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クルミットです♪
猛り狂う戦の炎が平壌を包み、ホジュンは“命より重いもの”を守るため命懸けの帰還を果たします。家族の愛と臣下の忠義、その狭間で揺れる想いに胸が熱くなる回でした。
それでは114話を一緒に見ていきましょう!
ホジュン 114話のあらすじ
燃え盛る野を駆け、ホジュンは重い医書とビマングル(治療記録)を抱え平壌に戻ってきます。
その背には焼け焦げた書物、そして身体は泥と血にまみれたまま──。
出迎えたオウィ(ヤンイェス)は「誰もあなたの“頑固”を理解しない」と告げますが、ホジュンは微塵も後悔しません。戦乱で人命が奪われるのと同じく、医の知が失われれば“未来の命”も失われると知っているからです。
ところがインビンは「書物のために王の護衛を怠った」と激怒。罰を求めますが、王は書を守り抜いたホジュンの忠節を認め、咎めるどころか平壌残留を命じました。
逃げずに戻って来た者こそ真の忠臣──王の言葉が重みを増します。
久々に家に戻ったホジュンは家族の温もりを感じる間もなく、ピョンヤン防衛の負傷者を治療へ。そこへ息子ギョムが現れ「父は私たちを捨てたのか」と涙。しかしホジュンは初めて“医の道が家族を傷つけた”と謝罪し、ギョムの心に静かに届きます。
王はさらに北へ逃げる構えを見せ、ユドジを同行させる一方、ホジュンを再び戦火の平壌に残留させます。父の身勝手を目の当たりにした王子グァンヘは、国を憂い強いまなざしを見せました。
王を見限る家臣、私腹を肥やす者、そして民を救おうとする者──混迷の中で本性が露わになります。
ホジュン 114話の感想まとめ
平壌で医書を守るか家族を守るか──ホジュンの選択は賛否を呼びましたが、未来の患者を思えばこそ背負った“至高の荷”だったと納得させられました。家族を愛しながらも医師としての責務を全うする姿は、息子ギョムにとっても忘れ得ぬ教えになるでしょう。対照的に、王とユドジは生き延びても“支えるべき命”を置き去りにしており、同じ避難でも重みがまるで違います。
戦火の街に残ったホジュンが、医書とともにどんな奇跡を生むのか。そして王子グァンヘは国を導く決意を固めるのか。揺れる戦況の中、登場人物それぞれの“真価”がいよいよ問われると感じた一話でした。
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