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クルミットです♪
今回ご紹介するのは韓国で2020年9月7日から2021年2月10日まで放送された『復讐の花束をあなたに』です。
このドラマは、最高視聴率23.4%を記録しました!「最後まで愛」「愛はぽろぽろ」のカン・ウンタクが、高校生の時に不慮の事故に遭い、知的障害を負い7歳の知能になってしまったイ・テプンを演じます。
そして素直で強く優しいテプンの幼なじみハン・ユジュンを、「被告人」「青い鳥の輪舞〈ロンド〉」のオム・ヒョンギョンが演じます。
また、ユジョンの双子の姉ユラ役は「愛よ、お願い」「カッコウの巣」のイ・チェヨンが演じています。
その他、愛憎ドラマ他数々の作品で評価されている豪華俳優人が出演しています。
イ・テプンは高校生の時事故に遭い、知的障害を負って7歳の知能になってしまいました。
テプンは、母ギョンヘと隣の家に住むハン・ユジュンに助けられながら何不自由なく暮らしていましたが…
ここでは韓国ドラマ『復讐の花束をあなたに』のあらすじやネタバレ感想、見どころといった話題を紹介しながら、作品の面白さに迫っていきます。
どうぞお楽しみにしてくださいね♪
もくじ
復讐の花束をあなたに あらすじ
イ・テプンは7歳の知能を持ちながらも母ギョンヘとユジュンに助けられながら生きてきました。そして、今はユジュンのカフェで働いていました。
事故に遭う前テプンとユジュンは互いに思いを寄せあっていましたが、ユジュンの姉のユラを助けるために溺れて、テプンは知的障害を負ってしまいます。
その時、ユジュンとユラの家族は、父が他人の借金を背負い、テプンの母で食品流通会社社長のギョンヘに助けられ、運転手の仕事を貰い、一家でテプンの家の横に住んでいました。
現在大人になったユラは、アナウンサーを目指しテレビ局でレポーターの仕事をしていました。アナウンサーの試験があり、ユラは金持ちの同級生パク・ナヨンに仕事を奪われてしまいます。
理由は自分の家が貧しく、相手の家が裕福だからと思ったユラは、つきあっていた裕福な恋人ジュンソクの子供を妊娠しましたが、実はジュンソクの家庭は貧乏だったのです。そして、ユラはジュンソクの子供をテプンの子だと偽り、テプンと結婚し富を手入れます。
「復讐の花束をあなたに-各話あらすじ」はこちらから
ご覧になりたい話数を押していただけると各話の詳しいあらすじが表示されます。
復讐の花束をあなたにの見どころは、主演のカン・ウンタクさんが、7歳にしか見えない所です。目がぱっちりしていて、子供特有の可愛い目や、きゅっとすぼめた口元。子供の表情を上手に表現されていて素晴らしいです!!
そして、同じ双子でも相いれぬ、ユラとユジョンの性格も見物です。
ユラの自己中心的で卑劣な性格が、ユジュンの正義感が強く純粋無垢な性格を際立たせているのだと思います。
母と財産、命まで狙われたテプンがその衝撃から後天的サヴァン症候群となり覚醒し、それから5年後、名前を変え検事となり復讐を始めるのですが、そこからが本当の物語の始まりです!波乱万丈の人生を歩むテプンの復讐劇が見物だと思います!!
復讐の花束をあなたに 評価・レビュー
韓国ドラマ「復讐の花束をあなたに」の評価レビュー&感想です。
ストーリーの良し悪し、出演者の演技力、物語の展開、脚本の面白さなどを総合的に評価しています。
もちろん、レビュー&感想の中にも作品に関するネタバレがありますのでご注意ください♪
ネタバレを表示する
イ・テプンは高校生の時事故に遭ったせいで知的障害を負い、7歳の知能になってしまいました。
テプンは、母ギョンヘと隣の家に住むハン・ユジュンに助けられながら何不自由なく暮らしていましたが、ユジョンの双子の姉、ハン・ユラの策略にはまり運命を狂わせることになります。
とにかく、主演のイ・テプン役のカン・ウンタクさんの、7歳にしか見えない演技力に脱帽してしまいました。子供の表情が上手に表現されていて素晴らしかったです!!
また母親のギョンヘの死後、湖で死にかけ、大人の知能に戻った時とのギャップも素晴らしく表現されていて驚きました。
そして、2020KBS 演技大賞・優秀賞をハン・ユラ役のイ・チェヨンさんがカン・ウンタクさんと共に受賞しており、悪女を熱演されていて素晴らしかったです!
物語はテプンの母ギョンヘがテプンを残してこの世を去る場面から始まります。
最初に受けた印象はテプンとユジュンは本当に純粋な人だなという印象でした。二人とも恋愛感情があるように感じました。
ギョンヘは、7歳の知能のテプンを残して死ぬなんてやりきれないと思いました。
ユラに対しては、アナウンサーになりたくて今まで貧乏でも頑張ってきたのにっていう気持ちは理解できますが、お金がないなら相手のこともできた子供も知らないっていうのもひどい話だと思いました。
とにかく、ユラは貧乏なりにアナウンサーになりたいという夢の為に努力してきて、それを実力もない経験もない金持ちの知り合いに奪われて、折れてしまったんですよね。折れてしまっただけでなくて、折れて曲がってぐちゃぐちゃになってしまったんです。
最初はユラもまともだったと思います。
それを変えたのはお金の力で。ユラは自分の欲しいものはお金があれば手に入ると思いました。
幼少期から貧乏なせいで辛い思いをしてきて、でも母親に甘やかされて傲慢な性格ではありました。
ユラのお金や権力が欲しいという欲はどんどんエスカレートしていきます。悪いという顔を最初はしていましたが、慣れてもっとひどい悪事を重ねていきました。
これは、ソジュンの母親のファヨンにも言えることです。本当に生き甲斐や幸せがお金という考えになってしまうのはつくづく間違えていると気付かされました。
毎回新しい展開が巻き起こるので、楽しんでみることができましたが、終盤は、段々と憂鬱な気持ちにもなりました。
ユラとファヨンをテプンが追い詰めて二人は刑に服すことになりますが、ユラは白血病になり、ファヨンは精神に異常をきたしてしまいます。
個人的には刑に服することになった。それだけでいいのにと思いました。当然だ!みたいな気持ちにはどうしてもなれなかったです。
それから、ソジュンの死も悲しすぎました。せめて意識不明でも生かして欲しかったと思います。救いがなくて辛すぎました。
テプンとユジョンの二人がハッピーエンドにはなったけど、ミヌと三人でいた時が一番良かったな~と思えてしまい、なんだかハッピーな気持ちには程遠い終わりでした。
復讐の花束をあなたに キャスト・登場人物
韓国ドラマ『復讐の花束をあなたに』のキャスト&主な登場人物一覧です。
主人公(ヒロイン)から脇役まで、登場人物の詳細をリスト表示。
主演俳優・女優および共演者情報など、出演者プロフィールを紹介していきます!
イ・テプン役・・カン・ウンタク
高校生の時に事故に遭ったせいで知的障害を負い、7歳の知能になってしまう
優しい母ギョンヘと友人のユジョンに助けられながら生きてきた。ユジュンに惹かれている。
後に検事となる。
ハン・ユジョン役・・オム・ヒョンギョン
テプンの隣家に住む友人。事故に遭う前の子供の頃からテプンを知っている。
同じカフェで働いてテプンの面倒をみている。
テプンに惹かれている。
後にDLグループマーケティングチーム長となる。
ハン・ユラ役・・イ・チェヨン
ユジョンの双子の姉。レポーターをしながらアナウンサーになることを夢見ている努力家。
あることが原因でテプンを利用する。
後にアナウンサーとなる。
チャ・ソジュン役・・イ・シガン
DLグループ御曹司。家族間は冷えきっており、父親からの期待や愛情を受けられないことで学校も退学。やる気をなくしていた。
そんな時にユジョンと出逢い次第に惹かれていく。後に企画本部長となる。
イ・ギョンヘ役・・ヤン・ミギョン
食品流通会社社長。夫を亡くし女で一つでテプンを育ててきた。しかし、自分の命が残り少ないことを知りテプンを結婚させようとする。
ハン・デチョル役・・チェ・ジェソン
ユジョンの父。借金の保証人になったせいで家を奪われてしまう。そんな時、家族全員をギョンヘが受け入れてくれ、家と運転手の仕事を与えてくれた。それ以来ギョンへを支えてきた。
ヨ・スクチャ役・・キム・ウンス
ユジョンの母。
チャ・ウソク役・・ホン・イルグォン
ソジュンの父でDLグループ会長。妻や息子に冷たい。初恋の相手はユン・スヒ。
チュ・ファヨン役・・キム・ヒジョン
ソジュンの母。DL障害者福祉財団理事長。
ユン・スヒ(ソ・ジスク)役・・イ・イルファ
昔の記憶を失っている。ギョンヘが亡くなってからテプンと暮らすことに。
復讐の花束をあなたに 基本情報
放送局 KBS
韓国放送日 2020年9月7日
話数 全105話
キャスト カン・ウンタク、オム・ヒョンギョン、イ・チェヨン、イ・シガン他
脚本家 イ・ジョンデ
最高視聴率 23.4%
みなさんの口コミ、評価・レビュー
様々な災難もあり、これだけのドロドロ感が詰まっているドラマは他ではあまり観たことがなかったですし、復讐であっても共感できる部分も沢山あったので、観ていても嫌な気持ちにはならず自然と入り込めました。
タイトルでわかるように奪われた人生の復讐をするドラマです。主役の演技が素晴らしいのに観ていて命を狙われた衝撃でサヴァン症候群になってしまうってそんなことあり得るのかなと少し残念な気持ちになりました。でも復讐劇は面白かったです。
韓流ドラマの悪役は人の命なんかどうでもいい位に酷い仕打ちです。自分の為なら轢き逃げなんか当たり前で、でも最後に悪事がばれると精神に異常をきたして病院に入って最終回には怒涛の展開!!イチェヨンの安定の悪女はいつも悪どい。108話完結、もっともっとみたいぐらいの内容です。
韓国ドラマにありがちな王道ストーリーで、最初からかなりスピード感があって面白かったです。
ですが、あまりにも展開が急すぎるところもあったのが、少し違和感を感じました。
テプンが障害を負って7歳の知能になった時の演技はさすがだと思いました。その後のミニョクとして生きることになった後との対比が凄いです。
ユジョンの真っ直ぐ生きる姿も心を打たれるし、ユラのどこまでも憎たらしい演技もさすがです。
どなたか「ユラと比べてユジュンの性格の悪さがひどく」と書いていましたが間違えていませんかね。今回の悪役はユジョンではなくユラですので…。
1話目からとにかく内容が濃いので一気に心を掴まれましたし、それ以降も次々にインパクトのある展開が続くので、いい意味で付いていくのが大変でした。また、観ているとどんどん続きが気になりましたし、振り切ったような演技も大変良かったです。
ストーリーはかなりドロドロの展開が続きましたが、それでも嫌な気分にはならずラストまで楽しめましたし、先の展開が分かっていても夢中になって観れたのでとても面白かったです。
7歳の知能になってしまったというテプンの演技が凄く、中身は本当に7歳では!?とびっくりしました。ユラと比べてユジュンの性格の悪さがひどく、見ていて不快になりましたが最後がよく分からなかったのが微妙でした。
小さい頃にアクシデントがあってそこから成り上がっていく様が面白いです。さらに、成り上がった先が検事という点が面白いです。主人公もまっすぐで真面目なので応援したくなります。
女優の演技が凄まじくて狂気を感じます。ドロドロ愛憎劇の内容が濃く、展開が早くて、現実の世界には置き換えられませんが、現実として視聴すると怖いです。それでも、見れば見るほど続きが気になって仕方がないドラマです。
イ・テプンの7歳の知能になってしまったという設定も納得できる…と感じるような演技なので、それが見どころなのですが、後半にかけてかなりぐちゃぐちゃになってしまうので、それが少し惜しかったです。
自分の欲のために人の人生を狂わせ、嘘がばれる度次の悪事を考えるユラと姑にはゾットしてしまいます。
二人からの仕打ちにも負けず乗り越えていった主人公の二人には、幸せになって欲しいと願うばかりでした。
7歳の知識しかないテプンが、検事として復讐をしていく姿がとても魅力的でした。まるで別人なのではと思うぐらいの変貌ぶりは圧巻です。ユラに裏切られたと知った時のテプンが本当にかわいそうでなりませんでした。
話のテンポがスピーディーで毎回驚く展開があるので時間があっという間に感じるほどでした。ドロドロとした愛憎劇で往年の昼ドラが好きな人は絶対ハマるんじゃないかなと思います。
シリアスな展開も多くて世界観があったのでその点は良かったですが、無理矢理な展開だったりあり得ないような事件性だったり、結構不自然な内容が多くてあまり共感出来なかったです。
長編作品ですが、とても面白かったので体幹としてはあっという間に見終わった感じでした。
悪役ヒロインの悪事がとにかく次々に展開されるので目が離せませんでした。
イ・チェヨンの悪女役が良かったです。
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