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前回まで、王太子(ヤンニョン)の乱れた行動に手を焼くイ・バンウォンの姿が鮮明になりましたが、この29話でも王太子の振る舞いはますます深刻化。そして、弟であるチュンニョン大君が本格的に王位を目指す意志を見せ、いよいよ兄弟の対立が決定的になりつつあります。
それでは29話を一緒に見ていきましょう!
太宗イ・バンウォン 29話のあらすじ
王太子(ヤンニョン)は、その地位に甘んじているのか、まるで自分こそが「次の王」であることを疑わず、周囲の忠告すら聞かずに行動してしまいます。なかでも他人の家にいる女性を強引に連れ去るなど、常軌を逸した振る舞いは止まるところを知りませんでした。国王イ・バンウォンは、これ以上は見過ごせないと考えているものの、息子への情や後継者への期待もあって、なかなか決断に踏み切れずにいます。
王太子の乱暴な行動がエスカレートするほど、かえって見ている側としては「もし本当に彼が王になったらどうなるのか…」と不安が増してしまいました。
その一方で、チュンニョン大君が父や臣下たちと接しながら、粛々と学問や国政の勉強を積んでいる姿が描かれます。彼は王太子のように奔放な振る舞いはせず、むしろ「どうすれば国が正しく治まるか」を地道に考え、さまざまな人々と意見交換を重ねているようです。
このように、長男(ヤンニョン)と三男(チュンニョン)のギャップがますます大きくなるにつれ、朝廷内では「もし王太子が改心しないなら、いっそチュンニョン大君を新たな王に…」という声も囁かれ始めました。
王太子の行動を対照的にして、チュンニョンの冷静さや学問への熱心さが強調されていて、まるで次の王の座を狙う伏線が張られているように感じられました。
さらに、前回で多くが粛清または流刑されていた民氏一族もわずかに残っており、王太子を後ろ盾に再起を図ろうとしている人々が存在するようです。しかしイ・バンウォンは外戚への疑いを決して解かず、むしろ王太子が乱れれば乱れるほど、外戚との結託を許さない姿勢をますます強めています。この構図が、王太子(ヤンニョン)にとっては一層の苦境となり、焦りや苛立ちを抱かせる一因にもなっているようでした。
物語の後半では、王太子の暴走を耳にしたイ・バンウォンが「王太子のままではこの国が危うい」と判断し始め、ついに「セジャを廃し、新たに立てる」可能性を公言するに至ります。
このとき、王太子は父に猛反発しながらも事態をコントロールできず、自らの非行が積み重なった結果であることを理解できていない様子が、かえって痛々しく感じられました。
周囲の臣下や王妃(元敬王后)も事態の深刻さを痛感しており、もし王太子が廃されれば民氏の立場はどうなるのかと、再び波紋が広がります。
そんななか、チュンニョン大君は「自分が王として国を導くべき」との思いをさらに強め、学問と政治の両面で本気度を見せつつあります。イ・バンウォンはこの姿に注目し、「ヤンニョンを越える器量を示せばチュンニョンをセジャにする」というニュアンスの言葉をかけるまでに。
つまり王太子とチュンニョンの“兄弟バトル”は、“ただの兄弟喧嘩”にとどまらず、国の未来を左右する大問題として描かれているわけです。
学問を軽視して放蕩する兄と、国を思い学問を重んじる弟。このコントラストが本作の大きな魅力になっている気がしました。
最終的に、廃位が具体的に論じられるまでになった王太子。その結末がどうなるのかは次回へ持ち越しとなりますが、この時点で彼をかばう声は急速に少なくなっているのが印象的です。本人が自覚を持てないまま周囲を敵に回す姿には、「もし本当に王になったらどうなっていたのだろう…」とゾッとする思いもあり、視聴者としては複雑な気持ちを抱かされます。
太宗イ・バンウォン 29話までの感想まとめ
29話では、王太子の非行が際立つ一方で、チュンニョン大君が一気に頭角を現す構図が鮮明になりました。王太子を諫めるチュンニョンの言葉は理路整然としており、兄の暴走に歯止めをかけたい気持ちが伝わってきます。
見ている側としては、いつか王太子が改心してくれることを期待しつつも、チュンニョンがこのまま王位を手にする流れになるのでは…という想像が膨らんでしまいました。
また、民氏一族の粛清や功臣たちの退場で朝廷の構図が変わり、イ・バンウォン政権が最終的にどう着地するのかが気になるところです。王太子が廃位されれば、母である元敬王后の心痛も想像を絶するものがあるでしょう。家庭内でも父と長男、次男が真っ向から衝突し、外戚としての民氏にとっても大きな痛手が続きます。
物語としては、30話以降で王太子が最終的にどう処遇されるのか、チュンニョンがどんなふうに王として存在感を示していくのかが最大の見どころになるはずです。さらに、イ・バンウォンがどこまで息子に厳しくあたるのか、あるいは情が残っているのか――そのあたりの親子関係にも注目が集まりますね。
いよいよ最終回に近づき、兄弟や外戚の関係がどう決着するのかがクライマックスを迎えようとしています。今後の展開で「この王朝は本当に安定するのか?」という大きな問いにどう答えが出されるのか、最後まで目が離せません。
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