美賊イルジメ伝-22話-23話-感想付きネタバレありで!

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拉致されたウォルヒが助かったり、朝廷の派閥についてなど内部事情が明らかになったり、謎の男・ヤンポの正体が判明したり、チェ大監vsジャジョムのいざこざやイルジメvsジャジョムのバトルが勃発するなど、色々あった前回。
そして今回、イルジメは補盗庁に逮捕され、ジャジョムにより斬刑になることが決まってしまい…。

【美賊イルジメ伝】(ネタバレあり)

22話

監禁されていたウォルヒを助け、強敵・パクと対峙したイルジメ。
2人は刀を交えイルジメが優勢になるも、そこにジャジョムの部下たちが現れ太鼓を叩き始める。
その音を聞いたイルジメは苦しみ始め、その場に倒れ込んでしまう。
イルジメが捕まりそうになるなか、そこにジャミョンが現れイルジメを助けた。
ジャミョンがイルジメを補盗庁に連れて行こうとするなか、そこにジャジョムが現れ自らの管轄の義禁府に連れて行くよう命じる。
しかしジャミョンはイルジメを補盗庁に連れて行かなければならない理由があると説得し、イルジメは補盗庁に運ばれるのだった。

イルジメはどうなるのでしょう…

その夜、ジャジョムは宿敵・イルジメが逮捕されたということで仲間の悪権力者たちとお祝いの酒を飲んでいた。
そしてジャジョムは「補盗庁で減刑されるかもしれないがやつを殺す手がある…」と話すのだった。
翌日、補盗庁に連れて来られたイルジメはジャジョムにより理不尽なやり方で謀反の罪も着せられ斬刑を言い渡される。
それを聞いたジャミョンは納得できず、さらに刑があすしっこうされるということで衝撃を受けるのだった。

どうにかイルジメが助かる方法はないのでしょうか…

その夜、なんとかしてイルジメを助けたいジャミョンはイルジメが投獄された牢屋を訪ねる。
そこでジャミョンはペンメについて話をする。
その話を聞いたイルジメは、母・ペンメと前に会っていたことを知り衝撃を受けた。
するとジャミョンは自分が着ていた服をイルジメに着せ、自分は牢屋に残り、イルジメを脱獄させた。

補盗庁捜査官という立場よりも愛するペンメとの「息子に会わせる」約束を優先したんですね…

その後、イルジメが脱獄したことがバレて騒動になるなか、ジャミョンは牢屋の中で自害するのだった。
翌朝、イルジメが脱獄したことを知ったジャジョムは大激怒するなからジャミョンの死はイルジメが殺したとして報じられ、それを聞いたジャミョンの部下たちはイルジメのことを憎むのだった。
一方、遅れてイルジメが逮捕され投獄されたことを聞いたペンメは衝撃を受ける。
さらに、イルジメが死刑になったという噂を聞いたペンメは悲しみに暮れるのだった。

23話

イルジメは母・ペンメがいる屋敷に到着する。
そこでペンメと対面したイルジメは、自分が息子だと明かす。
それを知ったペンメは衝撃を受け涙を流し再会を喜ぶ。
しかしその直後、ペンメはその場に倒れてしまう。
実はイルジメが処刑されたという噂を聞いたペンメは絶望から自ら毒を飲んでいたのだ。
そしてイルジメと再会を果たした直後にペンメは亡くなってしまうのだった。

まさかの展開…せっかく再会できたのに…

その後、イルジメは悲しみに暮れ塞ぎ込んでしまうなか、ヤンポがやって来る。
ヤンポは自らの正体を明かし「清に戻り城主の娘と結婚するべきだ」と提案するも、イルジメはそれを拒否する。
するとヤンポは「お前を清に連れて帰りたい理由はもう1つある。いずれ清がこの国を攻めて来る。その時にお前がこの国にいたらお前の命が危ないんだ…」と話す。
そしてヤンポは「山の下の宿にいるから気が変われば来い…」と言い残し立ち去るのだった。

イルジメはどうするのでしょう…

その後、イルジメはヨルゴン和尚に今後どうすべきか相談する。
そしてヨルゴン和尚の提案で、チェ大監に会いに行くことに。
するとチェ大監は「清と戦争になった時に自国が勝てるよう清にスパイとして潜入してくれないか?」と提案する。
イルジメは悩んだ結果、スパイとして清に潜入することに決め、ヤンポとともに清に戻ることに決めたのだった。
翌日、清へと出発しようとするイルジメの前に、ウォルヒが現れる。
イルジメは冷たくウォルヒをあしらい清へと出発するのだった。

恐らく別れが辛くならないようあえて冷たくあしらったんでしょうね…

そして久しぶりに清に到着したイルジメは、婚約者だったモランと対面。
そこでモランから清で幼い自分を育ててくれた義理の両親の現在について知る。
義母はすでに亡くなっていて、義父は天主教にのめり込み行方不明状態なのだとか。
それを聞いたイルジメは複雑な気持ちになるのだった。
その後、イルジメは清が朝鮮との戦争の戦略について記した書を探し夜な夜な宮殿に忍び込む。
そして皇帝の寝室にある書を見つけると、それを盗み見し記憶する。
さらにイルジメはその部屋にあった宝剣を盗み、黄金の梅の枝を置いて退散するのだった。

「イルジメ参上!」の証ですね

その後、イルジメが宮殿に侵入したことを知った皇帝は、ヘンボをイルジメだと勘違いし捕まえ拷問するのだった。
その後、イルジメは清の作戦を記した密書を手に朝鮮に出発しようとしていると、彼の前に亡きジャミョンの側近・スリョンが現れる。
ジャミョンを殺したのがイルジメだと勘違いしているスリョンは怒りに震えていて、イルジメを短刀で刺す。
イルジメはその場に倒れながらも、「これを届けないと…」と密書をスリョンに手渡すのだった。

イルジメ、大丈夫なのでしょうか…

その後、ジャミョンを殺したのがイルジメではないと知ったスリョンは衝撃を受ける。
そしてスリョンはイルジメに代わり密書を朝鮮に届けることにするのだった。
その後、スリョンは清から朝鮮に戻ろうとするも敵の襲撃を受けながらもなんとか密書を届けることに成功する。
それにより清の陰謀を阻止できる…と思われたが、その密書はあろうことかジャジョムに届いてしまう。
密書を読んだジャジョムはそれを燃やしてしまうのだった。

感想

イルジメの逮捕、そして脱獄、ジャミョンの死、母・ペンメとの再会、ペンメの死、イルジメの清でのスパイ、スリョンによる復讐など、今回も様々な展開がありました。
ドラマも終盤に差し掛かり、衝撃の展開の連続でしたね。
ジャミョンやペンメの死はなかなか衝撃的で、特にペンメの死は誤解が生まれた自殺ということで観ていて辛いものがありました。
やっと再会したのに…と切ない気持ちになりましたね…。
ラストにはイルジメがスリョンに刺されるというこちらも衝撃展開でした。
命に別状はないようでひと安心でしたが、次回イルジメがどんな動きを見せるのか気になるところです。
さらにイルジメがスパイ活動で得た情報を記した密書が、あろうことかジャジョムの手に渡ってしまい燃やされてしまうという災難もあり、次回の最終話どんな結末を迎えるのか楽しみです。

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