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クルミットです♪
キム・チュンチュがまさかの電撃婚儀を挙げました。しかも相手がよりによってミシル派の重鎮・ポジョンの娘。ミシル陣営からしたら「えっ?」どころじゃないですよね。そしてミシル自身はその混乱をよそに宮廷をすっと離れてしまう。不在なのに存在感が消えない。相変わらず怖いです、この人。
それでは42話を一緒に見ていきましょう!
善徳女王 42話のあらすじ
42話の冒頭、キム・チュンチュはミシル派の有力者・ポジョンの娘であるポリャンを連れ去るようにして、密かに婚儀を挙げます。
これ、普通に衝撃でした。婚儀の相手をよりによってミシル派の家門から選ぶって、策略が過ぎる。
この知らせはミシル陣営に激震をもたらします。セジョン、ソルォンら主要人物たちは、キム・チュンチュが自分たちの家門を利用してミシルを牽制しようとしているのではないかと疑い始めます。さらにキム・チュンチュはポリャンとの初夜を終えたことをわざわざ公言する。これがミシル派の怒りに完全に火をつける形になりました。
陣営の内側では互いへの不信感がどんどん広がっていって、「ミシルの後の勢力図を変えようとしているのでは」という疑心暗鬼も生まれていきます。
一方、当のミシル本人はといえば、この大騒ぎを前にして沈黙を守ります。政務を断ち、周囲には何も語らない。
その静けさがかえって周りをざわつかせるんですよね。どこかに隙があれば怒鳴り返せるけど、完全に黙られると不安になる。ミシル陣営の面々もその空気に飲まれていく感じがしました。
トンマンはキム・チュンチュのこの動きを冷静に読み解きます。彼の狙いはミシルを直接打つことではなく、「ミシルを支える者たちの不安を刺激して、陣営の結束を内側から崩すこと」だと見抜くんですね。キム・チュンチュ自身もトンマンに、自分は「三寸の舌」、つまり言葉だけで状況を動かしていると示唆します。
武力じゃなくて言葉で盤面を動かすって、聞こえはいいけどこれがまた性質が悪い。怒りをぶつける相手がいないんですよ。
混乱が続く宮廷をよそに、ミシルはついに沈黙を破ります。しかし動いたのは反撃ではなく、「清遊」と称した宮廷離脱でした。連れて行くのはピダムとチルスクだけ。あの絶対的な権力者が、ほぼ身ひとつで宮殿を出ていく。
ミシルが姿を消したことで、西羅伐(ソラボル、当時の新羅の都)の宮廷はさらに不穏な空気に沈みます。
旅の途中、ミシルはピダムと言葉を交わします。そこで語られたのは、彼女がかつて「皇后」という夢を持っていたこと、そして自身の置かれた立場と限界についてでした。ミシルがその内面をこれほど語る場面はほとんどないので、このやり取りはピダムにとっても、見ているこちら側にとっても少し特別な時間でした。
宮廷ではその間も、キム・チュンチュとトンマンの心理戦が続きます。トンマンは、チュンチュがただミシルを困らせたいわけではなく、新たな勢力を自分の手で作ろうとしていることを確信し、警戒を強めていく。
キム・チュンチュが本格的に政治の舞台に立ったこと、ミシルの不在によって宮廷の勢力が完全に分断されつつあること。その不穏な空気だけを残したまま、42話は幕を閉じます。
42話を見て一番頭に残ったこと
キム・チュンチュの婚儀の話、ずっと引っかかっています。
あの人、ポリャンのことをどう思ってるんだろう。「連れ去るようにして」婚儀を挙げたって、ポリャンの側からしたら相当な話ですよね。そこはこの話ではほとんど掘り下げられなかった印象です。
セジョンたちの動揺はわかるんですよ。ミシルへの忠誠で集まった陣営なのに、いつのまにか身内に楔を打ち込まれた形になって、誰を信じていいかわからなくなっていく。怒りをどこにぶつければいいかさえ見えない。それがキム・チュンチュの狙い通りだとしたら、本当に嫌な戦い方をする人だなと。
ミシルの沈黙と宮廷離脱が、意地でも動じない強さなのか、打つ手をいったん失いかけているのか。旅でピダムに語った「皇后の夢」と「自身の限界」という言葉がどっちとも取れる気がして、その含みをピダムはどう受け取ったんだろうと気になっています。
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