智異山-チリサン-30話-31話-感想付きネタバレありで!

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クルミットです♪
山で新たな事件が発生したり、イガンが仲間と共に犯人特定のために本格的に動き始めるなど色々あった前回。
そして今回、ついに智異山で起きていた連続殺人事件の犯人、そしてその犯行動機など全てが明らかに…。

【智異山-チリサン】(ネタバレあり)

30話

2020年…。
イルへはソルの元を訪ね1991年にコムンダリゴル村で何があったのか質問する。
しかしソルは「当時まだ小さかったので知りません…」と答えるのだった。

しかし本当は何か知ってそうですね…

その後、イルへと別れたソルは、ウンスンからコムンダリゴル村跡地に呼び出されるのだった。
一方、イガンは投獄中のデジンの面会に来ていた。
そこでコムンダリゴル村で何があったのか尋ねるイガン。
するとデジンは「ソルの母親で村長の妻の事故記録が俺の部屋にあるからそれを調べてみろ」と言うのだった。
その後、イルへの調べにより1991年にコムンダリゴル村で行われようとしていたケーブルカー事業について、村人全員が賛成していたことが判明する。

村人たちは反対していたと思われていましたが実は違ったんですね…

どうやら着工寸前までいったが政府の許可が降りずに計画倒れになってしまったらしく、それを知ったイガンはなぜ村人たちが賛成していたのかその理由を考える。
そして当時、法律の改正により動物の捕獲や植物が採れなくなってしまったことが原因では?と推理する。

野生の動植物で生計を立てていた人は山に残る理由がないため賛成していたということですね…

さらに井戸を汚染させるなど、村に嫌がらせをしていたのも村人たちがやっていたことだったと判明するのだった。
一方、ウンスンから呼び出されたソルは待ち合わせ場所であるコムンダリゴル村跡地に到着する。
そしてソルはそこでウンスンを殺害した。

犯人はウンスンではなくソルだったんですね…

その後、セウクの父の死因がひき逃げ事件だと知ったイガンは警察署に侵入し、その事件の資料を確認する。
そこでイガンはセウクの父が死んだひき逃げ事件の容疑者がウンスンの父・ソングクだと知るのだった。
その夜、イガンはソルの家を訪ねる。
そこでイガンは調査により判明した1991年にコムンダリゴル村で起きた出来事の真相について話し始める。

ついに事件の真相が明らかになりますね

1991年…。
山の法律が変わり、村人たちは野生の動物を捕獲したり植物を取れなくなり生活ができなくなり村を去ろうとしていた。
そんななか、村長家族が営む養蜂業は法による制限がなく、国から補助金も得ていて村人はそれに納得できず、村長に隠れてケーブルカー事業に賛成し立ち退き料を貰おうと企んでいたのだ。
そしてある日、村人たちは村長の妻とその件で言い争いになり、その弾みで村長の妻は死亡してしまう。
さらに村長と共に養蜂業を営んでいたセウクはウンスンの父・ソングクにひき逃げで殺されていた。
実は幼い頃にソルがたびたび見ていた火の玉は、村人たちが夜な夜な悪事や事件の隠蔽工作を行う時に灯りとして使っていた懐中電灯の光だったのだ。

不吉なことが起こる前触れとして出現していた火の玉の正体はそういうことだったんですね…

そしてコムンダリゴル村は廃村となり、時は流れ、大人になったソルとセウクは自分達の両親を死に追いやったかつての村人たちへ復讐を始めた。
ソルはかつての村人たちを次々と殺し、真相に辿り着きそうになったヒョンジョ、そしてダウォンも殺したのだ。

31話

1991年…。
村人がケーブルカー事業に賛成し始める中、村長は頑なにそれに反対してきた。
すると村人たちは村長の養蜂業の蜂を殺すなど嫌がらせを始める。
それに絶望した村長は精神を病んでしまい、自殺してしまったのだ。
それを側で見ていた息子・ソルは心を痛め、さらにその後、村人たちが父親を陥れたこと、母を殺したことなどを知り衝撃を受けるのだった。

幼いソルにとってはあまりにも辛すぎますね…

結局、村人たちの酸性によりケーブルカー事業は着工寸前まで行くも政府の許可が出ず計画は頓挫。
そして村人たちは村から出て行ったのだった。
2020年…。
イガンは自らの調査で判明した村での出来事の真相をソルに話していた。
「あなたが犯人なんでしょ?」
イガンがそう問い詰めるも、ソルは「証拠は?」とシラを切る。
イガンは証拠が無いためどうすることもできずにその日はソルの元から帰るのだった。

何もできず歯痒いですね…

ソルの家を出たイガンは、ソルが犯人だという証拠を掴むべく彼のリュックにGPSを仕込んでいた。
そして翌日、山へと向かったソルをイルへとグヨンが追跡する。
しかしソルにGPSの存在がバレてしまい、ソルを見失ってしまうのだった。
その後、イルへとグヨンがソルを捜索するなか、幽霊・ヒョンジョはソルと対面していた。
そこで山で村人たちを殺し始めた経緯を話し始める。
2017年…。
ソルは人生に絶望し智異山で自殺しようと考えていた。
するとそこでヒョンジョの陸軍の同僚で、ソルと同じ村出身のヒョンスと出会う。
そこでヒョンスが1991年に起きた出来事をすっかり忘れていた事に憤りを感じたソルはヒョンスを毒入りの乳酸人飲料で殺したのだ。
その後、その件が事故と処理され、ソルはレンジャーとして智異山で働き、セウクに協力を仰ぎ村人への復讐を始めたのだった…。

感想

1991年にコムンダリゴル村で起きた出来事の真相、山で起きていた連続殺人事件の犯人、そして事件が起こることになった経緯など、ついに全てが明らかになりました。
犯人はコムンダリゴル村の村長の息子で、智異山でレンジャーとして働くソルでしたね…。
1991年村での出来事の真相、ソルが村人たちに復讐するようになった経緯はなかなか衝撃的で見ていて辛いものがありましたね。
イガンたちはソルが犯人だと突き止めるも現状証拠が無いため何も出来ないのが歯痒かったですね。
次回の最終話、イガンたちは証拠を掴みソルを逮捕できるのか、また幽霊として山に留まり続けているヒョンジョがどうなってしまうのか気になるところです。

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