美賊イルジメ伝-10話-11話-12話-感想付きネタバレありで！

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イルジメが倭の国で忍術を取得し朝鮮に戻り悪者退治を始めたり、イルジメとウォルヒが恋人関係になったり、ジャミョンが二大盗賊団を根絶やしにするべく海東青派に潜入するなど、色々あった前回。
そして今回、二大盗賊団が壊滅し新たな悪党権力者たちが民を苦しませるなか、イルジメが義賊として活動し始め…。

【美賊イルジメ伝】(ネタバレあり)

10話

ジャミョンたちは奇襲により海東青派根城を崩すことに成功する。
その後、ジャミョンはポンソニ派にも奇襲をかけるも、ポンソニ派は危機を察したのか逃げていて奇襲は失敗に終わるのだった。
一方、ゴルチは漢陽に来ていた。
するとそこでヘンボに声をかけられ、ポンソニ派の根城に荷物を運ぶ仕事を手伝うことになった。
その後、それを知ったイルジメはポンソニ派を壊滅させるために協力して欲しいとゴルチに協力を仰いだ。
その後、ゴルチはジャミョンにポンソニ派の根城の場所を教え、ジャミョンたちはその場所に奇襲をかけ、根城を崩すことに成功する。
ゴルチがイルジメを通じて協力してくれたことを知ったジャミョンはイルジメに感謝するのだった。
その後、町では新たな泥棒が出現したり、権力を盾に悪事を繰り返す悪党が出現し民たちを苦しめていた。
そんな状況を知ったイルジメは悪事を働く悪党たちを成敗しお仕置きするのだった。

服を脱がせて木に縛り付けるという屈辱的なお仕置きです

その後も悪党へのイルジメによるお仕置きは続き、イルジメは悪事を働いた役人の屋敷に忍び込み、不当に奪った土地の権利書を奪うなどのお仕置きを行う。
そしてイルジメは「私はイルジメだ」と名乗り、その場から立ち去るのだった。
その後、ゴルチはイルジメと再会を果たすなか、盗賊団事件を集結させたジャミョンは久しぶりに休暇を取り、開城にいるペンメに会いに行くことに。
そしてペンメと再会したジャミョンだったが、ペンメは冷たい態度を取るなか、ジャミョンは「そなたの息子の消息を伝えに来た」と言う。
するとペンメは驚いた表情を浮かべるのだった。

ペンメは息子が生きていることを初めて知りさぞ驚くことでしょう…

11話

ジャミョンはペンメに会うと、そこでイルジメの話をする。
赤ん坊の時に手放した息子が物乞いに拾われ、そこから青年へと育ったことを知ったペンメは驚き涙を流す。

どうやらペンメはこれまでずっと赤ん坊の時に手放した息子のことを忘れられず思っていたようです

そしてジャミョンはペンメにイルジメに会わせる約束をする。
「その時には自分をイルジメの父親にして欲しい…。あなたのことを20年間想い続けてきた。だからあなたと一緒にイルジメの面倒を見たい」
ジャミョンはそうペンメに頼む。

愛の告白ですね

それを聞いたペンメは困惑するも、息子と一緒に暮らせるならと一度検討することにするのだった。
一方、漢陽ではイルジメが悪事を働き不当に財宝を得た権力者をターゲットに屋敷に忍び込んではその財宝を盗み、貧困に苦しむ民に還元。
そして現場には自分が盗んだという証である“黄金で作られた梅の枝”を残していた。

貧困に苦しむ人々にとっては英雄ですね

その後、それがイルジメの仕業だと知ったジャジョムが憤るなか、町では民たちが高利貸しにより蝕まれていた。
その中でも業界1位の悪党はチャンギュという男で、それを知ったイルジメは民を助けるべくチャンギュに制裁を加えることに決めるのだった。
その夜、イルジメはチャンギュの屋敷に忍び込み借用書を燃やす。
そして「2度と高利貸しをするな！」と喝を入れ立ち去った。
その後、イルジメはチャンギュの護衛に追われ、決闘することに。

その護衛は長い月刀使いで強敵のようです

なかなか懐に入り込めず苦戦を強いられるイルジメだったが、長期戦に持ち込み相手のスタミナが切れた隙をつき攻撃を加え、なんとかその強敵の護衛を倒すことに成功するのだった。
その後、ジャミョンがここ最近権力者を狙う義賊の正体がイルジメだと知るなか、イルジメはヨルゴン和尚と話していた。
ヨルゴン和尚にウォルヒと結婚することを報告するイルジメ。
するとヨルゴンは「ウォルヒを初恋の相手・ダルと重ねているのではないか？」と尋ねられる。
それをきいたイルジメは動揺するのだった。

どうやら図星のようですね…

12話

ウォルヒと結婚することに決めたイルジメだったが、実は彼の心の中には亡き初恋の相手・ダルがいた。
そんななか、東人派のセウンという人物が国王を退かせようと謀略を図ったとして逮捕される。
実はこの事件の裏にはセウンと西人派のソクジュのいざこざがあった。
2人は私塾時代の友人関係だったが、ある日、ソクジュはセウンの1人娘・ギョンオクを娶ろうとし、そのことでセウンと対立する。
そしてセウンに憤ったソクジュはセウンに陰謀を企てていたという罪を着せ、逮捕したのだ。
それを知ったイルジメはソクジュの部下に誘拐されたギョンオクを助ける。
その任務の中でイルジメはヤンポという弓矢使いの男と出会った。

どうやらヤンポはイルジメの味方みたいです

その後、イルジメはギョンオクをひとまず屋敷へ連れ帰り匿うことに。
ソクジュは突然イルジメが女性を連れて帰って来たことに驚き複雑な気持ちになるのだった。
一方、町でイルジメの活躍を民たちに話していたチャドルはイルジメをよく思わない勢力にイルジメの仲間だと勘違いされ拉致されてしまう。
「イルジメの居場所を吐け！」
チャドルが拷問されそうになるなか、そこにイルジメが現れ敵を一掃する。
こうしてチャドルは助かり、イルジメはその場から立ち去るのだった。

颯爽と現れ、颯爽と立ち去りましたね

その夜、イルジメは芸妓に扮しソクジュの屋敷に潜入。
そして屋敷内に捕えられていたセウンを見つけ…。

感想

二大盗賊団が壊滅したり、ペンメが赤ん坊の頃に手放した息子の存在を知ったり、イルジメが新たに登場した悪い権力者たちを成敗するなど、今回も様々な展開がありました。
今回、二大盗賊団を壊滅させることに成功するも、町では新たな悪権力者が出現していました。
そしてイルジメはそんな悪党たちを成敗し、彼らが不当に得た財産を貧しい民たちに還元するヒーローとして活動し始めましたね。
今後も色々な事件が起こりそうでイルジメがその事件にどう立ち向かうのか注目ですね。
また今回はペンメが息子がイルジメだと知ったので、今後2人が対面する場面もありそうで楽しみです。
イルジメの恋模様についてはウォルヒと結婚することを決めるも、イルジメの心には亡き初恋相手・ダルがいるという複雑な展開になりましたね。
2人の恋模様がどうなっていくのかも気になるところです。