江南ロマンストリート-あらすじ-29話-30話-感想付きネタバレありで!

韓国ドラマ-江南ロマンストリート-あらすじ-29話-30話-の想付きキャスト情報をネタばれありで!
キャスト情報など、最終回までの感想を全話配信します。


ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪
幼い頃の記憶が戻り始めるハン・ソンジュン・・・
ハン・ヒョンソプは父ではなかった!?
ハン・ソンジュンは一体誰の子なのか?

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【江南ロマンストリート】ネタバレあり

29話

イ・ヒョヌが車に乗る様子を見ていた不動産屋は驚く・・・
なぜなら彼よりも地位が高い筈の彼の伯父がまるでイ・ヒョヌに仕えるようだったからだ・・・
「事実だったのね・・・イ工事長が社長だって話・・・」

ハン・ヒョンソクは大変な事になった・・・
大企業の脱税指示容疑に加えチャン・ユラとの浮気容疑まで出てきたからだ。
「ソンシクあなたこの女と食事しに行ったの?」
「ヘルスクラブにも一緒に行ったの?」
家族から非難を浴びるハン・ソンシク・・・
カンフェソクは赦せない!
部屋に帰るや否や「あなた!この女とどういう関係なの!」
ハン・ソンシク「ち・・・違うよ。一緒に一回だけ食事して一緒に運動しただけだよ」
カン・フェソク「それだけなのに、新聞に出るの?私があなたのお陰で恥ずかしくて生きていけないわ!」
カン・フェソクはハン・ソンシクの髪を掴み引っ張り叩くのだった・・・

ハンソンジュンは父を連れ出し居酒屋に行き・・・
ハン・ソンジュン「今日孤児院に行ってきました。父さんが僕を引き取りに来た孤児院です。急に幼い頃を思い出して・・・父さんが一緒に家に行こうと僕を負ぶってくれたのを思い出しました。そして家に初めて入った時、母さんが今日のように泣いていたのも思い出しました・・・」
ハン・ヒョンソプ「ソンジュン一体何が言いたいんだ?」
ハン・ソンジュン「お前は本当の我が子だ。事情があって孤児院に入れたが引き取りに来たと・・・僕は生涯その言葉だけを信じて生きてきました。だから、本当の父親が誰なのか本当の母親が誰なのかも知りたくも無かったんです・・・僕には父さん一人だけいればいいと思ったから・・・今も父さん以外に他の父親はいません・・・でも知りたいんです・・・僕が誰なのか・・・僕を孤児院でどうして見つけたのか・・・知りたい・・・それさえ知れば他の人が何と言おうと僕は父さんの傍で暮らします・・・今までのように・・・僕は父さんを本当に尊敬してます・・・そして愛しています・・・だから教えてください。僕は一体誰ですか?」

営業チームの手伝いをしているオ・ドンヒは、プレゼンの途中にうとうとしてしまう・・・
それもその筈オ・ドンヒは夜は執筆、昼は事務補佐の仕事で忙しいからだ・・・
パク・ジンサン「オドンヒ!これ位出来なくてどうする!」
ナ・ソヒ「ちょっと作家になったからっていい気にならないでよ!ちゃんとやる事やってしなさいよね!」
いや、オドンヒを使わなくてもプレゼンのページ送り位他の人でも出来るんじゃ・・・

二人に詰られてるオ・ドンヒを見かねたハン・ソンジュンは監督に会いに行くとオ・ドンヒを外に連れ出す・・・
そしてつれてきたのは公園の広場・・・そこに駐車して
ハン・ソンジュン「ホテルに連れて行く訳には行かないだろ?」
オ・ドンヒ「えっ?ホテル?」
ハン・ソンジュン「ハハハ・・・冗談だよ。少し眠るんだ。台本を書くために一睡もしなかっただろ?」
オ・ドンヒ「どうして知ってるの?」
ハン・ソンジュン「屋上に上がったからね。俺も眠れなかったんだ」
オ・ドンヒ「孤児院は行ってきたの?」
ハン・ソンジュン「ああ、行ってきた・・・でも誰にも尋ねてないんだ・・・重要なのは自分の心だから・・・」
オ・ドンヒ「だから、一睡も出来なかったのね・・・」
するとオ・ドンヒ黙ってハン・ソンジュンの頭をなでる・・・
ハン・ソンジュン「何してるんだ?」
オ・ドンヒ「可哀想だからね。気持ちは分かるわ。私も親なしで育ったから。だから全て想像で埋めたの。でも私はお祖母ちゃんがいて、本部長は養父母がいたから本当を言うとそれだけでも幸せなのよ。だからそんなに苦しまないで・・・」
ハン・ソンジュン「気分いいね。その手。もしかしてムンチと同じだと考えているじゃないだろうね?さ、少し眠れよ。一時間は目を瞑るれよ」
と言って車のオ・ドンヒのシートを倒すハンソンジュン・・・
そしてオドンヒが寝た後その寝顔を見ながら自分も横になるハン・ソンジュンだった・・・
眠ってるオ・ドンヒの頭をなでたりしてますよ~この人、意外とムッツリ○○○なのかも・・・

お水女が店を開こうと不動産を見て回ってるいる時、ハン・ヒョンソプがやって来た・・・
ハン・ヒョンソプ「お前は!ソンジュンに何を吹き込んだんだ!」
お水女「だから、店出すの手伝ってって言ったじゃない?正直、あの当時一番良いビラに住んでいたんだから、お金少しは持ってるでしょ?あんな小さな物件でも敷金が必要だわ。ソンジュンから少し貰ったけど、これだけじゃ、足りないわ・・・」
ハン・ヒョンソプ「ソンジュンから、お金を受け取ったのか?」
お水女「父親がくれないから息子がくれたんじゃない」
ハンヒョンソプは女の胸倉を掴むのだった・・・
人間一度弱みを握られると大変ですね~

社に戻ったハン・ソンジュンを待っていたのはイ・ヒョヌだった・・・
イ・ヒョヌ「出生の秘密は入れることにしたんですね。今日はキャストの事で来たんだ。この子達はどうかな?」
ハン・ソンジュン「アイドルですね」
イ・ヒョヌ「一番大衆的で安全ではありませんか?」
ハン・ソンジュン「キャストまで関与するんですか?この子達は演技の経験のない子達です」
イ・ヒョヌ「やりながら学んでいくものでしょ?」
ハン・ソンジュン「こんな風に押し付けは困ります」
イ・ヒョヌ「前にも言いましたが、投資しただけ投資者としての権利を行使すると。私の意見を考慮してください」
ハン・ソンジュン「イヒョヌさん、あなた一体何者ですか?二番目の兄がどういう状態か知ってますか?」
イ・ヒョヌ「私がハン・ソンジュンさんの兄さんをどうにかしましたか?何か誤解してらっしゃるみたいですが、私はハン・ソンシクさんが助けてくれと言ってきたので紹介しただけに過ぎません。そういうのを善意と言うでしょう?善意すら非難を受けなくてはならないんですか?非難を受けるべきはその線から超えたハン・ソンシクさんではありませんか?会社で私的な話は止めよう。君には似合わないよ・・・」

ハン・ソンシクが検察の調査を受ける日・・・群がる記者達に囲まれるハン・ソンシク・・・
記者「ソンハングループの脱税を手伝う代わりに何かリベートを受け取ったんではありませんか?」
ハン・ソンシク「全ての事は検察の調査で話します」
記者「チャン・ユラアナウンサーが結婚するのはご存じですか?チャン・ユラアナウンサーはハン・ソンシク弁護士を名誉毀損で告訴するといってますよ」
ハン・ソンシク「何だって?チャン・ユラアナウンサーが結婚するだって?」
こうしてまたチャン・ユラアナウンサーに一杯食わされたハン・ソンシクだった・・・
一度酷い目に遭ってるのにまたチャン・ユラを構うからこういう事になるんです~

ハン・ソンシクの事でショックを隠せないカン・フェソクだったが・・・
母は強し!直ぐに立ち直り三人の子供を集め勉強をさせる
カン・フェソク「大人の事は大人が解決する事。あんた達は子供の本分を守って勉強する事よ」
アイン・チャンス「はい」
カン・フェソク「ジウンはどうして答えないの?」
ハン・ジウン「こんな風に勉強しないといけないのですか?刑務所みたいにこんな風に監視されながら勉強しないといけないのですか?」
カン・フェソク「何時までって大学に入るまでよ。それに監視しないとあんたは勉強しないでしょ?」
ハン・ジウン「僕も僕の問題は自分で解決しちゃ駄目なの?」
カン・フェソク「何言ってるの。イチイチ母さんに口答えしないといけない訳?」
ハン・ジウン「だから、叔母さんの子だけ勉強させて、ピアノさせたらいいじゃないか?自分の子供だけ育てたら良いじゃないか!」
カン・フェソク「何ですって?」
ハン・ジウン「僕はこんなの見るのもイヤだから、ハン・チャンスを育てたら良いだろ?」

横で聞いていたソ・ヘジュもカン・フェソクに一言言う・・・
ソ・ヘジュ「ピアノの横にあった鏡台。私の両親の遺品を私に一言の相談も無く売っても良いと思ってるの?」
カン・フェソク「言ったじゃないの。」
ソ・ヘジュ「アンタが何時相談したのよ!勝手に売り払ったじゃないの!それにどうしてウチの子まで連れてきて勉強させるのよ!アンタは頭に油塗ったおかしなハン・チャンスの母親でしょ?これからはちゃんと自分の子の区別をして私生活を切り離して生活してよ!」
カン・フェソク「じゃあ、私の目に留まるのにどうしろってのよ。ジウンがしている事を見ると、アインのしてる事を見ると、大人になったらどうなるか一目で分かるのに、どうして何もせずにいられる訳?社会の落伍者になるわよ」
ソ・ヘジュ「じゃあ、あんなに勉強したアンタの夫はどうなったの?学生時代に勉強が滅茶苦茶出来た名門大学に入って弁護士になった。あんたの夫は何をしているの?勉強だけ出来てどうするの?その良い頭で不法ばかり犯している癖に。私の話を良く聞きなさい。勉強が出来た奴ほどもっと悪いことばかりして生きてるわ。より多くの人に被害を与えて!知ってるの!」
カン・フェソク「あの人が今回の事に引っ掛かったのは、勉強がもっと出来なかったからよ!」
ソ・ヘジュ「はぁ?」
カン・フェソク「勉強が出来て司法大学を首席で出て御覧なさいよ!そしたら有名所から引き抜かれてるはずよ!そこに所属していたら、あの人、あんな目に遭う事も無かったのよ!」
ソ・ヘジュ「アンタ本当に病気ね・・・」
カン・フェソク「この話は終わりよ。子供達呼んで勉強させないと」
勉強第一主義のカンフェソクの御眼鏡にかなう為には何処まで頑張らないといけないのでしょうか?

ハン・ソンフンはイ・ヒョヌが張った罠だった事も知らずにイ・ヒョヌに頼みに行く・・・
ハン・ソンフン「どうか、ハン・ソンシクの奴が出られるように助けて下さい・・・」
イ・ヒョヌ「難しいですね・・・紹介をしたばかりに・・・」
ハン・ソンフン「イ工事長はいい意味でして下さったんです・・・それなのにアイツが自分から火の中に飛び込んで行ったんですよ・・・」
イ・ヒョヌ「私がどうすれば良いのか・・・」
ハン・ソンフン「私が聞くところによると、イ工事長は普通の人ではないと・・・政治にあれだけに人脈があるなら、単純な工事長ではありませんね」
イ・ヒョヌ「あ~済みません。騙すつもりは無かったんですが、実はアメリカで投資会社を運営しています・・・他の投資会社を探して韓国に来たんですが・・・韓国投資市場に興味がありしてね・・・資産がある事を明かすとおかしな詐欺にしか引っ掛からないからですね。明かさないほうが良いかと思って、失礼を犯したなら済みません」
ハン・ソンフン「いいえいいえ、とんでもない・・・済みませんが・・・ウチのソンシクをお願いします・・・」
イ・ヒョヌ「分かりました・・・何とかしてみます・・・」
ハン・ソンフンはまさかイ・ヒョヌが仕掛け人とは夢にも思ってません~

しかし、ハン・ソンフンが帰るや否や
ジョ・ムギョン「刑事告発は免れたとしても、罰金、弁護士職務停止は免れないでしょう。チェン・ユラアナウンサーとの事もありますからTV出演も出来なくなるでしょう」
イ・ヒョヌ「まあ、それ位ならいいでしょう。社会的抹殺になるからね。好きなTV出演も出来なくなるだろうし、弁護士も出来なくなるのだから・・・まだ、彼らにとって良い隣人でないといけないからな」
ジョ・ムギョン「ハン・ジョンウンのお嬢さんのコーヒーショップは本当に処分して宜しいのですか?」
イ・ヒョヌ「あぁ、処分して言いと言っただろ?俺は部屋で休むよ」
イ・ヒョヌは復讐が成功して意気揚々としているかと思いきや
ずっと沈痛の面持ちでいた・・・

♪心を開いてくれ~
私の愛するエリ~♪
またリュ・ミョンジンが現れた・・・
ビラの前で歌うリュ・ミョンジン・・・
怒ったハン・エリはまた水の入ったペットボトルをリュミョンジンに向かって投げ付ける・・・
その空から降ってくるペットボトルと植木鉢を避けながら歌を歌い続けるリュ・ミョンジン・・・
そして警察が来て・・・
「署までご同行願います」
ハン・エリ「この人もう二度とここに来られないように、刑務所にぶち込んで囲って頂戴!」
リュ・ミョンジン「それでも僕の心は囲えないいつも君の元にあるよ、エリ~」
そしてパトカーに乗って行った・・・
愛も命がけですね~頑張ってください~リュ・ミョンジン~

翌日ハン・ジョンウンは不動産屋にやって来た
不動産屋「あなた、韓国離れたんじゃなかったの?」
ハン・ジョンウン「空港で2日考えたけど、このままじゃ悔しくて韓国離れられないわ!だから、コーヒーショップ誰にも渡さないでね!私がずっと使うから」
不動産屋「何言ってるのよ!もう、契約予定の人がいるのに」
ハン・ジョンウンはイ・ヒョヌに文句を言ってやろうと不動産屋を出た。
するとイ・ヒョヌの車がこちらに向かってくる
ハン・ジョンウンは車道に出て手を広げてイ・ヒョヌの車を急停止させ
「車から降りて私と話をしようじゃないの!」
ところが車はバックして方向転換して行ってしまった・・・

ジョムギョン「実は今朝ハン・ジョンウンのお嬢さんから電話がありまして・・・今までの事で慰謝料が欲しいと」
イ・ヒョヌ「何を欲しいって言ってるんだ?」
ジョ・ムギョン「コーヒーショップを渡せと・・・」
イ・ヒョヌ「そうしたらいい」
ジョ・ムギョン「分かりました」
イ・ヒョヌ「勇ましいな。元気そうで良かったよ・・・」
とイヒョヌは生気の無い顔で答えた・・・
もしかするとイ・ヒョヌなりにハン・ジョンウンの事を心配していたとか?

不動産屋「あ~そうですか分かりました」
と電話を切り・・・
不動産屋「アンタ凄いわね~暴力団が背後にでもいるの?どうやってコーヒーショップを譲らせたの?それにしてもあの二人何かおかしいわ。何時からかおかしな噂が立ったんだけど、この町の建物を買ってるのがジョムギョンさんじゃなくて、一緒に住んでいるイ工事長って噂よ」
ハン・ジョンウン「えっ?伯父さんじゃなくてヒョヌさんなの?」
不動産屋「だから、アンタに凄いね言うのよ。他の人は皆イ工事長に建物奪われてるのに、アンタだけ建物もらって…何かおかしいじゃない?この町に建築工事長として現れて、庶民のように行動して身分を隠すのかしら、それだけじゃないわあの人が来てからこの町におかしな噂が沢山立ったわ・・・だから、マルジャは厄除けまでしたのよ。23年前の事故運転士が呪いで現れた、その息子が復讐に帰って来たとか」
ハン・ジョンウン「事故って何?復讐って何?」
不動産屋「アンタ知らないの?アンタの従姉妹のジョンファが大怪我をしたじゃない。その運転士が首にネクタイ巻いて自殺して終わったんだけれど、その運転士に二人の男の子がいて二人とも孤児院に送られてその後どうしたのか誰も知らないの。マルジャはその息子が復讐に来たって言うのよ」
そうです。そしてユン・マルジャは復讐でやられました・・・
もしかするとドラマでは出てきてないけど、ユン・マルジャの子供もイ・ヒョヌの手に掛かったのでは・・・

ハン・ヒョンソプはあのお水女に金を渡していた・・・
ハン・ヒョンソプ「これを持ってさっさとこの町を出ろ」
女「理解出来ないわ~運転士の子だってソンジュンに言ったら?あなたが殺した訳でもないのに」
ハン・ヒョンソプ「ソンジュンが結婚する時になった・・・後は結婚して子供を作って幸せに暮らすだけだ。そんなソンジュンに過去の話をして傷付けたくないんだ。ウチの家族に対してもそうだ」
女「だからって、外で作った子供の設定は無いわよ。奥さんに悪いとは思わないの?まあ、あのアル中運転士、ウチの店に子供連れて来て金も払わず飲み食いするから私も母も凄く嫌がってたけど、20年後にこんな風に助けてくれるとはね~それだったら、もっとご飯あげたらよかったわ~あっそうだ。ソンジュンの兄はどうなったか分からないの?」
それを聞き顔を曇らせるハン・ヒョンソプ・・・
女「まあ、いいわ・・・じゃ、私行くから」
凄いですね~お金を二重取りされてますよ~貯金がすっからかんなのでは?

オ・ギブンはパン・ガンジンの家で賄い婦をしていた・・・
パン・ガンジンが食事をしている時にパン・ミジュが帰ってくる・・・
オ・ギブンを見て驚くパン・ミジュ・・・
パン・ガンジン「ミジュ、お前も一緒に食べなさい」
そして3人で食卓を囲む・・・
パン・ミジュ「仲がいいのね。本当の親子に見えるわ」
パン・ガンジン「そうか?ハハハ・・・」
オギブン「ありがとう。ところで年は幾つなの?」
パン・ガンジン「何言ってんだ母さん、ヒョンジョンと同じ年だろ?」
パン・ミジュ「ヒョンジョン?ヒョンジョンって誰?」
オ・ギブンは顔が青ざめる・・・
パン・ガンジン「母さん、どうしたんだい?顔色が悪いよ?」
何か謎を感じる会話ですね~ヒョンジョンって誰なんでしょうね~

オ・ドンヒは家で台本を書いていた・・・
そしてその横でハン・ソンジュンは肉を焼いていた・・・
オ・ドンヒ「チェ作家は何時の間に台本を書いたのよ?」
ハン・ソンジュン「そんなのどうでもいいだろ?オ作家も早く書いてくれよ」
オ・ドンヒ「どう考えても私が不利だわ」
ハン・ソンジュン「今さらだろ。初めから不利なんだよ」
オ・ドンヒ「あ~苛々する!キーッてなるわ。」
ハン・ソンジュン「はぁ、呆れた。ほら、あ~んして」
とハン・ソンジュンはオドンヒの口にサニーレタスで肉を巻いて放り込む
オ・ドンヒ「モグモグ・・・ジュンソンとヨンヒが出会ったわ」
ハン・ソンジュン「早く進展させろよ。そしてウヨンと出会わせろ」
オ・ドンヒ「分かったわ。お向かいのイ工事長変な人よね。私達と会って挨拶やパーティーもしたの間柄なのに、どうして私達に出生の秘密を入れろとか指示するの?」
ハン・ソンジュン「正直俺も気に入らないよ。投資者じゃなかったら、どうにかしてやりたいよ」
オ・ドンヒ「どっちにしろ馬鹿なのよ!」
ハン・ソンジュン「文章書かいてるのか?無駄口ばかり叩いて」
オ・ドンヒ「ストレスで胸が爆発しそうよ。どうして作家がタバコ吸うのか分かるわ!」
ハン・ソンジュン「何だって!?」
オ・ドンヒ「あ~ビックリした。何いきなり大声出すのよ」
ハン・ソンジュン「作家だからって、タバコなんか吸ったら只じゃ置かないぞ!ほら、もう一個食べろよ」
とまたハン・ソンジュンはオドンヒの口の中にレタス巻きを放り込む・・・
はっとするオ・ドンヒ・・・私は上司に何させてるのかしら!
オ・ドンヒ「じ・・・自分で食べるからいいわ・・・」
ハン・ソンジュン「今更何言ってるんだ?さっきまで全部食べてた癖に・・・ハハハ」
そこにハン・ヒョンソプから電話が掛かって来る・・・
オ・ドンヒは上司を顎で使ってますね~
それにしてもハン・ソンジュンは尽くすタイプですね~この恋実るといいですね~

そして呼び出されて居酒屋へ・・・
ハン・ヒョンソプはもう、既に一杯やっていた・・・
ハン・ヒョンソプ「この間、お前の質問に答えてなかったからな・・・ワシは先ずお前にありがとうと言いたい・・・お前が今まで無事に育ってくれて有り難い・・・それにワシは普通だ・・・偉くも無く酷くも無く、お前みたいに金も沢山稼げなかった・・・私はただ、会社と家を往復しながらお前達を育てた・・・いい父親じゃなくて悪かった・・・
ハンソンジュン「父さん、そうじゃなくて・・・」
ハン・ヒョンソプ「分かってる・・・お前が何を聞きたいのか・・・だがなお前は父を愛しているだろ?ワシもお前を愛してる・・・このまま暮らしては駄目か?父はお前が一度も息子じゃないと思って暮らした事は一度も無い。お前がそんな事を言うから・・・お前が息子でなくなってしまうように思えて苦しい・・・」
父の言葉にハンソンジュンはこれ以上真実を探すのは止めようとする・・・が

ハンソンジュンの携帯にお水女から電話が掛かってきて・・・
女「私、この町を出る前にボーナスで教えてあげたい事が一つあるんだけど・・・アンタ兄さんがいるわ。父親の事は残念だけど、兄さんを探してちゃんと暮らしなさいよ・・・あっバスが来た。それじゃ」
と電話が切れてしまった・・・
酷い女ですね~言うなら最後まできちんと言わないと
寝た子を起こしてますよ~
あんな風に言われたら知りたくて仕方無くなってしまいますよね~

ハン・ジョンウンはイ・ヒョヌが通った小学校を尋ねる
不動産屋の話しからイヒョヌの正体を突き止める為だ・・・
用務員さん「おっ?誰だ?ハン・ジョンウンじゃないか?」
ハン・ジョンウン「お久しぶりです。おじさん~」
用務員さん「ハン・ジョンファはどうしてる?」
ハン・ジョンウン「ジョンファの事は聞かないでよ!ここに来ると必ず聞くんだから」
用務員さん「ハン・ジョンファが可愛かったからな。勉強も良く出来て」
ハン・ジョンウン「あ~一位だけ覚えられる汚い世の中~」
用務員さん「何でアルバムを見たいんだ?」
ハン・ジョンウン「友達探したくてね」
用務員さん「1993年のアルバム・・・おっこれだ」
そしてアルバムを見るハン・ジョンウン・・・
ハン・ジョンウン「おじさん!1993年この学校にキムミヨンが10人キムヘジョン7人、そして私の探してる人が3人もいるわ!どうしてこの国は想像力がないのかしら、どうして同じ名前をこうも沢山つけるのよ!」
用務員さん「一体誰を探してるんだ?」
ハン・ジョンウン「父親が亡くなったイ・ヒョヌよ」
用務員さん「父親?あっ、あ~ここにいるよ」
とパラパラとページを捲り指を指す・・・
用務員さん「これだよ。卒業アルバムの写真を取ったのに父親が亡くなった為、アルバムも取りに来られなくて、何処かの孤児院に入ったと聞いたんだ・・・惜しい子だったよ・・・勉強も良く出来て、心のいい子で、弟がいつも学校の運動場で遊んで兄さんを待ってるから、ワシが仮眠室につれて行って飯を食わせてやった事もあるんだ。そしたらあの子がありがとうと地に頭が付く位お辞儀をして行ったんだ・・・可哀想な子だったよ」

30話

ハンソンジュンの姉ハン・ジョンファが子供を連れて帰って来た・・・
何だかんだとにぎやかになる家族・・・
ハンソンジュンも会社から帰って来た・・・
ハン・ソンジュン「ジョンファ姉さん帰って来たんだ。お久しぶりです」
ハン・ジョンファ「アンタまだここで暮らしていたの?アンタ何時までここで暮らすの?もう独立してもいいんじゃないかしら?」
ファン・ミオク「何言ってるの!」
ハン・ジョンファ「だってそうじゃない?ウチの家で居候何年になるのよ。もう、大きくなったんだから、独立しなきゃ」
ハン・ヒョンソプ「お前は!」
ファン・ミオク「何言ってるんだね。お前が韓国を去って5年の間、ソンジュンが親孝行をしてたんだよ」
ハン・ジョンファ「誰が親孝行の事を言ったの?私は恥知らずだって言ったのよ」
ムン・ジョンエ「アンタは!こっち来なさい!」
ムン・ジョンエとハン・ジョンファは隣の部屋に行き
ハン・ジョンファ「だってそうでしょ!あの子が来てお母さんがどれ程心を痛めたのよ。もう30歳過ぎたでしょ!母さんはどうしてあの子を20年も見てるのよ!もう大きくなったんだから独立しろって言えばいいわ!」
ムン・ジョンエ「ソンジュンの事は別にしてアンタの話しをしましょう。アンタがきたのに夫から電話の一つも無いわ。今日だけじゃないわ。アンタの夫の声を聞かなくなって大分立つわ」
ハン・ジョンファ「あんな夫放っておいたらいいわ!」

イ・ヒョヌ「ハンジョンファが帰って来たのは知ってるか?」
ジョ・ムギョン「ええ。今日の午後2時に仁川空港に着きました」
イ・ヒョヌ「ハン・ヒョンソクの娘まで帰って来たから俺達にとっては良かったと見るべきだな」
ジョ・ムギョン「ワシントンの弁護士ジェームズ・ジョンと離婚訴訟中です。事由は夫の酷いママボーイの為だそうです。嫁姑の争いも激しいですね。現在の段階ではハン・ジョンファが勝訴する確率が高いですね。ハンヒョンファは高額の慰謝料を得る確率が高いです」
イ・ヒョヌ「ハン・ヒョンソプが驚くだろうな・・・」
ジョ・ムギョン「娘が離婚する事を受け入れるのは苦痛でしょう」
イ・ヒョヌ「人が死ぬ苦痛と比べたら比較にならないだろうあの良く出来た娘がどれ程墜落すれば、ハンヒョンソプが痛みを感じるだろうか?考えてみる必要があるな・・・」
ハン・ジョンファ既にイ・ヒョヌにロックオンされてます・・・
それにしてもジョンファはソンジュンに偉そうな事、言っておきながら自分は離婚ですか~

ハン・ジョンウンの家ではハン・エリが連絡を受けるや否や外に飛び出して行った・・・
エリ~今日は風邪を引いてエリの窓の下で歌を歌う事が出来ない
代わりに俺達が初めてキスした公園があるだろう?
そこに行ってみるといい・・・
そしてエリがその場所に行ってみると土の上に木の枝でハートのマークがあった・・・
そこを掘ってみると・・・手では深く掘れない・・・
エリは大きなシャベルまで持ち出して・・・掘ってみる・・・
するとビニールに包まれた花の詰まった箱が出てきた・・・
中の手紙を読んでみると・・・
――エリ、君に初めてキスしたときの君の香りだ――
ハン・エリ「悪い人・・・今更帰って来てどうしろと言うの・・・今更私達が何が出来るのよ・・・」
箱を抱きしめながら泣いてる様子をリュ・ミョンジンは木の陰から眺めていたのだった・・・
リュ・ミョンジンはハン・ジョンウンに電話を掛け・・・
リュ・ミョンジン「母さんが泣いてる・・・俺が泣かせてしまった・・・お前が慰労してくれ・・・俺の女頼むぞ」
ハン・エリは怒ってるといいながらも気になって仕方ないんですね~
嫌も嫌も好きの内って奴ですか~

ハン・ソンジュンは道端でイ・ヒョヌに会う・・・
挨拶だけして通り過ぎようとするイヒョヌをハン・ソンジュンは呼び止め
ハン・ソンジュン「一つ気いたいことがあって・・・弟さんは見つかりましたか?サンウ君見つかりましたか?」
イ・ヒョヌ「俺はソンジュンさんに俺の弟の名前まで教えてたのか?ハハハ・・・向かいの隣人にそんな事まで話してたんんだな・・・見つけたよ・・・」
ハン・ソンジュン「あ・・・そうですか・・・」
イ・ヒョヌ「もう一つ教えてやろうか?俺の弟は死んだんだ・・・もうずっと前に死んでいたんだ・・・」
ハン・ソンジュン「僕が聞いた所によると・・・」
イ・ヒョヌ「ハン・ジョンウンと俺の話をよくしてるようだね。もう止めてくれよ。他人の悲しい話だろ。君にそんな趣味がなければね。君が押している作家がまだ台本を提出してないようだね。他人の私生活に関心を持つより、与えられた仕事に責任持ってするんだな」

ハン・ソンジュンは差し入れを持ってオ・ドンヒの部屋に行く
すると、床にはぐしゃぐしゃに丸めて散らばった紙くず、キッチンには溜まった食器が置いてあった・・・
オ・ドンヒはハン・ソンジュンが来たのも気付かずに夢中でタイピングをしている・・・
ハン・ソンジュンはその場に散らばった物を片付け、溜まった食器を洗うのだった・・・
オ・ドンヒ「わ~出来た~!」
ハン・ソンジュン「ビックリするな、もう」
オ・ドンヒ「あ、あれ?本部長何時の間に・・・」
ハン・ソンジュン「いきなり大声出してビックリするじゃないか」
オ・ドンヒ「本部長!出来たんです!『文字で学ぶロマンス』1話2話全部かけたの!」
ハン・ソンジュン「おっ!良くやった。頑張ったね」
手を取り合い喜ぶ二人・・・
そしてオ・ドンヒはプリントしてハン・ソンジュンに渡す・・・
オ・ドンヒ「出来たてよ。触ってみて」
ハン・ソンジュン「触るだけにするよ。今読む訳には行かないよ」
オ・ドンヒ「どうして読まないの?」
ハン・ソンジュン「これは競争なんだ。会社の皆は俺が君の台本を手直ししてると思ってる。君が誤解されるような事はしたくないんだ」
オ・ドンヒ「私は誰よりも本部長に認めてもらいたくて書いたのに・・・」
ハン・ソンジュン「明日褒めてやるよ。それより、チェ作家には勝つ自信あるだろ?」
オ・ドンヒ「分からないわ・・・」
ハン・ソンジュン「大丈夫だ。上手く行くよ」
ハン・ソンジュンは皿洗いまでしてますよ~
ご飯を作ってあげて皿洗いまで・・・ホントいいお嫁さんになれますね~

翌日パン・ミジュ常務に台本を渡すオ・ドンヒ
パン・ミジュ「アンタ、全身で代本を書いた訳?何そのやつれた姿。そんな風に目に付くのアマチュアがする事よ。オ・ドンヒが締め切りを一週間も延ばすから、チェ作家はもう既に3-4話の構成も設定して今日はサウナにでも行くって話しよ。誰かさんみたいに顔も洗わないで出てくるような人とは次元が違うわ」
オ・ドンヒ「1-2話もまだ決まってないのに3-4話の構成なんでどうしてするのよ」
パン・ミジュ「それが強者の余裕と言う物よ。今が放送中だったらどうするつもりで朝寝坊なんかするの?初めての台本を出すのが作家の能力だって分かってるわよね」
オ・ドンヒ「次からは絶対に遅れません」
パン・ミジュ「あら、どうかしら?次があるかしら?今日の4時に誰の台本でするか決定されるわ。どれだけいい作品を書く為にこれだけ延ばしたのか、じっくり見させて貰うわ。まさかハン本部長にお願いはしなかったでしょうね。台本を見て欲しいと泣きべそ掻かなかったわよね?台本を見れば分かるわ?手を加えたのかそうでないのか」
そして会議が始まった・・・オ・ドンヒを除く営業・コンテンツチームのメンバーで台本を選定する・・・
ハンソンジュンが台本を見ていたら即アウトだったんですね~
それにしてもあれから眠って遅刻してしまったみたいですね~

ハン・ソンシクは検察の調査を終え、やつれた顔で泣きべそを掻きながら家に帰って来た・・・
そんなハン・ソンシクにカン・フェソクはクッションをぶつける・・・
カン・フェソク「出て行け!ここが何処だと思って入って来てるの!浮気しておいてよくものこのこと!もう、アンタなんて必要ないわ!これからはチャンスとだけ暮らすから!出て行きなさい!」
ハン・ソンシク「悪かったよ、お前。俺が間違ってた。赦してくれ、お前~」
そんなハン・ソンシクの顔にクッションをぶつけるカンフェソクだった!
そうです。脱税よりも何よりも浮気の罪は重いのです!

ハン・ジョンファ「それで?ソンフン兄さんはチキン店をして、ソンシク兄さんは検察に出頭した訳?」
ハン・ソンフン「お前、何でそんな言い方をするんだ?」
ハン・ジョンファ「ちょっと酷いんじゃない?どうして、その年になって親の居候になる訳?」
ハン・ソンフン「だったら、お前は何で帰って来たんだ?」
ハン・ジョンファ「私は娘じゃない」
ソ・ヘジュ「私達、少しだけご厄介になって、状況が良くなったら、すぐに引越しするから」
ハン・ジョンファ「義姉さんもそうよ。一体どんな風に暮らして、兄さんが駄目になったからって、直ぐに夫の実家に入って暮らせるの?どちらにしろソンフン兄さんの家にしろ、ソンシク兄さんの家にしろ、しょうがない家族ね」
ハン・ジョンファは自分も離婚の為に帰って来てる癖に兄さん達をボロクソに言いますね~

ハン・ソンシクが帰って来たと聞き1階に降りるハン・ソンフンとソ・ヘジュ・・・
ハン・ソンシクはフェソクの部屋の前で泣いていた・・・
ハン・ソンシク「妻が一歩も入ってくるなって・・・ㅠ ㅠ」
ハン・ソンフン「おい!お前どうなったんだ?調査を受けて・・・」
ハン・ソンシク「兄さん・・・俺・・・全てが終わったよ・・・」
ハン・ソンフン「何だって?」
ハン・ソンシク「社会的にも終わって、俺の人生も全部終わったんだ・・・ㅠ ㅠ」
ハン・ソンシクはイ・ヒョヌの予想通りチェックメイトになってしまいました~

ハン・ジョンウンはハン・ジョンファに店のコーヒーをもって行く・・・
ハン・ジョンウン「はい、姉さん」
ハン・ジョンファ「アンタの店、原料いいの使ってるのね」
ハン・ジョンウン「少しだけね」
ハン・ジョンファ「だからって水商売は何よ水商売は。よく叔母さんが赦してくれたわね」
ハン・ジョンウン「水商売って酷いわね。姉さん、私聞きたい事があるんだけど、姉さんの額の傷、車の事故で出来たって聞いたけど?」
ハン・ジョンファ「アンタって今も昔も相変わらず空気読めない子ね。久しぶりに会った姉にそういう事しか言えない訳?」
ハン・ジョンウン「いや、そうじゃなくて、本当に知りたいの。事故の事覚えてる?学校の用務員のおじさんがそんな事を言ってからちょっと気になって」
ハン・ジョンファ「あら、あのおじさん、元気?」
ハン・ジョンウン「もう直ぐ定年退職を迎えるんだって。でその事故で沢山の子が怪我をしたって」
ハン・ジョンファ「当然よ。あんな大きな事故だったんだから、その中でも私が一番大怪我をしたのよ。この傷のお陰で、アナウンサーの時も髪をアップ出来なかったのよ。で、父さんが酷く怒ってよく分からないけど、あの運転士を酷く詰ってる筈よ。退院してその後直ぐに変な話しを聞いたのよ。運転士のおじさんが自殺したって・・・そんな噂があったのよ」
ハン・ジョンウン「えっ?自殺?」
ハン・ジョンウンはこうして全ての事を知ってしまった・・・

一方ハン・ソンジュン達は会議を開いていた・・・
パン・ミジュ「どうかしら?読んでみた感想は?」
キムPD「僕は済みませんが、チェ作家の方が良いと思います」
パクジンサン「私もそうですね」
ナ・ソヒ「私も、正直オ・ドンヒのは何か足りないわ」
ホン作家「『出生の秘密が』が足かせになったようですね。新人作家が設定を変えるのに負担が大きかったようですね」
パン・ミジュ「ハン本部長は?」
ハン・ソンジュン「私もチェ作家ですね。チェ作家の台本がずっといいですね」
パン・ミジュ「じゃ、全員一致でチェ作家の台本に決まりね。1-2話はチェ作家の勝利ね」

オ・ドンヒは知らせを聞きショックを受け・・・ハン・ソンジュンの電話にも出ない・・・
オ・ドンヒは一人で公園で泣いていた・・・
ハン・ソンジュンは心配で家に帰ってオ・ドンヒの部屋に行って見るが、オ・ドンヒはいない・・・
オドンヒが酒を飲んでいた屋台に行ってみるが居ない・・・
二人で行った公園にも居ない・・・
そしてもしかしたら・・・とあのパジュの図書館に行ってみる・・・
するとオ・ドンヒは暗い階段で一人で居た・・・
ハン・ソンジュン「ここにいるとは知らないでソウル中を探したんだぞ」
オ・ドンヒ「帰って。私一人でいたいの・・・」
ハン・ソンジュン「それは出来ないよ」
オ・ドンヒ「私はローザーよ落伍者よ・・・馬鹿なのよ・・・自分が書いたシナリオにも責任を持てない馬鹿なのよ・・・だから、本部長も私を捨てたらいいわ・・・」
ハン・ソンジュンはオ・ドンヒの傍に座り
ハン・ソンジュン「君の台本悪くは無かったよ。チェ作家の台本がもう少し良かっただけだよ。それは初めから分かっていた事だろ?」
オ・ドンヒ「私、申し訳ないわ・・・私のシナリオにも申し訳ないし、私の台本にも申し訳ないし、私を待ってる人達にも申し訳なくて・・・ㅠ ㅠ」
涙を流すオ・ドンヒをそっと抱きしめるハン・ソンジュン・・・
ハン・ソンジュン「今、一番傷ついているのは君なんだ」
オ・ドンヒ「私は傷つく資格も無いわ・・・慰めを受ける資格も無いわ・・・」
ハン・ソンジュン「いいや、君は良くやったよ。我慢して怖がらず自身を持ってよくやったよ。だから俺はオドンヒ君を誇らしく思うよ。短編を書いてミニシリーズに選ばれて、怖くて逃げ出すくらいなのに、既成作家と戦ったんだ。今回は戦った事が重要なんだ。」
オ・ドンヒ「本当に?」
ハン・ソンジュン「勿論だよ。だから、もう、泣くのは止めるんだ」
オ・ドンヒ「今日も昨日も洗顔もしてないわ・・・」
ハン・ソンジュン「汚い奴だな・・・」
オ・ドンヒ「文章も書けずに、汚いまで言われて・・・ㅠ ㅠ」
そんなベソを掻くオ・ドンヒを抱きしめるハン・ソンジュンだった・・・
悲しいですよね自分の作品が上手く行かなかったら・・・
でも慰めてくれる人がいて良かったですね

オ・ドンヒ「どうしてやればやるほど不安になるのかしら。今日私の生涯を否定された気分だったわ・・・作家を夢見て、文章だけ書いてきたのに・・・一字一字書く毎に不安で息が詰まりそうだったわ・・・死にそうだった・・・それなのに、こんな結果が出てしまって」
ハン・ソンジュン「それで?諦めるのか?君の夢であり、運命を今日の一日で放棄するのか?それとも反省して発展するのか?」
オ・ドンヒ「当然後者よ・・・」
ハン・ソンジュン「一体何をためらってるんだ?」
オ・ドンヒ「申し訳ないからよ。私のシナリオにも申し訳ないし、台本ににも申し訳ないし、私を待ってくれてる人にも申し訳ないわ」
ハン・ソンジュン「申し訳ないところが多いな・・・」
オ・ドンヒ「それと申し訳ないのがもう一つあるの・・・本部長に一番申し訳ないわ・・・文字の世界だけを愛するといっておいて・・・文字の世界でも愛せず、現実世界でも愛せなかった事よ・・・それでも見事に粉砕されたわ・・・ホント私馬鹿みたい・・・」
ハン・ソンジュン「あの時いった事・・・後悔してる?」
オ・ドンヒ「ええ・・・後悔してるわ・・・それも大きくね・・・」
ハン・ソンジュン「じゃあ、対策を練らないとね。字はまた書けばいいし、愛もまたすればいい・・・オ・ドンヒ・・・今日も閉じ込められたね・・・あの時みたいに・・・」
ハン・ソンジュンはオ・ドンヒをぐっと抱き寄せ口付けを交わす・・・
オ・ドンヒは何処に閉じ込められたのかな?図書館に?それともハン・ソンジュンに?
やっと二人の思いが通じてよかったですね・・・
ハン・ソンジュンは焼肉に皿洗いに尽くした甲斐があったというものですね~

その頃オ・ギブンは夜なのにオ・ドンヒが居ない事から
パンガンジンに拉致されたのではないかと思い倒れてしまう・・・
ソ・ヘジュ「お祖母ちゃん、どうしたの?」
オ・ギブン「ドンヒがドンヒが居ないのよ・・・電話にも出ない・・・あぁ、どうしよう・・・」
お二人さんキスしてる場合じゃないですよ~電話掛けてあげないと~

居ても立っても居られないオ・ギブンは早朝弁当をこしらえてパン・ガンジンの家に行く・・・
パン・ガンジンの家を探してみるがオ・ドンヒの姿は無く・・・
階段を降りているところでパン・ガンジンに声を掛けられ、ドキッとしてへたり込むオ・ギブン・・・
パン・ガンジン「大丈夫かい?母さん」
オ・ギブン「ビックリしたよ・・・急に声を掛けるから」
パン・ガンジン「母さん?こんな所で何してるんだい?」
オ・ギブン「冷たい風が入ってくるから、窓でも開いてるのかと思って・・・」
オギブンは誤魔化しているけど、パンガンジンは何か感づいたようですね・・・

ハンジョンファの帰国の理由アメリカにいる夫ジェイムスジョンと離婚する為だった・・・
ムン・ジョンエはショックで倒れてしまう・・・

リュ・ミョンジンはハン・エリを呼び一緒にレストランへ
ハン・エリ「私は今日これを言いたくて来たの。貴方がどんなに私を訪ねてきても、私達は駄目よ。貴方が私にした事忘れたの?貴方は私を捨てたわ・・・」
リュ・ミョンジン「エリ、そんな風に言うもんじゃない・・・俺が何時君を捨てた?」
ハン・エリ「じゃ何?留学してから、私に一度も連絡を寄越さず30年経って帰ってる事自体が捨てたも同然でしょ?」
リュ・ミョンジン「俺はあれから、ジョンウンを産んで一人で育てているのを本当に知らなかった・・・」
ハン・エリ「何?ジョンウンを一人で育ててるのを知ってたら?」
リュ・ミョンジン「そしたら俺は君とジョンウンを連れに直ぐにも帰って来たさ」
ハン・エリ「私が一人だったら来ないで?」
リュ・ミョンジン「俺は君が他の誰かから愛を受けてるかと思って嫉妬していた」
ハン・エリ「それ、どういう意味?」
リュ・ミョンジン「何処かいい所に嫁に行って、幸せに暮らしていると思ってたんだ・・・君も知ってるじゃないか?俺は孤児で貧しい学生だったのを・・・だから、君のお母さんが俺達の恋を死ぬほど反対していたんだ・・・」
二人の恋の邪魔をしたのがファンミオクだったんですね~
ムンジョンエみたいにエリをいい所にお嫁に出したかったみたいですね~

ハン・エリ「親に勝てないのが愛なの?」
リュ・ミョンジン「それでも30年間君を忘れられずに下宿で君の事を考えては嫉妬して苦しんで恋しくて・・・これは確かに愛なんだ・・・」
ハン・エリ「笑わせるわね」
リュ・ミョンジン「君は!怒るぞ!その言葉は何だ!」
と大きな声を出すと・・・隣のテーブルから熟女が集まってきて・・・
女1「あのう、リュ・ミョンジン先生ですよね?」
ハン・エリ「あのどちら様?」
リュ・ミョンジン「ええ、そうですが?」
女1「きゃ~本当だわ~」
女2「私達オペラ同好会の会員なんです~先生の歌がとても好きなんです~」
女3「あのう、サインしていただけませんか?」
そしてサインし始めるリュ・ミョンジンに、苦々しい顔のハン・エリ・・・
女1「申し訳ないんですが歌を歌っていただけませんか?お声を毎日CDでだけ聴いてるんで・・・」
リュ・ミョンジン「僕は伴奏が無いと歌は歌えないんで・・・」
女1「先生~あっじゃあ、メニューでも読んで頂けませんか?」
リュ・ミョンジン「オーストラリア産牛肉の炒めもの7000ウォン~ テンジャンチゲ7000ウォン~・・・」
女達「きゃ~素敵~♡♡♡」
益々呆れ顔になるハン・エリだった・・・
まあ、確かに響くいい声をしてるとは思いますが
メニューを朗読してキャー素敵はさすがに無いですね~

すっかりご機嫌斜めになったハン・エリに手袋を贈るリュ・ミョンジン・・・
後ろから抱くようにしてハンエリに手袋を被せてあげるリュ・ミョンジン・・・
「そして綺麗だ。よく似合う。その手袋をして俺のコンサートに来てくれ」
何だかんだいいながらも段々絆されて行くみたいですね・・・

そして朝帰りをしたハン・ソンジュンとオ・ドンヒ・・・
二人で歩いて帰ってくる姿を見たオギブン・・・
オ・ドンヒはオ・ギブンにこっ酷く叱られる!
そして屋上に上がり
ソ・ヘジュ「アンタは!一体何処に行ってたの!」
オ・ドンヒ「お祖母ちゃん、実は・・・」
いきなりオ・ギブンは平手打ちをする!
オ・ギブン「この悪い娘!そんな事をするなら寧ろアンタのお祖母ちゃんの所に行きなさい!」
ソ・ヘジュ「えっ?何を言ってるの?」
オ・ギブンはハッして明らかにしまった、と言う顔をするが
オ・ドンヒもソ・ヘジュも「出て行け」という意味に捉え
真の意味には気が付かなかったようだ・・・

全てを把握したハン・ジョンウンはイ・ヒョヌの家に乗り込む・・・
ハン・ジョンウン「もう、キュウリのサンドウィッチは思い出さないみたいね。それとも直接作って食べてる?」
イ・ヒョヌ「特別な話は無さどうだね。帰ってくれ」
ハン・ジョンウン「私がさっき言いたい事があるといった筈だけど?」
イ・ヒョヌ「5分やるよ」
ハン・ジョンウン「名はイヒョヌ。ソイン小学校の12期卒業。イ・ヒョヌの学校の授業が終わるまで、学校の運動場で遊んで待っていた弟、イ・サンウ。いい子で礼儀正しくて弟を大切にする模範生。塾の車を運転していた父親が非業の死を迎え孤児院に送られた二人兄弟。兄イヒョヌは養子。弟のサンウは行方不明。どころが6ヶ月前イヒョヌがこの町に来た。それも父親の死に関与していた人の家の前に・・・」
イ・ヒョヌ「・・・」
ハン・ジョンウン「貴方どうしてここに引っ越して来たの?復讐に来たの?」

29-30話感想

オドンヒの台本が選ばれなかったのは残念ですが
そのお陰でハン・ソンジュンとオ・ドンヒはやっと恋が始まるようですね~
それにしても、オギブンがオ・ドンヒに言った「お祖母さんの所に行きなさい」の真意は何なんでしょうか?
ハン・ソンジュンは何とあの運転士の息子かも知れないというフラグが立ってしまいましたね~
そしてハン・ジョンウンがイ・ヒョヌの正体に気付きましたね・・・
イ・ヒョヌにやられるハン・ソンフンにハン・ソンシク、そしてハンジョンファまでターゲットなってしまって・・・
ハン・ジョンウンはイ・ヒョヌの復讐を止めることが出来るでしょうか?
益々見逃せませんね。それでは次回もお楽しみに~

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