善徳女王 第38話 あらすじ 穀物買い占めと民の悲劇、ピダムがキム・チュンチュに手こずった話

ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪

38話、穀物が足りなくて民が餓死しているというのに貴族たちが買い占めをしているという展開。トンマンがミシルのところに乗り込んでいくあたりでもう「これはすごい回が来た」と思いました。そしてもう一方では、ピダムがキム・チュンチュの教育係になって早速手こずるというコミカルなくだりもあって、重さと軽さが交互に来るバランスがちょうどよかったです。

それでは38話を一緒に見ていきましょう!

善徳女王 38話のあらすじ

スポンサーリンク

38話の冒頭は、かなり暗い場面から始まります。穀物の価格が異常に上がり、民の暮らしが追い詰められている。餓死する者が出て、殺人事件まで起きているという状況です。

餓死に殺人事件って、もうただの政治の腐敗じゃなくて、これ完全に人災だと思いながら見てました。

トンマンはこの問題の根本を調べ、背後に穀物を買い占めている貴族たちがいることを突き止めます。価格を意図的に吊り上げて利益を得ようとしているわけで、民の苦しみをどこ吹く風という話です。そこでトンマンが向かったのがミシルのもと。

二人の間の政治的な駆け引きは今回も息が抜けないものがあります。貴族の経済活動という体裁と、朝廷としての管理という立場から、トンマンとミシルが言葉でやりあう場面が続きます。どちらも一歩も引かない雰囲気で、見ているこっちが思わず固まってしまいました。

いやトンマンとミシルの温度差よ。同じ場にいるのに空気が全然違う。

一方、物語のもう一つの軸では、ピダムがキム・チュンチュの教育係を任されます。これまでその役を担っていたユシンに代わって、という形での登板です。ピダムが自分なりのやり方で教育を始めようとしたところ、目撃してしまったんです。チュンチュが「三韓地勢」という重要な書物を使って折り紙をして遊んでいる現場を。

よりによってその書物で折り紙。チュンチュ、大丈夫?というかわかってやってるの?というところから始まるの、本当に食えない。

ピダムは当然ながら激怒します。怒りに震えながらチュンチュを叱り飛ばし、厳しくしながらも無理やり教育を進めようとします。でもここで気づくのが、チュンチュがそんなにおっとりした王子じゃないということ。飄々としているようで、実は相当一筋縄ではいかない性格をしています。

ピダムはその子どもっぽい行動の裏に、何か別のものを感じ始めます。隠された本心や知力というか、「この子、ただのボンボンじゃないな」という感触です。

チュンチュの側も、ピダムがただ怖いだけの人物ではなく、内側に複雑なものを抱えた人間だとどこかで読んでいる様子がありました。二人の間には妙な緊張感があって、師弟とも違う、かといって敵とも違う、探り合いのような関係が生まれてくる感じです。

後半はトンマンとミシルの対立が深まっていきます。トンマンは貴族の不正に対抗するための具体的な手を打ち始め、全面対決の準備を着々と進めている雰囲気です。ミシルとの関係も、もはや駆け引きというより、真正面からぶつかる前段階に来ている感がありました。

ピダムの側でも、チュンチュをどう扱うべきかという思案が続きます。自分の側に引き込むのか、利用するのか。チュンチュという人物の持つ可能性に、ピダムは何かを感じているようでした。

ただ、その「何か」がどちらの方向に向くのかは、この時点ではまだわかりません。そこが怖い。

38話はくっきりした断崖絶壁ではなく、主要人物がそれぞれの次の一手に向けて静かに動き出した、という形で終わります。嵐の前の静けさというより、みんなが同時にゆっくりと牙を研いでいる、そんな一話でした。

善徳女王 38話を見て思ったこと

スポンサーリンク

今回一番印象に残ったのはやっぱりピダムとチュンチュのくだりです。

ピダムが真剣に怒っているのに、チュンチュのほうがどこか冷静で、しかもその冷静さが「何もわかってない子ども」ではなく「全部わかって動じてない」感じがするところが、もうすでにキャラとして強い。折り紙してたのが演技なのかどうかすら、見てるこっちにはわからないですよね。

トンマンとミシルの対立のほうは、今回は直接ぶつかるというより、穀物問題を通じて間接的に圧をかけ合っている回でした。ミシルは相変わらず余裕そうに見えるんですけど、トンマンがここまで具体的な問題として動いてきたことには、さすがに何か感じるものがあったんじゃないかな、と。

穀物の買い占めという話が出てきたとき、「貴族の不正」という大きな話だと思って見ていたんですけど、餓死・殺人事件という言葉が出てきた瞬間に、これは政治の話ではなくなってくる。トンマンがミシルのところに直接乗り込んでいくのも、もう待てないという切迫感があったんだと思います。

ピダムがチュンチュを「ただのおっとり王子ではない」と感じ始めたところで終わるんですが、ここが引っかかっています。チュンチュが持っているものをピダムがどう解釈して、どっちに向けて動かそうとするのか。チュンチュはピダムをどこまで読んでいるのか。ちょっと読めなくて。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください