緑豆の花-あらすじ-34話-35話-36話-感想付きネタバレありで!

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クルミットです♪
鬼という名でイヒョンが動き出します。
天佑俠という日本の怪しい集団の頭として。
本心は、決して日本の味方ではなく、身分差別や理不尽で凝り固まった朝鮮への憤りではないでしょうか。

イガンは、コシギの罪を償う自分の中での戦いを乗り越え、世の中を変える為の次のステージに立ちつつある気がします。

今回は34話からご紹介していき
ますので、お楽しみください♪

【緑豆の花】(ネタバレあり)

緑豆の花 34話

マンドゥクに執網所から出た方がいいと言われたユウォル。
33話のあらすじで、“部屋を貸してくれ”と書いてしまいましたが、“部屋を開け渡せ”の誤りでした。失礼いたしました。

彼女は、執網所はイガンが命がけで戦い、若様が作ったものだから絶対に辞めないと答えた。
ペク家の離れ、つまりユウォルとイガンの部屋がある建物を古阜執網所にしている訳です

イガンは南原役場に行き、ゲナムに挙兵を促す。
イガンは気づいていないが、ボンジュンが挙兵しないと宣言しているのは、実はフェイクだった。義兵の中にスパイが紛れ込んでいないとも限らず、敵にこちらの動向を悟られないようにする為だ。

ある日武田のもとへ賄賂を持った朝鮮人が来た。全州域の戦中、イヒョンをいじめていた監営軍の二番手イ・ドゥファンだ。
武田はそれを拒否したが、イヒョンは密かにドゥファンを利用して、王の密使の動向を探らせる事にした。
この取引の前に、“まず借りを返してから”とドゥファンを一発殴り、賄賂の件をばらされたくなかったら言うことを聞けと脅すイヒョン。
イジメの仕返しはスッキリしましたが、若様、やってる事が、あぁヤクザ…。

執網所を切り盛りするユウォルは、両班達から反感を買っていて、夜道で沢山の覆面の男達に襲われた。そこへ偶然イガンが現れなければ死ぬところだった。
イガンがペク家に薬を頼みに行くと、マンドゥクの妻はすんなりと薬を渡してくれた。

イガンはファン進士に会いに行き、両班達に執網所と仲良くするよう統率してほしいと頼んだ。
帰り際ミョンシムに、イヒョンに殺された人を供養したいと言われる。

ボンジュンは、収穫が済んだら挙兵する計画だ。日本に勝てる唯一の作戦は、日本に反対する全ての勢力との連合。
そこへ、漢陽から戻ったジャインが会いに来る。
日本は、朝鮮の行商人を軍属にするつもりだと。
もし挙兵するなら、これから集める軍糧米と行商人を将軍(ボンジュン)に渡しますと彼女は言った。

緑豆の花 35話

ボンジュンはジャインの申し出を断るが、ジャインは今のイヒョンの変わり果てた姿を伝え、朝鮮の商人が鬼と化するのは見たくないと説得する。

日本は各地で清の軍隊を撃破していた。

ボンジュンが内密に挙兵の準備を進めている中、漢陽では承旨がドゥファンに捕らえられていた。
そして、イヒョンに王の密使をした事を問われても答える事なく、イヒョンの目の前で自決してしまった。
衝撃的な事ですが、王への忠義、任務の全うが凄いですね

マンドゥクは、ペク家がユウォルのとばっちりで両班から目をつけられないよう、イガンに母と古阜を去るか、ミン牧使側につく手もあると言ってくる。
いまだに心の持ち方を変えようとしない父に本心をぶつけ、黙らせるイガン。

その後、ミン羅州牧使が、執網所に協力した者は打ち首に処すると発表し、東学党に対抗する民保軍を結成しようとする。
ファン進士がそれに反対すると、一部の両班が腹いせにミョンシムを川に突き落とした。
ボンゲの供養に行った彼女のあとを追っていたイガンが、川に飛び込み救出した。

悲しむファン進士に、これまでの価値観を反省してくださいと言うイガン。そして、母を襲ったのがミン牧使の仕業だった事をファンから知らされる。

イヒョンは王への見せしめに、承旨の遺体を光化門の前に横たわらせる。
そして、どうしてもボンジュンの動きが気になるのだった。

緑豆の花 36話

ボンジュンの動きを知る術を失ったイヒョンは、自ら全州へと向かう。
旅立つ前に武田と酒を酌み交わし、会話の中でイガンが自分のせいで破門された事を知る。
この時の表情は、久しぶりに兄を想う若様のお顔をしていました…。

イガンが執網所に行くと、マンドゥクの妻がユウォルに薬を沢山持ってきてくれていた。そして、これまでの冷遇を詫び、昔のように手を取り合って抱きあうのだった。
20年以上妻も苦しんでいたんですね。泣けるシーンでした

部屋の外で聞いていたイガンは、胸の内側から奮い立つものがあり、剥がれかけた執網所の表札を貼り直すのだった。

挙兵の準備として、南原のゲナムと北のソン・ビョンヒを説得するのに時間を取られているボンジュン。

イヒョンは全州への道中、日本兵にこき使われるホンに出くわす。
人の目のつかない場所でホンに、日本兵をリンチさせるイヒョン。そして、昔の自分を知る人、もう昔には戻れない人が自分には必要だという理由で、ホンと旅を共にすることに。

全州旅閣では、ジャインがここ最近年老いて体調もすぐれない父の足をもんであげている。
会話しながら、世の中の情勢に自分達の夢や生き方が左右される悔しさが込み上げてきて、父の肩を借りて号泣していた。
彼女自身この情勢の中で、陰ながら重要なポジションに立たされている重圧がありますものね!

イガンは執網所の役目を果たしたいと、ボンジュンに会いに行く。破門の事実は変わらないが、ボンジュンとイガンの絆は終わってはいなかった。
ボンジュンはイガンに、ジャインを守り、大都所との連絡役をする任務を与える。

ジャインとは少し気まずいけれど、喜びを感じつつ全州旅閣に向かうイガン。
ジャインもその事をドッキから知らされ、複雑だけど顔がほころんでしまう。

そんなジャインのもとに、先に到着した客は、イヒョンだった。

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34話から36話までの感想

評論家のような小難しい事は語れませんが、なんだか素晴らしい脚本なんじゃないかなあと感じます。

複雑な人の気持ちの動きが違和感なく伝わってくるし、複雑な人の縁が見事に描かれているように思うのです。

特に今回ペク婦人とユウォルのこと、ジャインとイガンがこれから同行する事などでも、感じました。
イガンが東学党員じゃない立場になったからこそできる、ジャインを守る仕事。

例えば、ホンに日本兵をリンチさせるようなイヒョンの怪奇な行動にも、彼の中に渦巻く色んな感情が読み取れます。

それにしても、ユウォルと母親が和解したこと、母の苦悩をイヒョンも知ったら、彼の中で鬼の血ではなく若様の血が流れるだろうにと思います。

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