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クルミットです♪
貴族との経済戦でトンマンが完勝を収めた、と思ったらすぐにアンガンで暴動の知らせが届きます。虫害で収穫がほとんどなかった民から、それでも税を全額取ろうとしたセジョン側のやり口には本当にあきれました。そしてトンマンが現地まで出向いて民と約束を交わしたのに、返ってきたものが「裏切り」だったというのが、この39話で一番きつかったです。それでは39話を一緒に見ていきましょう!
善徳女王 39話のあらすじ
39話の冒頭は、貴族との経済戦の決着から始まります。
トンマンは市場に兵糧米を大量に放出するという手を打ちました。穀物を高値で買い占めていた貴族たちは、価格が下がったことで身動きが取れなくなります。高値のまま持ち続けても意味がないので、安値で売りさばくしかなく、大きな損失を被りました。
兵糧米を使って価格操作するって、現代でも普通にやる手法ですよね。それをこの時代にやってのけるトンマン、ただ者じゃないです。
一方で王室は、値下がりした穀物を安く買い戻すことで財政を潤わせ、しかも放出した兵糧米まで回収することに成功しました。貴族を経済的に完全に追い込む形になりました。
この展開を受けて、ミシルがトンマンに声をかけます。「この国には嫌でも貴族がいる。彼らに背を向けてどう執政を行うのか」という言葉です。政治的な忠告として、一応は正論ではあります。でもトンマンはすぐに切り返します。「璽主のような立派なお方がいらっしゃるのに、なぜ真興大帝以降、新羅は発展しないのでしょう?」。
(※璽主とはミシルの称号で、当時の新羅における最高権力者に近い立場です)
このセリフ、さらっと言ってるけどかなり刺さりますよね。ミシルの顔が固まる気持ち、わかります。
ミシルが憮然としたところで、この件はいったん終わります。その後トンマンは、経済戦で得た利益を武器用の鉄を農機具に加工することに使い、自営農家を増やす計画を立てます。国の方向性がはっきり見えてきた感じがしました。
ところがそこに、セジョンの領地であるアンガンで暴動が起きたという知らせが届きます。
害虫の影響で収穫がわずかしかなかったにもかかわらず、セジョン側がその全量を税として徴収しようとしたのが暴動の原因です。これは怒りますよ。
トンマンはセジョンとハジョンを呼び出して、減税するよう迫ります。しかし二人は「皇室の取り分である半分を民に返せばよい」と言うだけで、自分たちの取り分は一切譲ろうとしません。
虫害で何も取れなかったのに、自分の取り分だけは死守するって・・・。セジョンもハジョンも本当に。
板挟みになったトンマンですが、宮廷で頭を抱えているわけにもいきません。自ら現地へ赴いて事態を収拾することを決断します。
アンガンに到着したトンマンは、太守を人質にとっている村長たちと直接向き合います。
トンマンが提示した条件は三つでした。暴動への罪を免罪すること。収穫の一部を返却すること。荒地を開墾すれば土地と農機具を与えること。誠実な内容だと思います。
しかし、長年搾取され続けてきた村人たちは、その約束を信じることができませんでした。
結果として、渡された穀物と農機具を持ち逃げするという形で、トンマンを裏切ります。まさかの展開に、ピダムも周囲も言葉を失う雰囲気でした。
ショックを受けながらも、トンマンは「農機具を配ることと、暴動の主謀者を処罰することは別の問題だ」という立場を明確にして、処罰を決断します。そこで39話は終わりました。
39話を見て一番引っかかったこと
村人たちがトンマンを裏切る場面です。
「そうなるよな」という気持ちと「でも報われなさすぎる」という気持ちが同時にありました。長年搾取されてきた側の不信感はリアルで、トンマンが善意で提示した条件だとしても、それが届かないのは仕方ないのかもしれません。でも、見ていてトンマンのことが気の毒で。
ミシルとトンマンの言い合いは、今回もピリッとしていました。ミシルが政治的な忠告をして、トンマンが逆質問でそれを返す。二人とも感情的にならず、淡々とやり合っているあの空気感。同じ部屋にいるのに、全然違う次元で話しているみたいです。
それにしてもセジョンとハジョンは・・・あそこで自分たちの取り分を守ることしか考えられないのが、暴動の根本原因なのに。当事者意識が欠片もなかったです。
処罰を決断したトンマンの表情が、しばらく頭から離れませんでした。
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