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クルミットです♪
今回は脱北者のケ・ヒャンシムによる強盗致傷事件を、ヨンウとスヨンが一緒に担当することになります。
娘のために5年間も逃げ回っていた母親を助けようと、ヨンウがスヨン以上に熱くなって執行猶予を勝ち取ろうと奮闘しますよ。
ジュノのヨンウへの想いや、ミヌの勘違いから起きるスヨンの淡い期待など、気になる場面がたくさんありました。
それでは6話を一緒に見ていきましょう!
ウ・ヨンウ弁護士は天才肌 6話のあらすじ
脱北者のケ・ヒャンシムは、自首して刑務所へ行くことを決意しました。
まだ幼い一人娘のハユンに、少しの間だけ離れるだけだと何度も言い聞かせます。
母親は寂しさを隠して笑顔を作り、娘を残して出発した。
一方、法律事務所ハンバダでは、シニア弁護士のチョン・ミョンソクが頭を悩ませていました。
後輩のチェ・スヨンが公益事件に肩入れしすぎて、冷静さを失っていると感じたからです。
ミョンソクはヨンウを呼び出します。
スヨンと一緒に事件を担当して、熱くなりすぎている彼女を落ち着かせてほしいと頼んだ。
ところが、ヨンウとスヨンはお互いの仕事量の多さで言い争いを始めてしまいます。
脱北者による強盗致傷事件を共同で弁護することになった二人。
スヨンを落ち着かせに行くはずが、ヨンウまで一緒になってヒートアップしそうな予感しかしません!
スヨンはすでに依頼人のケ・ヒャンシムと実の姉妹のように打ち解けていました。
合流したヨンウに対して、スヨンは事件の背景を詳しく説明します。
発端は5年前のことでした。
ケ・ヒャンシムが「お母さん」と呼んで慕っていた脱北ブローカーがいた。
そのブローカーは自身の借金を帳消しにするため、本来自分が受け取るはずだったイ・スンヨンからの金を代わりに回収して使うよう指示したのです。
生活に困窮していたケ・ヒャンシムは、仲間のキム・ジョンヒと共にイ・スンヨンの自宅へ押しかけました。
相手を怖がらせて金を取り立てるため、二人は棒やレンガを手にして家の中の物を壊します。
激しいもみ合いに発展し、物音を聞きつけた大家が警察へ通報した。
ケ・ヒャンシムは過度な暴力は振るっていないと主張します。
しかし、現場の状況は極めて険悪だと判断されてしまった。
共犯者のキム・ジョンヒは、裁判で懲役4年の実刑判決を言い渡されます。
身寄りのないケ・ヒャンシムには、幼い娘を預けられる親戚がいませんでした。
母親の記憶がないまま娘に忘れ去られてしまうことを、彼女は何よりも恐れたのです。
子どもが母親の顔を覚えられる年齢になるまで育てようと決意し、彼女は5年間の逃亡生活に入りました。
そして娘が成長した今、自首するために警察へ出頭した。
事情を聞いたヨンウの表情はみるみる変わっていきます。
落ち着かせるどころか、ヨンウはスヨン以上に感情を高ぶらせて声を荒らげました。
「そんな弱気なことを言わないでください!懲役4年なんてとんでもない、ケ・ヒャンシムさんは絶対に執行猶予を受けるべきです!」
火を消しに行ったはずのヨンウが、激しい炎となって燃え上がってしまいます。
強盗致傷罪は法定刑が重く、弁護士ができる弁護活動も限られていました。
二人が事件に深くのめり込んでいく様子を見て、ミョンソクは懸念を示します。
現実の法廷でこうした事件がどう処理されるのか、厳しい忠告を与えた。
火を消しに行ったはずのヨンウが油を注いで戻ってくるなんて、ミョンソクの驚く顔が目に浮かびます!
その頃、訟務チームのイ・ジュノは一人で深刻に悩んでいました。
ヨンウへの好意が、相手にはまったく好きではないように見えているのではないか?
自分がそう見えるような態度を取ってしまったのかと、息苦しさを感じていた。
そんなジュノの様子を観察していた同僚のクォン・ミヌ。
ミヌは、ジュノが社内の誰かに恋をしていることを見抜きます。
相手がヨンウだとは思いもしないミヌは、同じ訟務チームの弁護士ならスヨンに違いないと決めつけました。
慌てて否定するジュノをよそに、ミヌは確信を持って話を進めてしまいます。
ミヌの話を耳にしたスヨンは、ジュノが自分に好意を抱いていると勘違いして密かに喜びます。
一方、ヨンウとスヨンは事件当時の記録を読み直し、不審な点に気づきました。
被害者イ・スンヨンが負った怪我の度合いが、女性二人の暴行にしては重すぎるのでは?
二人は5年前にケ・ヒャンシムを担当していた国選弁護人を訪ねます。
弁護人は、当時被害者を診察した医師クォン・ビョンギル院長の記事を提示した。
その医師は、脱北者に対して強い偏見を持っている人物でした。
真実を確かめるため、ヨンウとスヨン、ジュノの3人はイ・スンヨンの自宅へ向かいます。
車の中でふいにヨンウと目が合ったジュノは、激しく動揺してしまった。
目的地の家に到着した瞬間、3人は耳を劈くような怒鳴り声を耳にします。
家の中では、イ・スンヨンが夫から凄まじい家庭内暴力を受けていた。
突然の怒号と暴力の光景に激しいパニックを起こすヨンウを、ジュノとスヨンが必死に庇います。
大家から事情を聞くと、夫婦喧嘩が起きるたびに警察へ通報していたことが判明した。
ジュノは、警察に残されている過去の通報記録をすべて取り寄せることに決めます。
目の前で怒鳴り声や暴力を目撃したヨンウが本当につらそうで、すぐに体ごと守ってくれたジュノとスヨンの優しさに救われました。
迎えた裁判初日。
発言を巡って裁判長から注意を受けたヨンウは、「裁判長こそ人の話を遮りました」と言い返してしまう。
法廷内は一瞬で静まり返り、裁判長は呆れ果てました。
検事が裁判長に対して巧みに好印象を与え、弁護側には不利な空気が漂います。
そこでスヨンは父親の人脈を使うことにした。
スヨンの父親は部長判事で、今回の裁判長が昔から可愛がっている後輩だったのです。
検事は被害者を再び証人として法廷に呼ぶことに強く反発します。
しかし、人脈が功を奏して裁判長は出廷を認めた。
その法廷の合間、ヨンウはジュノとスヨンが親しげに言葉を交わす姿を目撃します。
二人はいつの間にあんなに親しくなったのか?
仲睦まじい二人の姿を見て、ヨンウの胸にざらついた違和感が広がります。
やがて法廷に現れた被害者イ・スンヨンは、夫の暴力によって顔や体に痛々しい傷を負っていました。
法廷の空気を柔らかくするため、ミョンソクはスヨンに尋問を任せます。
スヨンは5年前の事件当時からすでに夫による暴力があったのではないかと質問を重ねた。
ところが、傍聴席にいたケ・ヒャンシムが感情を抑えきれずに大声で割り込んでしまいます。
身勝手な発言に、裁判長は激しい怒りを露わにした。
続いて、医師のクォン・ビョンギル院長に対する証人尋問が行われます。
尋問を担当したのはヨンウでした。
ヨンウは、事件の数日前にもイ・スンヨンが夫の暴力で通報していた記録を証拠として突きつけます。
それでも院長は、自らの診断に間違いはないと主張を曲げようとしません。
そこでヨンウは、院長が抱く脱北者への偏見について鋭く切り込みました。
慎重に言葉を選んでいた院長でしたが、追及に苛立ちを募らせていきます。
「善良な韓国人男性を暴力夫に仕立て上げてまで、脱北者を庇い立てするのが正義なんですか?」
思わず口から飛び出した偏見に満ちた言葉により、診断書の信憑性は大きく揺らぎました。
裁判の後、同僚のチャン・スンジュン弁護士が血相を変えてミョンソクの元へ怒鳴り込んできます。
クォン・ビョンギル院長は、事務所にとって大口の顧客になり得る団体の中心人物だったのです。
数十億ウォンの価値がある顧客を失ったとスンジュンは激怒した。
しかし、ミョンソクは少しも取り乱しません。
「証人の身元確認を怠ったのは私自身でもある」と淡々と告げ、ヨンウたちを庇います。
最後まで諦めずに全力を尽くすよう、ヨンウとスヨンを温かく励ました。
大口の顧客を怒らせたのに、部下のせいにはせず自分の責任だと言い切るミョンソクの頼もしさにしびれます!
ヨンウとスヨンの尽力により、ケ・ヒャンシムは拘禁施設で娘のハユンと面会を果たしました。
泣きながら強く抱きしめ合う母と子の姿を、ヨンウは遠くから見つめます。
幼い頃、父親に「どうして私にはお母さんがいないの?」と尋ねた記憶が蘇った。
どれほど求めても自分には母親がいないという孤独が、ヨンウの胸を締めつけます。
北朝鮮の法律を適用しようとする法的な主張も退けられ、弁護は暗礁に乗り上げました。
行き詰まったヨンウの頭上に、巨大なクジラが泳ぎ出します。
ヨンウは「違憲法律審判提請」という新たな論点を思いついた。
スヨンは再び父親のコネを利用し、二人は判事室へ直接押し掛けます。
突然部屋へ押しかけてきた新米弁護士たちに対し、判事は露骨に不快感を示しました。
ヨンウは判事に向かって必死の思いをぶつけます。
「ケ・ヒャンシムさんは、母鯨のように偉大な母親です。
子どもを捨てないために、5年もの間逃亡生活を耐え抜きました。
母性愛は法律上の減刑理由にはなりません。
けれど、娘が母親の顔を覚える年齢まで育ててから服役しようとした母親の事情を、どうか汲んでください」
しかし判事は、ヨンウの感情的な言葉を判決に反映させる気はないと冷たく言い放ちます。
事務所へ戻る道すがら、ヨンウは事件に自分自身を重ね合わせていました。
隣を歩くスヨンに向かって、ヨンウは残酷なクジラ漁の手法を語り始めます。
漁師はまず子どものクジラに銛を打ち込み、苦しむ子どもを見捨てられない母鯨を引き寄せて仕留めるのだ。
危険を承知で子どものそばを絶対に離れない母鯨の強い愛情を語ったヨンウ。
「もし私がクジラだったら、お母さんも私を捨てなかったでしょうか?」
ヨンウの口からぽつりとこぼれた切ない本音に、スヨンはかける言葉を見失ってしまいました。
迎えた判決言渡期日。
法廷に立った判事は、ケ・ヒャンシムに対して執行猶予の判決を言い渡します。
ヨンウたちの突飛な主張がそのまま採用されたわけではありませんでした。
判事は様々な情状を考慮して刑を減軽したのです。
そして最大の減軽理由は、他でもない彼女自身の「自首」でした。
感情移入のあまり、法律上の基本的で最も強力な減刑理由である自首を完全に失念していた二人。
二人は顔を見合わせ、自分たちの未熟さを省みると同時に、法の枠組みの中で温情を施した判事の裁量に深く感謝します。
その後、ヨンウは百貨店のような空間に立ち寄りました。
陳列棚の商品が少し乱れているのを目にしたヨンウは、我慢できずに綺麗に並べ直します。
すると、すぐ近くにいたテ・スミもまた、乱れた商品を几帳面に整えていた。
寸分違わぬ同じ仕草を見せた二人は、互いの存在に気づくこともなく、そのまま静かにすれ違っていきます。
ウ・ヨンウ弁護士は天才肌 6話の感想まとめ
「もし私がクジラだったら、お母さんも私を捨てなかったでしょうか」というヨンウの呟きが、胸の奥に重く刺さりました。
子どものクジラが銛で撃たれたとき、自分が死ぬと分かっていても絶対に逃げない母鯨の話。
ケ・ヒャンシムが娘をぎゅっと抱きしめる姿を見つめながら、ヨンウはずっと自分のお母さんのことを考えていたのですね。
母親の愛を信じたい気持ちと、置き去りにされた現実。
どうしてお母さんはヨンウを置いて行ってしまったのか?
ヨンウのあの寂しそうな横顔が頭から離れません。
法廷では冷たく突き放していた判事の判決にも、じんときました。
ヨンウの無茶な直訴をそのまま採用することはしなかったけれど、母親の想いをちゃんと汲んでくれていましたね。
様々な理由を並べながら、最後は「自首」という一番確実な減刑理由を使って執行猶予をつけてくれた判事の粋な計らい。
一番大事な自首をすっかり忘れていたヨンウとスヨンには、思わず笑ってしまいました。
基本中の基本を見落とすくらい、二人ともあの母親を助けたくて必死だったのですよね。
そして今回もチョン・ミョンソク弁護士が本当にかっこよかったです!
数十億ウォンもの大口顧客を逃したとスンジュンに怒鳴り込まれても、一切部下のせいにしないあの姿勢。
「証人の確認を怠ったのは自分も同じだ」と堂々と言い切ってヨンウたちを守る姿は、まさに理想の上司そのものです。
あんな風に庇ってもらえたら、新人弁護士は前を向いて頑張るしかありません!
それにしても、ジュノとスヨンとミヌの勘違いにはやきもきさせられました。
ミヌのあの自信満々の勘違い、どこから来るの?
スヨンが浮かれてしまう気持ちもわかるけれど、ジュノの本当の気持ちを知ったらショックを受けないか心配になります。
ジュノはいつヨンウにちゃんと気持ちを伝えるの?
ジュノとスヨンが楽しそうに話しているのを見て、ヨンウが胸をざわつかせている場面もなんだか初々しかったですね。
最後の最後、百貨店でヨンウとテ・スミがすれ違うシーンは息を呑みました!
並んでいる商品の乱れを我慢できずに揃えてしまうあの独特のこだわり。
まったく同じ癖を見せる二人を見て、血の繋がりを痛感せずにはいられませんでした。
あんなに近くにいたのに、お互いに気づかず通り過ぎてしまうなんて・・・。
母親の愛情を求めて寂しさに耐えるヨンウの姿を見た直後だっただけに、すぐそばにいる母親の存在が切なすぎます。
テ・スミはどうしてあんなに賢くて真っ直ぐなヨンウを手放すことになったの?
すれ違ったテ・スミの冷たい横顔を見て、胸のざわつきがおさまりません。
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