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長きにわたる大河ドラマ『太宗イ・バンウォン』も、ついに最終回・第32話を迎えました。王太子の廃位から新たな王の即位まで、そして元敬王后やイ・バンウォン自身の退場に至るまで――最後まで波乱続きでしたが、果たしてどのような形で幕を下ろしたのか、最終回の様子を一緒に振り返ってみましょう。それでは32話を一緒に見ていきましょう!
太宗イ・バンウォン 32話のあらすじ
前回31話にて、ついにセジャ(ヤンニョン)が廃位され、弟であるチュンニョン大君が即位し“セジョン”となる歴史的瞬間を迎えました。しかし、これがすべて円満に解決するわけではありません。兵権を手放さないイ・バンウォンとの親子対立、さらに元敬王后(民氏)の行方など、解決しなければならない問題が山積みのままです。
セジョンとなったチュンニョンは、国王としての理想を掲げ「父の方法とは異なる道」を歩みたいと強く思います。けれど、イ・バンウォンはあくまで「国家を守るためには場合によっては非情な手段も辞さない」とする姿勢を崩さず、まだ“親”というより“前の王”として君臨するかのよう。
この親子の確執は、最後の最後まで見どころでした。セジョンが父をただ拒むのではなく、理想の政治を目指して真正面からぶつかる姿には胸を打たれました。
いっぽう元敬王后は、王太子の廃位からセジョンの登極という流れを見届けたあと、ついに宮廷を離れる道を選びました。彼女は夫イ・バンウォンが進めた多くの粛清や一族の破滅を経験し、極度の悲しみと絶望を抱えています。
その決断は、これまで耐え続けてきた王妃にとって“最後の抵抗”のようにも見えました。宮廷を出る際の姿は、愛していたけれど許すことができない夫への怒りと切なさが入り混じっていて、涙なしでは見られない印象的なシーンでした。
また、晩年のイ・バンウォンには、兵権を握ったまま新しい王セジョンの政治に干渉する意志がありましたが、次第に体力が衰え、彼自身も「自分のあり方」について葛藤するようになります。最後まで“国王”としての責務を捨てられないゆえ、親子の衝突が絶えず繰り返されるのです。
しかし、セジョンは「自分なりの政治哲学」で対応し、ときには堂々たる口調で父に意見を述べます。それがまさに“新しい時代の王”としての姿であり、イ・バンウォン自身にも複雑な想いを抱かせる結果を招いていました。
最終的には、イ・バンウォンは多くの問題を解決という形ではなく、自らが背負う道を選びます。そして、憎しみと愛の両方を抱いてきた元敬王后もまた、最後に病で伏せり息を引き取ることに。
王妃の死に際して、イ・バンウォンが涙を流しながら「許してくれ」と繰り返す場面は胸に迫りました。結局、最後まで“ふたりの和解”は叶わないまま時が過ぎていくというのが、とても切ない余韻を残しました。
その後、イ・バンウォンも自らの最期を迎えます。セジョン(チュンニョン)には「これからはお前の時代だ。私はお前にすべてを託した」と言わんばかりの姿勢を取りつつも、どこか“本当に権力を全て譲り切れたのか”という疑問を残す雰囲気もありました。
しかし、最終的にはセジョンが“愛と理想”をもって新しい政治を始めるにあたり、イ・バンウォンは歴史の表舞台から静かに退場するのです。
私たちが知る「偉大なるセジョン」へと続く道が、ここでようやく本格的に幕開けしたんだと思うと、胸にくるものがありました。
物語は、壮絶な権力闘争を経てイ・バンウォンが残した“血の跡”を回想しながら、セジョンの時代に入ったことを示唆しつつ幕を閉じました。王と元敬王后という夫婦の行方は許されないまま、しかしそれでも新しい光を見出すようなラストに仕上がっていた印象です。
太宗イ・バンウォン 32話までの感想まとめ
32話(最終回)は、「王太子の廃位とチュンニョンの新王即位」という大きなヤマ場を迎え、さらに“イ・バンウォンと元敬王后”の退場が描かれました。ここまで積み重ねてきた数々の血なまぐさい権力闘争や悲しみが、凝縮されるかのような締めくくりで、涙なくしては見られないシーンが続出。
特に印象深かったのは、元敬王后がイ・バンウォンを許さないまま逝ってしまう場面で、これまで積み重なった悲劇が一気に噴き出すような余韻がありました。愛し合ったはずの夫婦がこうまで引き裂かれるとは、なんとも言えない切なさです。
また、イ・バンウォン自身も最後まで“国王”としての責務を手放せず、セジョンとの間で激しく衝突した末に、ようやくその人生を終えました。彼の死に際してセジョンが見せた涙と、「父のやり方を自分は否定したいが、その覚悟を受け継いで国を治める」という矛盾が印象的で、本作のテーマでもある“家族と国家の板挟み”を象徴しているように感じられました。
それでも、ラストシーンではセジョンが新しい時代を拓く王として歩み始めることが示唆され、「太宗イ・バンウォン」という物語は大きな困難や血の犠牲を経てこそ、後世に続く礎を築いたという結論に至ります。
思えば、本作はイ・バンウォンの視点で“朝鮮王朝がいかに安定を求めて歩んだか”を描いた壮大なドラマでしたね。序盤の激しい戦乱から、最後の親子対立まで、息をのむ展開が続き、歴史ファンとしては大いに楽しめました。
韓国史劇としては短めの32部作ということで、もう少し掘り下げてほしい部分もあった反面、長年見られなかった“本格大河ドラマ”の復活を堪能できたのは嬉しかったです。今後もこうした骨太な作品がまた登場することを期待したいと思います。
とにもかくにも完走お疲れさまでした!皆さんはどう感じたでしょうか? イ・バンウォンという稀代の政治家が最後まで“王であること”にしがみつきながら、けれど家族や仲間との絆をことごとく犠牲にした人生は、私たちにさまざまな思いを抱かせてくれました。
このドラマが終わったあとも、セジョンの時代やその後の朝鮮王朝史など、まだまだ史劇の世界には面白いエピソードがたくさん存在します。もし本作をきっかけに興味を持たれた方がいれば、他の史劇にも手を伸ばしてみると、さらに深みを感じられるのではないでしょうか。
一緒に見守ってくださって本当にありがとうございました。最後まで読んでくださり感謝です。これからも歴史ドラマをとことん楽しんでいきましょうね!
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