善徳女王 第44話 あらすじ ミシルの和白会議の罠とトンマンの政治的窮地

ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪

租税改革を進めようとするトンマンに、ミシルが仕掛けてきた罠が44話の核心です。和白会議(ファベク会議)という「満場一致」の制度を逆手に取って、トンマン側の人物を会議場から物理的に締め出してしまう。しかも、怒ったユシンたちが刀を持って乗り込んできたら「不敬罪」を着せられるという二重の罠。

ミシルが「玉が砕けるように燦爛と砕けるだろう」と言い切った場面も出てくる回で、覚悟の見せ方がまた一段と怖い。それでは44話を一緒に見ていきましょう!

善徳女王 44話のあらすじ

スポンサーリンク

トンマンが推し進めようとしていたのは租税改革。これを和白会議を通して成立させようとしていました。和白会議というのは、新羅の重要事項を大等(テドゥン)と呼ばれる貴族たちが全員一致で決める制度です。一人でも反対すれば否決される仕組みなので、多数を取れば良い多数決とは全然違います。

この制度、逆に使われたら本当にどうしようもないんですよね。

ミシルはその弱点を完全に把握していました。事前に貴族たちへ根回しをして、会議が開かれる前から改革を葬り去る準備を整えていたのです。

そしてミシルが取った作戦は、さらに一歩進んでいました。単に否決するだけでは終わらせない。トンマン側の主要な人物を会議場に物理的に入れないようにして、排除した状態で会議を進め、「トンマンの政務停止」という決議まで強引に通そうとしたのです。

ユシン、アルチョン、キム・ソヒョン、ヨンチュン。彼らは入場を阻まれ、外で足止めを食らうことになります。

自分たちが入れない会議室の中で、自分たちへの不利な決定が進んでいる。あの状況はきつい。

しかもミシルはその先まで計算していました。この理不尽な状況に怒ったユシンたちが感情のままに乗り込んでくることを「待って」いたのです。実際に武力で乱入すれば、「不敬罪」「乱行」という罪名が成立する。正当性を丸ごと失わせるための罠でした。

自分でそれを「卑劣で卑屈な方法」と言い切ってやる。その徹底ぶりが正直ぞっとします。

一方でトンマンは、この状況を冷静に読んでいました。ミシルがわざと品位を下げた手を見せつけていること、これが単なる改革阻止ではなく自分たちを追い詰めるための計算ずくの行動だと悟ります。

そして、「和白会議が形骸化している」という状況そのものを、ミシルではなく制度の機能不全として貴族たちに向けさせることを考え始めます。怒りの矛先を変える、という発想です。

この回でミシルが口にした言葉が耳に残りました。「この美室も理を捨て、夢を追う。砕けるとしても、玉が砕けるように燦爛と砕けるだろう」という趣旨のセリフです。かつてサダハムに向けていた情熱と今の行動が重なっている、という場面でした。

ミシルってこういう瞬間に「ただの悪役」じゃなくなるんですよね。怖いんだけど。

44話の終盤、緊張は最高潮に達します。ユシンとキム・ソヒョンが会議場への侵入を試みようとする状況と、それを待ち構えるミシル側の計算が交錯したまま、物語は次話へと続きます。トンマンがこの罠を完全に見抜いて止められるのか、そこは45話で明らかになります。

44話で一番引っかかったこと

スポンサーリンク

ミシルの「わざと卑劣にやる」という部分が、今話で一番きつかったところでした。

正攻法で権力を使えばいい話なのに、あえてそれをしない。相手が怒って動いてくるように、品位を下げた手を選んで使う。怒りを「引き出す道具」として使うという発想が、見ていて背筋に来ます。

ユシンたちの憤りはわかるんです。外で待たされて、中では自分たちへの不利な決定が進んでいる。あの状況で冷静でいられるわけがない。でもそれがまさにミシルの計算した反応で・・・と思うと、歯がゆい。

ミシルの「砕けるとしても燦爛と砕けるだろう」という覚悟と、トンマンの冷静な読み。この二人の対立がここまで来てしまった。ミシルがこれだけ本気になってきたのが、正直一番怖い。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください