソンジュン「不愉快な思いをされたなら申し訳ありません。しかし、そう言った言葉は謹んで頂きたいものです」
イ・ヒョヌ「どうして?父親の事を言ったから、気分を害したのかい?」
ハン・ソンジュン「ええ、そうです」
イ・ヒョヌ「しかし、私は君のお父さんを良く知ってるんだけど?人は皆二面性を持ってるものだよ。父親にとって子供にだけは隠しておきたい部分があるのだよ。君の父親も同じだよ」

そして、疑問を感じたハン・ソンジュンは父の愛人といわれるあのお水の女に会いに行く・・・
ハン・ソンジュン「聞きたい事があります」
女「あら、何かしら?」
ハン・ソンジュン「もしかして僕のお母さんですか?」
女「生意気な奴ね。やっと聞いてきたの?この前も金だけ置いてさっさと姿を消したけど、そんな事するものじゃないわ。死んだアンタの父親が恨むわ」
ハン・ソンジュン「どういう意味ですか?僕の父親を知ってるのですか?」
女「ええ、知ってるわ。あんた達を連れて以前の父親がよく店に来てたわ」
ハン・ソンジュン「僕の父親は一人です。そう信じて来ました」
女「だから、今の父親が悪い奴だって言うのよ。子供を見事に騙したからね。分かる?」
衝撃的ですね~自分の父親が違う人でしかも亡くなってるって・・・
でも亡くなってるって事はもしかして・・・

衝撃的な事実を知ったハン・ソンジュン・・・
屋上でオ・ドンヒに会う・・・
オ・ドンヒ「私、出生の秘密入れられるかも知れないわ・・・どうしたの?何かあったの?」
ハンソンジュンは泣きそうな顔をしている・・・
ハン・ソンジュン「俺は7歳の時にこの家に来たんだ。今まで父が外で生んだ子だと思っていた・・・いや、そう信じて生きてきたと言うのが本当の所だ・・・今までは何の問題も無く、幸せだったんだ・・・なのに、今全てが辻褄が合わなくなった・・・何が本当なのかその真実を俺が知るべきか?そうでないのか?この状況が何故自分に襲いかかってきてるのか?良く分からないんだ・・・混乱するんだ・・・何処からどう間違ったのか?自分が知っていたのは何か・・・苦しいんだ・・・」
そんなハン・ソンジュンをオ・ドンヒはそっと抱きしめる・・・

記者達にチキンをご馳走し、変装して脱出を図るハン・ソンフン、ハン・ソンシク、カン・フェソクの3人は、明け方になり、やっと自宅の前に着いた・・・家の前に着きやっと一安心のハン・ソンシク達だったが・・・
アッと言う間に隠れていた記者達に囲まれる・・・
「ソンハングループに不正の裏金を作ったのは事実ですか?」
「ミンソン党とソンハングループのブローカーの役割をしたのは事実ですか?」
「チャン・ユラアナウンサーの愛人関係は事実ですか?」
いきなりギッとハン・ソンシクを睨みつけるカン・フェソク・・・
「チャン・ユラアナウンサーとハンソングループに不正斡旋をしたのは事実ですか?」
「今回の不正裏金とチャン・ユラアナウンサーの関係を教えてください」
カン・フェソク「愛人関係?」
ハン・ソンシク「どういう事なんだ!ハン・ソンシク!」
凄く大変な時にチャン・ユラとの事まで暴露されましたね~
そのままでは終わらないような気が・・・

ハン・ソンジュンは自分が引き取られたという孤児院に行ってみる・・・
階段で泣いている小さな男の子・・・幼い自分の姿とダブル・・・
階段で泣いている自分に近寄ってきた謎の小父さん・・・
ゆっくり自分に近付き・・・
「これからは俺がお前の父さんだ・・・だから、俺と一緒に行こう。父さんが負ぶってやるよ」
こうして負ぶわれて・・・ハン・ヒョンソプのの子供として・・・家に帰って行った・・・
その時の記憶が蘇り、狼狽し涙を流すハン・ソンジュンだった・・・

27-28話感想

イ・ヒョヌは怒り爆発で次々と復讐に取り掛かっています・・・
クンジャにミジャにそしてとうとうユン・マルジャにまで手を伸ばし
ラストでハン・ヒョンソプの家も取り掛かり始めました・・・
ハン・ソンシクを陥れ、ハン・ソンジュンのドラマにもイチャモンを付け始めました。
それと気になるのがハン・ソンジュンの生い立ちですね。
本当の父親って誰なんでしょうね?もしかしたら?
ドンドン目が離せなくなりましたね。
次回もお楽しみに~

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