善徳女王 第58話 あらすじ ピダムの私兵問題と唐の使節団が仕掛けた二重の罠

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ユシンが百済軍を退けてほっとしたのも束の間、唐の使節団が「女王不可論」なんていう面倒な主張を引っさげてやってきて。しかもその裏でピダムと密約を結ぼうとしていたなんて、58話はなかなかしんどい回でした。そしてアルチョンが使節団をまるっと閉じ込めてしまう場面、見ていてちょっとスカッとしましたよ。それでは58話を一緒に見ていきましょう!

善徳女王 58話のあらすじ

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キム・ユシンが百済軍を退け、イソ郡とチュファ郡一帯を奪還したという報告が届きます。

トンマンはこの知らせに安堵し、凱旋したユシンに義谷の土地を授けました。さらに、花郎(ファラン)のウォリャを兵部に任用し、軍の増強を図らせることを宣言します。花郎というのは新羅の青年貴族による教育・軍事制度のことで、優秀な人材が集まる組織です。

ユシンへの厚遇、土地まで授けるとは。信頼しているんだなというのがひしひし伝わってきます。

ただ、トンマンはここで「三韓一統の基本は民生の安定にある」という考えを改めて示します。これまで兵部から上がってきた兵力増大案を縮小してきた背景には、この方針があったんですね。軍を強くすることより先に、民の暮らしを整えるべきという考え方です。

そして次の命令が、ピダムに向けて下されます。ピダムが抱えている私兵をすべて兵部に帰属させよ、というものでした。

ピダムは表向き、快く応じる姿勢を見せます。

でもこれ、素直に「はい」と言えるわけないですよね。私兵はピダムの力の根幹みたいなものですから。

案の定、ミセンやハジョンをはじめとするピダム派の面々がこの決定に強い不満を抱きます。ピダムが表で頷いている一方、周囲がザワザワしている構図。何かが動きそうな予感だけが残ります。

そこにもう一つ、厄介な問題が持ち上がります。新羅を訪れていた唐の使節団が、朝廷内で「女王不可論」を主張し始めたのです。女性が王の座に就くことは認められないという主張です。

しかも彼らの要求はそれだけではない。「高句麗との戦争に3万の兵を支援するなら、女王の地位を認め、協力する」という条件まで持ち出してきます。

3万って。そんな大軍をポンと出せるわけないでしょうに。最初から無理な要求をぶつけて、こちらの足元を崩そうとしているのが丸見えです。

そしてこの使節団、表の交渉だけでなく、裏でピダムにも接触していました。ピダムを次期王に据えることをほのめかしながら、トンマンを退位させるための密約書を交わそうと画策していたのです。

トンマンとキム・チュンチュは、使節団のこうした不穏な動きを静かに察知します。「交渉において相手の脅迫に動じず、逆にそれを逆手に取る」という外交戦略がトンマンの口から打ち出されました。

アルチョンが動きます。

使節団全員をジョウォン殿に隔離・監禁し、外部との接触を完全に遮断したのです。使節団側は「大国の使節に対して無礼だ」と反発しますが、アルチョンは一切引きません。

このアルチョンの毅然とした態度、好きです。相手がどれだけ声を荒らげても微動だにしないところがいい。

トンマンは側近たちに、今回の使節団の動きが「こちらを混乱させるための罠だ」と説明します。「女王不可論」も、無理な条件も、全部足元を崩す手段に過ぎない。だからこそ、真っ向から対立するのではなく、相手の矛盾を突く形で対応していく方針を示しました。

58話の終盤、ピダムと使節団の間で交わされようとしていた密約の存在を、トンマン側が把握しつつあるという緊迫感の中で話が締めくくられます。ピダムは自分の動きが筒抜けになりかけていることに完全には気づいていない様子で、焦燥と疑念が入り交じった空気が漂います。ジョウォン殿に閉じ込められた使節団の場面とともに、58話は不穏なまま幕を閉じました。

善徳女王 58話を見て思ったこと

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ユシンの凱旋から始まって、使節団の監禁で終わるまで、1話の間にいろんなことが動いていました。

一番印象に残ったのは、ピダムが「はい、わかりました」と応じている場面です。表情で何を考えているか出さないピダムが、あの場面でも同じようにするりと頷いているのに、周りのミセンやハジョンがソワソワしている。このズレがじわっときました。

使節団の裏工作については、ここまであからさまに動くのかという感じで。ピダムに近づいて次期王の椅子をちらつかせる…ピダムがそれに乗るかどうかよりも、「乗ったとトンマン側に思われるかもしれない状況」の方が正直怖いです。ピダム自身がどこまで状況を把握しているのか、全然読めない。

アルチョンが使節団をまるごと閉じ込めたのはスッキリしました。「大国の使節に無礼だ」って言っても、そっちが先に無礼なことをしていたんですけど、という話で。

それにしてもトンマン。「相手の脅迫を逆手に取る」という方針を静かに打ち出す場面、ああいうトンマンが一番頼もしい。騒がずに冷静に構えているときのトンマンを見ると、こっちまで少し落ち着きます。

でも。ピダムと使節団の密約を把握しつつあるトンマン、それをまだ知らないピダム、という構図でこの話が終わっているのが引っかかっています。次に何かが露呈するとき、ピダムはどんな顔をするんだろうと思うと、少し怖い気もします。

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