キマイラ-10話-11話-12話-感想付きネタバレありで!

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ジェファンたちがジュンヨプの取り調べを行うも手掛かりを得られなかったり、財閥という権力の壁にぶち当たったり、財閥ソヒョングループがキマイラ事件に関係していることが判明するなど、色々あった前回。
そして今回、35年前のキマイラ事件について隠されていたある秘密が明らかになり…。

【キマイラ】(ネタバレあり)

10話

署長・スングァン、ソヒョングループ会長・ヒョンテ、ミンギ議員は集まって話していた。
そこでここ最近起きている一連の爆発事件が35年前のキマイラ事件に酷似していると話す3人。
「キマイラは35年前に死んだんだ。心配することはない」
3人はそう話すのだった。

どうやら3人はキマイラ事件に関与しているようですね…

その後、ハサウェイはジュンヨプから呼び出され2人で話していた。
そこで自らの生い立ちについて話すジュンヨプ。
ハサウェイは「韓国に来た目的は?」と尋ねると、ジュンヨプは「やることがあって…」としか答えず明言はしないのだった。
その後、ハサウェイはジュンヨプが35年前に両親を亡くしたことで海外で暮らすことになったと知るのだった。
その後、ジュンヨプはヨンボクという元警察官を捜していた。
ジュンヨプは彼から35年前のキマイラ事件で死んだサンウという人物について話を聞こうとしていたのだ。
そしてヨンボクの居場所を突き止めたジュンヨプはその場所に向かうも、ヨンボクの手下たちに囲まれてしまう。

屈強なゴロツキたちという感じですね…

ジュンヨプが絶体絶命のピンチに陥るなか、そこにジュンヨプを尾行していたジェファンが助けに入り、さらにジュンヨプが即席で火炎瓶を作りヨンボクの手下たちを撃退するのだった。

11話

ヨンボクの手下たちを撃退することに成功したジェファンとジュンヨプ。
ジェファンは負傷していて、すぐに病院に運ばれるのだった。
しばらくして目を覚ましたジェファンは、ハサウェイに連絡しジュンヨプがある人物を追っていたことを伝える。
そしてジェファンは「その人物が次のターゲットなのかとしれない…。」と話す。
さらにジェファンは「今起きていることの元凶は35年前のキマイラ事件だ」とジュンヨプがこの件に関わりがあるのは間違いないと話すのだった。

ジェファンはまだジュンヨプが犯人かもしれないと疑っていますからね…

その後、ジェファンはハサウェイと共に昨日ジュンヨプがヨンボクと会っていた場所へ行き現場を調査するのだった。
一方、ジュンヨプはヨンボクの家を突き止めると、彼を家から連れ出す。
そしてジュンヨプは「35年前のキマイラ事件でサンウを証拠もなく犯人にしただろ?」と問い詰める。
さらにサンウが死んだ日に当直だったヨンボクに「サンウは自殺じゃないだろ?一体彼に何があったんだ?」と質問する。
するとヨンボクは動揺しながらも「何のことだか…。俺は何も知らない」と言い、その場から立ち去るのだった。

ジュンヨプはなぜそこまでキマイラ事件の容疑者・サンウについて調べているのでしょう…

その後、ジェファンとハサウェイはジュンヨプが追っていた元警察官・ヨンボクについて調べるためキマイラ事件の捜査資料を調べていた。
そしてヨンボクや現署長・スングァンがキマイラ事件の担当だったこと、そしてサンウが容疑者として逮捕され、サンウは逮捕直後に自殺していたことを知る。
しかしサンウの遺体は司法解剖されておらず、ジェファンは不審に感じるのだった。

サンウの死は自殺ではないっぽいですね…

12話

1984年、キマイラ事件の容疑者として逮捕されたサンウは、現署長で当時事件の担当だったスングァンの激しい拷問と尋問により死亡してしまった。
そして当時の担当刑事たちは共謀しその事実を隠すため、サンウが獄中で自殺したと処理しこの事実を隠蔽したのだ。

署長・スングァン、ソヒョングループ会長・ヒョンテ、ミンギ議員は1984年にこの事実を隠蔽した運命共同体だったんですね

一方、ヒョギョンが35年前のキマイラ事件の犠牲者と同じ研究チームに所属していた研究員のうち、被害に遭わなかった2人について調べ始めるなか、ジェファンはジュンヨプの元を訪ねていた。
そこでジェファンはジュンヨプになぜヨンボクを追っているのか遠回しに探りを入れる。
しかしジュンヨプはそのことに関して何も話さないのだった。
一方、ジェファンとハサウェイは捜査資料にあった亡くなったサンウの遺書を分析していた。
するとその内容は遺書というよりは供述調書を修正したものという感じで、ジェファンとハサウェイは遺書は偽造されたものの可能性が高いと疑い始めるのだった。

サンウを殺した警察官たちによる仕業でしょうね…

一方、ヨンボク宅にある郵便物が届く。
ヨンボクが開けてみると中にはギリシャ神話の本が入っていた。
栞がされてあるページを開くと、そこにはキマイラの絵が描かれていて、横には「すべて焼き尽くされるだろう」という文章が書かれていた。
すると突然その本が燃え始め…。

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感想

今回、35年前のキマイラ事件について色々と新事実が判明しました。
署長・スングァン、ソヒョングループ会長・ヒョンテ、ミンギ議員がキマイラ事件の担当者で、さらに容疑者として逮捕されたサンウを行きすぎた取り調べと拷問により殺してしまっていたというのはなかなか衝撃的でした。
さらにこの事実が判明したことによりジュンヨプの目的についても少しずつ分かってきましたね。
おそらくジュンヨプはキマイラ事件で逮捕され殺されてしまったサンウの息子で、この件について復讐するのが目的なんでしょうね…。
しかしながら連続爆発事件の犯人がジュンヨプなのかはまだはっきりとは分からない状態なので、今後どんな展開が待ち受けているのか楽しみです。

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