ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪
前回まではホジュンが罪人として捕らえられ、流刑の危機にまで追い詰められていましたね。今回はその行方と、晴れて自由の身を得た後の人々の変化が描かれています。人間関係のあれこれや、微妙に立場が変わった登場人物たちに注目したいところです。
それでは99話を一緒に見ていきましょう!
ホジュン 99話のあらすじ
王が特別に“大権”を行使し、ホジュンとダヒが正式に罪を免れることとなりました。この知らせを受けたホジュン夫妻は、心からの安堵と感謝を胸に、改めて宮廷へとお礼の意を示します。
やっと「過去の罪」の重圧から解放されたわけですが、そこに至るまでの試練が彼らの絆をいっそう強くしたようにも感じられます。
そんなホジュン夫妻が元の生活に戻ると、周囲の目線がこれまでとは少し変わっていました。サンウムでの極貧生活を乗り越え、反逆罪人の娘と結ばれたことが大罪とされた過去も、今では王から免罪を受けてまったく問題ない立場に。ハマン宅とグイルソ夫妻は「格が違ってしまったのでは…」と気後れしつつも、変わらず親しく接してほしいと願うダヒの誠実さに胸を打たれます。
もともとダヒは身分など気にしない性格で、昔と変わらず接してほしいという思いには彼女らしさがあふれていますね。
また、オ氏もホジュン一家を訪れたり、ソン氏の看病に声をかけたりと、以前では想像できなかった行動をとりはじめました。母としての pride や迷いはあるものの、息子ドジとの確執や病の経験を経て、心境に微妙な変化があったのかもしれません。
いっぽう、オグンは、ホンチュンをめぐってまた少し進展があったようです。ホンチュンが患っていたのは“実女病(室女病)”という、長い間独り身でいた女性に起こりがちな病気だと分かりました。
オグンは「これでホンチュンの心も少しは変わったのでは…」と期待しているようですが、本当に想いが伝わったのかはまだ分かりません。
ドジに目を移すと、インビンとの連携によって新たなポジションを獲得し、続々と出世のチャンスを手にしている模様。ただ、ドジ自身が満足しているかといえば、必ずしもそうではなさそうです。「本当の勝利」とは何かを再確認する余地があるかのように感じられます。
一方ホジュンは、コンビンのもとに配属されると聞いて最初は気乗りしなかった様子。しかし、キムマンギョンから「高品位の薬や医術を学ぶ機会になる」と諭され、新たな学びに前向きになりました。ヘミンソを去る彼の背中を見送る人々は、名残惜しさをにじませながらも「これがホジュンの成長につながるなら」と送り出しています。
これまで貧しい患者を助けることを最優先にしてきたホジュンにとっては、華やかな後宮での医官生活がどんな成長をもたらすのか、気になるところですね。
しかし、ホジュンが去ったあとに、エジンは控えめに姿を隠すようにしていたようです。周囲からすれば「もう会わなくなるのでは?」と感じるかもしれません。ホジュンとダヒの絆を知り、その困難を乗り越えたふたりを尊重する気持ちが強いのでしょうか。
エジンはかつてホジュンを心の支えにしていた存在だけに、この距離の取り方には少し寂しさも感じます。
ホジュン 99話の感想まとめ
王が“大権”を行使したことで罪が解かれ、ホジュン夫妻は“ふつうの生活”に戻れるようになりましたが、それをきっかけに周囲との関係にも微妙な変化が生じた印象があります。「反逆罪人の娘」というしがらみが消え、同時にホジュンがいよいよ“本物の名医”として認められていく過程が始まったようです。
このエピソードを通じて、苦しい時期があってこそ家族や仲間のありがたさが分かるという“危機こそが絆を深める”メッセージを感じました。
オ氏との関係も確実に変わりつつあるようですし、オグンとホンチュンのやりとりなど、これまで隠れていた人間模様が動き始めた印象です。そして、ドジはひとまず出世コースに乗ったかに見えますが、これが本当に幸せにつながるのかはまだ分かりません。
次回以降、ホジュンがコンビンのもとでどんな医療経験を積み、さらにどんな問題に直面していくのか気になるところ。政治や身分の壁を乗り越えた後にも、医師として生きる道は険しいようで、まだまだ目が離せませんね。
コメント