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クルミットです♪
アマク城近くの戦場でトンマンの部隊が完全包囲されるシーンから、宮廷でのミシルとチョンミョンの正面衝突まで、11話はかなり密度の高い回でした。ソルォンたちの罠がユシンを前線へ送り込み、そのユシンがトンマンを背負って撤退する流れ、見ていて息が詰まります。そしてラストのトンマンの覚悟の言葉、あれが次への大きな布石になってくると思うとちょっと緊張します。それでは11話を一緒に見ていきましょう!
善徳女王 11話のあらすじ
百済軍との戦闘が続くアマク城周辺で、キム・ソヒョン将軍率いる新羅軍は劣勢に陥り、消息が途絶えていました。
朝廷ではソルォンたちが動きます。キム・ソヒョンを救出するどころか、むしろ彼を見捨てるような形での「撤退命令」を偽装し、ユシンを危険な前線へ向かわせる罠を仕掛けたのです。
救出の名目でもなく、堂々と危地へ送り込む。ソルォンたちのやり口、手が込んでいるというか、じわじわ嫌な感じがします。
しかしユシンは単身で戦場を駆け抜け、キム・ソヒョンのもとへたどり着き、撤退を伝えます。
その頃、激戦の最中に孤立していたキム・ソヒョンの部下たちとトンマンの部隊は、百済軍に完全包囲されて全滅寸前の状況でした。アルチョンをはじめとする郎徒(ファラン。新羅の若い貴族で構成された軍事・文化集団)たちは死を覚悟します。アルチョンが負傷し、撤退路を書いた紙を飲み込むやり取りもあって、このあたりの緊迫感がきつかったです。
撤退路の紙を飲み込む、って。そこまでするしかない状況だったんですよね。細かいシーンなんですけど、戦場の切羽詰まった空気がひしひし伝わってきました。
そこでトンマンが動きます。以前ユシンから学んでいた陣形「ウォンジン(円陣)」を提案し、兵たちを率いて活路を切り開こうとするんです。まさかここでその陣形が出てくるとは。
一方、戦場へ戻ったユシンは、激戦の跡地でトンマンの生存をようやく確認します。倒れているトンマンを背負い、決死の覚悟で戦場を離脱しました。
ユシンがトンマンを背負うシーン、なんか静かに来ます。大げさな演出じゃないぶん、かえってじわっとしました。
宮廷ではチョンミョン王女が、キム・ソヒョンとユシンを死地から救い出し、彼らの功績を認めさせようと必死に動いていました。
戦場から戻ったキム・ソヒョンとユシン、そしてトンマンの消息が明らかになると、ミシル派はすかさず動きます。彼らの功績をどう矮小化するか、どう葬るか。宮廷の偏殿(王が政務を執り行う小御殿)にミシルが登場し、戦死した兵たちへの追悼を提案します。
聞こえは美しい。しかし、かつて花郎の身分を剥奪されたキム・ソヒョンに対しては冷徹な態度のままです。チョンミョン王女は真っ向から対立し、キム・ソヒョンの軍事的功績を称えて高い官職を与えるべきだと強く主張しました。
ミシルの「追悼提案」、表向きは誰も反論できない形になっているんですよね。でも見ているこっちは「このまま終わるわけない」ってわかってて、チョンミョンが踏み込んでくれてほっとしました。
そして終盤。政治的な駆け引きが最高潮に達する中で、トンマンに変化が生まれます。自分はもう身分の低い郎徒ではない。公女として復帰した以上、ミシルは一介の臣下に過ぎないという覚悟を、ミシルへ対峙しようとする姿勢として見せ始めます。チョンミョンとともに宮廷内での足場を固めようとする緊迫した空気の中、11話は幕を閉じます。
善徳女王 11話を見て思ったこと
一番引っかかったのは、やっぱりソルォンたちの罠の部分でした。
キム・ソヒョンを見捨てる形の撤退命令を偽装して、ユシンを危地へ送り込む。しかもユシンはその罠とわかった上で単独で動いていくわけで。罠だとわかってても動ける人間って何なんだろう、とちょっと考えました。
トンマンが円陣の陣形を覚えていて、あの絶望的な状況で提案できたのも良かったです。ユシンから学んだという積み重ねが、まさかあの場面で出てくるとは。ちゃんと受け取っていたんだな、という感じ。
ミシルの追悼提案は、11話で一番「さすが」と思ったシーンです。正面から攻めるんじゃなくて、美しい提案の形でキム・ソヒョンへの評価を封じようとする。チョンミョンとミシルの対立が11話でここまで鮮明になるとは思っていませんでした。
ラストのトンマンの覚悟。「ミシルは一介の臣下に過ぎない」という言葉、まだ宮廷での実力も立場もこれからなのに、その言葉だけが先に出ている。強がりなのか本気なのか…どっちにしてもトンマンにとって後戻りできない宣言になった気がして、この一言が11話でいちばん頭に残っています。
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