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今回のエピソードでは、ホジュンが治療を成功させた“ご褒美”として、内医院の高い門をくぐるための“紹介状”を手に入れることになります。金銭とは違い、身分や地位を左右する絶大な威力を持つその書状は、ホジュンを一気に出世させる可能性を秘めていました。しかし、すべてが順風満帆というわけではありません。大きな恩恵ほど、同じくらいの責任や葛藤がついてまわるものですよね。
それでは28話を一緒に見ていきましょう!
ホジュン 28話のあらすじ
ホジュンは名家で重篤な病を患っていたマニムを救い、その功績を認められてダイカンから破格の厚遇を申し出されます。はじめは家や金銭の提供を断ったものの、“内医院のドジェジョ”への紹介状だけは受け取ってしまいました。過去に散々、低い身分の壁に苦しめられてきたホジュンにとって、内医院の試験を有利に進める後ろ盾は何にも代えがたい存在だったのです。
身分やしがらみに囚われずに生きるための“唯一の光明”と感じていたようにも見えます
ところが、その紹介状を得たことが家族のあいだで波紋を呼びます。特にダヒは「実力で認められないまま内医院に入っても、本当の誇りにはならないのでは?」と反対し、真っ直ぐな言葉でホジュンを諭そうとします。一方、ソン氏は「せっかく手に入れた可能性を、なぜわざわざ捨てようとするのか」とダヒを叱ります。これまで苦労してきたホジュンだからこそ、今こそ報われるべきだと思っているのです。
ホジュン自身も、内心ではダヒの言うことが正しいと感じつつ、同時に「自分の努力だけでは覆せない“身分の壁”を越える絶好のチャンス」を逃したくない気持ちが大きいようです。自分を苦しめた数々の不条理を考えると、手放すのはあまりにも惜しい。結局はダヒと初めて口論になり、互いに怒りと戸惑いが募ってしまいます。
さらに、ドジの目にも“ホジュンが紹介状を手に入れた”という事実が大きなショックを与えます。ドジは以前、内医院の試験で理不尽な落とし穴を体験しているだけに、“有力な後ろ盾”の重要性を痛感しています。むしろ自分こそ、その紹介状を得るにふさわしいはずなのに――そう思うと、父のユイテやイェジンからホジュンが信頼されている様子も含め、すべてが苦々しく映ってしまうのです。
ホジュン 28話の感想まとめ
手に入れた“紹介状”はホジュンにとって“宝”にも“毒”にもなり得る存在になりました。もしこれがなければ、純粋に医術の道を探究するだけで済んだかもしれません。けれど、身分という大きな問題がいまだに彼の行動を縛っている以上、“何としても抜け出したい”と願うのは自然なことのようにも思えます。
ダヒとソン氏の意見の対立は、“信念を貫くか、現実を受け入れるか”という根本的な問いを投げかけているようでした。ホジュン自身も大きく揺れ動いているように見えますが、ここでどのような選択をするのかが今後のキーになりそうですね。
ドジが再び抱え込む“やり場のない憤り”も気になるところです。彼がホジュンに対して抱く感情は単なるライバル心だけでなく、羨望や嫉妬、そして父への愛情のこじれなど、いくつもの要素が絡み合っているように見えます。
この紹介状が導く結末が、光なのか闇なのか――次回の展開で、ホジュンの進む道が少しずつ明らかになっていくかもしれませんね。
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