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クルミットです♪
今回は「ホジュン」第67話についてお届けします。久しぶりに再会したホジュンと異母兄ホソクの間には、まだ深いわだかまりが残っている様子。そしてエジンもまた、今までとはまるで違う環境で心乱される出来事が続いています。過去の因縁が再び表面化し、事件がひとつの山場を迎えていきそうですね。
それでは67話を一緒に見ていきましょう!
ホジュン 67話のあらすじ
イジョンミョンは、宴席で医女エジンに酒をかけられるという不躾な行為を目の当たりにし、憤っていました。とはいえ、相手は高貴な身分であり、間違えば大きな騒動になりかねません。そんな中、機転を利かせた若い貴族が「自分の失態だった」と場を収め、一触即発の状況はなんとか回避されます。
ただ、あまりにも理不尽な扱いを目にし、ジョンミョンはエジンを守りたいという思いを隠せません。エジンに想いを伝えようとするのですが、彼女の気持ちはすでに“ある人物”に向かっているらしく、どうしても踏み込めずにいます。
心優しいイジョンミョンの告白も、エジンの胸中は複雑なままでしたね。
一方、ヘミンソではタニョクバン(煎薬所)のサリョン(タニョクサリョン)が急死。どうやら自害を選んだようですが、事件性を感じたキムパンガンは珍しく隠ぺいせず、事実を公の場に報告します。
この騒ぎで、ホジュンはついに異母兄ホソクと再会することになりました。かつてホジュンが父親とともに逃亡した際、ホソクの母は心労で病に倒れ、そのまま亡くなったという経緯があり、ホソクはずっとホジュンを恨んでいるのです。
ホジュンも「兄の気持ちは分かる」として反論しないものの、やはり父の消息がどうなったのか気になっている様子。ただ、その問いを口に出すことも憚られるくらい、ホソクの怒りは根深いものがありました。
わだかまりが溶けるには時間がかかりそうです。ふたりの対立は、ホジュンの現在の立場にも悪影響を及ぼしかねませんね。
さらに悪いことに、ホソクはこの機会にホジュンを貶めるべく「タニョクサリョンの自殺事件」を捕盗庁に回し、捜査をさせる形に持ち込みます。そして捜査を担当するのは、偶然にもイジョンミョン。結果として「自殺」として片付ける方向に進み、無事に事件は終結かと思いきや、ホジュンが「どうも腑に落ちない」と再調査を申し出ます。
医師としての勘はもちろん、何より「真実を明らかにしなければならない」という信念から来る行動なのでしょう。周囲は“わざわざ波風を立てる必要はない”という空気ですが、ホジュンは自分の立場が危うくなるかもしれないのに強い意志を貫きます。
このあたりのホジュンの行動は「患者や人の命を最優先にする」という彼の姿勢そのもの。どんな不利益があっても正しいことを曲げないのがホジュンらしさですよね。
一方、かつてホジュンが“密輸”をしていたと噂するヤンテたちは、古い手口を真似して儲けようと意気揚々と乗り込みますが、まるでホジュンのようにはうまくいきません。結果、ただ火のついた薬材を買い取る羽目になるなど散々な結果に終わり、痛い目を見てしまいます。本人たちは「昔のホジュンもこうやって成功したのに」と悔しそうですが、“同じ行動をしても、中身が違う”ということをまざまざと思い知らされるのでした。
ホジュン 67話の感想まとめ
ついにホジュンとホソクが再会し、複雑な過去が明るみに出てきました。ホソクの母の死にまつわる恨みは根深く、兄弟和解への道のりはまだ遠い様子。同時に、タニョクサリョンの自殺をめぐる不審点が少しずつ浮き彫りになり、ホジュンはまたしても自ら嵐の中に飛び込んでいきそうです。
周りからは「ことを荒立てるな」と言われても、引き下がらないホジュンの強い信念に胸打たれます。
エジンの境遇も相変わらず厳しく、医女と名乗りながら雑役や酒席への同席を強いられる状況。そこへイジョンミョンが心配して介入しようとするも、彼女の気持ちがホジュンに向いているとなると、またしても切ない展開になっていきそう。
次回は、ホジュンがどこまで事件の真相を追いかけるのか、そしてホソクとの衝突やエジンをめぐる人間模様がどう転がっていくのか注目です。波乱は続きますが、ますます目が離せませんね。
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