太宗イ・バンウォン28話|王太子(ヤンニョン)とチュンニョンの対立、ミンムグ・ミンムジル退場の衝撃

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27話までを振り返ると、イ・バンウォンが父イ・ソンゲとの和解を果たし、新体制を盤石にするかと思われました。ところが28話では、王太子(ヤンニョン)と弟チュンニョンの衝突がついに本格化し、さらに民氏一族のミンムグとミンムジルが退場へと追い込まれ、朝廷は再び波乱の渦に巻き込まれます。まさに「太宗イ・バンウォン」ならではの激動が止まりませんね。
それでは28話を一緒に見ていきましょう!

太宗イ・バンウォン 28話のあらすじ

イ・バンウォン(太宗)が国王としての立場を確立しつつある一方、彼の息子たちは次の時代を担うために成長していました。その中でもとりわけ注目を集めるのが、長男(王太子ヤンニョン)と、学問に深い理解を示す三男チュンニョン。それぞれが持つ性格や能力の違いが、ついに大きな衝突へと発展するのです。

王太子ヤンニョンは、「将来の王は自分」という自負が強い反面、遊興や自分勝手な振る舞いが目立ちがちで、父イ・バンウォンの期待を裏切ってばかり。政治にまったく集中せず、周囲を振り回す彼の姿に、周りの人々はやきもきしていました。一方のチュンニョンは、学問と国の未来を真剣に考え、「王としてあるべき理想」を胸に秘めています。

王太子の奔放さに比べ、弟チュンニョンの冷静な言動が光り、2人の対比が鮮烈でした。
そんな王太子の一部始終を見た父イ・バンウォンは、息子が自覚を持って王としての道を歩むように再三促すものの、その努力は空回り。王太子は父に叱られてもすぐには改まらず、さらに「即位すれば自分が絶対的な権力を持てる」と高をくくっているかのようです。

同じ時期、民氏一族のミンムグとミンムジルが、再び王の目に留まり、厳しい処分へと追い込まれます。イ・バンウォンが王になるまでに大きく貢献してきた民一族ではありますが、その外戚としての権力欲や、王朝を牛耳ろうとする思惑をイ・バンウォンは見逃しません。結果として、ミンムグとミンムジルは退場を余儀なくされ、民氏一族の衝撃は計り知れないものになりました。

これまで“助け合う関係”とも思われたイ・バンウォンと民氏一族が、ここまで衝突するとはまさに波乱の展開でした。
王妃(元敬王后)である民氏も、愛する兄弟たちが罪を着せられていく姿に悲嘆に暮れます。あまりにも大きいこの現実に立ち向かうには、王妃の立場でもどうにもならず、ひたすら嘆き悲しむしかありません。王太子が母のために立ち上がるかと思いきや、その姿勢は相変わらず軽率で、民氏をさらに苦しい状況へ追い込む結果となります。

一方、チュンニョンは王太子の振る舞いに怒りを覚えながらも、決して感情的にならず、「王には学問と民への思いが必要」と説き続けます。その発言はしばしば王太子を苛立たせ、2人の溝はますます深まるばかり。しかし、イ・バンウォンからすれば、チュンニョンの真面目さこそが“理想の王子像”に近いと感じる面もあり、次回以降の展開がより注目されるところです。

兄が暴走するほど、チュンニョンの存在感が増していく構図に「これは本当に王太子が継承するのか…?」とハラハラしました。
やがて、王太子ヤンニョンが民氏一族と浅はかな結託を見せるような言動も噂され始め、イ・バンウォンはこのまま息子を次代の王位に就けることに疑問を感じ始めるようです。まだ具体的に「王太子廃位」とは言及されていませんが、国王の苦悩が増す様子が画面を通して伝わってきました。

29話への伏線ともいえる今回のラストでは、ヤンニョンの自堕落な様子と、チュンニョンの落ち着きぶりが際立ち、民氏は兄弟を失って深刻なダメージを受ける形で終了。続くエピソードで「王太子の将来」「チュンニョンの台頭」「民氏一族の命運」がどう描かれるのか、大いに注目が集まります。

太宗イ・バンウォン 28話までの感想まとめ

28話は、王太子(ヤンニョン)の軽率な行動が光る一方で、チュンニョンが学問と理想を重視するキャラクターとして一気に浮上してきた印象でした。王や周囲の大臣たちが、次代の王を誰にするかを意識し始めている様子が見え隠れし、兄弟対立が本格化してきたといえるでしょう。

王太子が自覚を持たず、弟が優秀さを発揮する…歴史ファンにはおなじみのモチーフとはいえ、このドラマ的演出がさらに緊張感を高めているように感じました。
そして、民氏一族の一部(ミンムグ・ミンムジル)は、王の厳しい処断を受けて退場する形となり、王妃の苦悩と悲嘆が強調されました。もはや民氏一族は外戚としての大きな力を失いかけていますが、だからといって残りのメンバーがどう出るのかは未知数。王太子が彼らを活用しようとする可能性もあり、まだまだ波乱が尽きない予感です。

次回29話では、いよいよこの兄弟の対立と民氏の動向がさらに深まるのか、それとも王の強権により一気に収束するのか、見逃せない展開になりそうですね。今後の王位継承がどう進むかも含めて、引き続き目が離せません。

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