赤い靴-あらすじ-49話-最終回(50話)-結末は!?

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クルミットです♪

ついに“ローラの社長ミン•ヒギョン”の幕が閉じました。
自らを「不死鳥ミン•ヒギョン」と言っていたヒギョン氏はこれからどうなるのでしょう。

そして実の我が子だと知らずにジェンマを消そうとしているクォン•ヒョクサン。
例え相手が我が子じゃなく誰であろうと、許し難い行動ばかりしてますね。

ついに今回は最終話をご紹介します!どんな結末になるのでしょうか!?

【赤い靴】(ネタバレあり)

赤い靴 49話

仕事を失い家で酒浸りの妻に、ジェンマを消す予告をするクォン•ヒョクサン。

それはあってはならないと思いつつも、ジェンマとヒョクサンの血縁関係を打ち明けられずにいるヒギョン。

ジュヒョンが最悪の事態に気づき、ヒギョンに止めるよう説得するも間に合わず…。

遅まきながらもやっと夫に真実を打ち明けた時には、既にジェンマは息絶えようとしていた。

ジェンマが実の娘だと打ち明けられたヒョクサンは態度を一変し、ジェンマを病院に運び自分の血を輸血した。
ジェンマはぎりぎり一命を取り留めた。

たまたまソニの店を訪れたスクジャは、ジェンマがヒョクサンのせいで重体だと知る。
息子のみならず孫まで殺そうとするケダモノ以下の愚か者に、罰を与えるスクジャ。
これまでローラに400億ものフォローをしてきたスクジャだからこそ、ローラを倒産に追い込むなど朝飯前だ。
倒産は避けたいと懇願しに来たヒョクサンに、ひき逃げされた人物は自分の息子だった事を明かし、会長を退き自首する事をローラ存続の条件とする。

辞表を書き会長室を整理しながら、ジェンマを加えた四人家族を想像しつつ、家族写真を見つめるヒョクサン。
そして息子ジュヒョンに会長の座を引き継ぐ。

夫の決意を知ったヒギョンは泣きながら反対する。

赤い靴 最終話

ローラを救い、ジェンマに許しを請う唯一の方法は自首する事だけだと、腹をくくったヒョクサン。
自分が犯した罪は償いきれるものではないと悟る。

この事で、いがみ合っていたかに見えた夫婦は、実は昔と変わらず強く愛し合っていたということを、今更知るのだった。

ヒョクサンが自首し、孫娘の会社ローラを再び救うスクジャ。

退院して、スクジャに今までの復讐劇を打ち明けて謝るジェンマ。
罰を与えるのは自分自身、許すのは天だと言い、愛する孫娘をしっかり抱きしめるスクジャ。

ジェンマはギソクにも「いつもそばにいてくれてありがとう」と伝えに行く。

一方クォン家では、スヨンが自分の母親の日記を見つけてジュヒョンに渡していた。
ジュヒョンは日記を読んで、ヒギョンがジュヒョンの母親を献身的に看病していた事やビタミン剤を飲ませてくれていた事などを知る。
ヒョクサンが思っていた通り、まだ当時のヒギョンは純粋な心の持ち主だったんですね。

ジェンマが久しぶりに戻った会社で待っていたのはヒギョンだった。
ヒョクサンだけを愛していたヒギョンがなぜジョングクと家族になったのか、なぜそれを捨てたのかを打ち明ける。
そして、ジェンマが愛する人との子供だと知らずに生きてきた罰を受けていると。

生きていてくれてありがとうとジェンマに言い残し、ギソクにはジェンマを頼むと言い残すヒギョン。

ジェンマは真実の大きさに苦しんだ末、刑務所のヒョクサンに面会しに行く。
ヒョクサンが財力や成功よりもヒギョンを選んでいたなら、普通に仲のいい親子だったかもしれない…そんな共通の想いを胸に秘めつつ言葉にできない父娘。
この罪深い父親が娘に伝えられる言葉は、「ありがとう。元気で。」
それが精一杯だった。

ギソクから二度目のプロポーズをされたジェンマは、デザイナー修行の為留学する事を告げる。待つと誓うギソク。

ヒギョンはひとり心の中の葛藤に苦しみ、猛スピードで車を運転していた。

10年後ー。
留学先から戻ったジェンマが真っ先に向かった先は、愛する家族たちが眠る納骨堂。そこには“ハルモニ”スクジャも加わっていた。
ギソクは変わらず大きな愛で待ち続けてくれている。

ローラは、ジュヒョン会長と元気になったヘビン社長でうまくやっている。

ジェンマが次に訪れたのは、貧民街の小さな製靴屋。
車椅子に座り、白いローファーを履いた女が丁寧に靴を手づくりしている。
美しいが飾り気のないヒギョンだった。
ジェンマは自らデザインした赤いハイヒールを、これを履いて立ち上がらなきゃと贈るが、私はもう赤い靴は履かないと決めたと静かに返すヒギョン。
ヒギョンにとって赤い靴は、自身の欲望の象徴。これを履いた罰を今受けているが、心は穏やかだと言う。

また来るわという娘に、二度と来てはいけない、過去を振り返らず前に進みなさいと言う母。

そこには「ジナ」「オンマ」と自然に呼び合えている母娘がいた。

赤い靴 総合感想

はあー!ついに終わってしまい、淋しい気分です。
最初は今一つな印象でも、見続けていると愛着が湧いてしまうものですね〜。

もうツッコミどころや「?」なところ満載ですが、逐一追及するのはナンセンス?という境地まで辿り着けた気がしてます。

作品の冒頭は赤いドレスの華やかな悪女に、絞首刑の縄が降りるシーンでした。
ラストにも同じシーンが出てきて、最後は法律上の罰を受けるヒギョン、のし上がってドヤ顔のジェンマを予測していたんです。

ところが刑務所行きは夫で、しかもジェンマの実の父親。
妻は冒頭とは真逆の様相を呈していました。
白いローファーを履いた貧相だけど気品漂う女。
なるほど、そうきたか。

この最後のミョンギルさんを見て、やはりこの方は美しい!とつくづく思いました。
華やかメイクの冷たい表情では往年のソフィア•ローレンを彷彿とさせますし、お地味扮装では持って生まれた美貌が映えるというものですね。

ジュヒョンもジェンマも20年以上苦しみましたが、その内容には自らの妄想に苦しんだ部分もあり、それが解けたことは良かったですね。

ジェンマが体験した悲しすぎて思い出したくもない事の数々を、無かったことにするのは難しいかもしれないけれど、ヒギョンが自ら反省して償いの気持ちで過ごしていること、そして母の愛情を感じられることが救いであり、希望かもしれないですね。

ギソクのジェンマに抱く愛は、宇宙のように広くて優しくて素晴らしい!
テギルとスヨンの絆が壊れなかった脚本も素晴らしい!

スクジャが探し求めていた息子との再会は果たせなかったけれど、孫に会えた幸福。
オッキョンが築いた家族の形。
血縁よりも濃い絆が尊いです。

作中のOSTは良い曲揃いですが、なんといってもソ•チャンフィさんの「悪い女」♪
パンチの効いた歌声が良かったです♪

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 終わった終わった。私32話以上のドラマを観るのは初めてで、しかも1話が70分という長時間。観るだけでも大変なのに詳細を感想入れながら書いてくれるクルミット編集長に頭がさがります。

    これの前に観た【御史とジョイ】の父子も酷かったけどアイツら以上の母娘やったな。

    冒頭のロープが顔面に降りて来たのを見て、あーこれがラストに繋がるシーンやなと思っていたが大分違いましたね。
    展開も私はてっきり長男が協力するから悪者を退治しようと言うかと思いきや、忘れて遠くへ行こうと言うだけで何か頼りのない優男やなと思っていた。次男はもっとチャラ男みたいで無理そうな気がしたし。

    そこで当然ながら臓器移植で助けたチェ社長がバックについてくれるもんやと思っていたら、これもハズレ。単独では勝ち目はないやんかとヒョンソクの出番が来るまではヒヤヒヤ観ていた。

    しかしローラ、ローラと何百回聞かされたやろ、私は妻や母の前にローラの社長やと、普通はソレ逆やろと。若い子はローラと言えばタレントのローラを思い出すであろうが、私はローラて出る度に西城秀樹の【傷だらけのローラ】が頭の中で流れるんよ。
    で40話くらいでふと、そういえばローラは悪女が決めた名前でその前も何かあったよな、何て名前やったやろと思い出そうとしてもサッパリ出てこんのさ認知症の始まりやろかと思ったわ。それくらい強烈なローラ。

    コテコテの復讐劇となっていたので【模範タクシー】のようにガーンと言わせてスッキリする終わり方を期待していたのに最終話ではジーンとなって涙も少し。100%毒やと思わせられた白い粉もビタミン剤やったし。冒頭のロープは何の為に降りてきたんやと。

    48話までは編集長のをゆっくりスクロールしながら1行ずつ読んでいたが49話目で【既にジェンマは息絶えようとしていた。】この文章が目に入った途端、アカンこっからはガイド無しで視聴するべきやとスマホを置いて観続けた。

    終わり方もあれくらいで収めるのが良いのか悪いのか分からんけど会長は青服に赤の名札だったので、えー殺人教唆でか時効の轢き逃げが1件あったとしてもと面食らったし、逆に母親は運転ミスし車椅子生活になったとしても倉庫で頭殴って火あぶりにしたくせに何か同情するような終わらせ方やったしな、この悪女のために泣くとは思ってもなかったわ。

    ヘビンは社長に就任して精神も安定してまあ良かったかな最初はコイツも大嫌いやったけど、よくよく考えみると偶然この両親の元に産まれただけで罪はないしなぁ。1番大事にしとる物を壊すという理由でターゲットにしたけど何の1番は金と権力でした。ここに早く気がつけば次男との結婚もぶち壊さんでもすんだのになあ。

    この作品で1番ホットして見ていられたのはスヨンさんやな、この人も1話目のトイレでぶつかるシーンではキンキラのデッカイ耳飾りして嫌いなタイプやったけど話が進むにつれ好きになっていった。

    全3500分という、日本のドラマにしたらどんだけと計算したら43分を10回で終わるとして8シーズンもかかるやんか韓国ドラマ凄いなぁ、それにもましてクルミット編集長も凄いなぁと感じさせられました。

    後、少々気になったのがOST、実はコレ30曲もあるんよ車の中で聴いていたけどコレコレと思い出すのはオープニングで流れる演歌調のいかにも復讐するぞという曲のみ。後の29曲は何処で流れたんやという曲ばかりで男性のバラード等、曲自体は良い感じのが多かったけど。これは不思議やった。

    • コメントありがとうございます!
      読んでいて「うんうん、そうそう!」と何度も頷いてしまいました。32話超え、しかも1話70分の長丁場…本当にお疲れさまでした。そして完走おめでとうございます!

      私もあのロープのシーン、最初から伏線だと思っていたのに…まさかのビタミン剤&違う展開で驚きでした(笑)。あの母娘、本当にインパクト強かったですね。「御史とジョイ」の父子も相当でしたが、今回はそれを超えてきました…。

      ヒョンソクの登場まで頼りになりそうな人が全員不発で、観ているこちらもずっとハラハラ。ローラという名前も、本当に何百回聞いたかわかりません(笑)!「傷だらけのローラ」わかります…あの曲が頭をよぎるのも納得です。

      そしてスヨンさん!最初は強烈でしたが、どんどん魅力が増していって…あの人の成長も見どころのひとつでしたよね。

      OST30曲は本当に驚きました!私も「復讐するぞ」的なあの1曲は強烈に覚えているのに、他の曲は…どこで流れてたっけ?状態です(笑)

      とても熱のこもった素敵なコメント、本当にありがとうございました!

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