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クルミットです♪
最近は“人生をどう歩むか”というテーマを考えさせられることが多いように感じます。特に『ホジュン』を観ていると、自分の道を見つけようと奮闘する登場人物たちに惹きつけられてしまうんですよね。中でも20話は“順理”とは何か、“心が向くままに生きる”とはどういうことかを改めて考えさせられる回でした。
それでは20話を一緒に見ていきましょう!
ホジュン 20話のあらすじ
サヌムに来てからというもの、ホジュンは医術を学ぶために「薬方(処方箋)を書き写す」「薬草を一つひとつ調べる」といった地道な努力を積み重ねてきました。元々は薬草の密売経験を活かせるかと思い、母・ソン氏に促されるまま始めた道。しかし最近は“本当に医術が好きなのか、それとも生きる手段として学んでいるだけなのか”――自分自身でもはっきりしない状態でした。
そんなホジュンが、山奥の奇妙な“仙人”のような医師・アンに出会ったことが大きな転機となります。薬草を売って儲けるわけでもなく、有名になるつもりもなく、ただ“医学そのもの”を探求するアン。人里離れた山の中で、動物の体を解剖しながら研究を重ねていました。
私自身、初めてアンの姿を見たとき、“誰にも認められることなくひたすら医術を追求する生き方”が本当にできるのかなと驚きました
一方、ドジは父ユイテや母オ氏から“イェジンとの結婚”を後押しされ、少し嬉しそうな様子。しかし、実はイェジン自身が迷っているらしく、まだはっきりと想いを受け止めてはくれません。ドジは“自分は順調な道を歩むべき”と信じているのに、家柄や名声といった“条件”を揃えることが本当に幸せにつながるのか――答えが見つからず苛立ちを隠せずにいます。
それに対してアンの生き方を目の当たりにしたホジュンは、「称賛や華やかさよりも、本物の医術を追求する姿勢」に強く心を惹かれました
同じように、ドジがいくら優れた才能を見せても、その“条件”が自分の心を満たしてくれるのかは別問題だと感じたのかもしれません。自分もまた“心の赴くままに学びたい”という想いが芽生えはじめ、それまで「どうやってお金を稼いでいくか」とばかり考えていたホジュンが、少しずつ心境の変化を見せ始めるのです。
ホジュン 20話の感想まとめ
やはり20話を観終えて感じたのは、“本当にやりたいことは何か”を見定める大切さでした。家柄や出世を望むのも、周囲の目を気にせず好きな研究を続けるのも、どちらも正解とは限りませんよね。
私が特に印象的だったのは、アンから受けた影響でホジュンの目が初めて“キラリと輝いた”ように見えたこと
ホジュン自身、貧しく身分の低い家に生まれたがゆえに、どうしても“お金や評価”を重視してしまう傾向があったように思えます。けれど、誰にも評価されなくとも、医術の本質を追求し続ける“アン”の生き方こそ、ある種の理想型なのかもしれません。まさに「順理」は“周りの常識や身分制度ではなく、自分の心に素直に従うこと”というメッセージを感じました。
そしてドジにしても、家柄や母の期待を一身に背負い、さらに天才的な才能を持つがゆえに“大成して当たり前”と思われがち。けれども、その条件が必ずしも“幸せ”とは結びつかない現実に苦しんでいるように見えます。イェジンとの関係を通じて、本当の幸せや愛情について考え直すきっかけになりそうですね。
次回は、ホジュンが本格的にアンのもとで学ぼうとする展開になるのでしょうか? それとも、再びユイテの教えやドジとの関係に変化が生まれてくるのか、目が離せません!私もホジュンが“心からの喜び”を見つける瞬間を楽しみに待ちたいと思います。
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