2021年1月から韓国のMBCで放送された、『ごはんに願いを〜人生逆転レストラン』。
心温まってジーンとくるドラマがはじまりましたね。
主演のヨンシンを演じるのはチョン・ウヨン。
色白の正統派美人さんです。ほほえんだり笑ったりしたときのエクボがチャームポイント。
前向きにがんばるヒロインにぴったりですね。
相手役は2人。実はどちらとカップルになるのか見当がつきません。
1人目はジェヒ。
さわやかな中に色気があって、大人気の俳優。
コミカルな演技もシリアスな演技も、どちらもとても上手ですよね。
このドラマでは、ヨンシンを温かく見守るお兄さん的な存在。
あの温かいまなざしに、毎回、キュンとなります。
もう1人はクォン・ヒョク。
2018年からドラマに登場しはじめた若手です。
無口でドライな男友達の役がぴったりですね。
こちらも、なんて演技が上手なんでしょう!
もう1人、ヨンシンの親友のダジョンも忘れてはいけません。
恋のライバルになりそうで、そうじゃない立ち位置。
明るくて正義感が強く、はっきりものを言う女性。
好感が持てますね。
個人的には、恋のライバル役にはわかりやすい悪女が好みですが…。
そして、ヨンシンの前に立ちはだかるのが、道内一の有名料理店の社長であるスクジョン。
自分の過去を知っているヨンシンやギョンスを何とか排除しようと必死です。
店の社長と見習いという関係だし、どんな手でヨンシンをいじめるのでしょう?
8歳のときに、ギョンスのもとに連れられてきたヨンシン。
独身のギョンスですが、両親が死んで身内はだれもいないヨンシンを育てる決心をします。
ヨンシンはギョンスのことが大好きで、ギョンスもヨンシンのことが大好き。
おたがいに支え合いながら生きていきます。
心を込めて丁寧にごはんを作るギョンス。
そんなギョンスを身近で見てきたヨンシンは、ギョンスのような料理人になることを決意。
道内一の有名料理店に就職するのです。
そこで出会ったのがスクジョン。
欲深く、自分勝手な女性です。
実は、スクジョンとギョンスには昔からの因縁があり…。
素直で前向きなヨンシンと、強欲なスクジョン。
親子以上に歳が離れている2人ですが、料理のバトルが見られそうです。
そして、ヨンシンのことが好きなジョンフンやギョンス。
ヨンシンはだれと結ばれるのでしょう?
田舎町で、ヨンシンのまわりの大人たちが心優しいのが感動的です。
おたがいのことを思いやり、温かい食卓を囲んで、悩みを共有したり励まし合ったり…。
あんな食堂が近くにあったら、心癒されることでしょう。
出生の秘密、後継者問題、貧富の差、学歴に対する偏見など、
韓国ドラマの定番もたくさん散りばめられ、ドラマを盛り上げてくれます。
意地悪な人や罠も出てくるのにドロドロと暗くないのも好印象。
人々の温かさに涙し、ジーンとしたり、元気がもらえたりするドラマです!
ここでは韓国ドラマ『ごはんに願いを〜人生逆転レストラン』のあらすじやネタバレ感想、見どころといった話題を紹介しながら、作品のおもしろさに迫っていきますので、どうぞお楽しみに♪
もくじ
ごはんに願いを あらすじ
田舎町で小さな食堂を営む、ひとり暮らしのギョンス。
ギョンスの父親に連れてこられ、食堂に1人の少女がやって来ました。
父親はいなくなり、少女だけ食堂に残されます。
「ヨンシンを頼む」という手紙と一緒に。
ギョンスは迷ったものの、ヨンシンの明るさやかわいさに負けて、ヨンシンを育てる決意をします。
そして、ギョンスのまわりの大人たちも、そんなギョンスの力になってあげるのです。
ヨンシンはすぐに友達ができました。ダジョン、ジョンフン、オボクは食堂でそれぞれの家族と一緒に夕ご飯を食べる仲。とくに同性のダジョンとは親友になります。そして、子どもたちはさまざまなことを経験しながら育っていきます。
子どもたちは高校生になり、進路を決める時期になりました。
ジョンフンは医学部に進学し、ダジョンは女子大生に。
高校中退のオボクは農業のアルバイトをして働くことに。
そして、ヨンシンは大学には行かず、料理の道に進むことに決めます。
幼いころからギョンスを見てきたヨンシンは、ギョンスのように人々の心を温めてあげられるような料理を作る人になりたいと考えたのです。
道内一の有名韓国料理店で働きはじめたヨンシン。
実はその店の社長のスクジョンは、ギョンスにとっての宿敵だったのです。
スクジョンのほうもヨンシンがギョンスと一緒に暮らしていると知り、汚い手を使ってヨンシンに濡れ衣を着せ、解雇してしまいます。
しかし、スクジョンの夫がひょんなことからヨンシンを気に入り、店に復帰させます。
そこから、スクジョンとヨンシンのバトルがはじまるのです。
ヨンシンは料理の腕を磨き、一流の料理人になれるのでしょうか?
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1話-2話-3話
4話-5話-6話
7話-8話-9話
10話-11話-12話
13話-14話-15話
16話-17話-18話
19話-20話-21話
22話-23話-24話
25話-26話-27話
28話-29話-30話
31話-32話-33話
34話-35話-36話
37話-38話-39話
40話-41話-42話
43話-44話-45話
46話-47話-48話
49話-50話-51話
52話-53話-54話
55話-56話-57話
58話-59話-60話
61話-62話-63話
64話-65話-66話
67話-68話-69話
70話-71話-72話
73話-74話-75話
76話-77話-78話
79話-80話-81話
82話-83話-84話
85話-86話-87話
88話-89話-90話
91話-92話-93話
94話-95話-96話
97話-98話-99話
100話-101話-102話
103話-104話-105話
106話-107話-108話
109話-110話-111話
112話-113話-114話
115話-116話-117話
118話-119話-最終回(120話)
一番の見どころはかわいらしい子どもたち。
とくにヨンシンの子ども時代を演じたキム・シハちゃん。最高でした!
げらげら楽しそうに笑う様子は、見ている私たちも笑顔にさせてくれました。
17歳くらい歳の離れたギョンスのことを、「ギョンスチョンガー(ギョンス青年)」と呼ぶたび、ほほえましく思えましたね。
ギョンスも最初は苦笑いしていましたが、ヨンシンのかわいさにノックダウン状態。
大人になってからも子ども時代のエピソードがときどき紹介され、子どもたちが登場。
そんな演出もユニークです。
そして、田舎町と都会との対比も見応えがあります。
田舎町に住むヨンシンのまわりの大人たちはみな、心温かい人ばかり。
ギョンスをはじめ、ダジョンの両親、オボクの叔父さんなど、思いやりのかたまりのような人たち。みんなでみんなの子どもたちを育てている感じでした。
ギョンスもどれだけ心強かったでしょう。だから、子どもたちもみなまっすぐに育ちましたね。
一方、スクジョンの住む都会では、後継者争いや財産争いがあります。
スクジョンとミンギョンのバトルはなかなか勝敗がつかず、見ていてハラハラ。
欲深さや意地悪はあるものの、ドロドロのドラマに出てくるような、あり得ない悪人が出てこないのも魅力ポイントでしょう。
そして最後に、恋愛。
ヨンシンはギョンスと結ばれる? ジョンフン? それとも、だれかほかの人が現れる?
さまざま想像がかき立てられ、見ていて飽きません。
スクジョンの隠し子がだれなのかも気になりますね。
ヨンシンがどうやって料理人として成功していくか、スクジョンをギャフンと言わせるのか、期待で胸がふくらみます〜♪
ごはんに願いを キャスト・登場人物
韓国ドラマ『ごはんに願いを』のキャスト&主な登場人物一覧です。
主人公(ヒロイン)から脇役まで、登場人物の詳細をリスト表示。
主演俳優・女優および共演者情報など、出演者プロフィールを紹介していきます!
キム・ヨンシン役…チョン・ウヨン
幼いころに肉親がだれもいなくなり、田舎町で食堂を営むギョンスに預けられる。
血のつながっていないギョンスと2人で暮らし、ギョンスに影響され、料理に目覚めていく。
高校を卒業後は道内一の韓国料理店で働き、料理の腕を磨いていく。一流の料理人を目指す。
早くに両親を亡くしたものの元気で明るく、正義感が強く、心優しい女性。
チョン・ギョンス役…ジェヒ
田舎の小さな町で祖母から受け継いだ食堂を営む、独身の男性。
子どものころに母親を亡くし、父親は放浪したままだったが、父親が亡くなる前に小さな女の子を連れてくる。それがヨンシン。
ひとり暮らしだったが、ヨンシンを育てていこうと決心し、まわりの人に手伝ってもらいながら、育てる。
シャイなところがあるものの、欲はなく、心が温かくてまじめな性格。
パク・ジョンフン役…クォン・ヒョク
ヨンシンの幼なじみで、高校生になったころから、ヨンシンのことを愛しはじめる。
母親の不倫が原因で、幼いころに父親と2人で、ソウルから田舎町に越してくる。
父親とはギクシャクしていて、医者になって田舎町を出たいと考えている。
口下手でおとなしい性格。黙々と勉強する優等生。
イ・ダジョン役…カン・ダヒョン
ヨンシンの幼なじみで、大親友。ジョンフンのことが好きで、高校卒業後、ジョンフンと同じ大学に進む。一時は公認のカップルだったが、ジョンフンに振られてしまう。
かわいく、おしゃれや遊びが好きな現代的な女性。
言いたいことはストレートになんでも言う性格で、明るく前向き。
チャン・オボク役…チョ・ハンジュン
ヨンシンの幼なじみで、友達。勉強が苦手で、学校をサボりがち。高校生のとき、チンピラに目をつけられたことがあり、一時、町から離れる。その結果、高校中退で定職に就いていない。ジョンフンの父親の紹介で、ときどき農業を手伝ってお金を稼いでいる。
心優しいけれど、素直に表現できない不器用さがある。子どものころから、ダジョンのことが好き。
チェ・スクジョン役…キム・ヘオク
道内一の有名韓国料理店、「宮殿」の社長。若いころ、ギョンスの祖母が営む食堂で働いていて、料理を覚えた。そのうち、ギョンスの父親と不倫するようになり、ギョンスの母親は心の病にかかって自殺してしまう。ギョンスの祖母の店が火事になって貧しくなると、世話になった祖母や不倫相手であるギョンスの父親を見捨ててしまう。その後、宮殿に入り、料理の腕で料理長まで上り詰め、社長であったジョングォルを誘惑して結婚する。
欲深い悪女。
カン・ジョングォン役…ナム・ギョンウプ
スクジョンの夫で、宮殿のもと社長。いくつかの会社を経営する財閥。厳しさはあるものの、人を見る目があり、ヨンシンの味方になる。
カン・ジョンウ役…ピョン・ウミン
ジョングォンの弟で、ミンギョンの夫。兄にくらべて出来が悪く、ギャンブル好きのため、借金を抱えることもある。いつも妻に怒られている。
ソ・ミンギョン役…チェ・スリン
ジョンウの妻で、スクジョンにとって義理の妹。欲深く、自分の息子をカン家の跡継ぎにし、財産をすべて得ようと思っている。スクジョンの最大のライバル。
カン・ジュニョン役…クォン・ドギュン
ジョンウとミンギョンの息子。母親にいつも怒られているが、素直な性格で、欲は深くなく、店にも興味はない。
チェ・ソンチャン役…イル
スクジョンの甥。宮殿の料理長。
パク・ギョンチョル役…キム・ヨンホ
ジョンフンの父親。ソウルの大企業で働いていたが、田舎町に越してきて、農業のアルバイトをしている。
セジン役…オ・ヨンシル
ダジョンの母親。洋服店の店長。心優しく、子どもたちみんなの母親的な存在。
イ・ワンス役…キム・ジョンホ
ダジョンの父親。学校の教師。子どもたちを温かく見守る人。
メンスン役…キム・ミンギョン
オボクの祖母。市場で野菜を売っている。口は悪いが、優しい人。
チャン・ヨング役…ハン・ジョンホ
オボクの叔父。まわりからバカにされているが、心が温かく、まわりから好かれている。
ごはんに願いを 評価・レビュー
韓国ドラマ「ごはんに願いを」の評価レビュー&感想です。
ストーリーの良し悪し、出演者の演技力、物語の展開、脚本の面白さなどを総合的に評価しています。
もちろん、レビュー&感想の中にも作品に関するネタバレがありますのでご注意ください♪
ネタバレを表示する
かわいそうなヒロインのサクセスストーリーかと思っていましたが、全然、違いました。
これまでの韓国ドラマとはひと味違った印象!
隠し子、実は会長令嬢、殺人など、ドロドロした要素はあったもの、心がじんわり温かくなるドラマでした。
主人公のヨンシンは8歳で天涯孤独となり、ギョンスのもとに連れてこられました。
そのとき、ギョンスは23歳。
ヨンシンの明るさ、かわいさに惹かれ、ヨンシンを育てる決心をします。
でも、ギョンスがひとりで育てたわけじゃなかったですね。
助けてくれるいい人たちがまわりにいっぱいいました。
小学校の教師であるワンスと妻のセジン、露天で野菜を売っているメンスンとその息子のヨング、そして、ソウルから移り住んできたギョンチョル。
特にヨングは、知能的にやや劣っていましたが、心は本当にピュアで、みんなを温かくさせてくれる人でした。
ヨングみたいな人が身近にいたらな〜と思う人物。
大人たちが一緒になって、子どもたちを育てる。
理想的な関係。だから、子どもたちはみんないい子に育っていったのですよね。
ヨンシンをはじめ、ダジョン、オボク、ジョンフン。
人の気持ちを理解できる、素敵な大人になりました。
途中、三角関係などもありましたが、最後はみんな地元に残って、穏やかな暮らしを選びましたね。
4人は子どものころからの仲よしで、大人になっても、そして、年老いてもずっと仲よしでしょう!
一方、悪女の代表みたいな欲ばりのスクジョン。
驚くほどの悪事を重ねてきましたね。
そんな悪女が、心優しいギョンスの実の母親だったなんて!
しかも、ヨンシンの母親を死なせた張本人だったなんて!
一時は大企業の会長の座まで手に入れたスクジョン。
落ちぶれるのはあっという間でしたね。
ギョンスが自分を捨てた母親だと暴露したのです。
そして、ヨンシンは実は大企業の会長であるジョングォンの娘だったことも発覚。
いろんな秘密が隠されていました。
秘密が明るみにならないよう、悪事を重ねるスクジョン。
追い詰められるところが、おもしろかった〜。
ドラマの最後は、悪人が死んでしまったり、精神を病んでしまったりというのが定番ですが、このドラマは違いましたね。
みんな改心して、欲を捨て、人を大切にするようになります。
人って変われるんだな〜、大切なのはお金や権力じゃないんだな〜と、つくづく感じさせてくれました。
でも、ギョンスが30代の若さで亡くなってしまったのは悲しかったです。
結局、ヨンシンとは結ばれず…。
あんなに愛し合っていたのに。
ギョンスとヨンシンが結ばれて、ヨンシンがギョンスの子を身ごもり…。
ギョンス亡きあとも、ギョンスの子どもと温かく暮らす…。
そんなエンディングだったらな〜と、勝手に思ってしまいます。
今でも頭に浮かんでくるのが、子ども時代のヨンシンの笑顔。
イヒヒヒッと笑いながら、「ギョンスチョンガー(ギョンス青年)」と呼んでいた姿がかわいすぎました!
心が温かくなって、元気をもらえるドラマでした!
原題や視聴率は?全何話?
「ご飯に願いを 人生逆転レストラン」の原題は
「ご飯になれ」。
全120話で、韓国では2021年1月から7月までMBCで放送されていました。
月曜から金曜までの平日夜毎日のイルイルドラマですね。
平均視聴率は6%、最高視聴率は7.7%でした。
子役たちの演技がすばらしい!キャストは?
何とっても、子役たち4人の演技力がすばらしく、かわいかったドラマでしたよね♪
小さな頃から4人一緒。兄弟よりも深い絆で結ばれていました。
ヨンシンの少女時代を演じたのは、キム・シハちゃん。
キム・シハちゃんは、ネットフリックスのドラマ「地獄が呼んでいる」では、
キム・シンロクさん演じる死亡宣告を受けたシングルマザージョンジャの
娘ハユル役としても出演していました。
ジョンフンの少年時代を演じたのは、ソ・ユンヒョク君。
ドラマ「ハイクラス」では、コン・ヒョンジュさん演じるドヨンの息子、
シウ役で出演。生意気ないたずらっ子キャラでした。
「明日」「30だけど17です」「恋の記憶は24時間」などのドラマに出演しています。
ダジョンの少女時代を演じたのは、イ・ソユンちゃん。
ドラマ「田舎町ダイアリーズ」では、ヒドン里小学生の生徒、
チョン・シユル君演じるソンドンの友達を演じています。
オボクの少年時代を演じたのは、ハン・チャンミン君。
ドラマ「朝鮮精神科医ユ・セプン」では、ケス医院の薬剤倉庫担当として、
天才的な記憶力を持っているジャングン役で出演。
ハン・チャンミン君は、「天気が良ければ会いにゆきます」
「私だけに見える探偵」などにも出演しています。
どんどん成長して大きくなる時期なので、子役たちのこれからの活躍にも
期待しています♪
キム・ヘオクさんの「ここまでやるか!」な悪女っぷりがすごい!
野心を抱き、ソウルの韓定食店の調理師から、10年の歳月をかけて
社長の息子と結婚し、韓国料亭「宮殿」の女社長まで上り詰めたチェ・スクチョン。
ここまでやるかね、というか…なんでもありなのか?というくらいの、
悪行の数々。自分の欲望のためなら何でもありな…恐ろしいことこの上ない
スクチョン。
スクチョンの悪女ぶりもドラマの見どころだったかもしれませんが、
絶対に関わりたくない人ですねー。(笑)
ドラマを見ていると本気で憎たらしくなって
心底嫌いになりそうなのですが、それも演技力の賜物!
そんな女社長スクチョンを演じたのは、韓国の女優キム・ヘオクさん。
キム・ヘオクさんは、1958年生れ。
「黄金の私の人生」「キム秘書はいったい、なぜ?」「私を愛したスパイ」
「江南ロマン・ストリート」「ヒョンジェは美しい」「オー!マイベイビー」
「愛よ、お願い」「女の香り」「オ・ジャリョンが行く」「白い嘘」などなど、
数えきれないくらいの様々な作品に出演している韓国を代表するベテラン女優。
ドラマ「オー!マイベイビー」などでは、コミカルな動きも楽しくて、
優しいお母さん役でもお見掛けしたことがあったのですが…
個人的にはドラマ「私はチャン・ボリ!」での、老舗韓服屋ピスルチェ2代目主人役が
印象的。野心がすごくて、「私はチャン・ボリ」のときも、今回のドラマのように、
綺麗な韓服に身を包んで、同じような雰囲気が漂っていたのも記憶に新しいです。
姑に、財閥の奥様に、野心むき出しな女性に、優しいお母さんにと、
とにかく韓ドラに出てくるお母さんといえば!で思いつく女優さんの一人でもありますね。
意地悪な役もとことん嫌になるくらい本当にすごいっ!
女優魂を感じます。
ヨンシンを演じたチョン・ウヨンさんはどんな人?
8歳で天涯孤独となり、幼いころからアジョッシ~、とジェヒさん演じるチョン・ギョンス
によって、育てて着てもらったキム・ヨンシン。
町の人たちからも沢山の愛情を受けて育てられていました。
明るい性格で、料理の腕前が素晴らしいヨンシンを演じていたのは
チョン・ウヨンさん。
チョン・ウヨンさんは、1993年4月生まれの韓国の女優。
チョ・ウヨンさんは、2020年10月からチョ・ウヨンの名で活動していますが、
それまではリュ・ヒョヨンという芸名で活動していたようですね。
「ごはんに願いを」はチョン・ウヨンに名前を変えてからの、
女優活動をスタートした最初の作品ということです。
韓国のアイドルグループ「男女共学」女性アイドルグループ「5Dolls」のメンバーでした。
双子の妹のリュ・ファヨンさんも女性アイドルグループの「T-ARA」のメンバーなんですね。
美人双子姉妹♪
2010年に韓国の伝統美人を選ぶ大会で受賞し、さすがの美女♪
ドラマ「ジャングルフィッシュ2」で女優デビュー。
アイドルから女優に転身し、ドラマ「黄金のポケット」で
主演に抜擢されます。
韓国時代劇の「不滅の恋人」では、イ・ガンの妻であるユン・ナギョムの役で
出演しています。時代物の衣装もお似合い!
チョン・ウヨンさんは、時々韓国料理を勉強していたこともあり、
「ご飯に願いを」のドラマの内容が韓国料理と繋がり実力を発揮できると思った
いうような内容をインタビューでも答えていました。
韓国料理を習っていたことがあったんですね♪
全120話という長い話の中で、一番記憶に残っているシーンを選ぶとするならば
ギョンスがヨンシンのウエディング姿をみて、幸せに生きてと挨拶するシーンが
記憶に残っているというようなことを答えていました。
ウエディングドレス姿がとてもきれいでしたよね♪
Instagramを見ると、ゴルフを楽しんでいたり、トレーニングに励んでいたりする
一面も!とにかくスタイルが良くて美しい女優さん♪
お友達と一緒にワインを楽しんでいる写真なども掲載されていました。
度々ワインが登場するので、お酒ならワイン派なのかな~と想像。
今後も活躍が期待される女優さんですね♪
ごはんにおかずを載せてあげるのが気になるっ!韓国のごはんのお作法は?
ヨンシンは小さな頃からジェヒの経営する食堂で育ち、
食堂では常連客やダジョン、ジョンフン、オボクが
毎日のように一緒にご飯を食べていました。
大人になったヨンシンが料理人として働く姿を見ては
「丁寧に料理を作ってるな~、私もちゃんと出汁とらなきゃ…」と思う
事もありました。(笑)
キンパのお弁当や、美味しそうなチゲ、ククスなど美味しそうな料理も
沢山出てきたドラマでしたが…
他の韓国ドラマでもよくある光景として、ご飯は食べた?と聞いたり、
「これも食べなさい♪」とごはんをすくったスプーンの上に
おかずを載せてあげることがよくありますよね。
そもそも日本だと、スプーンでご飯を食べる人が少なく、ほとんどの人が
お箸だと思うので、スプーンにのせたごはんにおかずを載せてあげる!という
シーンはほとんどないと思うのですが、この「ごはんにおかず載せ」は
韓国では当たり前の光景なのでしょうか。
韓国ではとにかく美味しいものは親しい人に食べさせたい、ということがあり、
愛情表現のひとつなんだそうです。
「ごはんに願いを」のドラマ中にも見られましたが、韓国では日本の
ように一人ずつおかずを平等に分けて並べることが少ない文化。
そのため、例えば食べるのが遅い人だとおかずがなくなってしまったり、
逆に遠慮しておかずが食べられない人がいたりという状況が生まれるそう。
そんな中、親子や親しい大切な相手には「ちゃんと食べてほしい」という思いから
取り分けておかずを載せてあげたりするそうなんです。
お母さんが子どもにそうしてあげて、育った子供もまた恋人や
親しい人にそうしてあげて…とにかくこれ食べてね、沢山美味しいものを
食べなさい、という愛情表現なんですね♪
そして「ご飯に願いを」のドラマでも当然そうでしたが、
韓国ではご飯は柄の長いスプーンで食べますよね。
日本と同様、お箸をを使っているのに、なぜ、ご飯はスプーンなの?と
思っていましたが、これにも理由が!
韓国では、スプーンのスッカラとお箸のチョッカラを使って食事をしています。
この二つは頭文字をとって「スジョ」と呼ばれているそう。
必ず二つがセットになって出てきますよね♪
諸説あるようですが、韓国料理は汁物が多いので、お箸よりそのまま
スプーンを使った方がスムーズだから。
確かに!チゲなどを食べたらそのままスプーンでご飯を食べる方が楽かも。
また、韓国では器をもって食べることはしないため、
汁物を食べる時もスプーンが必需品。
ご飯の器も、手に持って食べることはしないので
お箸で食べるのは難しい、ということもあるようですね。
器をもって食べるのはマナー違反なので、お皿にある料理はお箸で、
お椀に入った汁物やごはんはスプーンで食べるんですね。
韓国ドラマを見て影響され、私もスジョを揃えております♪
家族におかずを載せてあげるとするか…(笑)
ギョンスを演じたのはジェヒさん!
食堂の経営者。突如8歳の女の子ヨンシンと暮らすことになったギョンス。
ヨンシンのことを育ててくれていました。
ネタバレになりますが、途中からは小さな頃からの4人組、
ヨンシン、ダジョン、ジョンフン、オ・ボクの4人のラブラインに
ギョンスも登場!まさかのアジョッシ~。若者のラブラインでよかったのでは、
と思う方もいたり、色々な感想があると思いますが…
そんなギョンスを演じたのはジェヒさん。
ジェヒさんは、1980年生まれ。
「山」で俳優としてデビュー。
ドラマ「マイガール」「快傑春香」「あなたはひどいです」「ヴァンパイア探偵」
「ボイス2」「家族を守れ」など様々な作品に出演。
恋人や検事役、時にはデートDV加害者や殺人犯役なども見事に演じ、
幅広い演技力で定評のある俳優さんですね♪
プライべートでは一般の女性の方と結婚し、
お父さんでもあるんですね!
Instagramにも息子とデート!と書いた
お子さんとの2ショットがでていたりと、
ドラマではヨンシンを愛情をもって懸命に育てていましたが、
プライベートでもきっといいお父さんなのでは?と想像してしまいました。
Instagramはフォロワー2万人!
ゴルフやトレーニング写真もでてきたり、
焼肉屋さんや素敵なレストラン、カフェで食事を楽しんでいる様子を
見ることができたりするんですが…ドラマのようにお料理もしている様子も
ありましたよ♪
さわやかな笑顔が素敵な俳優さんだな~と改めて思いました。
ごはんに願いを 基本情報
放送局 MBC制作
韓国放送日 2021年1月11日
話数 全120話
キャスト チョン・ウヨン、ジェヒ、クォン・ヒョク、カン・ダヒョン、チョ・ハンジュン、キム・ヘオク
脚本家 ハ・チョンオク
初回視聴率 5.6%
みなさんの口コミ、評価・レビュー
アットホームな雰囲気もありつつ困難があり、正直中途半端な印象を受けましたし、それでいて更には料理で困難を乗り越えるといった、ちょっと無理がある設定だったので気になりました。
わかってはいたものの、長いので断念しそうになるような退屈さを何度かむかえてしまいます。ですが、ご飯をテーマにしていることや食堂に集まる人たちを見て、日頃人間関係がおっくうになっている自分でも、人は人に支えられているんだなと思えるような温かみを感じられたお話でした。
恋がメインテーマなのかもしれませんが、食堂に集まる人たちのなんてことない日常の一幕などが心に刺さりました。大人たちが温かく子供を守っていることが伝わってきて、この食堂のような人の温かさを感じられる日常に羨ましささえも覚えてしまいました。
大人になったときの話がメインなのかもしれませんが、子供の時のシーンが飽きずに見ることができて、もっと幼少期の話が欲しいとさえも思ってしまいました。幼少シーンが最初だけではなく、長いストーリーのなかに随所に取り組まれていましたので、幼少期を期待して見続けてしまっている感じです。韓国らしいドロッとした設定もありながらも、重くならないのは幼少期のシーンをとてもほのぼのと描いてあるからかもしれません。
すごく長いお話なので、ゆっくりのんびり見たい人むけのドラマだと思いました。料理の出でくるドラマなので見ているとこの料理食べてみたいなと思ったりするのでお腹がすくドラマでした。
料理は、素材や技術だけでは美味しくならない。その事がよくわかった気がします。ギョンスは、いつも心を込めてご飯を作っています。そんなギョンスを見て育ったから、ヨンシンも心を込めて料理を作っているのだと思います。豪華な食事ではないけれど、真心がこもっていて画面からもその優しさや暖かさが伝わってくるようでした。
いや、なんて皆優しいの!!
悪い人をも許し受け入れ、健気に生きる人たちと、欲望のままにズルく生きる人たちの葛藤にハラハラして引き込まれていきました
それにしてもギョンスの母親役の人、リアリティにあふれてて私は腹立ちまくり(ちょうどよく似た人が周りにいます)ほんとに演技がうまいなあと感心しました
最低最悪、見てて吐き気がします人間じゃないねヨンシンさんが、可哀想すぎる、こんな最低最悪な母親はいらない見てて腹が立ちます
韓国ドラマあるある満載のドラマだけどやっぱり面白くてついつい観てしまいます。イライラしたりハラハラしたりありきたりな所もあるけど面白いです。なんだかんだ次々と観てしまいます。
とにかく長いドラマで全てを観るのは大変でしたし、内容があまりにもリアリティがなく現実とはかけ離れていたので、感情移入や共感もできず、個人的には合わない印象を受けました。
食堂を舞台にほのぼのとした人間関係には心が温まりますが、出生の秘密がわかり実母に振り回されてしまう主人公には同情してしまいます。
料理を欲のためだけに利用する実母には呆れますが、息子の余命を知って改心していく姿は「もっと早く気づけば幸せになれたのに」と思うばかりです。
主人公の死は残念でしたが、食堂に集っていた人々がそれぞれに前向きに生きていく姿が素敵でした。
ご飯って、幸せの象徴なんだと思いました。ヨンシンの人生は、実に波瀾万丈でした。ですが、彼女の側にはいつも料理がありました。悲しい時や辛い時も、彼女は料理によって人生を切り拓いてきました。彼女を笑顔にしたのは、料理だったのだと思います。
子役が様々に出演されていたので、観ていてもとてもホッコリとした気分になれました。ただ、とにかく話しが長くてテンポもゆっくりだったので、なかなか話しが進まなくて最後まで観るには気持ちが折れそうでした。
出てくるご飯の美味しそうな雰囲気や、みんなで食事をするシーンなどはホッコリします。孤児を題材にしたサクセスストーリー的な内容ではあるものの食べ物の美味しそうさ以上のはまりポイントが見いだせずにながら見にはいいかなと思いました。
ギョンスの深い優しさと、ヨンシンの健気さに1話からのめり込んでしまいました。
ヨンシンに弱った姿は見せたくないと、会う事を拒むギョンス。そして、それでもギョンス会いたくてたまらないヨンシンの気持ちが切なくて仕方ありませんでした。
長かったけど色々あって面白かったので最後までなんとか観れました。途中、挫折しそうになったけど。息子の死という罰が仕方ないけど悲しかった。息子が死ななくてもと思ってしまいました。
長いドラマだったので最後まで観るのは大変でしたが、完全に吹っ切れたような悪い女性を演じられていたので観ていても夢中になれました。また、それでいてアットホームな雰囲気もあったので、明るい気持ちにもなれとても良かったです。
評価は低いみたいだけど私的には好評価でした。長かかったけど面白かったです。韓ドラあるあるが満載で理不尽な事沢山だけどハマって次々観てしまいます。最後までゆるむ事なく観てしまいました。
ほのぼのしているストーリーかと思ったら、意外とどろっとしていてびっくりしました。長いストリーは中だるみがあり、最後まで見るのはけっこう辛いです。悪役が徹底的に悪人していたのは反対に気持ちよかったです。
設定に無理がある感じはあるものの、同じ飯を食った人たちとのエピソードは良かったです。ただ、主人公が就職するあたりから思っていた感じのストーリーではないかなと思い始めてしまい、ごはんでほっこりを求めていた自分には合いませんでした。
いろんな展開を盛り込んでいるので、長いです。もっとコンパクトにまとめることが出来たのではないかなと思いつつも、この長さがまさに韓国ドラマ。悪役がきちんと悪役していたことは本当によかったです。もう諦めるだろう、もう改心するだろうと思っていたとしても、徹底的に悪で居続ける心意気はイライラしながらも、リアルな悪人を貫いていてよかったです。人は簡単に改心しませんからね。
家族って、きっと一緒にご飯を食べる人の事なんだと考えさせられました。どれだけ美味しくても、一人で食べるのは味気ないものです。
ギョンスとヨンシンが一緒にご飯を食べながら、次第に絆を深めていく姿に胸が熱くなりそうでした。
そして、出てくる美味しそうな料理の数々は見ているだけで食欲をそそられます。
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