ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪
地下工房でミシルがトンマンの手を握り、「恐怖を克服する方法は二つしかない」と静かに語りかける場面の続きです。行方不明だったソファが突然チョンミョンの前に現れて、出生の秘密への入り口が開いてきます。そして5000人もの伽耶の民が強制移住させられることになって、チョンミョンが自分たちの出生を巡る衝撃的な事実に近づいていく17話。
それでは17話を一緒に見ていきましょう!
善徳女王 17話のあらすじ
地下工房でミシルはトンマンの手を握り、静かに語ります。「恐怖を克服する方法は二つしかない。逃げるか、怒るかだ」と。
表向きはアドバイスっぽいんだけど、完全に脅しですよね。声色が見えなくても伝わってくる圧。
そしてミシルは、チョンミョン王女へ向けてトンマンにメッセージを伝えさせようとします。「今すぐ逃げなければ、残されたユシンとトンマン自身が大きな苦痛を味わうことになる」という内容です。トンマンを挟んで相手を揺さぶるやり方で、トンマン自身の苦悩が透けて見えます。
一方、神殿では長い間行方不明だったソファが突然チョンミョンの前に姿を現します。
このタイミングで出てくるか、という感じ。チョンミョンの驚き方が見ているこっちにも乗り移ってくる。
チョンミョンはソファの出現で、自分の出生に関わる重大な秘密に近づいている予感を抱きます。しかしソファはすぐに行方をくらませてしまい、チョンミョンは「山室庁の壁に秘密の隠し場所がある」という確信だけを手元に残されます。
宮殿では、ミシルの圧力を受けた真平王が苦渋の決断を下します。ソラボル外郭に住む伽耶の民5000人を強制移住させ、その拠点を破壊して寺を建てるという勅書を出さざるを得なくなったのです。
5000人って。数字にすると改めてえぐい。
これはミシルが伽耶派の勢力を削ぐために仕組んだ策略で、真平王もウルチェも深い無力感の中にいます。花郎のアルチョンたちは、何の罪もない伽耶の民を追い出す理不尽な処置に憤りを感じています。でもミシル派の花郎たちは勅書を冷淡に支持するばかりで、憤りをぶつける場所がない。
この窮地の中で、チョンミョン、ユシン、トンマンの三人は互いの絆を深めます。「ミシルと最後まで戦う」という決意を固めながら、ユシンは伽耶の民を救うための策を巡らせていきます。
そしてチョンミョンは、自分の出生と「真興大帝の小葉刀(小刀)」の真実を追って動き始めます。山室庁に出入りしていた者たちの記録を調べ、チルスクとムンノの行方を追い、かつてソファが仕えていた「真智王」の時代の資料を調査していきます。その地道な過程で、自分とトンマンが「双子」だった可能性という衝撃的な事実に、少しずつ近づいていきます。
双子の話は前から伏線としてあったけど、チョンミョン自身がそこに気づき始めるのが、また別の重さがある。
17話の終わりでは、チョンミョンが出生の秘密の核心に近づきながらも、まだ全てを掴みきれない混乱の中にいます。そしてユシンが仕組んだ罠に、ミシル側の刺客がはまっていく動きも見え始め、次の局面へ向けた流れが静かに動き出しています。
17話で一番じわっときたこと
真平王の勅書のくだりが、ずっと頭に残っています。
伽耶の民5000人。何もしていない人たちが、ミシルの策略一つで居場所を失う。真平王がそれを止められないまま署名するしかない場面は、怒りをどこに向けていいかわからない感じで見ていました。
アルチョンが憤るのはわかる。でもミシル派の花郎たちが勅書を粛々と支持している静けさが、いちばん嫌な感じでした。あの空気。
ミシルの怖いところって、派手な悪事じゃなくてこういう「合法的な」追い詰め方なんですよね。
トンマンへの「怒るか逃げるか」の言葉も気になりました。選択肢を提示しているようで、どちらに転んでもミシルにとって都合がいい構図になっている気がして。トンマンがそれに気づいているのかいないのか、17話の終わりまで読めないままです。
チョンミョンが双子の可能性に近づいていく過程は、記録を掘り返していく地道な作業で、派手さはないんだけど、そこにソファが消えた直後というタイミングが重なって、見ているこっちは静かに焦っていました。チョンミョン、これを一人で抱えているのか…と思うと、その孤独な調査の後ろ姿が、17話でいちばん切なかったです。
コメント