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クルミットです♪
14話は、人間関係が「もう元には戻れないところ」まで進んだ回でした。
父と娘、権力と正義、恋と政治――
すべてが真正面からぶつかり始めた、かなりしんどい展開です。
それでは14話を一緒に見ていきましょう。
世子が消えた 14話のあらすじ
宮の外では、「老いた狐が国を滅ぼす」という挑発的な壁書が貼られ、世論がざわつき始めます。
この壁書を利用し、サンロクは大妃に「主上の病が良くならないのは天の怒りだ」と進言。
祭祀を行い、赦免令を出して民心を鎮めるべきだと語ります。
しかし、修城大君となったイゴンは真っ向から反対し、
むしろ不穏の温床になっている宮女たちを出宮させるべきだと主張します。
一方その裏で、左議政はチョ尚宮に命じて“殺生簿”を作らせていました。
しかしそこへキム尚宮が現れ、
チョ尚宮の目の前でその帳面を破り捨てます。
中殿のもとへ駆け込んだチョ尚宮は、
「修城大君が自分を侮辱した」と訴えます。
怒りに震えた中殿は、キム尚宮に笞刑100回を命じます。
この報告を受けた大妃は中殿のもとを訪れ、
「私の人間に手を出すなら、その覚悟はしていたはず」
と言い放ち、チョ尚宮を下がらせるよう要求。
すでに主上を失いかけ、
さらに子まで失いかねない中殿は、
「もう怖いものなどない」と大妃に真正面から対抗する姿勢を見せます。
大妃はいったん引き下がり、
「一晩眠れば冷静になるでしょう」と話を先延ばしにします。
実は例の壁書はサンロクの仕業でした。
彼はこの件でイゴンに罠を仕掛け、
さらには「中殿まで排除しよう」と大妃に持ちかけます。
サンロクは、気味尚宮を検案した内医院のキム・ダルセンを呼び出し、
「修城大君の命令だった」と虚偽の証言をさせようとします。
ダルセンはイゴンと会ったことは認めつつも、
その理由が“大妃とサンロクの密会”に関わるものだったため、
決定的なことを言えずにいます。
証言だけで裁くことはできないとして、
左議政と文衡大監は国問を開き、真実を明らかにすべきだと進言します。
中殿は、
すべての罪を自分が背負うことになると分かっていながら、
自白する覚悟を固めます。
その場で、
「現場にあった銀の短刀は修城大君のものだ」
という証言が出ますが、
キム・デスンは
「気味尚宮を殺したのは中殿だ」と断言し、
中殿の銀の短刀を物証として提出します。
さらに甲石が、
「その時、イゴンは自分と一緒に世子宮にいた」
と証言し、事態は一気に中殿不利に。
重臣たちは、
罪が明らかになるまで中殿を幽閉すべきだと声を上げます。
イゴンはキム・ダルセンを探しますが、すでに逃亡。
その背後にはサンロクの手が回っており、
ダルセンは口封じのため殺されてしまいます。
イゴンは甲石に、
サンロクが使っていた薬草について徹底的に調べるよう命じます。
その過程で甲石はオウォリを見かけ、後を追います。
取引帳簿を手に入れようとしますが、
ムベクに見つかってしまいます。
甲石はミョンユンのもとへ向かい、
「イゴンのためにも、帳簿探しを手伝ってほしい」
と協力を求めます。
一方イゴンは、
ミョンユンが逃げずに残っていると知り、
自分の身よりも彼女の安否を案じます。
大妃はミョンユンを呼び出し、
大切にしている玉の指輪を渡そうとしながら、
「サンロクのことを理解してあげられないか」
と問いかけます。
しかしミョンユンは、
サンロクが“妻を失った”のではなく
“自ら殺した”ことを知っていると告げます。
そして、
サンロクの悪行を止めるため、
命を懸けて宮へ戻ったと語ります。
イゴンは、
「取引帳簿を写す必要はない。もう一度宮を出ろ」
とミョンユンを遠ざけようとします。
それでもミョンユンは、
「サンロクは私の母を殺した。
今は私にとっても仇だ」
と、はっきり言い切ります。
その直後、
イゴンがドソンのもとを訪ね、話し合おうとした矢先、
左議政が襲撃されたという知らせが届きます。
犯人は、
世子宮別監・甲石だとされます。
左議政はドソンに、
イゴンへの不信を植え付け、
ドソンは漢城判尹に
「文衡大監の一挙手一投足を報告せよ」
と命じます。
さらに、
「ドソンと婚姻するはずだったミョンユンが、
イゴンにどんな害を及ぼすか分からない」
として、彼女を排除しようと画策。
文衡大監を監視していた判尹から、
「禁衛大将と会っていた」との報告が入り、
ドソンは“誰を殺せと命じたのか”を問い詰めます。
ミョンユンは命の危機に陥りますが、
間一髪でイゴンが救出。
その場で内禁衛将の口から、
「大司憲の娘だ」という言葉を聞いたドソンは、
決断します。
「ミョンユンを守るため、俺が世子になる」
ここで14話は幕を閉じます。
世子が消えた 14話の感想まとめ
14話は、誰かを守るために“立場を選ぶ”話でした。
イゴンはこれまで、権力から距離を取りながらも人を守ろうとしてきましたが、
もはやそれでは足りない局面に入ったことを、はっきり自覚したように見えます。
ミョンユンは完全に引き返せない場所まで来ました。
父を告発し、
母の死の真実を背負い、
それでも逃げずに宮へ戻る姿は、
守られるヒロインではなく、戦う当事者そのものです。
サンロクは、もはや言い訳の余地がありません。
正義を口にしながら、
証拠を消し、人を殺し、
娘の人生すら道具にする存在になってしまいました。
その冷たさが際立つほど、次の一手が恐ろしくなります。
そしてドソン。
これまで揺れ続けていた彼が、
「世子になる」と明確に口にしたことで、
物語は新たな局面へ入ります。
それは権力欲ではなく、
誰かを守るために“王の椅子に近づく”という選択でした。
15話では、
イゴンとドソンがそれぞれ違う立場で、
同じ“守るもの”を見据えることになりそうです。
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