麗(レイ)-花萌ゆる8人の皇子たち-あらすじ-19話-視聴率11.3%のドラマを感想つきで

韓国ドラマ-麗(レイ)-花萌ゆる8人の皇子たち-あらすじ-19話-の画像つきキャスト情報をネタばれありで!
キャスト情報など、最終回までの感想を全話配信します。

麗―花萌ゆる8人の皇子たち.jpg


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クルミットです♪
最愛の妹のようなチェリョンが死んでしまった
自分が知らない内に駒として使われ死んでいったチェリョン…
皇帝の座を狙う陰謀が渦巻く皇宮!
殺伐とした皇宮の中でヘ・スは光宗の愛を信じて耐えていけるのか―――!?

【麗-花萌ゆる8人の皇子たち】(ネタバレあり)

19話

光宗「体の具合も悪いのに何故此処にいる…部屋に戻ろう」
ヘ・ス「あの部屋には戻りません…」
光宗「チェリョンの事で俺を詰るな…あの娘はお前を騙した…一度もお前に対する真心は無かった…」
ヘ・ス「チェリョンは…貴方が何を言おうと私に対する真心はあったわ…」
光宗「だから、俺じゃなくあの娘を信じると?」
ヘ・ス「皇宮を出たいわ…此処を離れたいわ…もうこれ以上…耐えられない…」
光宗「俺はどうなる?俺が離すと思うか?お前は絶対離れられない」
ヘ・スはチェリョンが死んから皇宮で暮らす自信が無くなったようです…
あのチェリョンすらワン・ウォンの為にヘ・スを陥れる為に動いていたのですから…

ヘ・スは次の日にチェ・ジモンに会いチェリョンの家族に渡して欲しいと小包を渡す
ヘ・ス「チェチョンの家族を探してこれを渡してください。これでも足りないなら私が用意します」
チェ・ジモン「こんな事をされたら、寧ろ陛下の気に障るか心配です」
ヘ・ス「チェリョンは死ぬまでいつも家族の心配をしていました。私に助けて欲しいと言っていたわ…陛下も何も仰らないでしょう」
そこにワン・ウォンが入ってきた…
ヘ・ス「チェリョンが死んだわ…」
ワン・ウォン「そう?」
ヘ・ス「貴方の所為なのに…」
ワン・ウォン「貴方?お前は気でも狂ったのか?」
ヘ・ス「必ず後悔するわ。チェリョンにあんな事させて…必ず後悔する日が来るわ!

ワン・ウォン「お前は陛下の寵姫になって、ずいぶん生意気になったものだな」
ワン・ウォンはチェリョンを同じ人間とも思っていないようです
所詮チェリョンは駒に過ぎなかったんですね…

光宗はヘ・スを呼ぶ…
光宗「チェ・ジモンから聞いた。お前を后にしてやる」
ヘ・ス「そこまでする必要は無いわ」
光宗「お前が寵姫呼ばわりされたんだ!先ず、皇妃の下の位の妻として、子が生まれれば第二后妃にしてやる」
ヘ・ス「私が此処を去りたいのは位の所為ではありません。」
光宗「チェジモンと相談して、受けたい地位を決めろ」
ヘ・ス「陛下…」
光宗「駄目なの分かってて我侭言うな。喧嘩は止めよう。あれからどれ位俺達が離れている?些細な事で喧嘩して俺達の間を裂くのは止めよう」
と光宗はヘ・スの手を握り締めるが
チェリョンの死を些細な事として片付ける光宗をヘ・スは赦せずその手を離してしまうのだった…

一方ワン・ウクは
ワン・ウク「陛下の企みがイマイチよく分からん。鷹を準備しよう。狩の上手い獰猛な奴を。陛下が狩をなさりたいそうだからそれに合わせないと」
ワン・ウォン「兄上4番目の兄上を一日や二日見ましたか?絶対信じたり、心を許してはいけませんよ。手足を切り捨てないと」
ワン・ウク「ペクアの事を言ってるのか?」
ワン・ウォン「教坊の妓女と遊ぶような奴です。皇帝から引き離すのは簡単です」

その頃ペクアはウヒと町を歩いていた…
ペクア「何でまだ躊躇しているんだ。お前は養女になって、俺の母親もお前が来るのを待ち侘びているのに…前のあの事が原因か?心配するな。後百済の奴婢は皆良い奴ばかりだと言って置いた。二度とあんな事にはならない筈だ…」
ところが町で逃げた数人の奴婢が殺され木に縛られ吊るされているのを見る…
町人「後百済の人達は税を納めて奴婢を免れればいいのに、それもしないで逃げて殺されるなんて…」

清徳殿でも後百済の奴婢の話し合いがなされていた…
チェ・ジモン「後百済の奴婢が逃げ豪族の家に火を放ち、既に数百以上の者が死んでおります。黙って見ている線を既に越えておりますぞ」
ワン・ウク「豪族は皇軍の投入を要求しております」
光宗「皇軍が入れば必ず死傷者がでる。そして、奴婢だけの問題で終わらず、反逆者達が力を貸せばもっと全国に広まり大きな争いになり兼ねん」
ワン・ウク「豪族から先に守ってくださらないと。今にも身が危ないのに皇軍が動かないので、それぞれ各自私兵を準備し始めました。」
豪族「その通りで御座います。陛下、国の基盤である豪族をお救い下さい」
光宗「ならば皇軍を投入するが剣の代わりに木刀で制圧する事にしよう。私がまだ即位してからそんなに経たないのに血が流れるのは控えたい」
ワン・ウク「13番目の皇子ペクアを先頭に立たせて下さるように要求します」
チェ・ジモン「ペクア皇子は武芸とは親しみの無い方ですが?そんな方を何故?」
ワン・ウク「陛下が他家や豪族よりペクア皇子、亡新羅や亡後百済ばかり贔屓にしているとの噂が高麗中に広まっています。更にペクア皇子は亡後百済の姫であった妓女を養子にし婚姻しようと企んでます」
光宗「それは既に私が許可したものだ」
ワン・ウク「皇帝が後百済に操作されているとも取れます」
光宗「馬鹿げた話しだ」
ワン・ウク「そんな馬鹿げた話が真実に摩り替わるのは瞬間です。そういうのを噂ともいいますね。」
ペクアは騒ぎを聞きつけ入ってくる…

ペクアは後に陛下に自分が出陣すると願い出るが
光宗「絶対駄目だ。剣も握った事の無い奴が何の剣を握ると言うんだ」
ペクア「ウヒが高麗を後百済との誤解を受けるのが嫌です。私達の為に陛下が困るのはもっと嫌です」
光宗「寧ろ私が直接行くほうがいい」
チェジモン「豪族達は矢面に立とうとせず、一歩退いております。そんな状態で陛下が出て行き豪族だけを庇うのも、後百済の奴婢の側に付くのも問題があります」
ペクア「私は死にに行くのではありません。このままでは豪族に引きずられ皇位を守るのも危険です。私は大丈夫です」
こうしてペクアは先棒に立つことになった…

ペクアは出陣前にタミウォンの清浴殿でウヒと二人きりで過ごす…
ウヒの髪を結い…簪を挿し…ウヒを胸に抱き
ペクア「後悔しないか?俺は死ぬかも知れんぞ?」
ウヒ「妻も出来たんだから、必ず生きないとね。私未亡人になりたくないわ」
ペクア「帰って来たら、婚姻しよう。お前は永遠の伴侶だ…」
そうね、今だけは後百済の娘である事は忘れたい…完全な貴方の伴侶として…

光宗は張り紙をする
高麗皇帝である朕が後百済の民に約束をする
奴婢の件につき、正否を明確に判断致す
、 戦により奴婢となった後百済を良民として扱う
、 これ以降良民となった者を奴婢と考える者は豪族はおろか農民や孤児に至るまで厳重に処す
一、奴婢として暮らしていた後百済の民は自分の生家地域に帰し一定期間の税を免税する
一、 出身地域による差別を悪習慣を廃止し完全な高麗人とする

思いがけない光宗の計らいにザワザワとする後百済の民だが…
後百済「はぁ?差別を無くすだ?何時も何時も嘘ばかり言いやがって!俺達は騙されないぞ!」
後百済「そうだ!そうだ!」
後百済「俺達は犬や豚扱いされたんだ!いくぞー!」
光宗が穏便に事を収めようとしても怒り狂った後百済には通用しなかったようです…

中ではペクアが武装し兵を集め出動準備をしていた
剣を取り落としたペクアの剣をワン・ジョンが拾い上げる
ペクア「いいのか帰郷罪になった者が皇宮にいて。首が飛ぶぞ」
ワン・ジョン「出来るものならやってみろってんだ。これ以上怖い物なんか何も無い」
ワンジョンはペクアの鎧を調え
ワン・ジョン「あの人は兄上まで危険な目に遭わせるといったでしょう。寧ろ私が出ればいいものを…お願いだから死なないで下さい。怪我してもいいから、死なないで下さい。これ以上見てられない

ペクア「私がヘ・スから預かった物ちゃんと受け取ったか?簪」
ワン・ジョン「ええ、だけど手紙がないから何の意味か分からない…」
ペクア「この言葉も伝えてくれと言われた。願っている」
ワン・ジョン「願ってる!? ヘ・スが本当に言ったんですか?」
ペクア「そうだ。ヘ・スが切に願ってる、と伝えてくれと言われた。何を願ってるのかは知らんが、助けになってやれ。俺はもうどうなるか分からん。お前だけでもヘ・スの友として残ってやれ。陛下とも苦しんでいるから…

ワン・ジョン「今他人の心配をしている時ですか?誰も味方にならないのに…教坊のサングンは?」
ペクア「ウヒには来るなと言った」

ところがザワザワする兵士達…
白い服を着たウヒが砦の上に立ち
「三韓一統」
と大きく書かれた垂れ幕を掛けたのだ!

憤り皇宮の砦まで入ってきた後百済の民はウヒを見て慌てる
後百済「姫様!危険です!降りてください!」
と口々に叫ぶ後百済の民…

そしてペクアは直ぐに砦のウヒの所に行き
ペクア「ウヒ!」
ウヒ「動かないで!」
ペクア「違うだろ?お願いだからそんな事するな!」
ウヒ「後ろ向いて!」
とペクアに後ろを向かせ
ウヒ「見たら…忘れられないでしょ?」
とウヒは身を投げ…砦から下に落ちていった…
騒然となる後百済の民、ウヒの死に嘆く…ペクア…

私だけ知らない振りをすれば生きられると思った…
自分の両親すら否定しようとしたわ…
でも私を母と思う後百済の民を裏切れなかった…
そんな事をしたら死んだ者に顔向けができないわ…
高麗と後百済、 甄萱と王権全ての罪を私の命で報いるわ…
それが私の生まれた意味なのかもしれない…
ペクア…貴方の恩恵、貴方だけが私の唯一の伴侶よ…

こうして後百済の奴婢の一揆反乱はウヒの死で終息を迎えたのだった…

ペクアは酒を飲みながらウヒの絵を眺める…
ヘ・ス「ウヒの死を忘れないように自暴自棄にならないで…」
ペクア「何で言ってくなかったんだろう…俺の所為だ…俺があんな風にしてしまったんだ。振り返れば全て俺の欲だった…亡国の民、妓女出身で孤児…背景も見ずに彼女を愛せる自分は偉い…そう思ったんだきっと…だからウヒの本当の心に気付けなかったんだ…何故悲しいのか…何が辛いのか…なんでよく笑わないのか…聞かなかった…」
ヘ・ス「ウヒが悪いのよ。私達は心を注いだのに…結局自分の事だけを考えられなかった彼女が…悪いのよ…」
ペクア「陛下は既にご存知だった…そうだろ?」

翌日ペクアは光宗の元に行き…
光宗「顔色が優れないようだ…直ぐに医師を呼んでやるから治療に専念するんだ」
ペクア「ウヒが陛下の垂れ幕を掛けたのは…取引をなさったからでしょう?」
光宗「死ぬとは思わなかった…只この垂れ幕を掛ければお前を救えるとだけ言ったんだ。後百済の姫であった事もその時に知ったんだ…お前を救いたかった!苦しみながら考えたんだ。まさか死ぬとは思わなかったが、もし、そうだとしても同じようにしたと思う。俺にはお前の方が大事だから

ペクア「知ってます…知ってながらも受け入れられません…陛下の傍に居るのが辛いです…」
そして陛下に大きく礼を捧げる
光宗「行くな…俺が悪かった…」
ペクア「私こそ、陛下の傍にいるには不足な者で申し訳ありません。御長寿なされますように…兄上」
光宗「ペクア!ペクア!」
こうしてペクアも去って行った…
光宗になってから大切な人が味方がどんどん去っていっているように思えます…

光宗はその夜
光宗「お前の決心は確かか?」
頷くヨンファ…
ヨンファ「ええ、そうです」

次の日ワン・ウクは光宗に鷹を贈り物として捧げる為に清徳殿にやって来る…
ワン・ウク「鷹を捧げに参りました」
光宗「おお、狩には欠かせないものだ。朕は狩を良く楽しんでおるからな」
ワン・ウォン「兄弟の孝心と友情は国の為に欠かせない物でございます。家庭の和睦は国の和睦で御座いますな」
光宗は満足そうに笑い、付き人が鳥篭に被せられた覆いを取る…すると…
何と籠の中の鷹は死んでいた…
騒然とする家臣達…
光宗「これは死んだ鷹じゃないか?」
大臣「死んだ鷹とは皇帝を呪っておりまする!このままでは済まされませんぞ!」
ワン・ウク「へ…陛下…誤解です…誰かが運んでいる時に何かの手違いで…」
ワン・ウォン「ワン・ウク兄上が直接持って来られたのに、誰の所為にされるおつもりですか?」
光宗「ならば謀反を企んでおるのか?」
大臣「誰が見てもその通りで御座います陛下」
一同「その通りで御座います」
ワン・ウクはしまった謀られたと気づいた時にはもう遅く
ワン・ウク「陛下!違います誰かに謀られたのです。陛下!」
光宗「逆賊の罪は確か死で報いるのだったよな?」
とにっと笑みを見せながら答える光宗!

ワンウクの母、ファンボ氏は知らせを聞くや否や皇妃ヨンファの所に行き
ファンボ氏「皇妃!ワン・ウクが謀られた!死ぬかも知れない…」
皇妃ヨンファ「取り返しの付かない大きな失敗を犯したと聞きました」
ファンボ氏「兄を助けないと」
皇妃ヨンファ「お断り致します」
ファンボ氏「皇妃!」
皇妃ヨンファ「兄の罪を覆う為の話しならご遠慮下さいな。覆い隠すには兄の罪は重すぎます。既にファンボ家の外戚は私と意を同じにしております。何の期待もなさらないで」
ファンボ氏「何ですって。兄の命が無くなっても良いと言うの?」
皇妃ヨンファ「私はもう既に皇妃になりましたわ。兄の命とファンボ家も大切だけど、私はもっと大きな絵を描かないと。いい加減私を解放してくださいな。母様?」
とファンボ氏を無視してそのまま行ってしまった…
そうなのです。ヨンファは正妃としての子を授かる代わりに兄を陥れたのです…
この時代の兄弟って血も涙も無い存在なのかもしれません…

謀反の疑いを掛けられたワン・ウクは一人清徳殿に残り主の居ない玉座に向かい平伏している…

ヘ・スは光宗に取り合いワン・ウクの罪を赦して貰えるように頼む…
ヘ・ス「謀反だなんて…絶対に誰かに謀られたに違いありません…助けて下さい…」
光宗が聞き入れず通り過ぎようとするとヘスはその場に膝を付き…
ヘ・ス「陛下!」
光宗「お前、膝を使ってはいかんだろう。こんな事して歩けなくなるかも知れないんだぞ。立つんだ」
ヘ・ス「兄弟達を害さないと仰いました」
光宗「そんな事言うな。お前が皇子達を大切に思う気持ちは分かるが、奴の為にお前が俺に頼み事をし、跪くのは気に入らない。立つんだ」
ヘ・ス「鷹を殺したのは陛下です。わざと鷹を殺し、ワンウク皇子を陥れたのでしょ?」
光宗「何だ?いけないか?ワン・ウクは兄上(恵宗)とワン・ウンを陥れ、ペクアを追い出した。俺を殺そうとし、俺とお前の間を引き裂いた。そんな奴なのに!」
ヘ・ス「これ以上人を討ってはいけないわ。そんな事をしたらいつか全て陛下に返ってきます。罪を問う時に過度に極端にするなら…全てが敵に回ってしまいます。後世に血の君主と記録されるのは嫌です。」
光宗「よし。なら生かしてやろう。ワン・ウクも帰郷刑に処する。私邸から只の一歩も外に出られないようにしてやる。この高麗を欲したが、あの家が天下になり、あの家の中で息も出来ずに、腐りきるまで生きる事になるだろう

と光宗は立ち上がり
光宗「確かに一度で殺すより、その方がいいかも知れんな」
とフッと笑う光宗
人が変わっていく光宗を見ながらヘ・スは愕然とするのだった…

こうしてワンウクは命は救われたものの帰郷刑に処され私邸の自分の部屋から一歩も外に出られなくなってしまった…こうしてワン・ウクはあっけなく失脚するのだった…

ヘ・スは鬱憤が溜まっている所為か花びらを千切っては投げ千切っては投げながら一人タミウォンに佇んでいた…
そこに皇妃ヨンファが尋ねてきて…
皇妃ヨンファ「優雅に花遊びだなんて本当に忌々しいわ」
ヘ・ス「ワン・ウク皇子の事は聞きました…」
皇妃ヨンファ「幼い頃から私の事に関しては絶対に聞き入れてくれる人だったわ。私が兄様を壊してしまったんじゃないかと悩んだりもしたわ…皇帝になって欲しいと…共に皇室の主人になろうと兄様をけしかけたりもしたわ…だが兄を変えたのは私ではなかった…ヘ・スお前よ」
ヘ・ス「えっ?」
皇妃ヨンファ「兄様から聞いたわ。お前が『4番目の皇子ワン・ソに気をつけろと。ワンソ皇子の道を塞がないようにとでなければ皆死ぬかもしれないと』」
ヘ・ス「…私が4番目の皇子を気をつけるように言ったから?」
皇妃ヨンファ「兄様はその言葉を聞いてから4番目のワン・ソ皇子が皇帝になると思い始めたわ…お前への思いからお前が他の男を皇帝になると思うのが死ぬよりも嫌だった。兄様をけしかけたのは私だけど止めを刺したのはお前よ」
皇妃ヨンファの言葉を聞き、ヘ・スは定宗(ワン・ヨ)が言った最後の言葉を思い出す…

「始まりはお前だった。俺が兄弟を殺してでも皇帝になりたいと心を決めたのは…お前がワン・ソに付いて俺の場所を横取りしようとしたからだ…あいつが俺の場所を取ったから…」

ヘ・スはワン・ウクに言った言葉も思いだす…
「ワン・ソ皇子に気をつけて…あの人を避けて。あの人の道を塞いでは駄目。そんな事したら皆死んでしまうわ…」

ヘ・ス「私の所為だなんて…」
皇妃ヨンファ「お前がワン・ソ皇子を気をつけるように言わなかったら…4番目の皇子が皇帝になる事を言わなかったら…兄様は私が驚く程には変わらなかった筈よ!」
ヘ・ス「…」
皇妃ヨンファ「全てを壊しておいて、お前だけ図々しく生きている…」
この言葉にヘ・スは大きなショックを受ける…
全ては私の所為だった…一人になって苦しむヘ・ス…
本当にヘ・スの所為でしょうか?
ヘ・スが居なくてもいずれこうなっていたのでは?

光宗は椅子に座り自分の肖像画を書かせる…
絵描きに厳つい姿を書くように指示するジモンに光宗は
光宗「ありのままの姿を書くんだ。絵を見ただけでも私だと分かるように…」
チェ・ジモン「権威があるように描くのではありませんでしたか?この絵では誰が見ても皇帝なのか?皇子なのか?見間違えますぞ」
光宗「私の年が幾つで死んでから掛けるような絵を描くんだ?贈り主がいる」
そこにいきなりワン・ジョンが止める内官を振り切って入ってきた…
ワン・ジョン「陛下に会いに来ました」
光宗「お前はよほど死にたいみたいだな。誰の許可を得て入ってきた?」
ワン・ジョン「陛下にお許しを得たく参りました。先に話すと来られないように先手を打つと思ったんでね」
ワンジョン「先帝が残したものです」
とワン・ジョンは光宗に巻物を渡す…
光宗が開いて見ると…
「勅許 皇子王貞(ワン・ジョン)とタミウォン解樹(ヘ・ス)の婚姻」
定宗の直筆で書いてあった…だが光宗は
光宗「偽物だ」
と定宗の直筆の巻物を投げ捨てる
ワン・ジョン「遺言書も無く先帝(定宗)の譲位を受けた陛下が、先帝の勅許を投げ捨てても良いのですか?私が頂いた勅許の書と先帝の書いた他書の字を見ても確かに先帝のものですよ」
光宗「偽物で無かったとしても不許可だ。お前とヘ・スは婚姻出来ん」
ワン・ジョン「既に先帝に許可を頂いているので、出来ない理由もないと思いますが?」
光宗「この皇宮の中で俺とヘ・スの仲を知らない者はいない。それなのにお前と婚姻?馬鹿な事を言うのも大概にしろ」
ワン・ジョン「ヘ・スは皇妃でもなければ側妃でもない。妻でもないのに身分では私と婚姻できない理由は何処にもありません。もう既に他の豪族にもこの事実を話しました。私が陛下の許可を待っていると」
光宗「チェ・ジモン!ワン・ジョンを帰郷刑離脱の罪で…」
ワン・ジョン「ヘ・スが願っています」
光宗「何だと!」
ワン・ジョン「確かめてください。ヘ・スはこの婚姻を願っています」

その頃ヘ・スは宮女達に清浴剤の作り方を教えていた…
そこに光宗がやって来て
光宗「ワン・ジョンがお前と婚姻をすると言っている。先帝の勅書を持っていた…お前も知っていたのか?」
ヘ・ス「その勅書を頂いた日は何時ですか?」
光宗「ワン・ジョンが大戦で勝利して帰ってきた時だ。ワン・ジョンはお前も婚姻を望んでいるかのように言っているが違う事を知っている。あの勅書は偽物として処理してしまえば…

ヘ・ス「願っています。」
光宗「!?」
ヘ・ス「遺言に従わない罪は重いので、今回の遺言に従わなければ、誰かが必ず陛下を陥れる為に触れ回るようになるでしょう」
光宗「…」
ヘ・ス「私達が互いに離れていた時はいつも会いたかったわ。貴方を思うだけでも心がドキドキしたわ…なのに今は毎日会っているけど…怖いわ…時には憎みさえする…
光宗「憎むだと…」
ヘ・ス「こんな風に暮らしていると…何時か互いに憎み嫌悪の情だけが残るだけ…そんなの嫌だわ…だったら寧ろ今、離れたいわ…」
光宗「絶対に許さん!」
と光宗は怒って行ってしまった…
何とヘスを皇宮から出す方法って婚姻だったんですね~
光宗は嫉妬して怒っちゃったけど怒ってる場合ではないんじゃ…

その夜光宗が一人で部屋にいると…ヨンファが入ってきた…
ヨンファ「只でも陛下の皇位継承に疑いの目が多いのに、遺言を無視するなんて!私には家も兄も全て捨てさせておいて!陛下はヘ・ス一人すら捨てられないのですか!」
光宗「そうだ。ヘ・スは絶対に駄目だ!」
ヨンファ「何時までその言葉が有効なのか…見守って差し上げますわ!陛下は皇位を捨てても、私は絶対に出来ません!」

ヨンファは兄(ワン・ウク)の所に会いに行き…
ヨンファ「兄様。私を手伝って下さいな?」

翌日ワン・ウクは清徳殿に光宗に会いに行く…
光宗「朕に死んでも話したい事があると?皇妃が切に願うので、特別に呼んでやった」
ワン・ウク「私とヘ・スの関係を告白しに来ました」
光宗「ヘ・スだと?」
ワン・ウク「陛下がご存知でないかと思いお知らせいたします。私達二人は婚姻を約束致しました」
光宗「お前は!死にたいのか?」
ワン・ウク「陛下の女になる遥か前に…ヘ・スは私の女でした…」

衝撃的な告白を聞いた光宗はヘスに問いただす
光宗「お前が何であんなにワン・ウクを心配していたのかが分かった

ヘ・ス「?」
光宗「お前が何で跪いて迄ワン・ウクの命乞いをしたのか、その全てを知ったんだ」
ヘ・ス「…」
光宗「お前が長い間つけていたあの腕輪。タミウォンの洞窟での逢瀬!全部本当なのか?お前が本当にワン・ウクと婚姻しようと思っていたのか?」
ヘ・ス「…ええ」
光宗「お前が言っていた愛する人がワン・ウクだったのか?」
ヘ・ス「…ええ、そうです…」
光宗はヘ・スの答えを聞き衝撃を受ける…
光宗「嘘だと言え!ワン・ウクが俺達を仲違いさせているのだと!そうすれば俺達は以前に戻れる…」
ヘ・ス「…お互い嘘は付かないと約束されました…」
光宗「お前が何故そんな事が出来る!何故俺を傷つけるんだ!しかもワン・ウクだなんて!…お前の心の中はいつもワン・ウクばかりだった…」
ヘ・ス「陛下…」
とヘ・スは光宗の手を掴もうとするが光宗はその手を振り払い
光宗「朕の体に触るな!今日以降、朕はお前とは会わない!」
と怒って去って行ってしまった…
ちょっと光宗怒ってる場合じゃないですよ~
元々ヘ・スに好きな人が居たにも関わらずアタックし続けたのは光宗の方でしょうに…

チェ・ジモンは光宗を説得しようとする…
チェ・ジモン「ヘ・スお嬢さんを捨てるのは一度で十分でしょう。この座が全てを捨てて手に入れる座だとしても、今捨てたら自分を見失う事になりますよ」
光宗「私が捨てたのでは無い…ヘ・スが私を捨てたのだ…」

ペクアはヘ・スを見送りに来て
ペクア「酒での仲だ…離れる時も一杯やろうではないか」
とヘ・スと別れの酒を酌み交わし…
ペクア「頼まれて手伝ってやったが、まさかワン・ジョンとの婚姻だとは思わなかったぞ。嫌なら今からでも引き返せ」
ヘ・ス「私も皇宮から出す方法がまさか婚姻とは思いもしなかったわ。でも皇宮から出られたのなら構わないわ」
ペクア「兄上とお前だけは別れないように願っていたのだが…」
ヘ・ス「私達の間には沢山の血が流れたわ…私が止められると思ったのに…違ったわ…これ以上見守る自身が無いわ…」

ワン・ウクもヘ・スを見送りに来た…
ヘ・ス「私を助けてくれたのね…」
ワン・ウク「いい気分でやった事じゃない」
ヘ・ス「でも知ってるわ…私が望まなかったら貴方はこんな事はしなかった筈よ…」
ワン・ウク「ワン・ジョンはお前を大切にすると思う…体を大切にして、別れるならきっぱり終わらせるんだ…そして過ぎた事は忘れ…これからの事だけを考えるんだ…お前は私の心がわかる筈だ。分かれば理解し、悲しむ事も無い…

そしてワン・ウクは…ぎこちない動作でヘ・スにそっと触れ…そっと抱き寄せる…
ワン・ウク「全てを忘れ…私達を忘れるんだ…この生涯は終わった…

そしてワン・ウクは吹っ切れたようにヘ・スの元を去って行った…

会わなかったら…こんなに慕うことも無かったのに…
貴方の存在を知らなかったら…こんなに思うことも無かった…
一緒にならなかったらこうして離れる事も無かった…
大切に思わなかったらこうして記憶に残る事も無かった…
愛さなかったら…お互い捨てる事もなかった…
寧ろ貴方に会わなかったら…

一度皇宮を振り返り…ヘ・スは籠に乗り去っていくのだった…

感想

想像とは違った皇宮での暮らし…
それは光宗が皇帝になっても変わらず…
どんどん独裁化していく光宗から
何と本当にヘ・スは皇宮を去って行ってしまいました…
このまま別れたままで終わってしまうのでしょうか?
二人の愛はこんなにも脆かったんでしょうか?
次回最終回お楽しみに…







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