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クルミットです♪
ムンノが完成させた三韓地勢をユシンに渡そうとして、それをピダムが盗み聞きしてしまう37話。「この書の真の主人は私ではないのか」というピダムの言葉がずっと頭に残りました。そしてトンマンとユシンが大業のための結束を確かめ合う場面も、この回の大事な軸になっています。ミシルとの戦いはいよいよ貴族社会全体を巻き込んだ知略戦になってきて、どこに落ち着くのか読めない展開が続きます。それでは37話を一緒に見ていきましょう!
善徳女王 37話のあらすじ
トンマンはミシルに屈することなく、自分の勢力を広げるための動きを続けています。
そんな中、ユシンがトンマンに語りかける場面があります。「軍臣の間の信頼は、男女の恋愛よりもはるかに守るのが難しい」という言葉です。
このセリフ、さらっとしてるんですけど重いんですよ。個人的な感情より大業を優先するという覚悟を、ユシンがちゃんと言葉にしている場面で、トンマンもそれを受け止めていて。二人の間に空気みたいなものが流れていました。
トンマンとユシンはミシルに対抗するために、険しく困難な道を進む覚悟を新たにします。簡単じゃない。でも二人はそれを選ぶ。
一方、物語の重要なアイテムである「三韓地勢」をめぐって、ムンノの周辺が動き始めます。三韓地勢というのは、三韓(朝鮮半島を統一するための戦略・地理的指針が記された書物)のこと。これが後の勢力争いに大きく影響してくる書です。
ムンノは完成させた三韓地勢を、ユシンに託そうとします。
ここでどきっとしたのが、弟子のピダムがそれを盗み聞きしていたこと。しかも「自分ではなくユシンに渡す」という部分を聞いてしまうわけです。あれはきつい。
ピダムはムンノに激しく詰め寄ります。「この書の真の主人は私ではないのか」と。
ムンノの弟子として長くそばにいたピダムにとって、これは単純な嫉妬じゃないと思うんです。自分の存在意義そのものを問われるような衝撃。それでもムンノはピダムを突き放すような態度を取る。二人の間に決定的な亀裂が生まれる場面でした。
ムンノがなぜピダムではなくユシンを選んだのか、正直なところはわからないんですけど、何か理由があるんでしょうか。ピダムに渡せない事情が。怖い予感がします、少し。
ピダムはそのあとずっと揺れています。自分の居場所はどこなのか、存在価値は何なのか。トンマンを補佐する役割と、三韓地勢への執着と、自分の野心が混ざり合ってぐるぐるしている感じ。
そしてミシルとトンマンの対立は、この回からさらに広がりを見せます。権力争いが単純な二者対立にとどまらず、貴族社会全体や民心まで巻き込んだ知略戦へ。ミシルは相変わらずトンマンを揺さぶろうと画策しています。でもトンマンはそれを見抜いて、一歩も引かない。
37話はピダムがムンノへの怒りと失望を抱えたまま幕を閉じます。三韓地勢の行方と、ピダムがこれからどんな選択をするのか。不穏な空気を残したまま終わります。
37話を見て一番きつかったこと
ピダムの「この書の真の主人は私ではないのか」という言葉、37話でずっと頭に引っかかったシーンです。
弟子が師匠に「なぜ自分じゃないのか」と問い詰める構図、切なくて痛くて。ムンノの判断がどこから来ているのか視聴者にも全部見えないから、ピダム側に気持ちが引っ張られてしまう。単純に「かわいそう」とは言えないんですけど、理不尽に突き放されたみたいに見えてしまって複雑でした。
ユシンとトンマンの結束の場面は、あの静かさが良かったです。「軍臣の信頼は恋愛より難しい」という言い方、ユシンらしいというか。感情的にならずに大事なことをきちんと言える人なんだな、と改めて思いました。
ミシルはこの回も揺さぶり続けているんですけど、トンマンが崩れないのが今は頼もしい。ミシルが動くほどトンマンの芯の強さが見えてくる展開で、37話はそのあたりがしっかりしていた回でした。
ピダムの次の行動がこの先に影響してくるのはわかるんですが、ムンノへの怒りを抱えたまま、どこへ向かうのか・・・。この終わり方のまま次話に続くのが、一番落ち着かないところです。
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