ご訪問くださりありがとうございます!クルミットです♪
治せない病に対して何もできないまま看取ること、命の危険を承知で最後まで諦めずに戦うこと——いずれも医師にはつらい選択ですが、それぞれが持つ意味を深く考えさせられる回でした。ホ・ジュンとユ・イテが辿る道の対比に、目が離せません。
それでは46話を一緒に見ていきましょう!
ホジュン 46話のあらすじ
ユ・イテはホ・ジュンに、反胃(今でいう胃がん)の患者を診るよう指示します。しかし、その患者は既に手の施しようがない状態でした。必死に助けを求める患者に対し、ホ・ジュンは「可能性があるかもしれない」と前向きに伝えます。少しでも希望を抱かせたいという思いからくる発言でしたが、ユ・イテはホ・ジュンを山奥の末期患者のもとへ連れて行きます。そして最期を看取り、埋葬されるまで何もできないまま寄り添うように命じました。そこには、医師が「できないこと」を知り、それを受け入れる教えがあったのです。
限界を受け入れることで初めて見えるものがある…というユ・イテの考えが深く胸に残ります
しかし、ユ・イテ自身は「受け入れ」だけでは終わりません。町では、恐ろしいほどの早さで命を奪う伝染病が流行していました。三惜大師はユ・イテの身体を案じて止めようとしますが、余命を悟るユ・イテは自分の残された時間を惜しむかのように、命を落とすリスクを承知のうえで患者たちのいる村へ向かいます。反胃のようにある程度の猶予がある病ならまだしも、伝染病は数日どころか数時間で亡くなるケースもあるほど恐ろしいものでした。それでもユ・イテは、医師として諦めない行動を選びます。
「受け入れる」ことと「挑む」こと、両方を示すユ・イテの姿が印象的です
同じ頃、ホ・ジュンは山から下りて師の危険を知り、いてもたってもいられず伝染病の村へ駆けつけます。しかしユ・イテは、感染の危険に加え、ホ・ジュンの命を守るためにも村から出るよう叱責。同時に、「限界を知ることも医師としての務め」とホ・ジュンに示唆するかのように叱咤します。深刻な病に立ち向かう覚悟と、あらゆる人々を救おうとする姿勢は、まさしく医師としての最前線。ドジやオ氏が名誉や地位を得るために動いている姿との対比が、より一層際立っていました。
医師のあるべき姿とは何か——この問いに正面から向き合う回といえそうです
ホジュン 46話の感想まとめ
「受け入れること」と「挑むこと」の両方を示したユ・イテがとても印象的でした。ひとつの病では何もできないと悟らせ、もうひとつの病には最後まで挑み続ける。どちらも医師として大切な考え方なのでしょう。諦めるだけでもなく、過信するだけでもないという境地を、ホ・ジュンがどう受け止めるのかが今後の見どころになりそうです。
この先、ホ・ジュンが山奥で学んだ“受け入れる苦しみ”と、師が身体を投げ打って教えた“挑戦する勇気”の両方を掴み取ることで、どのような成長を遂げるのかに期待が高まります
救えない病も、救えるかもしれない病も、どちらも医師にとっては切実な現場。次回はホ・ジュンが自分なりの答えをどう出していくのか——そこに注目していきたいところです。
コメント