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クルミットです♪
ピダムが「トンマン、トンマン」と名前を呼びながら矢を浴びて倒れるあのシーン。そしてトンマンが砂漠の幼い自分に「それでも耐え抜くのだ」と語りかける夢。全62話、ついに終わりました。
最後まで王であり続けたトンマンと、最後まで彼女の名前を呼び続けたピダム。ユシンとアルチョンが最後にどう動くのかも気になっていました。
それでは62話を一緒に見ていきましょう!
善徳女王 62話のあらすじ
前回の続きで、ピダムは反乱軍を率いて新たな国の建設を掲げ、トンマンは王として反乱の制圧に乗り出します。
ただ、トンマンは体がもう限界に近い状態でした。持病が悪化しているのに、周囲には悟られないように振る舞い続けます。アルチョンはその病状に気づき、密かに彼女を補佐します。
ここだけでもう胸がきつい。周りに心配させまいとして、顔色ひとつ変えない。
ユシンもトンマンの病状を把握していました。彼女が下した最後の作戦案を実行に移す決断をし、トンマンとの間でかつての信頼関係に基づいた最後のやり取りが交わされます。
明活山城での戦闘は激しさを増していきます。ユシン率いる官軍はトンマンの戦略通りに反乱軍を追い詰めていきますが、ピダムは退けません。
戦況が不利なのはわかっているのに引けないって、どういう心境なんだろう。
ピダムの中では、かつてトンマンを「信じることができなかった」という苦い記憶が蘇り、愛情と憎しみが入り混じった複雑な感情に支配されていました。それが整理されないまま、戦いに突き進んでいく。
官軍に包囲され、絶体絶命の状況に追い込まれてもピダムは退きませんでした。トンマンに一目会いたいという一念で死力を尽くして突き進みます。「トンマン、トンマン」と彼女の名前を呼びながら、ユシンの軍勢に向かっていくその場面。
・・・見ていて、苦しかった。
最終的にピダムは矢を浴びて倒れます。彼が最後に見たのは、遠くからこちらを見つめるトンマンの幻影でした。
幻影でよかったとは言えない。でも、それがピダムの最後だったんだな、とは思った。
戦いが終わったあと、トンマンは夢を見ます。砂漠で苦労していた幼い頃の自分に出会う夢です。夢の中のトンマンは幼い自分に「これから多くの苦難と痛みがあるだろう。孤独で、誰も愛せないかもしれない」と語りかけます。そして「それでも耐え抜くのだ」と。
自分で自分に言い聞かせる夢。
最終場面は、ユシンとの最後の会話や、かつて夢見た世界への回想を経て、トンマンが王として孤独の中に立つ余韻を残したまま幕が下ろされました。全62話の物語が、静かに終わります。
62話を見終えて、頭に残ったこと
いちばん頭から離れないのは、やっぱりピダムが名前を呼びながら突き進むあの場面です。
愛していたのか、恨んでいたのか。本人にも整理がつかないままだったんじゃないかと思うんですが、それがあの「トンマン、トンマン」という声に全部詰まっていた気がして。
反乱を起こした人間の最後の言葉が、愛する人の名前ってどういうことなの。
トンマンの夢のシーンも、別の意味でずっと引っかかっています。幼い自分に「孤独で、誰も愛せないかもしれない」と告げる。誰かに慰められるわけじゃなくて、自分で自分に言い聞かせている。あれが王の一生の総括みたいになっていて、切なかったです。
アルチョンがぎりぎりまでそばにいたこと、ユシンが最後まで彼女の意思を形にし続けたこと。それが救いといえば救いなのかな。
62話という長い道のりの末に、こんな幕切れになるとは思っていませんでした。華やかな勝利じゃなくて、静かな孤独の中での終わり。ピダムが最後に見たのがトンマンの幻影だったという一点が、何度も頭をよぎります。
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