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クルミットです♪
『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』は韓国で2018年3月21日から5月17日までtvNで放映された作品です。
厳しい人生を送ってきた一人の女性が、おじさん3人と関わる中で、平凡な日常の中の幸せに気付く、心温まる作品です。
厳しい世の中を生き抜いているタフな女性イ・ジアンを演じるのはIU。
IUと言えば、K-POP好きの方なら歌手を思い浮かべる方が多いのでは?素晴らしい歌唱力に加え、作詞作曲まで出来ちゃうかわいらしい女性です♪
そんなIUは「ドリームハイ」「キレイな男」「麗(レイ)~花萌ゆる8人の皇子たち~」などのドラマにもたくさん出ています♪
そして3人のおじさんには・・
長男サンフンを演じるのは、パク・ホサン。「無法弁護士」「Mother」「ウォンテッド~彼らの願い願い~」などに出演しており、ドラマだけでなく映画や演劇と幅広く活躍している俳優です。
次男ドンフンを演じるのは、イ・ソンギュン。「コーヒープリンス1号店」「パスタ~恋が出来るまで~」「今週、妻が浮気します」といった昔から韓国ドラマが大好き!な方は一度は見た事ある俳優で、コミカルな芝居からシリアスな芝居まで、幅広く演じる事の出来る俳優です。
三男ギフンを演じるのは、ソン・セビョク。ドラマ「憑依」や映画「真犯人」、そして「私に会いに来て」などの演劇にも多くの出演作がある俳優です。
その他にもイ・ジアやコ・ドゥシムなど、たくさんの演技派俳優がストーリーを盛り上げていますよ♪
ここでは韓国ドラマ『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』のあらすじやネタバレ感想、見どころといった話題を紹介しながら、作品の面白さに迫っていきますので、どうぞお楽しみに♪
もくじ
マイディアミスター あらすじ
建設会社の技術者として働くパク・ドンフン(イ・ソンギュン)。
そんな彼がある日出勤すると、差出人不明の商品券5000万ウォンが届く!ドンフンは母ヨスン(コ・ドゥシム)から「無職の長男のために家を売り、食堂を開店させたい」と聞いていたため、その資金だと思い込んでしまう。
しかし、翌日、ドンフンは監査部から調査を受けることに・・匿名の密告があった様子。
当の商品券はというと、デスクからなくなっており、ごみ置き場から見つかる・・そこで5000万ウォンもの商品券を捨てた男として社内で英雄扱いされるドンフン。
・・その商品券を捨てたのは契約社員として働くイ・ジアン(IU)。実はドンフンの妻と不倫をしている社長ジュニョンから報酬を受け取るため、ドンフンを陥れようとしていたのだった・・。
「マイディアミスター-各話あらすじ」はこちらから
ご覧になりたい話数を押していただけると各話の詳しいあらすじが表示されます。
「ミセン」や「シグナル」の演出家と「また!?オ・ヘヨン」の脚本家がタッグを組んでいる事で韓国でもとても注目度の高かった作品です!
その証拠として、視聴率も回を重ねるごとに、どんどん上昇していっています♪
ドキドキハラハラな展開はないですが、見終えた後、心が温かくなるドラマですよ!
マイディアミスター 評価・レビュー
韓国ドラマ「マイディアミスター」の評価レビュー&感想です。
ストーリーの良し悪し、出演者の演技力、物語の展開、脚本の面白さなどを総合的に評価しています。
もちろん、レビュー&感想の中にも作品に関するネタバレがありますのでご注意ください♪
ネタバレを表示する
IUと聞くと歌がものすごく上手な、可愛らしい歌手♪といったイメージで、とても明るい感じの印象を抱いていました。この作品を見始めた時もそのイメージだったので、笑わない・・というより、無表情の彼女に驚きました!そして借金取りであるグァンイルに殴られても泣きもせず、無表情・・ジアンの今まで生きてきた人生を思えば、そうなってしまうのも仕方ないのかなと思うほど、悲しい過去、辛い現実がたくさん見えてきます。人の欲深さや悪、そして裏切りを嫌と言うほど見てきて、裏切られてきたジアン・・こんなに壮絶な人生あるの!?と思うほどです。そんなジアンがドンフンたちと出会い、人の優しさ、温かさを初めて感じ、初めて助けたいと思い、初めて恋をする・・そんな普通の様でいて実はそれがとても幸せな事だと再確認させてくれる作品でした♪
また、ジアンだけでなく、ドンフンやユニ、そしてジュニョン・・それぞれにドラマがあり、葛藤があり、人間の欲深さがあり、とても興味深く観ることが出来ました!
そして、ジアンの祖母ボンエとの絆の深さ、ボンエの「全ての縁が大事で尊いもの」という言葉を大切に私自身もこれからの人生を一生懸命に生きていきたいと思います♪そう思わせてくれた素敵な作品でした!!
マイディアミスター キャスト・登場人物
韓国ドラマ「マイディアミスター」のキャスト&主な登場人物一覧です。
主人公(ヒロイン)から脇役まで、登場人物の詳細をリスト表示。
主演俳優・女優および共演者情報など、出演者プロフィールが一目でわかります。
イ・ジアン役(IU)
建設会社で働く契約社員。母の残した膨大な借金を返すために、仕事をいくつも掛け持ちしている。人付き合いも全くと言っていいほどなく、不愛想で無表情。毎日、生きるために必死で働いている。
パク・ドンフン役(イ・ソンギュン)
建設会社修繕チーム部長で、パク家の次男。
いつも自分の意見を言わず、平穏を好む性格で争いごとを好まない。
妻ユニと息子ジソクの3人家族である。
パク・サンフン役(パク・ホサン)
パク家の長男。長年勤めていた会社をクビになり、妻とは別居・・その結果、無職で実家に戻ってきている。
しかし、物事を深く考える性格ではなく、前向きで楽観的。
パク・ギフン役(ソン・セビョク)
パク家の三男。かつては天才と呼ばれたほど期待されていた映画監督。しかしデビュー作が失敗に終わり、長男同様、実家でお世話になっている。
ピョン・ヨスン役(コ・ドゥシム)
パク家三兄弟の母。息子たちの将来を心配しているが、その中でも自分の思いをため込む性格の次男ドンフンが気掛かりな様子。
チョ・エリョン役(チョン・ヨンジュ)
長男サンフンの妻で只今、別居中。
気の強い性格で、思った事を口にしてしまうタイプ。
カン・ユニ役(イ・ジア)
次男ドンフンの妻で弁護士。
優しく、家族を大事にする夫ドンフンだが、自分の事を考えてくれず、寂しい思いをしている様子。実はドンフンの上司で大学時代の後輩ジュニョンと浮気中。
パク・ジソク役(チョン・ジフン)
ドンフンとユニの息子で海外の学校に通っている。
イ・ボンエ役(ソン・スク)
ジアンの祖母。足が悪く、耳が聞こえず、ジアンとは手話で会話をしている。
いつも自分より、ボンエを優先するジアンを心配している。
イ・グァンイル役(チャン・ギヨン)
ジアンをいつも脅迫し、毎日のように取り立てる借金取り。
ジアンとは幼いころからの付き合いのようだが、ジアンに強い憎しみを抱いている様子。
ト・ジュニョン役(キム・ヨンミン)
建設会社社長。以前は財閥の令嬢と結婚していたが、今は離婚し独身。
出世欲が強く、どんな手を使ってでも、会長の後継者になろうと狙っている様子・・そんな中、ドンフンの妻ユニと浮気中。
チェ・ユラ役(ナラ)
ギフンが監督を務めた長編映画のヒロイン役。
ギフンに厳しく指導を受けたトラウマから、いまだに演技をしようとしても緊張してしまい、うまくできない様子。
ジアンが会社から持ち帰っているコーヒーが気になるっ!
派遣社員のイ・ジアン、会社に置いてあるコーヒーをちょっと、
いやかなりごそっと、持ち帰っていましたよね。
それを見て、ドンフンもびっくりした表情を浮かべているシーンもありました。
ジアンは、会社から帰ると、2本まとめてあのスティックコーヒーを暗い部屋の
片隅で飲んで、空腹をしのいだり疲れをいやしたりしていました。
切なかった…。
あのスティックタイプのコーヒーは、他の韓ドラにも度々登場していますよね。
刑務所のルールブックや、彼女の私生活でも見かけたインスタントコーヒー!
仕事に疲れた時のコーヒーブレイクに、ササっとマグカップや紙コップに粉を入れて
お湯を注いでいるシーンを見たことがあるという方も多いと思います。
オフィスにあるあるのコーヒーですよね!
マイディアミスターでジアンが持ち帰っていたのは、
maximのモカゴールド、インスタントコーヒー。
ドラマが始まる前からジアンを演じるIUさんが広告モデルを務めていた
商品のようですね♪
スティックを開けると粉末のコーヒーとミルク、砂糖が入っていて
手軽にコーヒーを楽しめるもの。大き目のボックスタイプだと、100本入り。
日本にも同じような商品はありますが、ここまで大きいサイズは
あまりみかけたことがないな~と思っていました。
韓国ではスティックコーヒーはかなりメジャーなのか、スーパーでも色々な
種類が売っているんですよね!大容量タイプも多くて、フレーバーも色々。
ちょっと甘そうではありますが、ドラマを見ていると飲みたくなる
飲み物だったのでした。
ジアンがおじさんから奢ってもらってた料理が気になるっ!
ジアンが、ドンフンからお店でおごってもらっていた料理。
蒸し器のようなものの上に、野菜やお肉が載っていて熱々で食べられそうな、
そして明らかに韓国焼酎との相性がよさそうな…二人も焼酎飲み飲み食べていた
料理が美味しそうだなと思っていたのですが、あまり日本では見かけない!?
あの料理はスユクというものみたいですね♪
牛と一緒に野菜やキノコなどを煮込んだ料理。部位によって名前が異なり、
トガニスユクとか、モリスユクとか呼び分けることもあるようです。
スジチムとの違いがよくわからないのですが、とにかくモツ系の
煮込み料理でしょうか。
ジアンは貧しくてごはんをおじさんが奢ると、いつも一心不乱に
黙々と食べているのが印象的でした。
フライのような揚げ物をほおばったり、スプーンでご飯をかっ込んでいたり
していましたね。ビールをごくごく飲む姿も印象的でしたけど、
やっぱり、あのスティックコーヒーのコーヒーのシーンが…忘れられません。
名言も沢山!「なんてことない!」「ファイティン!」
どれだけ泣くんだ!というくらいマイディアミスターでは泣いてしまいました。
あたたかい言葉で泣いてしまったり、辛い境遇でも人生を変えることができると
じわじわきて泣いてしまったり色々でしたが、名言や印象に残るセリフも
多いドラマでしたよね。
「昔のことはなんてことない」
ドンフンがジアンに対して言ったセリフ。ジアンが自分の過去を話した際に
放った言葉で、過去の事はなんてことない、ジアンの心は軽くなったと思います。
それと同時に、ドンフン自身が妻の不倫や会社での問題などを抱えていたので、
自分自身に言っていたようにも思えて辛い気持ちにもなったシーンでした。
「幸せになろう」
セリフにすると短い言葉ですが、重みが合ったセリフ。
そうです、幸せになればいい、なろう!と、
見ている側も心の底から想いジーンときてしまいました。
「いい子だな」
ジアンがおばあちゃんの面倒を一生懸命みて、大変な生活をしていることを
知ったドンフンがジアンを見ていった言葉。
貧しくて空腹で自分はインスタントコーヒーで飢えをしのいでいても、
おばあちゃんには柿を買ってきてあげていましたよね。
月がみたいというおばあちゃんのために、スーパーのカートにおばあちゃんをのせ
夜の公園へ連れ出して会えるジアン。ジアンに対する印象がドンフンの中で変わり、
本当のジアンをわかった時の言葉にはこれまたジーンと来てしまいました…。
この時の「余裕のある人たちは勘案にいい人になれる」という言葉も
重みがあってジーンときました。
「ファイティン」
最終回での「ファイティン」。これにはジーンときました!
ジアンとドンフンの二人が優しいまなざしだったのも印象的。
二人がお互いにエールを送った一言でしたが、
互いに大切な人へ向けたあたたかい言葉でしたね。ファイティン!!!
あの踏切はどこ?ロケ地は?
ドンフン、サンアン、ギフンの3兄弟もよく飲んだ帰りなどに
歩いて渡っていた踏切。ジアンとドンフンが会社帰りに歩いていた踏切。
この踏切は、龍王駅すぐの踏切だそう。
イチョン(二村)洞のベクビン踏切。
韓国では踏切がある風景は少なくなってきているらしく、
マイディアミスター以外のドラマや映画の撮影にも使われている踏切
みたいですよ!
オ・ナラさん演じるジョオンヒのお店の周辺はこの踏切の近くの
エリアで撮影されていたようです。
実際に、マイディアミスターやIUさんが大好きで、ロケ地巡りを行って
踏切で写真を撮っている方も沢山!
聖地巡り~、気持ちがとても分かります♪
やはり踏切は行ってみたい場所のひとつですね。
舞台となったジアンとドンフンの最寄り駅のフゲとは?
ジアンとドンフンの最寄り駅後渓(フゲ)駅。
三兄弟が住んでいるソウルのフゲの街はドラマ内の架空の街で、
フゲ駅も、実際には韓国にある「新亭ネゴリ駅」とのこと。
架空の街だったんですね!
なんとなくレトロな感じがして、ソウルからも離れていて、地味だけど
三兄弟やチェ・ユラのように地元密着で地域のことが好きという人が
沢山住んでいそうな…どこか下町の雰囲気が漂う街でした。
演出・脚本は?ロスの人も楽しめるドラマも紹介!
涙腺が崩壊してどうかするかと思ったほど、心が温かくなったり、
ジーンとくることが多かった「マイディアミスター~私のおじさん」。
見終わってロスになった方も多いかもしれません。
マイディアミスターの演出はキム・ウォンソクさん。
キム・ウォンソクさんは百想芸術大賞など韓国の有名アワードで多くの賞を
受賞した作品「シグナル」で演出を担当。このシグナルは日本でも2018年に
リメイクされていますね。
「チング~愛と友情の絆~」「トキメキ☆成均館スキャンダル」などの
演出もしていますよ。
マイディアミスターの脚本は、パク・ヘヨンさん。
パク・ヘヨンさんは、「90日、愛する時間」や「また、オ・ヘヨン」などの
作品で知られています。
マイディアミスターロスの方も楽しめるかもしれない、ドラマをご紹介します。
まずは「未生 ミセン」。ミセンはウェブドラマが原作のドラマ。で、
「マイディアミスター」と同じ脚本家、キム・ウォンソクさんが
演出を務めています。
プロ棋士として将来が期待されていた主人公が、その夢を絶たれて、
総合商社に入社します。下っ端で、まともに社会へ出て働いたことがない中で、
仕事に奮闘する姿を描いたドラマ。ミセンシンドロームと呼ばれる
社会現象を韓国で巻き起こしたほどの作品。
同僚や、先輩、上司など主人公を取りまく職場の人間関係や、
サラリーマンの世界を描き、このミセンでも私は何度も涙を流してしまいました。
大きな事件や、韓ドラあるあるの出生の秘密とか恋愛ドロドロといった
ものがあるわけではないのですが、とにかくじわじわ感動が押し寄せる系
なんですよね!仕事をしている人にはたまらなく刺さる部分が多い作品だと
思います。あ~、このドラマ見てよかった…頑張ろうと思える作品でした。
続いては、マイディアミスターと同じ脚本家のドラマ「私の解放日記」です。
私の解放日誌もマイディアミスターと同じく3人の兄弟が出てきます。
ヒロインと、その姉、お兄さん。毎日遠くの会社まで通勤している姉とヒロイン。
淡々と日々が過ぎていき、何か特別楽しいことがあるわけでもない毎日。
その三兄弟が住む家に住み込みでミステリアスな男性が現れて…。
私はマイディアミスターの後にこの解放日誌を見たのですが、雰囲気が
やや暗く、どんよりとした空気感が序盤は流れていて実は、何度か
リタイアしかけたものの(笑)、やはりじわじわくる!
会社の風景とか家族の会話もなんともリアリティーがあって…。
マイディアミスターのヒロインジアン同様に、
私の解放日誌のヒロインもまた、
自分の存在価値や、幸せを探したいという話がじわじわくるんです!
人との関わり方とか、幸せとは何かとか、
自分って何だろうとか、そういった
誰もが感じる気持ちや悩みが表現されていて、
最終的には涙してしまった作品でしたよ!
気になる方は是非見てみてください♪
ジアンを演じたキャストのIUさんはどんな人?
借金を抱え、建設会社のドンフンと同じ部署で契約社員として
働いていたイ・ジアン。唯一の身内であるおばあちゃんのお世話をしていました。
人と関わらず、内向的で、笑わない。
はじめはジアンの厳しい現実が辛すぎて、見るのに目をそむけたくなった
事もありましたが、そんなジアンを演じていたのは韓国の女優であり歌手の
1993年5月生まれのIU(アイユー)さんです。
このドラマはIUさんの演技力が本当に大きく影響していたと思います。
日本の女優戸田恵梨香さんも、IUさんの演技力とこの作品のとりこになり、
バラエティー番組で絶賛!
個人的にはこのドラマを見る前からIUさんの歌を聴いたり、ライブ動画を
見ていたりしたので、演技もこんなにすごいのか~!と
驚愕でした。
ジアンは、お化粧っけもなく、くまができていたり、殴られて顔が
貼れていたり出血していたりと、ステージできらきら歌う彼女とはまるで
別人でしたよね。
IUさんは音楽でも数々の挙げきれない賞を受賞していますが、
「マイディアミスター」では、2018年APAN STAR AWARDSの中編ドラマ
女性最優秀演技賞を受賞していますよ。
IUさんは、日本や台湾でも大人気ですが、韓国でも
国民的歌姫として知られています。
男女年齢問わず、IUさんを
知らない人はいないと言われるくらい活躍している
アーティストですよね♪
本名はイ・ジウン。歌手になりたくて、オーディションを受け始め、はじめのうちは
不合格が続き、オーディション詐欺にあったこともあるのだとか。しかし、
その後15歳という年齢でデビューし、人気歌手の仲間入りを果たします。
歌手だけでなく、ラジオ番組やCMにも引っ張りだこ。
ドラマのOSTを担当することもあり、司会業もこなします。
2011年には韓国の年間総合音楽チャートで1位を
獲得し、「国民の妹」と言われるように。
2011年のドラマ「ドリームハイ」に出演し、「最高です!スンシンちゃん」や
「ホテルデルーナ~月明かりの恋人~」「きれいな男」
「ペルソナ~仮面の下の素顔~」「夜明けの詩」などドラマや映画にも出演しています。
2022年の是枝裕和監督の初の韓国映画「ベイビーブローカー」でも
ムン・ソヨンを見事に演じ話題になりました。
SBS人気歌謡のMCを務めたり、クイズショーや音楽番組のMCも数多くこなし、
歌声だけでなく演技も司会もこなせて、ファッションも注目される
IUさん。
慈善活動にも意欲的に取り組んでいて、2019年のアメリカの経済誌である
フォーブスが選んだ「今年のアジア寄付英雄30人」に選ばれています。
助けが必要な子供達や、経済的に大変な子供達への寄付もかなり行っていて、
IUさんが行ってきた慈善活動の影響が、
ファンたちにも広がったり、ファンや一般の人にも大きな影響を与えたり
しているそうです。
マイディアミスターでは、手話でおばあちゃんとの意思疎通をしていたジアン。
子の役柄をきっかけに2018年にはソウル市聾唖老人支援センターに寄付をしていたり、
色々な団体の援助を行っています。
IUさんの慈善活動は長年にわたり今もなお継続的に行われていて、
社会貢献活動をかなり積極的な歌手であり女優さんです。
韓国では「寄付天使」と呼ばれることもあるそう。
本当に立派で、そんな姿も尊敬できて、ファンの方も多いのではないかな~
と思います。
IUさんはマイディアミスターで厳しい現実を背負うジアンを演じていましたが、
彼女自身も大変だった過去を持つことでも知られています。
家族が莫大な借金を抱え、弟とともに、おばあちゃんと小さな家で暮らしていたそう。
貧しい生活の中で借金取りに追われたり、夢を諦めそうになったという
過去の境遇やおばあちゃんとの生活が、ジアンとも重なっているな~と思いました。
自分がかつて大変だったという想いがあるからこそ、
寄付活動を続けて寄付天使とまで
言われ国民から愛されているんですね。
ジアン役を降板したいと願い出たこともあった…
ジアンを演じていたIUさんでしたが、体力的にも、精神的にも大変な時期で、
ドラマの役柄への重みも大きく、
これ以上続けられないと降板を申し出たというエピソードもあったそうです。
でも、やはりジアンはIUさんにしかできないと、監督が説得して
再びジアンを演じようときめたようですよ。
ジアンはIUさんで本当によかった!
三兄弟、ドンフン・サンフン・ギフンを演じていたのは?
ジアンはドンフンのやさしさや、三兄弟やオ・ナラさん演じるジョンヒなど、
フゲの街の人々との交流もあり、徐々に感情を表したり
幸せをつかむための一歩を踏み出したりできたのだと思います。
三兄弟を演じていたキャストをご紹介します。
パク・ドンフンを演じていたのは、イ・ソンギュンさん。
イ・ソンギュンさんといえば、低音ボイス!
ドンフンも奥さんが浮気していたり、会社や仕事でも悩みを抱えていたり
していましたが、ジアンをまさに月のように優しくみまもってくれていた
本当に頼もしいおじさんでした。
イ・ソンギュンさんは、「コーヒープリンス1号店」でブレイクした
1975年3月生まれの俳優。
「今週、妻が浮気します」「白い巨頭」「ミス・コリア」
「パスタ~恋が出来るまで~」
「マイ・スイート・ソウル」など様々な作品に出演。
個人的には映画「パラサイト~半地下の家族」のお父さんの役柄が印象的です。
マイディアミスターでは、ぐっと心に響くセリフも多くて、本当に優しい
おじさんありがとう!!!と声を大にして言いたいくらいでした。
おじさんもファイティンッ!
サンフンを演じていたのはパク・ホサンさん!
パク・ホサンさんは「刑務所のルールブック」「無法弁護士」
「今日のウェブトゥーン」など色々なドラマでおなじみの
演技派俳優さんですが、
無職の長男役を熱演していましたね。
とても印象深いのが、ネットフリックスのドラマ
「エージェントなお仕事」でジョンヒ役のオ・ナラさんと一緒に
二人とも本人役で出演していた回があったんです。
二人は昔からよく共演している俳優という設定で、
喧嘩をしながら撮影に当たるというストーリーだったのですが、
ドラマの中でこのマイディアミスターの話をしているシーンがあって♪
これには爆笑しました。「マイディアミスターのときは、
撮影していても気が合ったのにね」といった感じで
喧嘩するシーンが、マイディアミスターを見ている人には
わかる面白いシーンでしたよ!
ギフンを演じていたのは、ソン・セビョクさん!
清掃業者で、元映画監督のドンフンの弟。
眼鏡とロン毛がトレードマークでしたよね。
ソン・セビョクさんは、1979年12月生まれの韓国の俳優。
演劇で1998年にデビューし、映画で注目されていながらも、
マイディアミスターがドラマでのデビュー作だったんですね。
ソンセビョクさんの名前が全国的に知られるようになったきっかけの
作品だったようですよ。
プライベートでは2013年に結婚し、お父さんでもあるんですね♪
先日ドラマを見ていて、この人どこかで見たことが…と思ったら
まさにギフンでした。(笑)
ドラマ「憑依」で、刑事役を演じていたんですよね。
最初は全然いでたちが違うので気づきませんでしたが!
今後また色々なドラマで見られる俳優さんかな~と思いました。
僧侶、お坊さんになったギョムドクは夫婦の世界のパク・ヘジュンさん!
ドンフンの友人で、僧侶になったギョムドクを演じていたのは
パク・ヘジュンさんです。
頭を丸めて、完全にお坊さんスタイルでしたが、どこかで見たことが!
ドロドロのマクチャン系ドラマで人気としても人気がある
「夫婦の世界」のイ・テオ!だーーー!
ちょっと違いすぎる役柄で気づいたときに驚いてしまいました。
夫婦の世界では不倫をするどうしようもない夫、映画制作会社代表の
イ・テオを熱演していたため、憎たらしいやら怖いやら。
よくよくみたら、お坊さんでした~(笑)
パク・ヘジュンさんは「ドクター異邦人」や「ミセン~未生」
「オレンジ・マーマレード」
「ウォンテッド~彼らの願い~」などにも出演していますよ!
「大人」や挿入歌もよかった!OSTを紹介!
マイディアミスターは、ドラマ中に使われる音楽もとても良くて
かなり話題になりましたよね。
日本でもお馴染みの歌「百万本のバラ」もコ・ウリムさんが低音ボイスで
歌い印象的でした。
Sodia(ソンディア)さんが歌う「大人」は聴くとドラマを思い出す歌。
そして涙がでそうになる切ない歌声がドラマに合いすぎていました。
「この広い世界の中にまるでひとりぼっち…」というような歌詞が
ジアンの気落ちを代弁しているようでした。
ジェフィさんが歌う「Dear Moon」はドンフンのことをうたった
歌なんですよね。ジアンを優しく照らしてくれる月のようなおじさん、
そんなドンフンを思い出す歌ですね。
ちなみに、「大人」や「Dear Moon」はIUさんが歌っている動画もあり、
これもまたオリジナルとはまた違うよさもあり素敵でしたよ♪
チョン・スンファンさんの「An Ordinary Day」や、Vincent Blueの
「Rainbow」、ジソンさんの「Forest」
クァク・ジノンさんの「My Self In My Heartなどなど
素敵な楽曲が沢山詰まったドラマでした。
マイディアミスターのサウンドトラックも販売されているので
好きな方はぜひ聞いてはいかがでしょうか。
マイディアミスター 基本情報
放送局:tvN
韓国題:나의 아저씨
話数:16話
演出:キム・ウォンソク
「シグナル」「ミセン‐未生‐」「トキメキ☆成均館スキャンダル」
脚本:パク・ヘヨン
「また!?オ・ヘヨン~僕が愛した未来(ジカン)
みなさんの口コミ、評価・レビュー
本当に良い!
絶対にお薦めです!
どこかで聞いたようなセリフは全く無いし、細やかな演出はリアルだし、最終回まで、ずっと引き込まれます!できるだけ多くの人に観てもらいたいものです。
とても良いドラマでした。最初は「リタイア」と思うくらい良さがわかりませんでしたが、それぞれの心の動きや相手に対する気持ちの変化が見えて来て、どんどん嵌まって行くドラマです。私は本筋ではないドンフンの妻ユニの気持ちも共感できました。もちろん、不倫はしてはならない事ですが、ドンフンを思う気持ちは大きかったとわかります。本筋を支えるそれぞれの出来事も涙と笑いが満載で楽しめます。とてもお薦めのドラマです。
こんなに不幸な人も珍しいというくらいにヒロインが悲惨な人生を歩んでいるなかで、出会った男性。そこで少しずつ笑顔を取り戻していく感じが良いですね。始めは救いようがないダークなドラマだと思っていたものの、どん底から這い上がることも出来るかもしれないと勇気をもらえました。
ヒロインが孤独や多額の借金を抱えていて人生に対して諦めのような感じている状況からすこしずつ心を開いていくという展開がとても素晴らしいです。あまりにも重い内容に始めは戸惑いましたが、見ていくうちにすっかりはまってしまいました。
辛い人生をいきる女性とその女性を取り巻く人々。目を背けたくなるようなシリアスな場面もあるけれど、人生についてほんの少し考えさせられる時間を与えてくれました。
さまざまな人との縁、兄弟の絆、セリフも素晴らしくて胸に残り続けます。
歌手であるアイユの演技が素晴らしい。財閥、記憶喪失、復讐などのテーマがほとんどの韓国ドラマの中で、このテーマは普通っぽくて良かった。イ・ソンギュンが個人的には一番好きな俳優なので、どの作品も見ているが、コミカルな役が多い中、このドラマの冴えない会社員はとても良かった。
始まりは不純だけど、その後の展開がどうなるか分からないっていうストーリーがありますよね?『マイ・ディア・ミスター〜私のおじさん〜』はそんな作品だと思います。〔ドンフン〕(演:イ・ソンギュン)と〔イ・ジアン〕(演:IU/アイユー)の不思議な関係がどうなっていくのか、あなたのその目で確認してみて下さい!
人は、一人では生きていけないのだということを教えてくれました。
ジアンは、幼い頃から多くの傷をかかえてきました。その傷を癒してくれたのは、ドンフンの優しさだったのだと思います。
序盤の物語が重いというか暗い感じなので、なかなか見続ける事が辛いのですが、見終わってみれば、人情物語であたたかな気持ちになれます。
優しい人間に癒される、そんなドラマです。
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