太宗イ・バンウォン31話|チュンニョンの即位で誕生するセジョン、さらに繰り広げられるカンサンインの獄とシムオン問題

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いよいよ次回32話が最終回。まさにクライマックスを迎えようとしている「太宗イ・バンウォン」ですが、今回31話でついにチュンニョンが新たな王として即位し、名実ともに“セジョン”が誕生しました。さらに王太子だったヤンニョンの行末や、シムオンをめぐる事件、そしてカンサンインの獄など、大きな波乱が次々と起こります。
それでは31話を一緒に見ていきましょう!

太宗イ・バンウォン 31話のあらすじ

セジャ(ヤンニョン)を廃し、新たにチュンニョンを立てると表明したイ・バンウォンの決断は、朝廷に大きな衝撃をもたらしました。しかし、もはやヤンニョンの振る舞いを擁護する声は少なく、長らく期待されてきたチュンニョンこそが国を導くにふさわしいと、多くの臣下も認める流れとなります。そして、ついにチュンニョンはセジャとして迎えられ、新たな国王となる道を歩むことになったのです。

ヤンニョンは「自分の意思でセジャになったわけでもないのに、なぜこんな仕打ちを受けるのか」と父に訴えますが、イ・バンウォンは厳しく「セジャの地位が欲しくなくても、自覚がなければならない」と説き、納得できなければ退けと切り捨てる冷淡な態度をとりました。
見ていて胸が痛んだのは、ヤンニョンが自分の非行を省みず「産まれが長子というだけ」でセジャに選ばれたことを嘆くばかりなところでした。せっかくの機会を活かさない姿に、残念な気持ちが募りました。

結局、ヤンニョンは複雑な思いとともにセジャを追われる形となり、一部の臣下や王妃(元敬王后)も複雑な表情を浮かべるものの、チュンニョンが新たにセジャへ迎えられ即位式を挙行。こうして“セジョン”が誕生し、これまであまりにも長く続いてきた「王太子問題」はひとまず決着を見た形となります。

一方、新たな国王となったチュンニョン(セジョン)は、イ・バンウォンから預かった権力を全て継承するかに思われましたが、実際にはイ・バンウォンが“兵権”だけは手放さず握り続ける姿が描かれました。
ここで感じたのは、イ・バンウォンが王座を譲ってもなお全権を明け渡したくないという執念のようなものです。名実ともにセジョンを誕生させつつ、なおも国の軍事的主導権を握るあたりが、いかにも“太宗”らしい非情さを物語っていました。

さらに、この回ではカンサンインの獄と呼ばれる事件が勃発。シムオン(セジョンの義父)が新たにヨンイジョン(最高の官職)として重用されることを知ったイ・バンウォンは、「名目上はすべて任せる」と言いつつも、その背後で不穏な動きを見せます。何か事件が起これば、その責任をシムオンにかぶせて排除しようとする可能性もあるらしく、周囲は気が気ではありません。

実際、兵権をめぐる混乱や、“誰が国王としての実権を握るか”という思惑が渦巻く中で、シムオンに対する疑惑を煽るような声が上がり、カンサンインという人物が罪を着せられて厳しい尋問を受ける流れに。
セジョンは「それは父の陰謀ではないか?」と直感し、シムオンを守るために必死で対立姿勢を取る様子が印象に残りました。実の父と真っ向から対峙するシーンは見応えがあり、セジョンの王としての気骨を感じさせました。

しかしイ・バンウォンは、もはやかつての父子関係とは違い、退位した今もなお“親”ではなく“政治的ライバル”としてセジョンを翻弄しているかのようです。セジョンは“正義の国王”として断固とした態度を取り、書類や大臣の意見を尊重し、根拠なく罪人を処刑することに反対します。しかし、イ・バンウォンは「国王の決断」よりも“自分が握る兵権”で強制力を発揮しようとするわけです。

こうして、カンサンインの獄をきっかけにイ・バンウォンとセジョンとの衝突が顕在化し、シムオンまでもが危機に陥る展開へ突き進んでいきます。
見ていると「父と子」の情を超えた政治的駆け引きが痛々しく、セジョンがいかに理想の政治を実現しようとしても、イ・バンウォンがそれを阻むような図式が目に浮かぶようでした。最終回目前にして、まだ“親子の対立”が再燃しているというのがなんとも切ないです。

こうして31話は、セジョンの誕生という歴史的瞬間を映しつつ、同時に“兵権を握るイ・バンウォン”と“理想を掲げるセジョン”の対立、さらにシムオンをめぐる陰謀が同時並行で描かれ、大きな波乱を予感させる結末を迎えました。次回32話が最終回、最後にイ・バンウォンとセジョンがどのような形で和解あるいは決裂するのか、注目が高まります。

太宗イ・バンウォン 31話までの感想まとめ

今回の31話は、チュンニョンがついにセジョンとして即位するという“おめでたい”展開が最大のハイライトです。ヤンニョンが正式に廃位される流れも、これまで散々溜まってきた鬱憤が決定打になり、ここで一気に表面化。
セジョン誕生のシーンはもっと華やかに描かれるのかと思いきや、意外にも控えめな演出で済まされたのが印象的でした。これは制作事情かもしれませんが、むしろ重厚感があって良かったと感じました。

しかし、セジョンが即位したからといって円満解決とは程遠い様子。あくまで「兵権だけは放さない」とするイ・バンウォンの強烈な王権意識、さらにシムオンを狙う陰謀やカンサンインの獄など、新国王を取り巻く問題は山積み。セジョン自身がそれらをどう乗り越えるのかが、最終回32話の大きな焦点になりそうです。

また、王妃だった民氏が「もうあなたを見たくない」とイ・バンウォンに背を向ける場面も切なく、彼女にとって“オロシに一人で立つ国王”を夢見る夫との道が、ここまで険悪になるとは…。二人の絆が完全に途絶えてしまうのか、それとも最後の最後で何かしらの示し合わせが起こるのかも気になるところです。

そしてセジョンとイ・バンウォンの“親子対立”は深刻なものになりつつあり、兵権を握る前王が引き起こす事件にセジョンが理想の政治哲学で対抗する構図が鮮明になりました。
セジョンの毅然とした態度には心打たれるものがありましたが、その背後でイ・バンウォンの老獪さが妙に怖く映り、こんな親子関係も歴史ドラマならではの奥深さを感じますね。

いよいよ次回32話が最終回。セジョンが理想とする政治をスタートできるのか、イ・バンウォンはどんな形で晩年を迎えるのか、そしてシムオンがどんな運命を辿るのか――気になる要素が一気に詰まったラストがどう描かれるか、大いに期待と不安が入り混じっています。
最後まで目が離せないですね!

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