カンテク-運命の愛-あらすじを感想付きで全話ネタバレで詳しく紹介！

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クルミットです♪
今回ご紹介するのは韓国で2019年12月15日から2020年2月9日まで放送された『カンテク～運命の愛～』です。
『不滅の恋人』のチン・セヨンと『パフューム』や『恋するジェネレーション』に出演したキム・ミンギュ主演の韓国ドラマ。

今作品は『不滅の恋人』で人気を博したチン・セヨンと同じく『不滅の恋人』の監督であるキム・ジョンミンのタッグ作品。
ここでは韓国ドラマ『カンテク～運命の愛～』のあらすじやネタバレ感想、見どころといった話題を紹介しながら、作品の面白さに迫っていきます。
どうぞお楽しみにしてくださいね♪

カンテク-運命の愛 あらすじ

19世紀の朝鮮王朝の王イ・ギョンは突如何者かに襲われてしまい、迎い入れるはずだった王妃を失い自らも頭を銃で撃たれて倒れてしまう。
王と王妃が襲撃されたと聞いた巫女のカン・ウンボは以前に銃の売人の話を思いだし二人の身体から厄払いと言って銃弾を探そうとするが王が突如目を覚ます。
ウンボは驚きすぐさま逃げ出してしまうが、その際に大罪人として囚われていたカン・イスを目撃する。
幼い頃の記憶を失っていたウンボはそこで父であるイスのこと、そして失っていた過去の記憶を思い出す。

「カンテク-運命の愛-各話あらすじ」はこちらから

ご覧になりたい話数を押していただけると各話の詳しいあらすじが表示されます。

カンテク-運命の愛 評価・レビュー

韓国ドラマ「カンテク-運命の愛」の評価レビュー＆感想です。
ストーリーの良し悪し、出演者の演技力、物語の展開、脚本の面白さなどを総合的に評価しています。
もちろん、レビュー＆感想の中にも作品に関するネタバレがありますのでご注意ください♪

カンテク-運命の愛 キャスト・登場人物

韓国ドラマ『カンテク-運命の愛』のキャスト＆主な登場人物一覧です。
主人公（ヒロイン）から脇役まで、登場人物の詳細をリスト表示。
主演俳優・女優および共演者情報など、出演者プロフィールを紹介していきます！

カン・ウンボ役／チン・セヨン
幼い頃に巫女として預けられ、家族を捜す為に芙蓉客主に入りワルと協力して都一の情報屋として活躍する裏の顔を持つ。
瓜二つの双子の姉が王妃として迎えられる日に殺されたことで犯人を捜すが、その際に生き別れの父に会うも父は大罪人として処刑される。

イ・ギョン役／キム・ミンギュ
幼い頃から想い続けてきた初恋の女性がウンボの姉であるウンギだと思い、王妃として迎え入れようとするが何者かに襲われ王妃を失う。
一度は命を落としたものの急に生き返り、その際に予知夢を見れる能力を開花させウンボを守る。

イ・ジェファ役／ト・サンウ
大君でありギョンが撃たれ殺された後に時期国王として擁立されるがギョンが生き返ってしまった為に王にはなれなかったが野心は消えてはいない。
ウンボと出会いウンボに惹かれていくがウンボからは見向きもされずにいる。

チョ・ヨンジ役／イ・ヨルム
揀択に参加するギョンの妃候補、政略結婚を狙う女性が多い中でギョンには素直に惚れておりウンギ亡き後の妃を狙う。

ワル役／イ・シオン
芙蓉客主という情報屋をウンボと共に経営、手のかかる妹のようにウンボを守り兄のような存在になる。
姉の仇を討とうと妃候補に立候補するウンボを支え、ギョンにも協力してウンボを守る。

視聴率は？全何話？

カンテクは、韓国のTV挑戦で2019年12月から2020年2月まで放送された
全16話のドラマです。平均視聴率は3.84％、最高視聴率は最終回で
6.34%を記録した作品ですよ。
日本では「揀択～運命の愛～」または「揀択～女人たちの戦争～」のタイトルで放送されました。

監督や演出は？

脚本はチェ・スミさん。演出はキム・ジョンミンさんです。

演出のキム・ジョンミンさんは、韓国時代劇をいくつも大ヒットに導いてきた監督ですよ。
代表作には、2011年の15世紀の朝鮮王朝第5代王、文宗が納めていた時代を舞台にした「男女の王」があります。
パク・シフさんとムン・チェウォンさんが主演し、KBS演技大賞最優秀演技賞を受賞した作品。

朝鮮王朝時代の末期を舞台に、殺し屋がガンマンとして生まれ変わった設定のアクションドラマである
2014年の「朝鮮ガンマン」の監督も務めていました。
2018年には「不滅の恋人」で歴史上本当にいた人物をモチーフにした作品を手がけていますね。

時代劇以外にも、大人の禁じられた愛を描いたラブロマンス「平日午後3時の恋人たち」や
アメリカの人気ドラマのリメイク作品である「スーツ～運命の選択～」、ラブコメの「ウチに住むオトコ」、
パク・ヘジン主演で高視聴率を記録し、スピード感あふれる展開にくぎ付けになる人も多かった
「バッドガイズ～悪い奴ら」、「私だけのあなた」「身分を隠せ」「八ッシュ～沈黙注意報～」などの演出も
手がけています。

そもそもカンテクって何？

そもそも揀択（カンテク）とは李氏朝鮮で、王妃や世子嬪といった、
王室の女性となるものを選ぶ儀式の事です。

現代社会とはまるで違い、王妃選びが大変だった李氏朝鮮。
カンテクは非常に重要な儀式だったそうです。

外戚の力を抑えるために、候補者は名門出身でありながらも、
余りお父さんの地位が高くなく、財力や権力も持たない人がよいとされていたようですよ。
世子よりも年齢が上の両班の女性は必ず候補者として申告しなければならなかったんですね。

候補者には書類審査があって、面接があって、作法を見る審査があって…と、
数々の選考が行われていきます。まさに、オーディションさながらですよね～。
最終的に落選した人は、その後生涯ずっと結婚できないというのが辛すぎます！
だったら、出たくないよ‥となる人も多いはず。
そりゃそうだ～と思ってしまいますね。

カンテクが取り上げられているドラマとしては、
韓国のベストセラー小説をドラマ化した「太陽を抱く月」がありますよ。

「カンテク～運命の愛」では、
王妃を殺害した黒幕が誰かを突き止めるため、
カンテクに挑んだ女性の戦いが描かれていましたね。

韓国時代劇でカンテクを中心に深掘りして描かれているドラマも
あまりないので、興味深いテーマ。今回のドラマではもう少し、このカンテクに主軸を置いてストーリーが
繰り広げられても面白かったのに、とも思いました。

強くて美しいカン・ウンボを演じたキャストはチン・セヨンさん！

巫女として育てられ、双子の姉を殺した犯人を捜せるかもしれないという思いで、
王妃になろうと奮闘していたカン・ウンボ。
大胆の行動力と美貌の持ち主。

そんな、ウンボを演じたキャストは、1994年2月生まれの韓国の女優、モデルである
チン・セヨンさんです。

パステルカラーのふんわりとした韓服も本当によく似合っていて、
まるでお人形か…と思うくらいのかわいさでしたね♪

チン・セヨンさんは2009年にCMでデビューしました。
2011年のドラマ「私の娘コンニム」で、主役のコンニムを演じ、その後も「蒼ノピアニスト」
「感激時代～闘神の誕生」「ステキな片想い」などに出演。

個人的には、2014年のドラマ「ドクター異邦人」で、麻酔医のハン・スンヒと
パク・フンの初恋相手であるソン・ジェヒを一人二役演じたのが印象的です。
知的で、美しい！そんなイメージがある女優さんです！

2016年には、「オクニョ～運命の女」に出演。朝鮮王朝時代の脱獄署を舞台に、
脱獄署で育った天才少女オクニョを演じています。
その後、2018年には「不滅の恋人」で、イ・フィの恋人ソン・ジェジェヒャン役を務めました。
朝鮮王朝時代の実在した骨肉の争いがテーマで、
王位継承をめぐる対立に巻き込まれた美しい令嬢を見事に演じていましたね。
そして2019年に、「カンテク～運命の愛」ウンボ役に抜擢。

連続して韓国時代的に出演し、その演技力と美しさが話題となり、
「時代劇クイーン」とも呼ばれているそうです♪

日本でも、オクニョと不滅の恋人が立て続けにNHKで放送されたこともあり、
ファンクラブがあり、人気がある女優さんですね。

何度か一人二役にチャレンジしている女優さんですが、
今回のドラマ「カンテク～運命の愛」でも、一人二役に挑戦。

チン・セヨンさんも強くて美しいというイメージが勝手にありましたが、
ドラマの記者会見では自分とは正反対の性格であるウンボの性格が好きといったことを
コメントしていましたよ。

品位があり古風な雰囲気を感じることもある演技と佇まいが、時代劇にぴったりだな～と思います。

2022年の「恋の株価は上昇中！？」では、ホン・ジョンヒョンさん演じる
チェ・ソヌの元カノであるヘジンを演じていますよ。

Instagramを見てみると、2023年7月現在フォロワーは52.6万人。
愛犬のかわいい真っ白いレオちゃんとのショットもありました。
ワンピやサングラス姿などももちろんお似合いなのですが、
やはり個人的には韓服姿がかわいくて素敵だな～とついつい思ってしまったのでした。

ファン内官を演じたキャストは誰？

国王であるイ・ギヨンが小さな頃から使えているチヨン付きの内官。

ギヨンの指示に振り回され、おせっかいな所がありながらもおちゃめな性格が
憎めないファン内官は、1986年生まれのアン・セハさんです。
数々のドラマにも出演している俳優さんですね。

もともとは、本名のアンジェウクで歌手として活躍してデビュー。
トロット、いわば日本の演歌のようなジャンルで歌手として活躍していたんですね。
その後俳優に転身し、ミュージカルや演劇で沢山の経験を重ねたそうです。

私も見ていたドラマで沢山お見掛けすることがあるアン・セハさん！
「彼女はキレイだった」でプンポを演じ、脚光を浴びます。
「神様がくれた14日間」「2度目のファースト・ラブ」「ボイス2」
「100日の郎君様」「ゾンビ探偵」「恋はオンエアー中！」など数えきれないほどの
色々なドラマで多様な役柄に挑戦。名バイプレイヤーですよね♪

私は最近ロウンさんが主演の「先輩、その口紅塗らないで」を見終わったのですが、
アン・セハさん出てました～！
化粧品会社が舞台のドラマでしたが、そこでマーケティングチーム次長として
またまた憎めないキャラクターを演じていましたよ。
チーム次長であるにもかかわらず、どこか抜けているところがあり、でも
部下や後輩想いの優しいキャラクターでした。

また、ちょうどいま視聴中のドラマ「キング・ザ・ランド」にも
アン・セハさん出てる～！（笑）
高級ホテルを舞台にしたラブコメですが、アン・セハさんはここでも、またまた、
憎めない愛すべきキャラクターじゃありませんか～♪

ジュノさん演じるキングホテル本部長のウォンの秘書であり良き友人でもある
ノ・サンシク役です。
ツンデレで何かと手がかかるホテル本部長のお世話を担当していて、
立場は上の本部長にツッコミを入れたり、アドバイスしたりと面白い役柄なんですよね。
ドラマの癒し的存在でもあります♪

すっかり、アン・セハさんは、偉い人のお世話をする、
憎めないおもしろキャラクターのイメージが私の中でついています。（笑）
実際もそういう性格の方なんじゃないかと思ってしまうほどです。

アン・セハさんはプライベートでは2017年に大学時代の友達と結婚。
二人の女の子のお父さんでもあるんですね♪

Instagramを見てみると、20223年7月現在フォロワーは、1.5万人。
最近では出演していた「キング・ザ・ランド」の共演者の方たちと一緒の
わきあいあいとした写真がアップされていましたよ。
今後も色々なドラマでお見掛けするんだろうな～と楽しみにしています。

ワルがよかった！！！

情報商の主人で、同じく情報屋のウンボと一緒に行動していたワル。
ウンボの事を大切に考え、ウンボを思いやる行動が多い人物でした。
ウンボが悲しまないように立ちまわったり、ウンボの復讐を手伝おうとしたり、ウンボを守ってくれていましたよね。

ウンボの兄的存在になっていたワルは、最初から最後までよかった～！
ワルがドラマの癒し的存在になっていましたよね。

そんなワルを演じたキャストは、1982年生まれの韓国の俳優、
イ・シオンさんです。
演技力に定評がある実力派の俳優さん。
2009年にドラマ「チング～愛と友情の絆」でデビュー。
「ドクター・チャンプ」「武士ペク・ドンス」「応答せよ1997」「ライブ」
「浮気したら死ぬ」「ペントハウス2」「夕食、一緒に食べませんか？」「キム課長とソ理事」
「ホテルデルーナ」「ライブ～君こそが生きる理由～」「あいつがそいつだ」
「美男道の事件手帳」など、多数のドラマに出演していますよ！
刑事役も多い俳優さんですよね♪

プライベートでは2021年12月に、韓国の女優ソ・ジスンさんと結婚していますよ。

イ・ギョン役のキャストはキム・ミンギュさん！キスシーンはどう？

一途な気持ちを持ち続けていたイ・ギョン。
貫禄があって強い王様というよりも、やさしくかわいいイメージだったように思います。
予知夢もみてしまうんですよね～。

そんなイ・ギョンを演じたキャストは、1994年12月生まれの韓国の俳優、
キム・ミンギュさんです。

2013年にドラマ「モンスター～私だけのラブスタ～」でデビュー。
「シグナル」「金持ちの息子」「この恋は初めてだから」「ただ愛する中」「パフューム」
「社内お見合い」「だから俺はアンチと結婚した」などに出演。

個人的には、ドラマ「社内お見合い」がかなり面白かったので、
その時のカン・テム社長の秘書室長である、眼鏡姿のソンフン役が記憶に新しいです。

笑うとえくぼが表れて素敵ですよね。
日本のオフィシャルファンクラブもある人気の俳優さん♪

Instagramを見てみると、2023年7月現在フォロワーは843.7万人。
人気の高さがうかがえますね～。
時々猫ちゃんの写真もアップされていましたよ。
色々な役柄にチャレンジしてくれるのではと期待しています！

ところで、今回の「カンテク～運命の愛」の感想をみていると、
好き嫌いは分かれると思うのですが…
キム・ミンギュさんのキスシーンに
注目している方も多かったな～という印象でした。

確かに、キスシーンがまさかの、ブチュっといくパターンで、
スマートな感じではないスタイルだった印象…。
とはいえ、、やはり今回のキスシーンが好きか嫌いかは、
もちろん好みの問題だとは思うのですがね。

韓国にはキス職人と言われる俳優さんが沢山いますよね。
それだけキスシーンはドラマの中でも注目されることが多い場面。
王道ラブストーリーにはなくてはならないシーンですよね♪

キスシーンが上手な俳優さんにどんな人がいるだろう～とちょっと考えていました。
キスシーンが上手で視聴者の胸キュンがとまらない俳優さんの一人は、
パクソジュンさん！いかがでしょうか。キス職人として有名ですよね。
「キム秘書はいったい、なぜ？」で見せた壁ドンキスはかなり忘れられません！
クローゼットキスもありましたね～。

なんともかわいらしい笑顔が魅力の、チョン・ヘインさんは国民的年下彼氏と
呼ばれていることもある俳優さん。
「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」での
ソン・イェジンさんとのキスシーンが素敵でした～。

イェジンさんを抱っこしながらするキスは「飛行機キス」としても話題になりましたよね。
もう完全に少女漫画を見ている気持ちでした（笑）。

「トッケビ」が思い出されるコンユさんですが…彼もまた、
キス職人としても有名なことは忘れてはいけませんね～。
キム・ゴウンとのキスシーンは感動した人も多いのではないでしょうか。

ソ・イングクさんもキスの神様と言われているのだとか。
いたずらっぽい笑顔が印象的で、様々な役柄をこなすソ・イングクさん。

「ショッピング王ルイ」や「応答せよ1997」「ナイショの恋していいですか！？」など
色々なの作品に出演。
私も「ショッピング王ルイ」を見ていたのですが、本屋の前でのそっと近づきながらのキスシーンが
胸キュンがとまりませんでしたね～。
2018年のドラマ「空から降る一億の星」のキスシーンも有名ですね♪

と、ざっと思い出すだけでも色々な素敵キスシーンがありますね。

やはり素敵なキスシーンは、仕草や視線、セリフのいい方など
総合的にすべてが混ざりあって生まれるのではないかな～と
改めて思いました。

カンテク-運命の愛　基本情報

放送日 2019年12月15日～2020年2月9日
話数：32話
旧タイトル：揀択(カンテク)～女人たちの戦争～
キャスト:チン・セヨン　キム・ミンギュ　ト・サンウ 　イ・ヨルム
脚本:チェ・スミ
演出:キム・ジョンミン