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クルミットです♪
「医師としての本分を貫く」と「試験に合格し、安定した地位を得る」――ホジュンがずっと悩み続けてきた二つの目標が、ついに衝突してしまいました。病気の人々を放っておけないホジュンだからこそ、懸命に行動するほど大事な試験に間に合わなくなる危機が迫ってしまいます。
それでは39話を一緒に見ていきましょう!
ホジュン 39話のあらすじ
試験に向かう途中、村人の病気を治すためにあれこれ尽力したホジュンは、ついに大幅に遅れてしまいます。そんな彼を急かすように、道案内役のドルセは馬を盗んででも早く行かせようと動き出しますが、結果的にポジョル(役人)たちが現れ、ホジュンまでもが罪を着せられてしまう事態に。そのとき、かつてホジュンに助けられた病人たちが“ホジュンは盗みに加担していない”と必死に弁護してくれました。
苦しいときに病人たちが恩返ししてくれる場面に、ホジュンの行いが報われたようで胸が温かくなりました
そのおかげでホジュンは馬を借り受けるだけでなく、役所から“通過を許可する書状”も手にすることに成功。ようやく一安心と思いきや、急ぎすぎて馬から落ちてしまうトラブルが発生し、さらにはケガで再び時間を大きくロスしてしまいます。負傷をこらえつつ必死に都を目指すホジュンですが、結局、試験の開始に間に合わず、会場から追い出される結果になりました。
一方、ドジは先に到着し、母オ氏の強力なサポートと、名医である父ユイテのバックグラウンドをしっかり活かして試験に臨みます。過去に不条理な不合格を経験していたため、ヤンイェスに直接謝罪しておこうと頭を下げる姿勢も見せました。そのかいあってか、ドジは出題に迷いなく答え、最終的に“実力に見合う”評価を得て堂々の合格を果たします。
ドジの歓喜の涙が、長年のコンプレックスから解放された瞬間を感じさせました
そして、ホジュンは試験に参加すらできなかった現実を受け止め、酷く落ち込むことに。「あれだけ苦労してきたのに」と嘆いても、試験は待ってくれませんでした。母のソン氏が見た“炎のなかへ歩むホジュンの夢”は、まさにこの悲劇を暗示していたかのようです。結果として、命懸けで患者を救ったことが人々との絆を深めた反面、自らの夢を遠ざける形となってしまいました。
ホジュン 39話の感想まとめ
毎回“患者を優先する”という姿勢を貫いてきたホジュンですが、今回ばかりはそのやり方が皮肉にも内医院試験を棒に振る要因になってしまいました。
「患者を助けたい」という思いと「医師としての夢をつかみたい」という目標のあいだで、ホジュンがもっと合理的に動けなかったのかとも考えてしまいます
とはいえ、ホジュンの“誠意”に感じて動いてくれる人たちが増えている事実も見逃せません。ポジョルに捕まったときや馬を得るときなど、ホジュンが無償で施した行為が仲間の助けへと繋がっています。ある意味、ドジが得た華々しい成功とは別の形で、ホジュンはすでに多くの人から慕われる“名医”の片鱗を見せているとも言えるのではないでしょうか。
ただ、今回の試験に間に合わなかったダメージは大きく、次回ホジュンがどんな心境に陥るのかが気になります。ドジの合格をどう受け止め、また自分の道をどう見つめ直すのか。周囲との関係や、医術への想いがどう変化していくのか注目していきたいところです。
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